J2昇格の可能性残す長野が主力含む6名の契約満了を発表
2020.12.17 20:43 Thu
AC長野パルセイロは17日、6名の契約満了を発表した。
今回契約満了が発表されたのは、DF遠藤元一(26)、MF岩沼俊介(32)、MF妹尾直哉(24)、GK阿部伸行(36)、FW岡佳樹(26)、FW大城佑斗(24)の6名となる。
遠藤は産業能率大学から2017年に加入。明治安田J3で58試合に出場し1得点を記録していた。
岩沼は京都サンガF.C.から2017年に加入。明治安田J3で67試合に出場していた。
妹尾はガンバ大阪から2019年に長野に加入。明治安田J3で15試合1得点を記録していた。
岡は松本山雅FCから今シーズン加入。明治安田J3で21試合に出場し1得点を記録していた。
大城は中京大学から2019年に加入。明治安田J3で34試合2得点を記録していた。
6選手はクラブを通じてコメントしている。
◆DF遠藤元一
「顔を見て直接ご挨拶出来ない方が多いので、この場を借りてお礼を言わせて下さい」
「4年前、大学を卒業し不安と期待と根拠の無い自信を持って初めて長野に来た日の事を、今でも鮮明に覚えています。この4年間は決して良いことばかりではありませんでした。むしろ上手くいかない事の方が多かった様な気がします。ただ苦しい時こそ人間の真価が問われると、そう自分に言い聞かせて真面目に謙虚に誠実に自分とサッカーに向き合えば逆境なんてものは必ず跳ね返す事が出来ると信じて日々過ごして来ました」
「常にそういう自分でいれた訳ではありませんが、そういう自分でいようと常に心掛けていました。その中で多くの方に助けてもらいながら、コツコツ積み上げながら、4年間長野で長野の為にプレーする事が出来ました」
「沢山失敗しましたし、沢山迷惑もかけました。そんな自分と、この4年間で共に仕事をして頂いたクラブスタッフ、スポンサー様、監督、コーチングスタッフ、メディカルスタッフ、主務、副務、そしてなにより、良い時も悪い時も、ピッチ内も外も共に熱い時間を過ごしたチームメイトの皆さんには伝え切れない感謝の気持ちでいっぱいです」
「たった4年間でこんなにも、長野とAC長野パルセイロを愛す事が出来たのは、ファン・サポーターの皆さんが僕を愛してくれたからです。苦しい時に支えてくれたのは、間違いなくファン・サポーターの皆さんの温かい声です。皆さんの暖かさに、数え切れないくらい救われました。心からありがとうございました」
「シーズン初め、志半ばでこのチームを去っていった諸先輩方の襷を繋ぐと生意気ながら言わせて頂きました。パルセイロに関わる全ての人達の『悲願達成』が、もうすぐそこまで来ています。前向きに真面目に真摯に今シーズンブレる事なくやってきた事の全てを、ホームUスタで全員の力を集結させてぶつけましょう!」
◆MF岩沼俊介
「まず初めに、コロナ禍の大変な中、ご支援・ご声援いただいているスポンサー・サポーターの皆さん、本当にありがとうございます!今シーズンで退団することになりました」
「4年前、このチームをJ2に昇格させるために移籍してきました。なかなか結果が出せないシーズンが続き時間がかかりましたが、今週末に念願のJ2昇格を懸けた試合があります!必ずAC長野パルセイロをJ2に昇格させ、自分自身にとっては4回目の昇格を果たしたいと思います!」
「残り1試合ですが、熱い声援をよろしくお願いします!4年間、ありがとうございました!」
◆MF妹尾直哉
「僕個人としてはこの2年間、思うように行かずに苦しい時間を過ごしました。ただ、どんな状況でもブレずに毎日自分がやるべきことをやり続ける事の大切さや、試合に出ていなくてもチームにどう良い影響を与えることができるか、そうしたプロサッカー選手として大事なことを、同時に学ばせて頂きました。これをやり続けてこられたのは、チームメイト、コーチングスタッフやトレーナー、そしてサポーターの皆さんのお陰です。本当に感謝しています」
「残り1試合、大事な試合が残っています!勝って長野の歴史を変えられるように、全力で共に戦いましょう!2年間ありがとうございました!」
◆GK阿部伸行
「パルセイロを通じて出会えた方に、心からの感謝を伝えたいです。4年間ありがとうございました。最終節に向けて、いつも通りみんなと元気に試合に向かっていきます!」
