チェルシーが敵地で先勝!フィオレンティーナは打ち合いでパナシナイコスに敗れる【ECL】

2025.03.07 07:00 Fri
Getty Images
6日、2024-25シーズンのヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)のノックアウトフェーズラウンド16・1stレグの8試合が欧州各地で行われた。

リーグフェーズの1~8位の8クラブと、プレーオフを勝ち上がった8クラブが対戦する決勝トーナメント1回戦。

優勝候補筆頭のチェルシーは、コペンハーゲンとアウェイで対戦し2-1で勝利した。
直近のサウサンプトン戦から先発を7人変更して試合に臨んだチェルシーは、14分に敵陣でのボールロストからすぐに守備に切り替えると、相手DFのミスパスに反応したデューズバリー=ホールの繋ぎをペナルティアーク手前のパーマーが左足ボレーで狙ったが、これはゴール右に逸れた。

前半半ば以降は一進一退の展開が続き、互いになかなかシュートまでボールを運ぶことができず。前半はゴールレスで終了した。
迎えた後半、チェルシーは開始早々にスコアを動かす。46分、左サイドでルーズボールを拾ったククレジャがドリブルでボックス左横まで持ち上がりマイナスに折り返すと、バイタエルエリア手前に走り込んだリース・ジェームズがダイレクトシュートをゴール左隅に流し込んだ。

幸先良く先制したチェルシーは50分にピンチ。左サイドでボールを受けたメリングのロングスルーパスに反応したクラーソンがゴールエリア左横から左足を振り抜いたが、シュートは右ポストに弾かれた。

ピンチを凌いだチェルシーは65分、コペンハーゲンのビルドアップに対して前から圧力をかけると、ボックス左横でボールを奪ったエンクンクのパスをボックス内で受けたジョージがマイナスに折り返し、最後はエンソ・フェルナンデスがゴール右にシュートを突き刺した。

その後、チェルシーは79分にマルコス・ロペスの左FKからガブリエウ・ペレイラにヘディングシュートを叩き込まれ1点を返されたが、そのまま2-1で勝利し、先勝を飾った。2ndレグは来週、チェルシーのホームで行われる。

また、昨季準優勝のフィオレンティーナは、アウェイでパナシナイコスと対戦し2-3で敗戦。試合は開始早々の5分にシフィデルスキのゴールでホームチームが先制すると、19分にもネマニャ・マクシモビッチにゴールネットを揺らされた。

2点を追う展開となったフィオレンティーナは、20分にゴセンスの左クロスから ベルトランがヘディングシュートを流し込み1点を返すと、23分にはマンドラゴラのロングパスをボックス左のゴセンスが折り返すと、ファジョーリが左足のダイレクトシュートをゴール左隅に突き刺した。

試合を振り出しに戻したフィオレンティーナは、44分にもマンドラゴラの右クロスをコムッツォがヘディングで合わせると、左ポストに当たったボールをマティアス・モレノが押し込んだが、これはVARの末にモレノのオフサイドと判定された。

同点で迎えた後半、フィオレンティーナは55分に失点を許す。ドリブルでボックス左から侵入したジュリチッチの折り返しをテテにゴール左隅に流し込まれた。

結局、これが決勝点となり、2-3でフィオレンティーナは敗戦。2ndレグは来週、フィオレンティーナのホームで行われる。

◆ラウンド16・1stレグ 結果
モルデ 3-2 レギア・ワルシャワ
パナシナイコス 3-2 フィオレンティーナ
レアル・ベティス 2-2 ヴィトーリア・ギマランイス
コペンハーゲン 1-2 チェルシー
ヤギエロニア 3-0 セルクル・ブルージュ
NKツェリェ 1-0 ルガーノ
パフォス 1-0 ユールゴーデン
ボラツ 1-1 ラピド・ウィーン

