フランク・ライカールト Frank RIJKAARD

ポジション 監督
国籍 オランダ
生年月日 1962年09月30日(61歳)
利き足
身長 190cm
体重 80kg
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ラファ・マルケスがチャビの後任で昇格する可能性やいかに…ラポルタ会長を不安にさせた母国メキシコでの事案とは

バルセロナのBチームを率いるラファ・マルケス監督(45)が、トップチーム昇格への準備を整えているという。スペイン『Relevo』が伝えている。 バルセロナの一時代を彩った名バイプレーヤー、ラファ・マルケス。メキシコ代表のレジェンドは、フランク・ライカールト監督時代を中心に7年間選手として在籍し、90年代初頭以来となるクラブ2度目の黄金期到来に貢献した。 時は流れて2024年、45歳となった名脇役はバルセロナ・アトレティックを指揮して2シーズン目。今季はスペイン3部(グループ1)で優勝争いを続け、残り8試合で首位デポルティボと勝ち点「1」差の2位。チームは2部復帰の希望が膨らむ。 初の監督業で大きな成果を見据えるマルケス氏だが、契約は今季限り。その一方、トップチームでも盟友チャビ・エルナンデス監督(44)が今季限りの退任を公言し、新たな指揮官を探すクラブ…バルセロナにとってマルケス氏のトップチーム登用案は、あくまでワイルドカードだという。 ジョアン・ラポルタ会長は基本的にマルケス氏の指導力を信頼し、ロナルド・クーマン前監督の解任時にも、昇格を頭の片隅に置いていた(結果はチャビ監督を招へい)とのこと。 しかし、マルケス氏は母国メキシコで、とあるスポーツ賭博会社のイメージキャラクターをロナウジーニョ氏と務めており、これ自体はメキシコ国内で違法性はないものの、同社の未成年雇用が明らかに。この事実はバルセロナを不安にさせ、昇格人事にも影響を与えたとされる。すでにバルセロナファンからのイメージもダウンした。(※1) (※1)スペインでは2021年の法改正により、ギャンブル全般に対する規制を強化。サッカークラブがギャンブル関連の広告を掲載することも、メキシコでは認められるが、スペインでは不可 マルケス氏の今夏以降は3つの可能性が。バルセロナ・アトレティックとの契約を1年延長、トップチーム昇格でチャビ監督の後任に就任、バルセロナを退団で他クラブへ… 少なくともマルケス氏本人はトップ昇格の可能性があると踏んでおり、家族もバルセロナ市内で快適に暮らしているとのこと。バルセロナの監督人事はどう進むだろうか。 2024.04.06 21:25 Sat

