「サプライズを起こせてよかった」大分・片野坂知宏監督、過去の悔しさを胸に「なんとか阻止したかった」
2020.11.21 17:55 Sat
大分トリニータの片野坂知宏監督が、首位の川崎フロンターレ戦の勝利を喜んだ。21日、明治安田生命J1リーグ第28節で川崎フロンターレをホームに迎えた大分。敗れれば川崎FのJ1史上最速での優勝が決まる中、序盤からインテンシティの高いプレーで圧倒する。
中17日という長期間試合がなかった大分だが、前半からインテンシティの高いプレスで川崎Fを翻弄。アグレッシブなプレーで何度もチャンスを作るが、GKチョン・ソンリョンの好守もありなかなかゴールを奪えない。
ゴールレスで飲水タイムを迎えると、その後34分にビッグチャンス。町田也真人のロングパスに反応した野村直輝がボックス内でトラップ。GKと一対一になるところを谷口彰悟が手をかけて倒しPKを獲得。谷口はこのファウルで一発退場となった。
大分はこのPKを野村がしっかりと決めて先制。1人少なくなった川崎Fは選手やシステムを変えながら後半を戦い何度も大分ゴールに迫るも、最後まで守り切り、大分が1-0で勝利を収めた。
また、「大金星ですし、サプライズを起こせてよかったです」とコメント。「ホームで戦う中で、たくさんの方が3連休にお越しいただいて、勝利をプレゼントできてよかったです」と、ファン・サポーターの前で勝利できたことを喜んだ。
大分は、これまでに何度も相手チームの歓喜の場を目の前で見させられた経験がある。今回の勝利については「まさかこういう結果になったのも、僕自身も嬉しい部分と本当にサプライズだなという部分と、この大分のドームでこれまでもトリニータの歴史というか、非常に悔しい昇格だとか優勝だとか、そういうのをこのドームで見てきたと聞いていました」とコメント。「J3に降格したり、J2優勝を決められたりとか、J1優勝がかかっている川崎Fをなんとか阻止したいなと思いました」とコメント。今回は優勝を決めさせない強い思いがあったとし、「ここで良い試合ができれば、ファン・サポーター、トリニータを応援してくれる方が喜ぶだろうなと」と喜ぶ姿が見られると強い意欲があったとした。
また選手たちについては「アグレッシブに戦う姿勢を崩さないように送り出し、選手たちもそれを出してくれた」と評価。「準備してきたこと、攻守においてチャレンジしてくれました。アウェイでシュート1本でほとんとチャンスを作れなかったですが、前半から思い切ってチャレンジして選手に感謝したいです」と、仕込んできたプレーをしっかりと体現した選手たちを称賛した。
柏レイソルのクラスター発生により準備期間が長く取れた大分。その中で片野坂監督は「攻守の狙いを準備してきた中で、狙いを理解して、共有して、ピッチで表現してくれたことは、こういう結果に繋がってよかったです」とコメント。「サッカーはやってみないとわからないなと。90分の中で色々なことが起こります」と語り、「11vs11でやっていたら違う展開になっていたと思いますし、後半も点を取られて勝ち点1に終わっていたかもしれないです」と川崎Fの強さを体感。「厳しい試合だったなということを今日も感じて、勝った喜びもありましたけど、我々が上に行くためにもっとやらなければいけないことも感じました」とし、首位チームとの試合で多くの気づきがあったと振り返った。
川崎F戦への対策については「攻撃力がありタレントがいるチームなので、個の部分で我慢強く粘り強くやること。個の戦いは太刀打ちできないと思ったので、チームとして攻守の狙いを合わせてやることをこの準備期間でやりました」とチームとして戦術を落とし込んだと語り、「選手が理解した中で、アグレッシブにチャレンジしてくれたと思います」と、選手たちが体現してくれたことが大きかったと語った。
後半は川崎Fに押し込まれる展開となったが、ゲームプランについては「追加点を取りに行きたいと思っていました」とコメント。「できるだけ下がりたくないなと思っていました。相手が1人少なくて10人というのもありましたが、あまりにも前がかりになりすぎるというか、個人で打開できる仕留めるできる選手が川崎Fにはいるので、そのあたりのバランスを取りながらとは伝えました」とし、点を取りに行きながらも、行き過ぎてバランスを崩さないことを意識したと語った。
中17日という長期間試合がなかった大分だが、前半からインテンシティの高いプレスで川崎Fを翻弄。アグレッシブなプレーで何度もチャンスを作るが、GKチョン・ソンリョンの好守もありなかなかゴールを奪えない。
大分はこのPKを野村がしっかりと決めて先制。1人少なくなった川崎Fは選手やシステムを変えながら後半を戦い何度も大分ゴールに迫るも、最後まで守り切り、大分が1-0で勝利を収めた。
