選手が試合中に相手から人種差別被害、ジェラード監督が怒り心頭「カーペットの下に押し込まれないことを願う」
2021.03.19 13:11 Fri
ヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16・2ndレグの一戦で、選手による人種差別疑惑が浮上した。
事件が起きたのはレンジャーズvsスラビア・プラハの一戦。レンジャーズのMFグレン・カマラが被害を受けたとのことだ。
イギリス『BBC』によると、カマラへの人種差別発言が問題視されているのは、スラビア・プラハのDFオンドレイ・クデラとのこと。試合終盤に口を隠しながら何かを発言すると、カマラが激昂。レンジャーズの選手たちも同調していた。
なお、試合は2名の退場者を出してしまったレンジャーズが0-2で敗戦。2戦合計1-3で敗退となった。
試合後、レンジャーズのスティーブン・ジェラード監督はこの事件についてコメント。カマラに寄り添っていくと考え、人種差別を非難した。
「私にとってのグレン・カマラは、他の全ての人と同じで私のものだ。ドレッシングルーム内と私はカマラの告発を100%信じている」
「周りにいた他の選手もそれを聞いており、私とカマラはこの件に対処したいと思っている」
「今はサッカーの話をする気もない。UEFAには伝えているし、カーペットの下に押し込まれないことを願うだけだ」
「全ての選手が今夜連帯感を示したことを誇りに思う」
「私は怒りを感じている。グレンを知っており、彼を100%信頼しているので、今の気持ちを説明することは難しい。とても残念だ」
「サッカーの周辺ではこれらが多く起こりすぎ、スラビアの選手たちがこれを引き起こしたこと、そしてすぐに全てのファンが加わり、人種差別がどんどん大きなものになり、状況がさらに悪化することとなった。どんなことがあっても、私はグレン・カマラの隣に100%寄り添う」
また、この件を虚言だという一部の人々に対して「残念なことは、スラビア・プラハの選手を擁護しようとしている人がいることだ」と語り、「我々を嘘つきと呼び、彼を守ろうとする。それは、他の人が決めることだが、私が言えることはグレン・カマラのそばにいるということだ」
事件が起きたのはレンジャーズvsスラビア・プラハの一戦。レンジャーズのMFグレン・カマラが被害を受けたとのことだ。
イギリス『BBC』によると、カマラへの人種差別発言が問題視されているのは、スラビア・プラハのDFオンドレイ・クデラとのこと。試合終盤に口を隠しながら何かを発言すると、カマラが激昂。レンジャーズの選手たちも同調していた。
試合後、レンジャーズのスティーブン・ジェラード監督はこの事件についてコメント。カマラに寄り添っていくと考え、人種差別を非難した。
「私は発言にとても注意する必要がある。ただ、サッカーで関係を築き、グレン・カマラととても強い関係を築いている」
「私にとってのグレン・カマラは、他の全ての人と同じで私のものだ。ドレッシングルーム内と私はカマラの告発を100%信じている」
「周りにいた他の選手もそれを聞いており、私とカマラはこの件に対処したいと思っている」
「今はサッカーの話をする気もない。UEFAには伝えているし、カーペットの下に押し込まれないことを願うだけだ」
「全ての選手が今夜連帯感を示したことを誇りに思う」
「私は怒りを感じている。グレンを知っており、彼を100%信頼しているので、今の気持ちを説明することは難しい。とても残念だ」
「サッカーの周辺ではこれらが多く起こりすぎ、スラビアの選手たちがこれを引き起こしたこと、そしてすぐに全てのファンが加わり、人種差別がどんどん大きなものになり、状況がさらに悪化することとなった。どんなことがあっても、私はグレン・カマラの隣に100%寄り添う」
また、この件を虚言だという一部の人々に対して「残念なことは、スラビア・プラハの選手を擁護しようとしている人がいることだ」と語り、「我々を嘘つきと呼び、彼を守ろうとする。それは、他の人が決めることだが、私が言えることはグレン・カマラのそばにいるということだ」
グレン・カマラの関連記事
レンジャーズの関連記事
UEFAヨーロッパリーグの関連記事
記事をさがす
|
グレン・カマラの人気記事ランキング
1
古橋亨梧が加入のレンヌ、ライバルのグイリら2選手放出に生え抜きCBが加入!