2戦4失点のバルセロナ守備陣にチャビ監督が言及、16歳FWヤマルの起用には「細心の注意を払わなければならない」

バルセロナのチャビ・エルナンデス監督が29日のセビージャ戦に向けコメントを残した。スペイン『スポルト』が伝えた。 直近のラ・リーガ第7節マジョルカ戦は2-2のドローで終えたものの、依然として公式戦無敗を継続している今シーズンのバルセロナ。リーグ戦順位は3位で好調ジローナやレアル・マドリーの後を追う。 そんな中、第8節で迎えるのが昨シーズンのヨーロッパリーグ(EL)王者・セビージャとの一戦。チャビ監督はホセ・ルイス・メンディリバル監督率いるチームを警戒し、2試合ぶりの勝利を手にするためにファンに後押しを呼びかけた。 「手強い相手だ。フィジカルが強く、メンディリバル監督が指揮をとるようになってから物事を明確にするようになった。ダイレクトで縦に早いサッカーを展開する。我々はホームでプレーをするのだからファンを必要としているし、プレーと勝利の面で良い感情を取り戻す必要がある」 また、チャビ監督はここ2試合で4失点を喫している自チームの守備面にも注目。改善の必要性を述べた。 「我々はもっと集中しなければならない。多くの人は、我々が5人で守るのは難しいと言っているが、6つの明確なチャンスも作り出した。うまくいかなかったのは守備の問題で、ボールを奪われた後のプレッシャーにある。もっと集中しなければならなかった。昨シーズンは素晴らしかったが、今シーズンはそれほどではない。タイトルを獲得するには、昨シーズンの守備のレベルを維持する必要がある」 マジョルカ戦ではポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキら数人の主力をベンチスタートとしたチャビ監督。このローテーションの重要性について語り、それが引き分けに繋がったわけではないと主張している。 「我々はフィジカル的な問題を分析しており、ヨーロッパの舞台で戦っているチームがどれだけ負傷者を出しているかを確認している。我々は選手を守られなければならない。ローテーションは全員が戦いに参加し、自らが重要であると感じるために必要なものだ。絶対に必要だ。ローテーションのせいでマジョルカに引き分けたわけではない」 マジョルカ戦で途中出場から同点劇の流れを作った16歳のスペイン代表FWラミン・ヤマルについては、起用に慎重な姿勢を見せている。若かりし日のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシを指導したかつてのバルセロナ指揮官フランク・ライカールト氏を引き合いに出した。 「彼は16歳で、それが試合中の多くの動きに表れている。サッカーはボールを持っているときだけでなく、ボールを持っていないときもプレーするものだ。だからこそ、我々は彼をフィジカル的な意味で守らなければならない。彼は成長期にあり、非常に大事な年齢だ」 「精神的な問題や感情のコントロールについては、何の問題も見当たらない。彼は幸せな好青年で、サッカーが好きで、それを楽しんでいて、とても自然かつとても上手にやっている。問題は全くない」 「ラミンについてはライカールトのマネジメントが良い例だ。ラミンはまだ16歳だから、出場時間やフィジカル的な負担を考慮し、細心の注意を払わなければならない。彼は慎重でなければならないが、それでも今シーズンは多くの状況や試合で我々を助けてくれるだろう」 2023.09.29 16:07 Fri

フィテッセ退団のバズールがAZに加入! 国内屈指のCBとしての評価確立

AZは2日、フィテッセを退団したオランダ代表DFリシェドリー・バズール(25)をフリートランスファーで獲得したことを発表した。契約期間は2025年6月30日までの3年となる。 昨シーズン限りでのフィテッセ退団が確実となっていたバズールに対しては、レバークーゼン、シュツットガルト、ボルシアMGのブンデスリーガ3クラブからの関心が伝えられていた。 とりわけ、ドイツメディアの報道ではボルシアMG行きが有力視されていたが、その新天地は昨季のエールディビジを5位でフィニッシュしたAZとなった。 PSVとアヤックスの下部組織で育ったバズールは、2014年にアヤックスのトップチームに昇格。その後、ヴォルフスブルクに完全移籍した後は思うように出場機会を得られず、ポルト、ユトレヒトへのレンタル移籍を経験。そして、2019年にはフィテッセに完全移籍していた。 キャリア初期は卓越したフィジカルに加え、ドリブルやパスセンスにも優れる万能型MFとして、元フランス代表MFパトリック・ヴィエラ、元オランダ代表MFフランク・ライカールトと比較されていたが、フィテッセ加入後はトーマス・レッチュ監督の助言によってセンターバックにコンバート。 すると、このコンバートが完璧に嵌ってエールディビジ屈指のセンターバックとしての評価を確立している。 2022.08.02 21:53 Tue

ボルシアMGがフィテッセ退団のDFバズール獲得か? 板倉滉とCBコンビ形成の可能性も

ボルシアMGがフィテッセを退団するオランダ代表DFリシェドリー・バズール(25)の獲得レースをリードしているようだ。ドイツ『ビルト』が報じている。 PSVとアヤックスの下部組織で育ったバズールは、2014年にアヤックスのトップチームに昇格。その後、ヴォルフスブルクに完全移籍した後は思うように出場機会を得られず、ポルト、ユトレヒトへのレンタル移籍を経験。そして、2019年にはフィテッセに完全移籍していた。 キャリア初期は卓越したフィジカルに加え、ドリブルやパスセンスにも優れる万能型MFとして、元フランス代表MFパトリック・ヴィエラ、元オランダ代表MFフランク・ライカールトと比較されていたが、フィテッセ加入後はトーマス・レッチュ監督の助言によってセンターバックにコンバート。 すると、このコンバートが完璧に嵌ってエールディビジ屈指のセンターバックとしての評価を確立している。 『ビルト』が報じるところによれば、今シーズン限りでフィテッセとの契約が満了するバズールにはこれまでレバークーゼン、シュツットガルト、ボルシアMGの3クラブが関心を示してきたが、レバークーゼンはすでに撤退。ボルシアMGは交渉を完了させていないものの、獲得レースをリードしているという。 なお、ボルシアMGでは日本代表DF板倉滉の獲得が決定的となっており、ダニエル・ファルケ新監督の起用法次第だが、バズールが板倉と共にセンターバックでコンビを組む可能性もある。 2022.06.20 13:52 Mon