◆FW岡佳樹
「AC長野パルセイロを退団することになりました。1年間という短い期間ではありましたが、多くの経験をさせてくれたチームに感謝の気持ちでいっぱいです」
「まだ1試合残っています。最後にみんなで笑えるように、少しでもチームに貢献できるよう残りの時間を大事にしていきたいと思います。1年間本当にありがとうございました!」
◆FW大城佑斗
「今シーズンで長野を去ることになりました。最終戦を前に発表する事をお許しください」
「無名であった自分に、プロとしての道を歩ませていただいたAC長野パルセイロには感謝しかありません。この2年間で思うような結果が残せず、長野パルセイロの選手としてJ2で戦いたいと言う目標も達成する事はできませんでしたが、間違いなく、プロ選手としていろんな意味で成長させて頂きました」
「また、こんな自分をどんな時でも応援してくれたファン・サポーターの皆さん、本当にありがとうございました。最後まで全力を尽くします。必ずJ2昇格しましょう!」
今回契約満了が発表されたのは、DF遠藤元一(26)、MF岩沼俊介(32)、MF妹尾直哉(24)、GK阿部伸行(36)、FW岡佳樹(26)、FW大城佑斗(24)の6名となる。
遠藤は産業能率大学から2017年に加入。明治安田J3で58試合に出場し1得点を記録していた。
妹尾はガンバ大阪から2019年に長野に加入。明治安田J3で15試合1得点を記録していた。
阿部はギラヴァンツ北九州から2017年に加入。キャプテンを務め、明治安田J3で58試合に出場していた。
岡は松本山雅FCから今シーズン加入。明治安田J3で21試合に出場し1得点を記録していた。
大城は中京大学から2019年に加入。明治安田J3で34試合2得点を記録していた。
6選手はクラブを通じてコメントしている。
◆DF遠藤元一
「顔を見て直接ご挨拶出来ない方が多いので、この場を借りてお礼を言わせて下さい」
「4年前、大学を卒業し不安と期待と根拠の無い自信を持って初めて長野に来た日の事を、今でも鮮明に覚えています。この4年間は決して良いことばかりではありませんでした。むしろ上手くいかない事の方が多かった様な気がします。ただ苦しい時こそ人間の真価が問われると、そう自分に言い聞かせて真面目に謙虚に誠実に自分とサッカーに向き合えば逆境なんてものは必ず跳ね返す事が出来ると信じて日々過ごして来ました」
「常にそういう自分でいれた訳ではありませんが、そういう自分でいようと常に心掛けていました。その中で多くの方に助けてもらいながら、コツコツ積み上げながら、4年間長野で長野の為にプレーする事が出来ました」
「沢山失敗しましたし、沢山迷惑もかけました。そんな自分と、この4年間で共に仕事をして頂いたクラブスタッフ、スポンサー様、監督、コーチングスタッフ、メディカルスタッフ、主務、副務、そしてなにより、良い時も悪い時も、ピッチ内も外も共に熱い時間を過ごしたチームメイトの皆さんには伝え切れない感謝の気持ちでいっぱいです」
「たった4年間でこんなにも、長野とAC長野パルセイロを愛す事が出来たのは、ファン・サポーターの皆さんが僕を愛してくれたからです。苦しい時に支えてくれたのは、間違いなくファン・サポーターの皆さんの温かい声です。皆さんの暖かさに、数え切れないくらい救われました。心からありがとうございました」
「シーズン初め、志半ばでこのチームを去っていった諸先輩方の襷を繋ぐと生意気ながら言わせて頂きました。パルセイロに関わる全ての人達の『悲願達成』が、もうすぐそこまで来ています。前向きに真面目に真摯に今シーズンブレる事なくやってきた事の全てを、ホームUスタで全員の力を集結させてぶつけましょう!」
◆MF岩沼俊介
「まず初めに、コロナ禍の大変な中、ご支援・ご声援いただいているスポンサー・サポーターの皆さん、本当にありがとうございます!今シーズンで退団することになりました」
「4年前、このチームをJ2に昇格させるために移籍してきました。なかなか結果が出せないシーズンが続き時間がかかりましたが、今週末に念願のJ2昇格を懸けた試合があります!必ずAC長野パルセイロをJ2に昇格させ、自分自身にとっては4回目の昇格を果たしたいと思います!」
