「思っていたより上手く行っていない」今季は苦しむMF久保建英、この2試合は「完成度を高めることが一番大事」

2021.03.24 14:25 Wed
©超ワールドサッカー
U-24日本代表は24日、国際親善試合のU-24アルゼンチン代表戦に向けた合宿3日目を迎えた。
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東京オリンピック世代として、本大会前に集まれる数少ない機会となったが、3月は南米予選で1位通過を果たしたアルゼンチンと対戦する。合宿3日目、スペインのヘタフェでプレーするMF久保建英がオンライン取材に応対。メディアの質問に応じた。
今回の活動は厳重な新型コロナウイルス(COVID-19)の感染対策をした中で行われているが「色々制限がある中でやれることをやっていくことが大事かなと思いますし、ピッチ上では同じピッチで練習できるので、今日から全体合流するので、ピッチ上で突き詰めていきたいと思います」とピッチ上でのコミュニケーションを取りたいと語った。

またテーマとしては、「個人的にというよりもチームとしての精度を高める時期に入ってきていると思うので、積極的にコミュニケーションをとりながらチームとしてやりたいサッカーを統一して、チームとしての完成度を高めることが一番大事だと思います」とチーム作りが必要だとコメント。「誰が出ても同じサッカーをすることがこのチームのストロングポイントで、それには意思の統一がないと始まらないです」と語り、「かといって代表はクラブと違ってできる練習も限られているので、その中で全部を求めることは無理だと思いますが、大事なところから埋めていければと思います」と、ポイントを絞って精度を上げていきたいとした。
また、東京オリンピックについては「現状何も決まっていないのがあると思うので、自分たちが今できることは目の前の2試合に集中することだけだと思います」とコメント。アルゼンチン戦に向けて集中することが大事だと語った。

そのアルゼンチン戦は中2日とオリンピック本番を想定して行われる。この2試合については「自分の情報が間違っていなければ、本番を想定してやっていますし、開催不透明なので自分が言うことはないですが、違う相手だと思ってやった方が良いと思います」とコメント。「どちらかというと、相手よりも自分たちの完成度を高める2試合になれば良いと思います」とやはりチーム作りをベースにしたいと語った。

ただ「間の時間があまり空かない中で、1試合目から2試合目のリカバリーと準備も大事になってくると思います」とし、「一番大事なのは1試合1試合、目の前の試合を大事にしないとどんな相手でも足元を掬われてしまうと思うので、格上とか格下とか関係なく、未知な部分もありながら、自分たちができることを出せていければと思います」と、何よりもチームとして結果を出して行くことが大事だとした。

その久保は今シーズンはレアル・マドリーからビジャレアルへとレンタル移籍するも、ウナイ・エメリ監督の信頼を得られず。1月にヘタフェへと移籍し、活躍の場を変えるなど、苦しいシーズンとなっている。

ここまでの今シーズンについては「正直、思っていたより上手く行っていないのが現状です」と想像より良くないとコメント。ただ、「去年も残り10試合ぐらいで評価が分かれて、ラストスパートで自分が良い評価をもらえて今季のスタートににつながっていました」と語り、「残り10試合が大事だと思いますし、ちょうど区切りも良いので、今掴んだものを離さず、最後良い感じで終われたら結果オーライだと思います」と、昨シーズンのマジョルカでも見せた終盤戦での巻き返しに意欲を示した。

その久保は、久々の先発出場となったエルチェ戦で、ヘタフェ移籍後初アシストを記録した。その点については「判断材料としては自分が試合に次も出る資格もあるという1つの結果を残せたので、気持ちとしては結構楽です」とコメント。1つ結果が出たことを喜んだ。

また、今回の代表活動では久保よりも年下のDF中野伸哉(サガン鳥栖)が招集されている。その点については「最年少だから悪いということもなく、変に気負いすぎるのは良くないです。自分もそれはよくわかっているつもりです」とコメント。「積極的に自分が声をかけたりしていくことが、今まで自分が年上の選手に上手くなじませてもらっているので、それが自分の役目かなと思います」とコミュニケーションをとっていきたいと語った。

そして最も注目されているのが、Jリーグを席巻している川崎フロンターレのMF三笘薫との共演だろう。同じ川崎フロンターレの下部組織で育ったが、三笘については「何人か初対面の選手が今回いて、三笘選手は個人的に交流があって、初対面ではないので、コミュニケーションも取りやすいかなと思います」とコメント。「Jリーグを見ていても、抜けていると言うか、僕が言うことではないですが、見ていてすごく楽しい選手という印象があるので、早く一緒にプレーしてみたいです」とし、共演に期待を寄せた。

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松木玖生の最適なポジションは?/六川亨の日本サッカーの歩み