バルサ壊滅の妙…監督解任で43億円の無駄遣い、多額の負債に更なるダメージ

チャビ・エルナンデス監督を新たに迎え、インターナショナル・マッチウィーク明けから指揮を執ることとなったバルセロナ。しかし、問題は全くもって解決していなかった。 バルセロナは今夏、クラブの象徴でもあったアルゼンチン代表FWリオネル・メッシとの契約を結べず。メッシは、パリ・サンジェルマン(PSG)へと完全移籍していった。 その大きな理由となったのが、クラブが抱えている多額の負債。前会長であるジョゼップ・マリア・バルトメウ氏の時代に抱えた負債の煽りを受け、サラリー制限に引っかかり、メッシとの契約を結べないどころか、ジェラール・ピケやセルヒオ・ブスケッツら、キャプテン陣が減給を飲まなければ獲得した選手が登録できないという、お粗末な展開まで迎えていた。 コロナ禍において、未曾有の財政難に陥っているバルセロナだが、前会長が残したツケをさらに払わされることに。ここ数年間で、監督を解任し続けた結果、3300万ユーロ(約43億2100万円)の費用が無駄に掛かってしまったとスペイン『アス』が報じた。 2017年6月にルイス・エンリケ監督(現スペイン代表監督)が退任すると、そこから4年半で4人の監督、特にこの2年間で3人の監督を迎えることになった。 2017年7月から2020年1月まではエルネスト・バルベルデ監督、2020年1月から8月まではキケ・セティエン監督、そして2020年8月から2021年10月まではロナルド・クーマン監督が務め、今回チャビ監督が就任する。 それ以前は、フランク・ライカールト監督が2003年7月から2008年6月まで、ジョゼップ・グアルディオラ監督が2008年7月から2012年6月まで、病気により退任せざるを得なくなり、その後に他界したティト・ビラノバ監督が2012年7月から2013年7月まで、ヘラルド・マルティーノ監督が2013年7月から2014年6月までと全員が契約を全う。ルイス・エンリケ監督までは、契約満了で退任しているため、違約金は発生していない。 しかし、その後のバルベルデ監督、セティエン監督、クーマン監督と、3人続けて解任しているバルセロナ。さらに、今回のチャビ監督はアル・サッドから引き抜くこととなったために、契約解除金が発生。その合計が、前述の3300万ユーロとなる。 バルベルデ監督は、就任1年目の2017-18シーズンにラ・リーガとコパ・デル・レイの2冠を達成すると、2018-19シーズンはラ・リーガ連覇を達成。しかし、2019-20シーズンは成績不振で解雇。約1100万ユーロ(約14億4000万円)の違約金が支払われたという。 セティエン監督は、2022年まで契約を結んでいた中、1年を残して解任。400万ユーロ(約5億2400万円)の違約金が発生した。 さらにクーマン監督には1300万ユーロ()が必要とのこと。オランダ代表監督から引き抜く際に580万ユーロ(約7億6000万円)の解除金を支払うこととなっているが、これはクーマン監督が肩代わり。しかし、解雇したことで違約金720万ユーロ(約9億4300万円)と合わせて、1300万ユーロがかかることとなる。なお、チャビ監督は500万ユーロ(約6億5500万円)の解除金を支払い、アル・サッドから引き抜いている。 監督解任による違約金が嵩むという点では、かつてはチェルシーが陥った負のスパイラル。成績が上がらないものの、一定の契約期間を監督に提示しているために、どうしても発生するもの。かといって、クラブが我慢強くなることもなく、違約金だけが嵩むという謎の事態に陥ることとなる。 監督交代を繰り返した結果、43億円も無駄に支払っているのだから、負債が無くならないのも頷けると言える。 <span class="paragraph-title">【動画】チームを救えるか? チャビ新監督がバルセロナに到着!!</span> <span data-other-div="movie"></span> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJzQnJoNXNPRyIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> 2021.11.08 07:16 Mon