「残り1試合ですが、熱い声援をよろしくお願いします!4年間、ありがとうございました!」
◆MF妹尾直哉
「僕個人としてはこの2年間、思うように行かずに苦しい時間を過ごしました。ただ、どんな状況でもブレずに毎日自分がやるべきことをやり続ける事の大切さや、試合に出ていなくてもチームにどう良い影響を与えることができるか、そうしたプロサッカー選手として大事なことを、同時に学ばせて頂きました。これをやり続けてこられたのは、チームメイト、コーチングスタッフやトレーナー、そしてサポーターの皆さんのお陰です。本当に感謝しています」
「残り1試合、大事な試合が残っています!勝って長野の歴史を変えられるように、全力で共に戦いましょう!2年間ありがとうございました!」
◆GK阿部伸行
「パルセイロを通じて出会えた方に、心からの感謝を伝えたいです。4年間ありがとうございました。最終節に向けて、いつも通りみんなと元気に試合に向かっていきます!」
◆FW岡佳樹
「AC長野パルセイロを退団することになりました。1年間という短い期間ではありましたが、多くの経験をさせてくれたチームに感謝の気持ちでいっぱいです」
「まだ1試合残っています。最後にみんなで笑えるように、少しでもチームに貢献できるよう残りの時間を大事にしていきたいと思います。1年間本当にありがとうございました!」
◆FW大城佑斗
「今シーズンで長野を去ることになりました。最終戦を前に発表する事をお許しください」
「無名であった自分に、プロとしての道を歩ませていただいたAC長野パルセイロには感謝しかありません。この2年間で思うような結果が残せず、長野パルセイロの選手としてJ2で戦いたいと言う目標も達成する事はできませんでしたが、間違いなく、プロ選手としていろんな意味で成長させて頂きました」
「また、こんな自分をどんな時でも応援してくれたファン・サポーターの皆さん、本当にありがとうございました。最後まで全力を尽くします。必ずJ2昇格しましょう!」
遠藤元一の関連記事

AC長野パルセイロの関連記事

J3の関連記事

記事をさがす
|
遠藤元一の人気記事ランキング
1
【JFL第5節まとめ】前途多難? 滋賀やV三重らJリーグ目指す有力クラブが軒並み敗戦…岩手は青森に屈して2連敗、YSCCも3失点黒星
5日、6日と日本フットボールリーグ(JFL)第5節の8試合が行われた。 ◆V大分 3-2 YSCC 県勢2クラブ目のJリーグ入会を目指すヴェルスパ大分が、ホームでY.S.C.C.横浜を撃破。15分にCKから先制されるも、23分にCKからDF西村大吾がお返しの同点弾を決め、40分にも再びCKからDF伊藤颯真が逆転弾を叩き込む。 後半に入ると、今度は元日本代表FW金崎夢生も抜群の嗅覚をみせ、CKからファーで詰めて追加点。V大分は終盤に1点を返されるも、3得点全てをCKから奪って勝ち点「3」を積み上げた。なお、観客動員数は819人だった。 ◆滋賀 0-2 Honda 一方、県勢初のJリーグ入会へ期待が大きいレイラック滋賀は、各ポジションにタレントを揃える現JFLの有力クラブ。ただ、開幕から際どい試合が続き、今節は盟主Honda FCにホームで敗れて早くも今季2敗目ということに。 24分、35分といずれもセットプレーの流れからHondaに2得点を許し、後半は頭からMFロメロ・フランク、DF井出敬大を投入してシステムも変更。攻撃のギアを上げるも、反撃ならずに敗れ去った。観客動員数は1056人だった。 ◆V三重 0-2 マルヤス また、滋賀と横並びでJリーグ入会を争うヴィアティン三重も、開幕4連敗のFCマルヤス岡崎にホームで敗れるという痛恨の敗戦。後半頭に先制されると、3枚替えのスタンバイができていたなかで追加点も許すという厳しい状況に。 結局、FW村上弘有、MF金成純、DF児玉慎太郎という3枚を投入した66分の時点で2点ビハインド。懸命にゴールを目指したV三重だが、マルヤスに今季初白星を献上し、2連敗となった。観客動員数は1307人だった。 ◆青森 2-1 岩手 JFLの新たな東北勢対決、ラインメール青森vsいわてグルージャ盛岡は、ホーム青森に軍配。今節が今季のホーム初戦となった青森は48分、背番号「10」のブラジル人主砲、FWベッサがCKからこぼれ玉に詰めて先制点とする。 