古橋亨梧の所属するスタッド・レンヌは1月31日、今冬の移籍市場での3つの取引成立を発表した。 古橋の獲得後にホルヘ・サンパオリ監督の解任および、ハビブ・ベイェ新監督の招へいという監督交代を決断したリーグ・アン16位のクラブ。 その発表翌日には移籍市場での3つの取引成立が明かされた。 放出が発表されたのは、アルジェリア代表FWアミーヌ・グイリ(24)とフィンランド代表MFグレン・カマラ(29)の2選手。 2022年にニースから完全移籍で加入した万能型アタッカーのグイリは、在籍期間に公式戦103試合31ゴールを記録。今シーズンここまではリーグ・アン19試合で3ゴール2アシストを記録していたが、ポジションが重なる古橋の獲得の影響もあってマルセイユへ完全移籍することが決定した。 また、アーセナルでプロデビューを飾ったカマラは昨夏リーズ・ユナイテッドから加入。今季ここまではリーグ・アン13試合1アシストも、サウジアラビアのアル・シャバブへ買い取りオプション付きのレンタル移籍での放出となった。 一方、マルセイユとの交渉の一環でフランス人DFリリアン・ブラシエ(25)が買い取り義務付きのレンタル移籍で加入することが決定。 レンヌの下部組織出身の左利きDFは、2021年にスタッド・ブレストに完全移籍。昨シーズンの3位躍進に貢献した結果、昨夏マルセイユへ買い取り義務付きのレンタル移籍で加入。今シーズンここまではリーグ・アン12試合に出場も、ロベルト・デ・ゼルビ監督の評価は芳しくなかった。 そんななか、レンヌはグイリの売却交渉の一環でアカデミー出身選手の復帰を画策していた。なお、2025年7月1日付けで完全移籍以降となるブラシエは2029年までの契約で合意している。 2025.02.01 09:20 Satレンジャーズの人気記事ランキング
1
スコットランドの名門・レンジャーズが買収交渉を認める…田中碧が所属するリーズのオーナー「49ersエンタープライズ」が名乗り
レンジャーズがクラブの買収について交渉していることを認めたという。イギリス『BBC』が伝えた。 セルティックと共にスコットランド・サッカーを牽引するレンジャーズ。スコットランド1部では55回の優勝を誇り、スコティッシュカップも34回、スコティッシュ・リーグカップでも28回の優勝を誇る。 長年のライバル関係にあるセルティックとは、宗教上の派閥や民族的な対立などもあり、世界でも有数のダービーとされる一方で、2012年にはクラブが経営破綻に陥る悲劇を迎えることに。それでも4部から復活を遂げ、2020-21シーズンは再び優勝を果たしている。 近年はセルティックの前にタイトルから遠ざかっているレンジャーズだが、サンフランシスコ・フォーティナイナーズを含むアメリカの投資家らと交渉を行っていると共同声明で認めた。 「レンジャーズとその既存の支配株主は、コンソーシアムの2人の主要メンバーであるアンドリュー・カベナ氏と49ersエンタープライズ・グローバル・フットボール・グループと、コンソーシアムがクラブの支配権を取得し、追加資本を注入する可能性について建設的な話し合いを行っている」 「これらの議論は、レンジャーズFCの長期的な方向性、野心、経営の重要性についての共通の認識を反映している」 レンジャーズの買収に動いている「49ersエンタープライズ」は、2023年7月にリーズ・ユナイテッドを1億7000万ポンド(約321億8000万円)で買収。また、23日にはエバートンのフットボールディレクターであるケビン・セルウェル氏をスポーツディレクター(SD)に任命していた。 2025.04.24 18:40 Thu2
欧州王者シティがナメられた90年代後半の暗黒期…3部降格、現4部クラブとの合併話...「私が会長でなければ今ごろ...」
