村井満チェアマンが新潟の酒気帯び運転、仙台の道渕諒平の件に見解「残念な内容」、新潟にはヒアリングを実施へ

2020.10.20 18:03 Tue
©超ワールドサッカー
Jリーグは20日、第16回実行委員会が行われ、委員会後に会見が行われた。今回の実行委員会では、新型コロナウイルス感染症対応ガイドラインの改定があり、アルコール類の提供が10月30日から解禁に。各クラブが販売については判断できるようになるとされた。

一方で、アルビレックス新潟で起こった酒気帯び運転に関する事案、ベガルタ仙台で起こったMF道渕諒平の知人女性暴行に関する事案についても報告とお詫びがあったとした。
村井満チェアマンは新潟の件について「コンプライアンス担当の萩原和之から事実確認の共有をさせていただき、新潟の実行委員の是永大輔社長からクラブからの総括とお詫びがあった」と報告。「コロナ禍でクラブ、リーグが果たす役割は社会の希望の存在になろうと誓い合ってきたが、地域の皆様の期待を裏切り残念」と、今回の事案についての見解を述べた。

また仙台の件については「プライベートな内容ではあるが、サッカー選手そのものは社会での公的な存在であることも鑑みれば、残念な内容。絶対に繰り返されないよう啓発など繰り返していく」と見解を語った。
コンプライアンス担当の萩原氏は新潟の件について「10月14日に正式に一報をいただいた。そのあとのやりとりは、電話、メールをして10月16日の金曜日に新潟から報告書をもらった」とコメント。「9月の中旬にこの事象が発生したので、その時点でコンプライアンスの部隊に何らかの相談をしていただければ、完璧な解決策が出せるとは限らないが、アドバイスや指導はできたことは否めない」とコメント。一方で仙台の件については「8月の中旬に仙台から情報はもらっていた。その後、いろいろな経緯があったなか示談になったという報告ももらっていた」とし、解決した事案だと認識していたとコメントしている。

新潟で起こったブラジル人FWファビオ(23)とスペイン人FWペドロ・マンジー(32)の酒気帯び運転に関する事案については「コンプライアンスとして窓口があるが、そちらに第三者の方から直接電話があった」とタレコミがあったとし、「それを受けて、情報を整理して新潟にこういう話があるがと問い合わせた」とコメントした。

新潟の件でクラブへの処分について村井チェアマンは「今回の酒気帯び運転の事案に関する判断と、その後クラブが適切に報告していたか、報告義務違反と2つの事案がある」とコメント。「後者に関しては、今後プロセスに介入しヒアリングを行う。規約違反にあたるかどうかの判断をさせていただく」とし、クラブへのヒアリング後に制裁を下すかどうかを判断するとした。

一方で、当該選手のファビオが任意捜査中に試合に出場していたことにも触れ、「酒気帯び運転者が試合に出場を続けたことは道義的責任ということがあるが、選手本人が酒気帯び運転そのものを認めている事案なので、存在したことは疑いのない事実。そうした状態で試合に継続した状態は過去のケースではない。その時点での判断は選手自身に自重を求めるべきだった。クラブは判断ミスがあったと認めているが、私も同感です」とし、試合出場を認めてしまったこと、その判断には問題があったと語った。

また、仙台の件に関しては「クラブからは報告を受けたときには和解が成立しているということを理解している。当事者間で解決しているという認識」とし、Jリーグも解決している事案だと認識していたとのこと。道渕諒平の試合出場に関しても、解決事案だっために問題ないという認識をしたとしていた。

一方で、契約解除については「本人がクラブに報告した内容と実態が伴わなかったということなので、リーグにしっかりとした情報が伝わっていなかった可能性もある」とし、虚偽報告が本人からなされたことがあったことで契約解除になったとの認識を語った。

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Jリーグが理念強化配分金とファン指標配分金の支給額を発表! 「DAZN」ベースのファン指標分配金の1位は浦和、最下位はYSCCに…連覇神戸は5.5億円

