アウトサイドの“魔術師”、リカルド・クアレスマ【ピックアップ・プレイヤー】
2020.09.12 20:00 Sat
サッカーでは、GK、DF、MF、FWとそれぞれ役割の全く異なるポジションで、それぞれにスター選手がいる。今回の企画『Pick Up Player』では、現役を問わず各クラブを代表する選手たちをプレー動画付きで紹介していく。
スポルティング・リスボンの下部組織で育ったクアレスマは2001-02シーズンにプロデビュー。いきなりリーグ戦と国内カップの2冠に貢献すると、2003年夏にバルセロナへと引き抜かれた。しかし、当時のフランク・ライカールト監督との対立もあり、わずか1年でポルトガル代表MFデコとのトレードの形でポルトへと渡った。
ポルトでは切れ味鋭いドリブルや相手を手玉にとる変幻自在のテクニック、さらには代名詞ともいえるアウトサイドのシュートを武器に、ウイングとして鮮烈な活躍を披露。リーグ3連覇に貢献し、自身も2006-07シーズンには年間最優秀選手賞を受賞した。
2008年夏にはインテルへ移籍し二度目の国外挑戦を果たすが、守備的なセリエAに苦戦し、2008年の“期待外れ”だった選手に与えられるビドーネ・ドーロ(イタリア語で金のバケツ)を受賞した。
また、ポルトガル代表としては、ユーロに3大会連続で出場し、2016年のフランス大会では初制覇に貢献。また、ロシア・ワールドカップ(W杯)のイラン代表戦では1ゴールを記録し、決勝トーナメント進出の立役者の1人になっていた。プライベートではクリスティアーノ・ロナウドと大の仲良しであることも知られている。
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今回はヴィトーリア・ギマランイスのポルトガル代表MFリカルド・クアレスマ(36)だ。◆“魔術師” リカルド・クアレスマ、ポルト時代の超絶テクニック集
スポルティング・リスボンの下部組織で育ったクアレスマは2001-02シーズンにプロデビュー。いきなりリーグ戦と国内カップの2冠に貢献すると、2003年夏にバルセロナへと引き抜かれた。しかし、当時のフランク・ライカールト監督との対立もあり、わずか1年でポルトガル代表MFデコとのトレードの形でポルトへと渡った。
ポルトでは切れ味鋭いドリブルや相手を手玉にとる変幻自在のテクニック、さらには代名詞ともいえるアウトサイドのシュートを武器に、ウイングとして鮮烈な活躍を披露。リーグ3連覇に貢献し、自身も2006-07シーズンには年間最優秀選手賞を受賞した。
2008年夏にはインテルへ移籍し二度目の国外挑戦を果たすが、守備的なセリエAに苦戦し、2008年の“期待外れ”だった選手に与えられるビドーネ・ドーロ(イタリア語で金のバケツ)を受賞した。
その後、チェルシー、アル・アハリ、古巣ポルトなどの強豪チームを渡り歩き、2010から2012年まで在籍したベシクタシュに2015年に復帰。トルコでは持ち前のテクニックに円熟味が加わり、”魔術師”の異名にふさわしい活躍を見せた。2019-20シーズンはトルコのカスムパシャでプレーしたが、シーズン限りで退団。ヴィトーリア・ギマランイスに加入した。
また、ポルトガル代表としては、ユーロに3大会連続で出場し、2016年のフランス大会では初制覇に貢献。また、ロシア・ワールドカップ(W杯)のイラン代表戦では1ゴールを記録し、決勝トーナメント進出の立役者の1人になっていた。プライベートではクリスティアーノ・ロナウドと大の仲良しであることも知られている。
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