マンチェスター・シティのデビッド・バーンスタイン元会長が、振り返るのも無惨なクラブの暗黒時代を振り返った。イギリス『ミラー』が伝えている。 イングランド王者、そして欧州王者のシティ。2008-09シーズンに中東資本参入によるビッグクラブ化計画が始まって以降、プレミアリーグを7度制し、1880年の創立から143年、昨季とうとうチャンピオンズリーグ(CL)を初制覇した。 しかし、そんなシティがほんの十数年前まで、宿敵マンチェスター・ユナイテッドの足元はおろか、残留争いが定位置のクラブだったことを、日本の若きサッカー少年・少女は知らないかもしれない。 バーンスタイン氏はシティが3部リーグ降格直前の1998年春に会長となり、「最大の暗黒期」だったと言われる2003年まで5年間務めた人物。シティのプレミアリーグ復帰に尽力したとして、今なおサポーターから高く評価・尊敬される御年80歳の長老だ。 氏は、ウィンブルドンFC(※1)との合併話や、レンジャーズ(スコットランド1部)のフィーダークラブ化案といった、2024年現在では考えられないような、シティが“下に見られた”1990年代後半を振り返る。 (※1)2004年消滅。後身のミルトン・キーンズ・ドンズFCは現在イングランド4部 「ウィンブルドンとの合併がプレミアリーグ復帰への最大の近道…そんな時代があったんだよ。先方からオファーが来たんだ。その後にはレンジャーズから手紙が届いた。彼らは我々(シティ)を自分たちのフィーダークラブ(※2)にしようとしていたんだ」 (※2)シティとジローナ、チェルシーとフィテッセのような関係性。シティは若手選手のレンタル先にジローナをよく利用する 「もちろんどちらもすぐに却下した。正直に言って、あの時代に私が会長だったことはこの上なく幸運なことだったはずだよ。私はシティのファンだからね。誘惑に駆られがちな人間が会長だったら、シティは今ごろどうなっていたか」 バーンスタイン氏はマンチェスターにほど近いマージーサイド州の出身で、幼少期からのシティサポーター。のちにFA(イングランドサッカー協会)会長も務め上げたこの男がいなければ、いまのシティは間違いなくなかっただろう。 2024.02.18 15:25 Sun3
監督解任のレンジャーズ、現役時代は15個のタイトルを獲得した元キャプテンのファーガソン氏がシーズン終了まで暫定指揮
レンジャーズは24日、暫定監督にクラブOBで元キャプテンのバリー・ファーガソン氏(47)が就任することを発表した。シーズン終了までの指揮となる。 ファーガソン暫定監督は、レンジャーズの下部組織出身。1994年7月にファーストチームに昇格。2003年8月にブラックバーンへ完全移籍すると、2005年1月に復帰。その後、バーミンガムやブラックプール、フリートウッドなどでプレー。2015年4月にクライドFCで現役を引退するも、2024年7月に復帰していた。 スコットランド代表としても45試合に出場したファーガソン氏。レンジャーズではキャプテンも務め、公式戦409試合に出場し57ゴール29アシストを記録。5度のリーグ優勝、5度のスコティッシュカップ優勝、5度のリーグカップ優勝と、黄金期を支えていた。 引退後は指導者となり、ブラックプールの暫定監督や、クライドFC、ケルティ・ハーツ、アロア・アスレティックで監督を務めていた。 レンジャーズは23日にフィリップ・クレメント監督(50)を解任。今シーズンは首位セルティックとの勝ち点差が広がり、現在勝ち点13となっていた。 2025.02.24 23:10 Mon4
レンジャーズ、MFライアン・ジャックと2023年まで契約延長
レンジャーズは22日、スコットランド代表MFライアン・ジャック(27)との契約を2023年6月まで延長したことを発表した。 2017年夏にアバディーンから加入したジャックは、これまで公式戦83試合に出場し、5得点9アシストを記録。今シーズンもここまで公式戦16試合1ゴール2アシストを記録するなど、主力としてレンジャーズの中盤を支え続けている。 レンジャーズと新たな契約を結んだジャックは、『レンジャーズTV』で以下のように語っている。 「レンジャーズに将来を捧げることができ、嬉しく思っているよ。クラブは大きな野望を示してくれた」 「未来が楽しみなんだ。クラブが僕に与えてくれた3年半の間で恩返ししていきたいと思っているよ」 また、レンジャーズを率いているスティーブン・ジェラード監督が契約更新したジャックについてコメントしている。 「ライアン(・ジャック)がクラブと契約延長したことを嬉しく思う。彼は手が掛からず、ピッチの真のリーダーであり、勝者だ」 「彼は自分自身とチームメイトに高い意識を要求している。それはまさにチームが望んでいるプレーヤーのメンタリティだ」 「まだ多くの可能性が秘められていると信じており、これからも長く一緒に働くことを楽しみにしているよ」 2019.10.23 18:10 Wed5