新天地セビージャでの意気込み語るパプ・ゴメス「偉大なクラブでの新しい冒険」

2021.01.29 15:30 Fri
Getty Images
アタランタからセビージャに加入したアルゼンチン代表MFアレハンドロ・ゴメス(32)が、新天地での意気込みを語った。スペイン『マルカ』が伝えている。

“パプ・ゴメス”の愛称でも親しまれているゴメスは、アタランタで公式戦252試合59ゴール71アシストの成績を残すなど、キャプテンとしてチームを力強く牽引。しかし、昨年12月にジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督との関係に亀裂が生じ、新天地を探していた。

26日にセビージャへの移籍が発表されたゴメスはインタビューに対して、クラブへの好感を語りつつ、初挑戦となるラ・リーガの舞台での活躍を誓っている。
「すべてはちょっとしたサプライズだった。セビージャのような偉大なクラブに来たことは、僕にとって新しい冒険だ。異国の地での生活は完全なる変化になるけど、とても嬉しくてワクワクしている」

「セビージャのような規模のクラブに来れば、高い要求をされるのは当たり前さ。会長からの言葉はとても嬉しいものだったし、やる気が出たよ。スタジアムにも感動した! このクラブには歴史があり、博物館のように美しい」
「このクラブでは多くのアルゼンチン人がプレーしてきた。そして、皆がとても美しい足跡を残している。僕もクラブの歴史に少しでも貢献して、自分の足跡を残したい。ディエゴ・マラドーナもここでプレーしていた。ディエゴが着ていたシャツを着られるのは、アルゼンチン人にとって誇りさ」

ゴメスはインタビューのなかで、中東移籍などは選択肢になかったと断言。また、試合勘にやや不安はあるものの、フレン・ロペテギ監督のサッカーにフィットできると自信を示した。

「お金に興味はなかった。アタランタから中東への移籍という提案もあったが、僕はサッカーで幸せになりたかったんだ。キャリアと人生の中で成熟した段階にあるし、競争力のある場所でプレーして、代表に呼ばれ、重要なリーグやクラブで戦いたかった。セビージャに行けるチャンスがあると知ってからは、他に何も考えなかったよ」

「たしかに、今の僕は試合のリズムを少し欠いている。でも、アタランタのセカンドチームで練習はしていたから、リズムに乗る必要があるだけだ。ここ数年はあらゆるポジションでプレーしてきたから、監督が望むところでプレーできるよ。僕はセビージャで重要なことを成し遂げ、このクラブをさらに向上させたいと思っている」

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