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新指揮官就任から連勝スタートを飾ったイングランド代表のトーマス・トゥヘル監督だが、チームにさらなる改善を求めた。 イングランドは24日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)欧州予選グループK第2節でラトビア代表と対戦し、3-0で快勝した。 2-0で勝利した初陣のアルバニア代表戦から先発4人を変更して臨んだホームゲーム。前半は後ろ重心のアウェイチームの堅守を前に攻めあぐねたが、前半38分にDFリース・ジェームズが代表初ゴールとなる見事な直接FKを決めて先制に成功。 1点リードで折り返した後半も守備的な戦い方を継続した相手に苦戦も、68分にFWハリー・ケインの2試合連続ゴール。76分には途中出場のMFエベレチ・エゼに代表初ゴールが生まれ、終わってみれば3-0の勝利となった。 同試合後、ドイツ人指揮官は「簡単な試合ではなかった」とピンチこそなかったものの、攻撃面で手を焼いた一戦を振り返った。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。 「まだ改善の余地がある」 「しかし、クリーンシートでの2連勝。相手に大きなチャンスを作らせなかったという部分では、多くのポジティブな点がある。チャンスをモノにするにはフリーキックが必要だった。姿勢、エネルギー、意欲に満足している。それがあれば必ずや勝利できる」 また、先制点をチームにもたらしたチェルシー時代の教え子については「彼のキックとクオリティが素晴らしいことはわかっていた」とその活躍に目を細めた。 「彼は自分のパフォーマンスに誇りと喜びと満足を感じる権利がある。彼は素晴らしい状態だ。招集したとき、彼がそれほど多くの試合に出場していないことはわかっていたが、それはケガのせいではないこともわかっていた。彼ら(チェルシー)は彼を大事にし、管理していた。彼はシャープで体調も良く、クオリティに関して疑いの余地はない」 さらに、フル出場で2点目の起点となるなど攻撃の起点として機能したFWモーガン・ロジャーズについては「全体的に彼に満足している」とそのパフォーマンスを評価。 トップ下とサイドと2つのポジションでの起用となったなか、「我々が優勢な試合では、サイドでプレーする方が彼には向いていると思う。彼をサイドに配置すると、より自由を感じ、ダイナミックな動きを身につけることができる。ハーフスペースよりも少しだけスペースがあった。選手のことや試合のことを学ぶことができるので興味深いし、それは良いことだ」と、今後に向けて自身にとっても選手にとっても良いトライになったと感じている。 一方で、後半半ばにベンチへ下げたMFジュード・ベリンガムに関しては「我々は少し幸運だった」と、2枚目の警告で退場の可能性も十二分にあり得た状況のなかでリスク回避のために交代させたことを認めている。 「ジュード・ベリンガムの状況では、何が起きてもおかしくなく、突然イエローカードやレッドカードが出る可能性がある」 「そうなるとすべてがひっくり返る可能性があり、ベンチから交代を決めた。ただ、最初のイエローカードはちょっと厳しかったと思う」 「一方で、2枚目(後半序盤のアフターチャージ)はイエローカードになる可能性があった。彼にとって厳しかったが、すぐに交代させた」 「私の見立てでは、少し疲労もあったと思う。だが、(退場の)リスクを冒したくなかったから彼を交代させた」 2025.03.25 14:10 Tue

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厳しい状況続くフェリックス、復活を期して古巣へ復帰か?

チェルシーからミランへとレンタル移籍中のポルトガル代表FWジョアン・フェリックス(25)だが、母国復帰の可能性が浮上している。ポルトガル『レコルド』が伝えた。 ベンフィカでその名を挙げ、アトレティコ・マドリーへと鳴物入りで加入したフェリックス。しかし、徐々にディエゴ・シメオネ監督との折り合いが悪くなると、チェルシー、バルセロナへとレンタル移籍を繰り返し、2024年8月にチェルシーへと完全移籍した。 しかし、今シーズンのチェルシーでは期待された働きはできず、プレミアリーグ12試合で1ゴール1アシストに。1月にはミランへとレンタル移籍を果たした。 ただ、凋落したフェリックスの復活は遠く、セリエAでは9試合で1アシストのみ。厳しい日々が続いている状況だ。 ガラタサライが今夏の移籍市場で獲得に動いているという報道があった中、チェルシーは連れ戻す気はあまりない状況。そんな中、古巣でもあるベンフィカへの復帰が浮上している。 『レコルド』によれば、フェリックス本人もベンフィカに復帰する希望を持っているとのこと。苦しい日々が続いている中で、自身が重要な選手になれると感じているという。 また、マヌエル・ルイ・コスタ会長もフェリックスの獲得を望んでおり、ブルーノ・ラージ監督も同様の意見。クラブ・ワールドカップ(W杯)に出場するベンフィカを助ける存在として、獲得を望むという。 どうやらレンタル移籍での加入になる可能性が高く、チェルシーが給与の一部を負担するとのこと。ベンフィカを出てから大きな期待に応えきれずにきたなかで、フェリックスは復帰を果たすだろうか。 2025.04.17 23:05 Thu
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プレミアからの強い関心受けるフランクフルトFW、クラブは移籍金162億円を要求か?

