ローマがムヒタリアン買い取りに向け秘策を用意?
2020.05.25 17:00 Mon
ローマがアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアン(31)の完全移籍での買い取りに向け、秘策を用意しているようだ。
その能力を高く評価するパウロ・フォンセカ監督のリクエストもあり、ローマは以前からムヒタリアンの完全移籍での買い取りに向けてアーセナルと交渉している。だが、マンチェスター・ユナイテッドからレンタル移籍中の元イングランド代表DFクリス・スモーリング(30)の買い取り交渉と同様に、深刻な財政難の影響で難しい交渉を強いられている。
そのため、現状ではミケル・アルテタ監督が「構想に入っている」と過去に語ったアーセナルへの復帰が既定路線だが、ローマは買い取りに向けてアーセナルサイドへある提案を行っているようだ。
ただ、アーセナルとムヒタリアンの現行契約は2021年6月末までとなっており、前述のプランでは来夏にアーセナルが移籍金を得ることができない。そのため、ローマは双方に対して、年数は不明も契約延長を行うことを提案しているようだ。
アーセナルにとっては今夏受け取る移籍金を来夏に繰り越す形になるだけで、あまり旨味がない話だが、ムヒタリアンを余剰人員とみなし、ローマ以外に買い手が見つからない場合は有効な選択肢になるかもしれない。
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昨夏、アーセナルから300万ユーロ(約3億5000万円)の有償レンタルで加入したムヒタリアン。ここまでは負傷の影響もあり、セリエAでは13試合の出場に留まっているものの、6ゴール3アシストと上々の数字を残している。加えて、ベテランらしい視野の広さや周囲の長所を引き出す、玄人好みのプレーで前線と中盤を繋ぐオーガナイザーとしても存在感を放っている。そのため、現状ではミケル・アルテタ監督が「構想に入っている」と過去に語ったアーセナルへの復帰が既定路線だが、ローマは買い取りに向けてアーセナルサイドへある提案を行っているようだ。
イタリア『Il Tempo』が伝えるところによれば、今夏の買い取りが難しいと判断したローマは、来年夏の買い取り義務を盛り込んだ1年間のレンタル延長を提案しているという。
ただ、アーセナルとムヒタリアンの現行契約は2021年6月末までとなっており、前述のプランでは来夏にアーセナルが移籍金を得ることができない。そのため、ローマは双方に対して、年数は不明も契約延長を行うことを提案しているようだ。
アーセナルにとっては今夏受け取る移籍金を来夏に繰り越す形になるだけで、あまり旨味がない話だが、ムヒタリアンを余剰人員とみなし、ローマ以外に買い手が見つからない場合は有効な選択肢になるかもしれない。
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