今月16日、AFC U-23アジアカップ カタールの初戦、中国戦からパリ五輪出場権獲得のチャレンジが始まる。前回のコラムでも、DF陣の経験不足は否めないものの攻撃陣のタレントはバリエーションに富んでいて期待できるという原稿を書いた。そして先週と今週のJリーグを取材して、FC東京の松木玖生の新しい一面を見ることができて、その期待はさらに高まった。 松木といえば、青森山田高時代から、強靱なフィジカルと体幹の強さを生かした球際での勝負強さ、豊富な運動量と労を惜しまない献身的なプレーでチームに貢献してきたし、それはFC東京でも変わらない。そしてボランチのポジションから、時には意外性のある攻撃参加でゴールを決めたり、左足のロング、ミドルシュートで相手ゴールを脅かしたりしてきた。 そんな松木が、4月3日のJ1リーグ第6節の浦和戦では、荒木遼太郎と2トップに近い形で前線に起用された。すると、トップに張るのではなく変幻自在に左右に流れたり、落ちてきたりする荒木との絶妙のコンビネーションで攻撃陣をコントロール。とりわけ左サイドのFW俵積田晃太とSBバングーナガンデ佳史扶との相性は抜群で、意外性のあるパスで彼らの攻撃参加を引き出していた。 アウトサイドにかけたスペースへの絶妙なパスには「こんな技巧的なパスが出せるんだ」と感嘆してしまった。 試合は0-1とリードされた後半、左サイドで俵積田、佳史扶とつないだパスから荒木が同点弾。さらに松木のサイドチェンジを受けた俵積田のクロスをゴール前に走り込んだ松木がボレーで決めて逆転勝利を収めた。 そして4月7日の鹿島戦では、荒木がレンタル移籍のため起用できないものの、1トップに入った仲川輝人とトップ下の松木は好連係から難敵・鹿島に2-0の完勝を収めた。絶えずボールに触るわけではないが、効果的なサイドチェンジやスルーパスで味方を使う。これまでは、どちらかというと『使われる選手』と思っていたが、そのイメージは一新した。 先制点は左サイドからのふわりと浮かしたニアへのパスで仲川の今シーズン初ゴールを演出。そして後半アディショナルタイムにはMF原川力のヘッドによるインターセプトからのタテパスを簡単にさばいて2点目をお膳立てした。いずれも「肩の力の抜けた」ようなアシストに、松木の“変化"を感じずにはいられなかった。 彼をボランチからトップ下にコンバートし、前線には荒木を起用して松木の飛び出しを演出したピーター・クラモフスキー監督の采配は賞賛に値する。やっと1トップのドリブル突破任せのパターン化された攻撃スタイルから脱却できそうだ。 そんな松木を大岩剛監督はどのポジションで使うのか。攻守に効果的な選手だけに、使い出もあるだろうが、できれば攻撃的なポジションで使って欲しいところである。 2024.04.08 22:25 Mon
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ベンチ外で心配された札幌MF田中駿汰は肉離れの症状「昨日の練習後に足の負傷を訴えた」

U-24日本代表は26日、SAISON CARD CUP 2021でU-24アルゼンチン代表と東京スタジアムで戦い、0-1でアルゼンチンが勝利した。 この試合、日本は出場停止のMF田中碧(川崎フロンターレ)がベンチ外となっていたが、MF田中駿汰(北海道コンサドーレ札幌)もベンチ外となっており、状態が不安視された。 試合後のオンライン取材に応じた横内昭展監督が田中の状態について言及。ケガをしたことを明かした。 「田中駿汰は昨日の練習後に足の負傷を訴えて検査に行きました」 「少し肉離れという症状が出ていて、使えない状況になってしまいました」 この試合ではMF中山雄太(ズヴォレ)とMF渡辺皓太(横浜F・マリノス)がボランチでコンビを組むことに。田中は29日の北九州での試合も欠場の可能性が高そうだ。 2021.03.26 22:35 Fri
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20歳の誕生日を迎えた久保建英がFC東京・長谷川健太監督に感謝、20歳の意気込みは「大人のサッカー」

