バイエルン退団のボアテングにローマが興味? 新任のモウリーニョが高く評価

2021.05.31 17:53 Mon
Getty Images
元ドイツ代表DFジェローム・ボアテング(32)の獲得に対して、ローマが興味を持っているようだ。ドイツ『シュポルト・ビルト』が伝えている。

ボアテングは2011年7月にバイエルンへ加入。不動のセンターバックとして、公式戦通算363試合の出場で10ゴール25アシストを記録した。チームとしても8度のブンデスリーガ優勝や2度のチャンピオンズリーグ(CL)制覇に多大な貢献を果たしてきたが、今季限りで満了の契約が延長されることなく、退団が決定している。

32歳となった現在も依然として高いパフォーマンスを続けるボアテングに対して、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、ローマが興味を抱いているようだ。ローマは今季限りでパウロ・フォンセカ監督の退団が決定しており、来季からジョゼ・モウリーニョ監督が指揮。モウリーニョ監督はマンチェスター・ユナイテッドで指揮官を務めていた時代もボアテングの加入を望むなど、高く評価しており、新天地で改めて獲得に動く可能性がある模様だ。
一方で、『シュポルト・ビルト』によると、ローマからボアテングに対して具体的なオファーはまだ出されていないという。加えて、ボアテングはCLに出場できるクラブへの加入を希望しているとされており、来季は新設のヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)参戦が決まっているローマへの移籍を希望するかは不透明なようだ。

ボアテングに対してはローマのほか、ラツィオ、モナコ、フェネルバフチェなどのクラブも獲得に興味を示している様子。新天地がどこになるか注目される。

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