試合後、片野坂監督は「久しぶりの試合でした」と18日ぶりの試合だったことに触れ、「ホームの試合、対戦相手も優勝争いをしていて、今日勝てば優勝が決まる川崎F相手に良い成果といいプレーを見せてくれました」と選手たちのパフォーマンスを評価した。
また、「大金星ですし、サプライズを起こせてよかったです」とコメント。「ホームで戦う中で、たくさんの方が3連休にお越しいただいて、勝利をプレゼントできてよかったです」と、ファン・サポーターの前で勝利できたことを喜んだ。
大分は、これまでに何度も相手チームの歓喜の場を目の前で見させられた経験がある。今回の勝利については「まさかこういう結果になったのも、僕自身も嬉しい部分と本当にサプライズだなという部分と、この大分のドームでこれまでもトリニータの歴史というか、非常に悔しい昇格だとか優勝だとか、そういうのをこのドームで見てきたと聞いていました」とコメント。「J3に降格したり、J2優勝を決められたりとか、J1優勝がかかっている川崎Fをなんとか阻止したいなと思いました」とコメント。今回は優勝を決めさせない強い思いがあったとし、「ここで良い試合ができれば、ファン・サポーター、トリニータを応援してくれる方が喜ぶだろうなと」と喜ぶ姿が見られると強い意欲があったとした。
また選手たちについては「アグレッシブに戦う姿勢を崩さないように送り出し、選手たちもそれを出してくれた」と評価。「準備してきたこと、攻守においてチャレンジしてくれました。アウェイでシュート1本でほとんとチャンスを作れなかったですが、前半から思い切ってチャレンジして選手に感謝したいです」と、仕込んできたプレーをしっかりと体現した選手たちを称賛した。
柏レイソルのクラスター発生により準備期間が長く取れた大分。その中で片野坂監督は「攻守の狙いを準備してきた中で、狙いを理解して、共有して、ピッチで表現してくれたことは、こういう結果に繋がってよかったです」とコメント。「サッカーはやってみないとわからないなと。90分の中で色々なことが起こります」と語り、「11vs11でやっていたら違う展開になっていたと思いますし、後半も点を取られて勝ち点1に終わっていたかもしれないです」と川崎Fの強さを体感。「厳しい試合だったなということを今日も感じて、勝った喜びもありましたけど、我々が上に行くためにもっとやらなければいけないことも感じました」とし、首位チームとの試合で多くの気づきがあったと振り返った。
川崎F戦への対策については「攻撃力がありタレントがいるチームなので、個の部分で我慢強く粘り強くやること。個の戦いは太刀打ちできないと思ったので、チームとして攻守の狙いを合わせてやることをこの準備期間でやりました」とチームとして戦術を落とし込んだと語り、「選手が理解した中で、アグレッシブにチャレンジしてくれたと思います」と、選手たちが体現してくれたことが大きかったと語った。
後半は川崎Fに押し込まれる展開となったが、ゲームプランについては「追加点を取りに行きたいと思っていました」とコメント。「できるだけ下がりたくないなと思っていました。相手が1人少なくて10人というのもありましたが、あまりにも前がかりになりすぎるというか、個人で打開できる仕留めるできる選手が川崎Fにはいるので、そのあたりのバランスを取りながらとは伝えました」とし、点を取りに行きながらも、行き過ぎてバランスを崩さないことを意識したと語った。
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大分トリニータは16日、MF野嶽惇也(29)との契約更新を発表した。 鹿児島県出身の野嶽は福岡大学から2017年に鹿児島ユナイテッドFCへ入団。2021シーズン途中に大分へ完全移籍すると、昨シーズンは明治安田生命J2リーグで3試合の出場にとどまったが、3年目の今シーズンは32試合1得点と大きく出番を増やした。 野嶽はクラブを通じてコメントしている。 「今シーズンも1年間たくさんの応援ありがとうございました。来シーズンも大分トリニータでプレーさせていただくことになりました。来シーズンこそはJ1昇格という目標を達成できるように頑張りますので、来シーズンもたくさんの応援よろしくお願いいたします」 2023.12.16 14:17 Sat4
「超かっこいい」「絶対欲しいじゃん」大分がクラブ30周年で『進撃の巨人』とコラボ! 2万名にシャツをプレゼントで話題「2万円出してもいいレベル」