ゲーマーのグリーズマン、『FIFA 22』では自身を中盤に起用し右サイドはデンベレ

アトレティコ・マドリーのフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンが今月発売されたばかりのサッカーゲーム『FIFA 22』に興じている。 ゴールパフォーマンスにゲーム内の動きを取り入れるなど大のゲーム好きとして知られているグリーズマン。これまでは『ウイニングイレブン』シリーズをプレーしていたが、今シーズンは『FIFA 22』を遊んでいる模様。自身のSNSにスカッドの画像を投稿し、「?」とファンに助言を求めた。 グリーズマンが並べた布陣は[3-5-2]のシステムで、GKには同僚のスロベニア代表GKヤン・オブラクを起用。3バックにはレジェンドを揃え、元イタリア代表DFファビオ・カンナバーロ、元フランス代表DFローラン・ブラン、元オランダ代表MFフランク・ライカールトを並べた。 中盤のダブルボランチにはグリーズマン自身と同僚のスペイン代表MFマルコス・ジョレンテの2人を配置し。2列目は左から元オランダ代表FWマルク・オーフェルマルス、元イタリア代表MFロベルト・バッジョ、そしてバルセロナ時代の同僚であるフランス代表FWウスマーヌ・デンベレを起用した。 また、最前線は元ブラジル代表FWロナウドと元カメルーン代表FWサミュエル・エトーの2トップというなんとも豪華な布陣だ。 『FIFA』シリーズには、能力値だけでなく、ケミストリーと呼ばれるポジション適正や隣り合う選手同士の属性(国籍、リーグ、クラブ)によって決まる要素もあるが、グリーズマンは良いアドバイスを貰えたのだろうか。 10日に行われたUEFAネーションズリーグ・ファイナルズ決勝のスペイン代表戦に先発出場し、優勝に貢献したグリーズマンの次の試合は17日に行われるラ・リーガ第9節のグラナダ戦。それまでもう少しの間ゲームに没頭することができそうだ。 ◆グリーズマンの『FIFA 22』スカッド GK ヤン・オブラク DF ファビオ・カンナバーロ ローラン・ブラン フランク・ライカールト MF アントワーヌ・グリーズマン マルコス・ジョレンテ マルク・オーフェルマルス ロベルト・バッジョ ウスマーヌ・デンベレ FW ロナウド サミュエル・エトー <span class="paragraph-title">【画像】各選手の能力は?グリーズマンの『FIFA 22』スカッド</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="und" dir="ltr"> ? <a href="https://t.co/OL8s7tEWjV">pic.twitter.com/OL8s7tEWjV</a></p>&mdash; Antoine Griezmann (@AntoGriezmann) <a href="https://twitter.com/AntoGriezmann/status/1446534489103011842?ref_src=twsrc%5Etfw">October 8, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.10.15 07:15 Fri