岩手は74分にFW深堀隼平のPKで同点とするも、県勢2クラブ目のJリーグ入会を目指す青森が迎えた90分、今季加入の新キャプテンDF遠藤元一がヘディングシュートを叩き込み、勝ち点「3」を呼び込む値千金の決勝点とした。 なお、青森のホーム初戦は観客動員数1806人。Jリーグ返り咲きを目指す岩手のほうは前節に続いて2連敗となった。厳しい戦いが続く。 ◆枚方 1-0 新宿 前節終了時点で首位のクリアソン新宿も、東京23区からJリーグ入会を目指す有力クラブと呼んで差し支えないが、今節はアウェイでFCティアモ枚方にウノゼロ負け。枚方は69分に主将DF阿部隼人が決めた1発を守り抜いた。 新宿はこの敗戦で首位から陥落。他会場では沖縄SVが飛鳥FCに1-0と勝利し、第5節を終えた段階での首位は沖縄となっている。 ◆JFL第5節 ▽4月5日(土) ヴェルスパ大分 3-2 Y.S.C.C.横浜 ブリオベッカ浦安・市川 1-1 アトレチコ鈴鹿 ▽4月6日(日) レイラック滋賀 0-2 Honda FC ヴィアティン三重 0-2 FCマルヤス岡崎 ラインメール青森 2-1 いわてグルージャ盛岡 FCティアモ枚方 1-0 クリアソン新宿 沖縄SV 1-0 飛鳥FC 横河武蔵野FC 1-0 ミネベアミツミFC 2025.04.06 15:20 Sun2
長野、DF内田恭兵ら5選手と契約更新!
AC長野パルセイロは15日、DF内田恭兵(27)、DF遠藤元一(25)、FW大城佑斗(23)、DF吉村弦(23)、GKリュウ・ヌグラハ(19)との契約を更新したことを発表した。 2015年に京都サンガF.C.でプロキャリアをスタートさせた内田は2018年に長野へ加入。今シーズンは明治安田生命J3リーグで28試合2ゴールを記録した。2017年に産業能率大学から長野に加わった遠藤は、リーグ戦18試合で1ゴールを記録していた。 一方、大城は2019年に中京大学から長野へ入団。リーグ戦15試合で2得点を記録している。今シーズン、同志社大学から長野入りした吉村は、リーグ戦12試合で1ゴールを記録。長野県出身で今シーズンから長野でプレーする高卒ルーキーのGKリュウ・ヌグラハは公式戦出場はなかった。 来シーズンも長野でプレーする5選手はクラブ公式サイトで以下のようにコメントしている。 ◆DF内田恭兵 「今年1年ありがとうございました。来シーズンもAC長野パルセイロでプレーさせていただくことになり嬉しく思います。チームの勝利の為、そして長野の皆さんに元気を与えられるように全力を尽くします。熱い応援をよろしくお願いします!」 ◆DF遠藤元一 「来シーズンもAC長野パルセイロでプレー出来ることを本当に嬉しく思います。パルセイロの歴史を築いて来られた先輩方からのたすきを受け取り、次に繋げることが自分の使命だと感じています」 「またこの度の台風19号により甚大な被害を受けた長野県に少しでも明るいニュースを届けられるよう、地域の皆様と共に手を取り、支え合いながら愛を持って歩むシーズンにしていければと思います。2020シーズンも多くの皆様に期待していただけるようチーム一丸となって努力しますので、共に闘ってください」 ◆FW大城佑斗 「来シーズンもAC長野パルセイロで戦えることを大変嬉しく思います。今シーズンは思うような結果が出ず、苦しいシーズンでしたが、より一層責任と自覚を背負って戦いたいと思います。応援よろしくお願いいたします」 ◆DF吉村弦 「今年1年ありがとうございました。来シーズンもAC長野パルセイロでプレーさせていただくことになり嬉しく思います。チームの勝利の為、そして長野の皆さんに元気を与えられるように全力を尽くします。熱い応援をよろしくお願いします!」 ◆GKリュウ・ヌグラハ 「来シーズンもAC長野パルセイロの選手としてプレーすることが決まりとても嬉しいです。今年は試合に絡むことが少なかったが、来年はもっと試合に絡めるよう日々成長していきたいと思っています。またチームの力になれるようがんばっていきたいと思います。応援よろしくお願いします」 2019.12.15 15:45 SunAC長野パルセイロの人気記事ランキング
1