大分トリニータが発表した30周年記念シャツが大きな話題を呼んでいる。 1994年にチームとして創設された大分トリニータ。2024年はクラブ創設30周年となっている。 その大分は、8月11日(日)に行われるロアッソ熊本戦で大分トリニータ30周年記念シャツを先着2万名に配布することを発表。そのデザインが話題を呼んでいる。 30周年記念シャツのデザインは、大分県が誇る人気漫画家の諫山創先生が手がけることに。諫山先生は、世界的にも人気のある『進撃の巨人』の作者で、テレビアニメも話題となっている。 今回のデザインについては「大分トリニータのチームカラーである青をベースに黄色、そして初期のユニフォームカラーで配色されていた赤をアクセントカラーに使用。正面のデザインには、主人公エレンの巨人の姿を大胆にレイアウトし、これから先の未来にむけてクラブ・チームが勇猛果敢に進撃していく様子を表現」している。 また「胸には、30周年記念ロゴやクラブエンブレム、クラブロゴ、そして、主人公エレンが所属する調査兵団のエンブレムを配置し、誇りを胸に戦う意志を込めている。背面には、原作の主要キャラクターであるエレン、ミカサ、アルミンの3人をレイアウトし、大分トリニータのコンセプトである三位一体を表現。躍動し戦うエレン、ミカサ、アルミンの姿が進撃するチームの背中を後押しする」とのことだ。 『進撃の巨人』とクラブがコラボ。熊本戦の来場者2万名にプレゼントされることが決定し、ホームゲートのみで配布されるとのことだ。 さらに、配布されるものとは別に、「大分トリニータ30周年記念シャツ〜進撃の巨人ver.〜」を数量限定で販売。配布されるものとは異なるデザインとなっている。 デザインについては「クラブ創設以来、30年で築いてきた揺るぎないチームの核(意志)を黒で表現。核がチームカラーの青と黄色を纏うことで、サポーターと共に作り上げてきた大分トリニータの30年の歴史を表している。正面のデザインテーマは「攻撃」。作中屈指の攻撃力を誇るリヴァイと主人公エレンを調査兵団のエンブレムともに描き、誇りを持って戦う勇姿を表現している。背面のデザインテーマは「守備」。突如として現れた超大型巨人から自分たちの街を必死に守る主人公エレンの巨人の姿は、レゾナックドームで身体を張り、最後までボールを追い続け、全員でゴールを死守する大分トリニータの姿を表している」とのことだ。 こちらは会場に来られない方に加え、海外でも大きな人気を博す作品のため、海外からの購入も可能に。価格は5500円(税込)で、完全数量限定での販売となる。 ファンは「これはめっちゃカッコいい」、「やばすぎる」、「超かっこいい」、「絶対欲しいじゃん」、「無料で配るのか!」、「これは行くしかないんじゃ・・」、「アニオタとしては絶対欲しい」、「2万円出して買ってもいいレベル」、「超欲しい」とコメントが集まり、多くの人が駆けつける可能性がありそうだ。 また、他クラブのファンも「うちもできるんじゃ・・」、「期待したいなぁ〜」、「アニメとのコラボはやばい」と、地元にゆかりのある作品とのコラボを期待する声も寄せられている。 <span class="paragraph-title">【写真】『進撃の巨人』コラボシャツ、配布されるものと販売用はデザインが異なり話題に!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://t.co/Yvjl1pt7GV">https://t.co/Yvjl1pt7GV</a><a href="https://twitter.com/hashtag/shingeki?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#shingeki</a>… <a href="https://t.co/jnp30Lyk7p">pic.twitter.com/jnp30Lyk7p</a></p>— 大分トリニータ / Oita Trinita (@TRINITAofficial) <a href="https://twitter.com/TRINITAofficial/status/1803265277511225478?ref_src=twsrc%5Etfw">June 19, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr"> <a href="https://t.co/OTXOMoic43">pic.twitter.com/OTXOMoic43</a></p>— 大分トリニータ / Oita Trinita (@TRINITAofficial) <a href="https://twitter.com/TRINITAofficial/status/1803269426856468880?ref_src=twsrc%5Etfw">June 19, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.20 12:30 Thu5