メッシ“668ゴール”の始まりは16年前の今日、18年目は訪れるのか

バルセロナの象徴であるFWリオネル・メッシが、今日までクラブで積み上げてきたゴールは「668」。その間に勝ち取ったタイトルは「35」にのぼる。 メッシがカンプ・ノウでゴールネットを揺らす。今では当たり前のようになったこの光景だが、バルサファンが初めて目にしたのは今から16年前の2005年5月1日だった。 当時ラ・リーがで首位に立っていたバルセロナは、第34節でアルバセテをホームに迎えた。66分にはFWサミュエル・エトーが先制点を挙げたものの、中々試合を決定付けることができずにいた。 そんな中、フランク・ライカールト監督はエトーに代えて、前年10月にデビューしたばかりの17歳の少年、メッシを投入。残り時間2分で途中出場となったメッシだったが、すぐに存在感を発揮する。 FWロナウジーニョの浮き球のパスを相手DFの裏で受けたメッシは、そのままゴールネットを揺らすが、これはオフサイドの判定。初ゴールはお預けかと思われた。 それでも、後半アディジョナルタイム1分に同じような展開からロナウジーニョの浮き球のパスにメッシが反応。今度はオンサイドでボールを受け、相手の裏をとると、GKとの1対1を迎える。すると、メッシは17歳の少年とは思えない落ち着きをゴール前で見せると、GKを嘲笑うかのようなループシュート。弧を描いたボールはGKの頭上を越え、今度こそ正真正銘の初ゴールを決めた。 メッシが17歳と10カ月7日で決めたこのゴールは、後にFWボージャン・クルキッチに塗り替えられるまで、バルセロナのクラブ最年少得点者記録であった。 あれから16年。メッシとバルセロナには別れの時が近づいている。2020年夏にメッシがクラブに対してトランスファーリクエストを提出したことは世界中で大きな話題に。最終的にはクラブへの残留を決めたものの、今シーズン限りで契約が満了する状況はいまだ変わっていない。 それでも、ジョアン・ラポルタ会長が再任してからは、契約延長への動きも見られ、クラブの財政再建のためにメッシが大きな減俸を受け入れるという話も出ている。 これから先も「ブラウグラナ(カタラン語で青とえんじ)」のユニフォームに身を包んだメッシがゴールネットを揺らすシーンを見ることができるのか。今オフの動きは、大きな注目を集めることだろう。 <span class="paragraph-title">【動画】メッシはプロ初ゴールからセンス抜群!</span> <span data-other-div="movie"></span> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJrS3RQYTVORiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> 2021.05.01 12:05 Sat

「感慨深い」メッシのバルセロナデビューから16年が経過

アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(33)がバルセロナで公式戦デビューを飾ってから2020年10月16日で16年が経った。 長らくバルセロナの絶対的エースに君臨するメッシだが、今夏に退団を志願。プレシーズン始動に先駆けた新型コロナウイルスの検査やトレーニング参加を拒み、確固たる姿勢を示したが、来夏までの契約に付随する解除金7億ユーロ(約873億7000万円)の存在も大きな障壁となり、最終的に残留を表明した。 バルセロナでの17シーズン目を迎えているメッシだが、デビュー当時の映像をバルセロナのクラブ公式ツイッターが公開している。 <div id="cws_ad">◆メッシのバルセロナデビュー戦を映像で振り返る<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJKaUk1Y1A1YSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> メッシがデビューを果たしたのは、2004年10月16日に行われたラ・リーガ第7節、エスパニョールとの“バルセロナダービー”だった。フランク・ライカールト政権下のバルセロナにおいて、この試合でメッシが初めてのベンチ入りを果たす。 バルセロナは左からロナウジーニョ、ヘンリク・ラーション、サミュエル・エトーの3トップを採用し、メッシはベンチスタートとなったが、バルセロナの勝利が近づいた82分、その時がやってくる。 デコとの交代で背番号「30」のメッシが投入される。そのプレー時間は8分程度だったものの、試合のラストプレーでは右サイドからのカットインを仕掛けるなど、その実力の片鱗を示した。 当時17歳と3カ月22日だったメッシは、翌2005-06シーズンから徐々に出場機会を増やすと、ここまで公式戦734試合に出場し635ゴール279アシストを記録。34個ものタイトルを獲得してきた。 これまで毎年のように10月16日になると各SNSに上げられていたメッシのデビュー戦の映像だが、メッシがバルセロナの選手としてみるのは今年が最後になるのだろうか。「バルセロナのために最善を尽くす」と語っているメッシだが、残り1年の契約を更新するかは不透明なため、例年よりも感慨深いものとなった。 2020.10.17 15:15 Sat