長野GK松原颯汰が圧巻の活躍も東京VがPK戦制して2回戦進出! GK長沢祐弥がPK戦で殊勲の2本ストップ【YBCルヴァンカップ】
20日、JリーグYBCルヴァンカップ 1stラウンド第1回戦のAC長野パルセイロvs東京ヴェルディが長野Uスタジアムで行われ、0-0のスコアで120分の戦いが終了。PK戦を4-5とした東京Vが2回戦進出を決めた。 藤本主税監督の下、開幕からのJ3リーグで2勝2敗の14位に位置する長野。先週末の信州ダービーが降雪の影響で開催延期となり、約2週間ぶりとなった公式戦では昨季の天皇杯で大敗した格上相手にジャイアントキリングを狙った。23日に福島ユナイテッドFC戦を控えるが、ほぼ主力を起用した。 一方、今季ここまでのJ1リーグで2勝1分け3敗の14位に位置する東京V。先週末の名古屋グランパス戦でホーム初白星を挙げた勢いに乗り、リーグカップ初戦突破を狙った。名古屋戦からは先発4人を変更。GKに長沢祐弥を起用した以外、ほぼ主力を起用。福田湧矢と新井悠太がウイングバックに入る攻撃的な布陣となった。 立ち上がりに忽那喬司が直接FKでファーストシュートを記録したが、以降は前線で強さを見せる木村勇大を起点に東京Vの攻勢が続く。 7分には自陣でのプレス回避から齋藤功佑の縦パスでディフェンスラインと入れ替わった木村がボックス内に侵入も、最後のタッチが大きくなってゴールラインを割る。さらに、染野唯月が左足ミドルシュート、新井悠太が左サイドからのカットインのミドルシュートでゴールへ迫っていく。 一方、長野は大野佑哉が足を痛めてプレー続行不可能となり、冨田康平が14分にスクランブル投入となった。 局面で個的優位を活かしながら先制点を目指すアウェイチーム。23分には山中麗央の軽率なバックパスを奪った平川怜がそのままボックス付近まで運んで狙いすました右足ミドルシュートを枠の右隅へ飛ばすが、これはGK松原颯汰のビッグセーブに遭う。続く右CKでは競り勝った谷口栄斗のへディングシュートにゴール前の新井が詰めたが押し込めない。 藤森亮志の際どいボレーシュートも放たれた前半30分以降は守備でアジャストし始めたホームチームが押し返す。サイドを起点に相手のウイングバックの背後を突き、コンビネーションでの崩しを試みる場面も増えていく。 前半終盤にかけては東京Vが再び押し込む形を作り出したが、最後のところで精度を欠いてゴールレスでの折り返しとなった。 迎えた後半、長野は脳震とう疑いの砂森和也を下げて石井光輝を投入したほか、ハーフタイムで3枚替えを敢行。勢いを持って試合に入った。 序盤の守勢を撥ね返して徐々にボールの主導権を握った東京V。平川を起点にチャンスの糸口を見いだそうとするなか、61分には山見大登と新井を下げて翁長聖、松橋優安の2選手をウイングバックで投入。福田が左のシャドーに上がった。65分にはペナルティアーク手前で得たFKの場面でキッカーの平川が枠の左隅にシュートを飛ばすが、前半に続きGK松原の好守に遭う。 69分には福田を下げて白井亮丞を投入。前線にストライカー3人が並ぶ形になると、その白井にいきなりのビッグチャンス。染野が相手ボックス付近でボールを奪ってゴール右まで持ち込んで冷静にプルバック。ゴール前に飛び込んだ白井がワンタッチで合わすが、このシュートは枠の左に外れた。 後半半ば以降は長野の運動量低下によって、東京Vが完全に押し込んで厚みのある攻撃を仕掛けていく。だが、再三の際どいクロスも相手の粘りの守備を前にゴールに至らず。後半アディショナルタイムにはセットプレー流れから齋藤功佑に決定機が訪れるも、ゴール右下隅に向かったシュートはDFのブロックに阻まれた。 結局、前後半でゴールは生まれず、試合は延長戦に突入。延長の前半は途中出場の進昂平の機動力やセットプレーを軸に長野が攻勢を仕掛けたが、最後の精度や工夫が足りない。これに対して押し返した東京Vも、味方とのパス交換でボックス右に侵入した食野壮磨の右足シュート。直後の101分にはルーズボールを制し、ボックス中央に侵入した白井がGKと一対一のビッグチャンスも、右を狙ったシュートはGK松原の驚異的なワンハンドセーブにはじき出された。 その後、完全に消耗戦となった延長後半戦は東京Vが攻勢を仕掛けたものの、最後まで長野の守備を攻略できず。決着はPK戦に委ねられることになった。 そのPK戦ではGK松原のセーブと齋藤の失敗で後攻の東京Vが2連続失敗。崖っぷちに立たされたが、GK長沢が見事なセーブと長野の失敗によってイーブンに。以降は互いに連続で成功したなか、7人目で決着。先攻の長野の樋口叶のシュートを長沢がストップ。そして、後攻の東京Vは稲見哲行が右隅に蹴り込み、激闘を制した。 AC長野パルセイロ 0-0(PK:4-5) 東京ヴェルディ 2025.03.20 17:01 Thu2