U-24日本代表は、5日に控えるU-24ガーナ代表戦に向けた前日練習に臨んだ。 3日、ジャマイカ代表の来日が遅れたことで、日本代表と急遽試合を行うこととなったU-24日本代表。中1日で福岡に移動し、ガーナ戦に備える中、北海道・東北地方での暴風雨により福岡への移動に支障が起きた。 U-24日本代表は急遽、札幌ドームのウォーミングアップ場でトレニングを実施。時間を遅らせてのフライトとなり、明日のガーナ戦の地である福岡へと向かった。 メディアのオンライン取材に応対したMF久保建英(ヘタフェ)は4日が20歳の誕生日。代表合宿ではチームメイトから手荒い祝福をされることが多いが「今のところ大丈夫です」とまだ被害を受けていないとコメントした。 今回は急な試合に始まり、この日は移動が予定通りにいかないこととなった。この状況については「ポジティブに捉えていると思います」と語り、「こういう状況に本番じゃなく、本番前に想定できることは自分たちにはポジティブに働くかなと。明日が大事なので、明日に向けて逆算していかに戦えるかが試されていると思います」と語り、不測の事態にどう対応できるかが測れる良い機会だとした。 改めて昨日のA代表との試合については「チームとしては急遽試合が決まって、明日も試合があるので、思ったようなスケジュールではないというか、過密日程のなかで1つ組み込まれてしまったという感じです」とコメント。それでも「自分たちもできる限りのコンディションで臨もうとしましたが、その中でやっぱり急遽決まった試合で、メンバーもあまり決められずにというか、5日をイメージした中でコンディションが良かったメンバーが試合に出たと思います」と語り、コンディションが優先されたと語った。 ただ、良い機会だったために悔しさも露わにし「その中では折角の対決だったので、しっかり準備して100%で臨みたかったという思いはあります」とコメント。自身のパフォーマンスについては「個人的には手応えもありましたし、全然やれていないということもなく、なんならいつも練習している人たちが相手だったので、自分が壁を感じることなくやれたと思いますけど、結果で3-0で負けたことは個人的には悔しかったです」と、個人のパフォーマンスには満足感を示すも、結果として負けたことを悔しがった。 明日はU-24ガーナ代表との試合。アフリカ勢との試合となるが「初戦の相手が南アフリカで、仮想ということで組んでもらっているので、しっかり自分たちがアフリカ勢にどう対応するかを含めて、本番が近づいているのでそれを想定しているのではないかなと思います」とコメント。アフリカ勢に対してのポイントは「最近はアフリカの選手も万能で、僕たちの上位互換のような選手が何人もいますが、全体的には飛び込んでくる選手が多いなと経験から感じています」と語り、「敢えてボールを晒したり、ワンフェイント多めに入れようかなと意識しています」と、攻略法も明かした。 また、メンバーにはヘタフェで共にプレーしたMFサビト・アブドゥライが招集されている。アブドゥライについては「さっきも連絡を取りました」と語り、「個人的に仲が良くて、彼が免許なくて僕が車で迎えに行ったりする仲です。来るなら連絡くれよと言っていて、連絡をもらいました」と、互いに意識する仲のようだ。 スタイルについては「謙遜していましたが、何試合か一緒にやって、メッシ選手を潰したり臆することなく、球際もすごく強いです、練習からもバチバチやっていました」と強度の高いプレーをする選手だとし、「ヘタフェを象徴するような選手です。臆することなく自分たちも正面からぶつかることが大事だと思います」と、しっかりと向き合わないと痛い目に遭う可能性が高い相手のようだ。 この日20歳になった久保。改めて20歳になったことについては「まだあまり実感ないですけど、明日の試合から20歳で1つギアを上げて。19歳ではないので、20歳なので大人な自分をピッチ内で見せられればと思います」と、20歳になってすぐの試合に意気込みを語った。 久保の言う大人のサッカーとは「簡単にいうと、経験だったりとか、昨日の試合を途中から見ていて遠藤選手が入って落ち着いたとか、自分ならここに1人入って欲しいなというところにスッと入って前を向いてくれて、つけてくれたり、しっかり試合でどういうプレーするのかを頭に入っていると思います」とオーバーエイジとしてプレーしたMF遠藤航のプレーを挙げ、「時間帯を考えたりチーム全体を俯瞰してゲームを見るとか、余裕を持ってプレーすると言っていますが、個人だけでなく、チームの流れや時間帯を考えた余裕が大人だと思いました」と、より俯瞰で試合に絡めるようになりたいと語った。 また、FC東京の長谷川健太監督が20歳を迎えた久保にエールを送っていたが、久保にとっての長谷川監督は「自分は健太さんに選手として大きくしてもらいました。辛いことも意見が食い違うことも、健太さんの要求に自分が応えられないこともありました」と、想いを語った。 さらに「自分は18歳の誕生日でヨーロッパに行きたいという考えがあって、そのためには18歳の年に出られなかった諦めようと考えていた中で、監督がプレシーズンでチャンスをくれて、プレシーズンで結果を出せば今シーズンは使ってやると言われて、それに自分が応える事ができて、そこから東京で成長できました」とFC東京時代を回想。「結果として東京のチームを離れることになりましたけど、感謝しかないですし、健太監督に自分は大きくしてもらったと思っています」と感謝の気持ちを述べ、「監督が喜んでくれるような選手になることが恩返しだと思います」と世界で活躍する事が恩返しになるとし、改めて意気込みを語った。 2021.06.04 21:35 Fri

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