今夏の移籍市場で注目を集めることが予想されるフランクフルトのフランス人FWウーゴ・エキティケ(22)だが、フランクフルトは移籍金を設定したようだ。ドイツ『ビルト』が伝えた。 190cmの長身ストライカーで、スタッド・ランスやパリ・サンジェルマン(PSG)でプレー。2024年2月にフランクフルトへレンタル移籍し、2024年7月に完全移籍となったエキティケは、今シーズンのブンデスリーガで28試合に出場し14ゴール5アシストを記録している。 ブンデスリーガで成長著しいエキティケには、アーセナルやチェルシー、トッテナムなど複数のクラブが関心を寄せており、今夏のストライカーの争奪戦の1人と見られている。 フランクフルトとエキティケの契約は2029年夏まで。そんな中、フランクフルトの要求額が判明した。 『ビルト』によれば、約1億ユーロ(約162億1500万円)を求めるとのこと。手放したくないという意志の表れである一方で、それだけエキティケを評価しているということでもある。 アーセナル、チェルシー、トッテナムは夏のストライカー補強を考えており、それぞれ他にも候補がいる状況。互いに牽制することも考えられる中で、どこかのクラブが獲得するだろうか。 2025.04.15 20:20 Tue
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小杉啓太スーパーゴールのユールゴーデンが激闘制す! 森下龍矢奮闘のレギア撃破のチェルシーと準決勝で激突【ECL】