Jリーグは25日、2025年度理念強化配分金の支給対象候補クラブ、2024年度ファン指標配分金支給対象クラブを発表した。 理念強化配分金は、2023年の明治安田生命J1リーグで1位から10位に対して送られるもの。20チーム制に変更となったために1チーム増えることとなった。また、2024シーズン年間ファン指標順位(DAZN視聴者数等1~10位)に基づいても支給される。 競技面では連覇を達成したヴィッセル神戸から10位のセレッソ大阪までに支給され、神戸は2025年、2024年にそれぞれ2億5000万円ずつを手にする。なお、2023年も優勝したため、その分の2億5000万も今回支給される。また、2位のサンフレッチェ広島には2年間で1億8000万円ずつ、3位のFC町田ゼルビアは、1億5000万円(2025年)と7000万円(2026年)を手にする。なお、2023年2位の横浜F・マリノスには1億8000万円、3位の広島には7000万円がしキュされる。 また、ファン指標順位は1位は2024年も浦和レッズとなり1億7000万円。2位が鹿島アントラーズで1億2000万円、3位が横浜FMで7000万円と続き、10位は名古屋グランパスで1000万円となった。なお、競技順位で10位以内に入っていないクラブでは、1位の浦和、10位の名古屋に加え、8位に北海道コンサドーレ札幌が入り2000万円となった。 さらに、「ファン指標配分金」として、13億6000万円をJリーグの全60クラブに分配。これは、2024シーズンのDAZN視聴者数やDAZNシーズンパス販売実績等で配分され、1位が浦和で8921万5930円。2位が横浜FMで7945万2984円、3位が川崎フロンターレで6648万1993円となっている。なお、最下位はY.S.C.C.横浜となり182万4625円が分配される。 <h3>◆理念強化配分金(競技)/総額11億2000万円</h3> 1位:ヴィッセル神戸 1年目ー2億5000万円、2年目ー2億5000万円 2位:サンフレッチェ広島 1年目ー1億8000万円、2年目ー1億8000万円 3位:FC町田ゼルビア 1年目ー1億5000万円、2年目ー7000万円 4位:ガンバ大阪 1年目ー1億5000万円、2年目ーなし 5位:鹿島アントラーズ 1年目ー1億2000万円、2年目ーなし 6位:東京ヴェルディ 1年目ー9000万円、2年目ーなし 7位:FC東京 1年目ー6000万円、2年目ーなし 8位:川崎フロンターレ 1年目ー5000万円、2年目ーなし 9位:横浜F・マリノス 1年目ー4000万円、2年目ーなし 10位:セレッソ大阪 1年目ー3000万円、2年目ーなし <h3>◆理念強化配分金(人気)</h3> 1位:浦和レッズ/1億7000万円 2位:鹿島アントラーズ/1億2000万円 3位:横浜F・マリノス/7000万円 4位:ヴィッセル神戸/5000万円 5位:川崎フロンターレ/4000万円 6位:サンフレッチェ広島/3000万円 7位:ガンバ大阪/2000万円 8位:北海道コンサドーレ札幌/2000万円 9位:FC町田ゼルビア/1000万円 10位:名古屋グランパス/1000万円 <h3>◆ファン指標配分金</h3>(昨年との金額比較) 1位:浦和レッズ/8921万5930円(↑) 2位:横浜F・マリノス/7945万2984円(↑) 3位:川崎フロンターレ/6648万1993円(↓) 4位:鹿島アントラーズ/6598万4095円(↓) 5位:ヴィッセル神戸/6491万8131円(↑) 6位:ガンバ大阪/5864万8883円(↑) 7位:名古屋グランパス/5851万4812円(↓) 8位:北海道コンサドーレ札幌/5315万3249円(↑) 9位:FC東京/4924万9886円(↑) 10位:サンフレッチェ広島/4572万5356円(↑) 11位:FC町田ゼルビア/4558万3908円(↑) 12位:アルビレックス新潟/4466万3143円(↓) 13位:ジュビロ磐田/4426万2918円(↑) 14位:セレッソ大阪/3988万8434円(↓) 15位:サガン鳥栖/3834万3648円(↑) 16位:柏レイソル/3695万3904円(↓) 17位:湘南ベルマーレ/3554万5920円(↓) 18位:東京ヴェルディ/3459万9966円(↑) 19位:京都サンガF.C./3438万1632円(↑) 20位:清水エスパルス/3362万962円(↓) 21位:アビスパ福岡/3259万3587円(↓) 22位:ベガルタ仙台/2298万6246円(↑) 23位:V・ファーレン長崎/1758万2571円(↑) 24位:大分トリニータ/1716万3388円(↑) 25位:ファジアーノ岡山/1704万1315円(↑) 26位:横浜FC/1664万9981円(↓) 27位:ジェフユナイテッド千葉/1608万1426円(↓) 28位:モンテディオ山形/1442万3396円(↓) 29位:ヴァンフォーレ甲府/1362万8966円(↓) 30位:松本山雅FC/1324万9873円(↑) 31位:ロアッソ熊本/1008万4227円(↓) 32位:栃木SC/983万8888円(↓) 33位:徳島ヴォルティス/934万7583円(↓) 34位:RB大宮アルディージャ/925万5971円(↓) 35位:ザスパ群馬/888万8344円(↓) 36位:レノファ山口FC/886万2864円(↓) 37位:いわきFC/878万641円(↓) 38位:鹿児島ユナイテッドFC/825万2572円(↑) 39位:愛媛FC/768万2897円(↑) 40位:水戸ホーリーホック/718万9579円(↓) 41位:藤枝MYFC/708万1435円(↓) 42位:ツエーゲン金沢/622万6288円(↓) 43位:ブラウブリッツ秋田/619万6520円(↓) 44位:カターレ富山/481万4398円(↑) 45位:ギラヴァンツ北九州/459万264円(↓) 46位:FC岐阜/396万9504円(↓) 47位:SC相模原/341万1253円(↓) 48位:FC今治/327万7554円(↓) 49位:AC長野パルセイロ/317万8338円(↓) 50位:カマタマーレ讃岐/313万7389円(↓) 51位:FC琉球/309万4569円(↓) 52位:福島ユナイテッドFC/288万7440円(↑) 53位:ガイナーレ鳥取/282万3403円(↓) 54位:ヴァンラーレ八戸/265万6822円(↓) 55位:いわてグルージャ盛岡/261万6733円(↓) 56位:アスルクラロ沼津/251万5766円(↓) 57位:テゲバジャーロ宮崎/237万4594円(↑) 58位:FC大阪/226万1536円(↑) 59位:奈良クラブ/223万1534円(↓) 60位:Y.S.C.C.横浜/182万4625円(↓) 2025.02.25 17:40 Tue

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