長野が生え抜きルーキー鈴木悠太と契約更新 「プロ1年目の今季は悔しい結果に」
AC長野パルセイロは12日、DF鈴木悠太(19)の契約更新を発表した。 長野県長野市出身の鈴木は長野 FCガーフから長野U-15へと加わり、そのままU-18チームへとステップアップ。今シーズンはファーストチームに昇格したが、公式戦の出場はなかった。 鈴木はクラブを通じてコメントしている。 「来季もAC長野パルセイロでプレーさせていただくことになりました。プロ1年目の今季は自分としてもチームとしても悔しい結果になりました」 「この悔しさを忘れずに、来季はチームに貢献し、J3優勝・J2昇格という結果を残せるように全力で闘います。来季も応援よろしくお願いします」 2023.12.12 15:56 Tue3
長野が大卒1年目の丹羽匠と契約更新 「昨シーズンの悔しさを糧に覚悟を持って戦います」
AC長野パルセイロは6日、MF丹羽匠(23)の契約更新を発表した。 ガンバ大阪ユース出身の丹羽は早稲田大学から昨季入団し、J3リーグ2試合に出場。2年目を迎えるにあたり、決意を新たにした。 「AC長野パルセイロに関わる皆様。あけましておめでとうございます。2024シーズンも長野でプレーさせていただけることになりました。このチームでプレーできることを嬉しく思います。昨シーズンの悔しさを糧に覚悟を持って戦います。応援よろしくお願いします」 2024.01.06 20:00 Sat4
【Jリーグ出場停止情報】山形戦で一発退場の長崎FWフアンマの処分決定…3試合停止&罰金15万円に
Jリーグは13日、最新の出場停止情報を発表した。 12日に先週末の試合後の出場停止情報はすでに発表されていたが、その翌日にV・ファーレン長崎のFWフアンマ・デルガドに対する正式な処分が発表された。 フアンマは11日に行われた明治安田J2リーグ第15節のモンテディオ山形戦で一発退場。53分に自陣で相手DF西村慧祐と競り合った際、ユニフォームを掴まれて前に抜け出せなかったフアンマが肘を使って西村の顔を押して振り払ったことで一発退場となっていた。 12日時点では1試合停止の暫定措置が明かされていたが、規律委員会は3試合の出場停止と罰金15万円を科すことを決定した。 処分理由に関してはボールと関係のないところで相手競技者に対して、必要以上の力で顔付近を肘を用いて打った行為は、「選手等に対する暴行(肘打ち、パンチ、蹴り、噛みつき、唾を吐きかける又は殴打する等)」に該当すると判断したとしている。 <h3>【明治安田J1リーグ】</h3> MF鈴木徳真(ガンバ大阪) 第17節 vsヴィッセル神戸(5/17) 今回の停止:1試合停止 <h3>【明治安田J2リーグ】</h3> FWフアンマ・デルガド(V・ファーレン長崎) 第16節 vs大分トリニータ(5/18) 第17節 vsジェフユナイテッド千葉(5/25) 第18節 vs水戸ホーリーホック(5/31) 今回の停止:3試合停止 <h3>【明治安田J3リーグ】</h3> GK相澤ピーターコアミ(栃木シティ) 第13節 vsFC岐阜(5/17) 今回の停止:他の大会での出場停止処分 MF田中康介(AC長野パルセイロ) 第5節 vs松本山雅FC(5/14) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF永野修都(ガイナーレ鳥取) 第13節 vs松本山雅FC(5/18) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF藤村慶太(鹿児島ユナイテッドFC) 第13節 vs福島ユナイテッドFC(5/17) 今回の停止:1試合停止 2025.05.13 18:53 Tue5