17日、カンファレンスリーグ(ECL)の準々決勝2ndレグの4試合が行われた。 今大会の優勝候補筆頭のチェルシーとDF森下龍矢が所属するレギア・ワルシャワは、アウェイのレギアが1-2で勝利した。この結果、2戦合計4-2としたチェルシーの準決勝進出が決まった。なお、森下はフル出場している。 レギアホームの1stレグはチェルシーの3-0の圧勝に終わり、マレスカのチームが圧倒的なアドバンテージを得て臨んだ今回のリターンレグ。 試合は開始早々にボックス左へ抜け出したパーマーに決定機が訪れるなど、地力で勝るチェルシーが攻勢を仕掛けていく。だが、9分にはボックス内に抜け出したペクハルトがGKヨルゲンセンのファウルを誘ってPKを獲得。これを自ら冷静に決め切ってアウェイチームが10分の先制点とした。 これで2戦合計スコアで2点差に迫ったレギアは良い形で畳みかけると、20分には森下にビッグチャンス。ゴンサウヴェスのスルーパスで右サイドのスペースに抜け出した右ウイングはボックス右に持ち込んで右足対角シュートを狙ったが、これはわずかに枠の左へ外れた。 一方、2失点目を回避したチェルシーは前半半ばを過ぎて押し返すと、33分には右サイドで仕掛けたサンチョが絶妙なグラウンダーの折り返しをゴール前に供給。これに反応した左サイドバックのククレジャが丁寧なワンタッチシュートでゴールネットへ流し込んだ。 1-1のイーブンに戻った後はレギアがゴンサウヴェスの意表を突いた超ロングシュート、チェルシーがオフサイドとなったものの、エンクンクとのコンビネーションでククレジャが再びネットを揺らすなどオープンな攻防となった。 1-1で折り返した後半、前半同様にレギアが先手を奪う。森下が鋭いボックス内での仕掛けでゴールライン際で折り返したボールをゴンサウヴェスがヘディングシュート。これはGKヨルゲンセンの好守に阻まれるが、このプレーで得た左CKの流れからゴール前で味方のシュートに反応したカプアディのヘディングシュートでゴールをこじ開ける。 これで勢いづくアウェイチームは森下の縦突破からのグラウンダーのクロスなど以降も際どいシーンを創出。これに対してチェルシーはジャクソンに代えてハーフタイム明けに投入したジョージに続き、58分にはパーマー、ククレジャに代えてマドゥエケ、グストとフレッシュな選手をピッチに送り出す。 後半半ばから終盤にかけて試合は一進一退の攻防となり、追いつきたいレギアでは森下がミドルレンジのシュートなどでゴールに迫るシーンも作ったが、最後までゴールをこじ開けることはできず。 この結果、本選で初黒星を喫したチェルシーだったが、1stレグのアドバンテージを活かしてベスト4進出を決めた。 DF小杉啓太の所属するユールゴーデンはラピド・ウィーンとのアウェイゲームで1-2の勝利。その後、延長戦の末に2戦合計2-4で勝利し、ベスト4進出を決めた。小杉は延長前半の99分までプレーした。 ホームでの1stレグを0-1で落としていたユールゴーデンだったが、この試合では前半開始直後にラフプレーで相手に退場者が出ると、前半終盤の43分にダニエルソンのPKで先制に成功。だが、前半アディショナルタイムには10人の相手にオウンゴールで同点ゴールを許す。 2戦合計スコアでは1点ビハインドで後半に折り返したなか、19歳の日本人DFが決定的な仕事を果たす。77分、右CKの二次攻撃からペナルティアーク付近で相手のヘディングクリアに反応した小杉が抑えの利いた右足ダイレクトボレーを放つと、クロスバーの内側を叩いたボールがゴールネットに突き刺さった。 小杉のスーパーゴールによって2戦合計スコアをタイに戻したユールゴーデンは90分で決着は付けられずも、延長戦でグリクセンが躍動。93分に鋭いミドルシュートで勝ち越しゴールをもたらすと、延長前半終了間際にもカウンターからトドメの4点目まで奪取。その後、相手に2人目の退場者が出たことで危なげなく逃げ切ってベスト4進出を決めた。 昨季準優勝のフィオレンティーナはNKツェリェとのホームゲームを2-2のドローで終えた。この結果、2戦合計4-3で準決勝進出を決めた。 マンドラゴラのゴールで先制も後半の連続失点によって2戦合計タイに戻されたが、67分にエースのケアンが勝ち越しゴールを奪うと、このまま2-2のドローでゲームクローズ。1stレグのアドバンテージを活かして逃げ切った。 レアル・ベティスはヤギエロニアとのアウェイゲームを1-1のドローで終えた。この結果、2戦合計1-3で4強入りを決めた。 ホームでの1stレグを2-0で先勝してアドバンテージを得て敵地に乗り込んだなか、前半はゴールレス。迎えた後半半ば過ぎにはバカンブのゴールで先制に成功するも、直後の失点によって連勝はならず。それでも、危なげなく準決勝への切符を手にした。 なお、準決勝では小杉のユールゴーデンがチェルシーと、ベティスがフィオレンティーナと対戦する。 ◆ECL準決勝 対戦カード レアル・ベティス vs フィオレンティーナ ユールゴーデン vs チェルシー ◆ECL準々決勝2nレグ 結果 ▽4/17(木) チェルシー 1-2(AGG:4-2) レギア・ワルシャワ 【チェルシー】 マルク・ククレジャ(前33) 【レギア・ワルシャワ】 トマシュ・ペクハルト(前10[PK]) スティーブ・カプアディ(後8) ラピド・ウィーン 1-4(AGG:2-4) ユールゴーデン 【ラピド・ウィーン】 オウンゴール(前46) 【ユールゴーデン】 マルクス・ダニエルソン(前43[PK]) 小杉啓太(後32) トビアス・グリクセン(延前3、延前15) フィオレンティーナ 2-2(AGG:4-3) NKツェリェ 【フィオレンティーナ】 ロランド・マンドラゴラ(前37) モイゼ・ケアン(後22) 【ツェリエ】 アリョシャ・マトコ(後9) クレメン・ネマニッチ(後20) ヤギエロニア 1-1(AGG:1-3) レアル・ベティス 【ヤギエロニア】 ダルコ・チュルリノフ(後36) 【ベティス】 セドリック・バカンブ(後33) 2025.04.18 06:53 Fri
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ストライカーが欲しいチェルシー、バルセロナ戦でハットなどCLで13ゴールのギラシーを狙う? 契約解除金は113億円