アウトサイドの“魔術師”、リカルド・クアレスマ【ピックアップ・プレイヤー】

サッカーでは、GK、DF、MF、FWとそれぞれ役割の全く異なるポジションで、それぞれにスター選手がいる。今回の企画『Pick Up Player』では、現役を問わず各クラブを代表する選手たちをプレー動画付きで紹介していく。 今回はヴィトーリア・ギマランイスのポルトガル代表MFリカルド・クアレスマ(36)だ。 <div id=“cws_ad">◆“魔術師” リカルド・クアレスマ、ポルト時代の超絶テクニック集<br /><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiIwUHVzejVkMyIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> スポルティング・リスボンの下部組織で育ったクアレスマは2001-02シーズンにプロデビュー。いきなりリーグ戦と国内カップの2冠に貢献すると、2003年夏にバルセロナへと引き抜かれた。しかし、当時のフランク・ライカールト監督との対立もあり、わずか1年でポルトガル代表MFデコとのトレードの形でポルトへと渡った。 ポルトでは切れ味鋭いドリブルや相手を手玉にとる変幻自在のテクニック、さらには代名詞ともいえるアウトサイドのシュートを武器に、ウイングとして鮮烈な活躍を披露。リーグ3連覇に貢献し、自身も2006-07シーズンには年間最優秀選手賞を受賞した。 2008年夏にはインテルへ移籍し二度目の国外挑戦を果たすが、守備的なセリエAに苦戦し、2008年の“期待外れ”だった選手に与えられるビドーネ・ドーロ(イタリア語で金のバケツ)を受賞した。 その後、チェルシー、アル・アハリ、古巣ポルトなどの強豪チームを渡り歩き、2010から2012年まで在籍したベシクタシュに2015年に復帰。トルコでは持ち前のテクニックに円熟味が加わり、”魔術師”の異名にふさわしい活躍を見せた。2019-20シーズンはトルコのカスムパシャでプレーしたが、シーズン限りで退団。ヴィトーリア・ギマランイスに加入した。 また、ポルトガル代表としては、ユーロに3大会連続で出場し、2016年のフランス大会では初制覇に貢献。また、ロシア・ワールドカップ(W杯)のイラン代表戦では1ゴールを記録し、決勝トーナメント進出の立役者の1人になっていた。プライベートではクリスティアーノ・ロナウドと大の仲良しであることも知られている。 2020.09.12 20:00 Sat

コーチとしてバルサに凱旋 “バイキングの英雄”、ヘンリク・ラーション【ピックアップ・プレイヤー】

サッカーでは、GK、DF、MF、FWとそれぞれ役割の全く異なるポジションで、それぞれにスター選手がいる。今回の企画『Pick Up Player』では、現役を問わず各クラブを代表する選手たちをプレー動画付きで紹介していく。 今回は元スウェーデン代表FWヘンリク・ラーション氏(48)だ。 <div id="cws_ad">◆“バイキングの英雄”ラーション、バルセロナでのゴール集<br /><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJ1S0dacGlnVCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> 地元ヘルシンボリで得点を量産したラーション氏は、フェイエノールト在籍時の22歳の時にスウェーデン代表として出場した1994年のアメリカ・ワールドカップ(W杯)でブロンドのドレッドヘアーという独特の風貌と同国の3位入賞に貢献する活躍でその名を世界に知らしめた。 身長は178cmとそれほど高くないが、打点の高いヘディングや高いキープ力を活かしたポストプレー、さらには類まれなる決定力を武器に、その後1997年に加入したセルティックでは221試合174ゴールという圧巻の成績を残し、在籍7シーズンで5度の得点王に輝いた。 2004年から2006年までバルセロナに在籍。フランク・ライカールト体制においてラ・リーガ連覇、2005-06シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)制覇に貢献した。中でも2005-06シーズンのCL決勝アーセナル戦では、1点ビハインドの後半途中から投入され、エトーとベレッチへの2アシストでバルセロナを優勝に導く値千金の活躍を見せた。 シーズン終了後、古巣ヘルシンボリに復帰すると、マンチェスター・ユナイテッドへの短期レンタルで3カ月プレー。前線の駒不足に悩んでいたユナイテッドを助け、移籍期間終了時には名将アレックス・ファーガソン監督から直接残留要請を受けたが、ヘルシンボリに復帰。短い在籍期間であったものの、後に「ファーガソンは私の中でベストな監督」と語っていた。 その後は母国複数クラブでプレーした後に引退し、指導者の道へ。母国のファルケンベリ、ヘルシンボリの監督を務め、現在はロナルド・クーマン新監督率いるバルセロナのコーチングスタッフに入閣している。 2020.09.09 20:00 Wed
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