チェルシーがストライカー補強に動いている中、ドルトムントのギニア代表FWセール・ギラシー(29)の獲得に動くことになるようだ。イギリス『Caught Offside』が伝えた。 これまでフランスやドイツの数多くのクラブを渡り歩いてきたギラシー。リール、オセール、ケルン、アミアン、スタッド・レンヌ、シュツットガルトでプレーし、今シーズンからドルトムントに完全移籍で加入した。 渡り鳥状態だったギラシーだったが、ドルトムントでは大活躍。ブンデスリーガでは25試合に出場し15ゴール3アシスト。チャンピオンズリーグ(CL)でも14試合で13ゴール5アシストを記録。バルセロナとの準々決勝2ndレグではハットトリックの活躍を見せるなど、大きな結果を残している。 当然多くのクラブが関心を寄せており、ミランやユベントスなどが関心を寄せている中、ドルトムント移籍前から注目していたチェルシーも関心を強めているという。 ギラシーには6000万ポンド(約113億3000万円)の契約解除条項が存在しているとのこと。2028年夏までドルトムントと契約しており、高額な移籍金が必要だが、チェルシーには投資できるだけの資金がある。 エンツォ・マレスカ監督の下で今季はトップ4入りを目指せるチームだが、さらに強化するためには信頼できるスコアラーが必要に。ギラシーはうってつけとも言えるが、果たしてどういった展開となるか注目が集まる。 <span class="paragraph-title">【動画】ギラシーがCLバルセロナ戦でハットトリックの活躍!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="YcZ7r4PvwNc";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.04.18 20:50 Fri
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15位以内確定のチェルシー、サンチョの買取義務が発生! 買取額は最大47億円も、9.4億円支払えば返却可能

チェルシーは今シーズンのプレミアリーグでの15位以内が確定。その結果、構想外の選手に金銭を支払う義務が発生してしまった。イギリス『GiveMeSport』が伝えた。 20日、プレミアリーグ第33節でフルアムと対戦したチェルシー。来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権争いの中、後半アディショナルタイムのペドロ・ネトのゴールで1-2とフルアムに逆転勝利を収めた。 チームは5位に浮上し、CL出場権争いでも有利な立場になった一方で、1つの契約条項が発動することが決定した。 残り5試合でウォルバーハンプトンとの勝ち点差が19となったチェルシーは、プレミアリーグの15位以内が確定。この結果、2024年夏にマンチェスター・ユナイテッドからレンタル移籍で獲得した元イングランド代表MFジェイドン・サンチョ(25)の買い取り義務が発生することとなった。 2000〜2500万ポンド(約37億8000万〜47億2000万円)での買い取り義務の条項がついたレンタル移籍だったが、サンチョは全く期待に応えられず。ここまで公式戦で35試合に出場し3ゴール10アシストという状況だ。 チェルシー内ではサンチョを来シーズンの構想に入れていないとされており、この買い取り義務は非常に厄介なものに。ただ、ユナイテッドとの取り決めにより、500万ポンド(約9億4000万円)を支払えば条項を破棄することができるという。 サンチョを買い取るにしても、返すにしても、ユナイテッドに金銭の支払いが発生することは確定したチェルシー。果たして、どちらの道を選ぶのだろうか。 2025.04.21 20:40 Mon

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