インテルが2025年夏の移籍プランを画策!最初のターゲットはパウ・トーレスに

2024.07.21 07:30 Sun
インテルのターゲットに挙げられたDFパウ・トーレス
Getty Images
インテルのターゲットに挙げられたDFパウ・トーレス
インテルはすでに2025年夏の移籍プランを計画し始めているようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝える。
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インテルは、新たに経営権を取得したアメリカ「オークツリー」のもとでCEOを務め、現在は会長に昇格したジュゼッペ・マロッタ氏が主導し、事前に綿密な計画を立てることで、近年の成功につなげてきた。その成果は、トルコ代表MFハカン・チャルハノールやアルメリア代表MFヘンリク・ムヒタリアン、フランス代表FWマルクス・テュラム、イラン代表FWメフディ・タレミ、ポーランド代表MFピオトル・ジエリンスキら、近年フリーで獲得した選手を見ても明らかだ。
そして『カルチョメルカート』によれば、すでにマロッタ会長は2025年の夏に向けた動き始めている模様。現在は高齢化が深刻な守備陣の補強のため、アストン・ビラのスペイン代表DFパウ・トーレス(27)獲得に動いているという。

スペイン代表として24キャップを誇るパウ・トーレスは、昨夏に移籍金3250万ユーロ(当時レート:約50億円)+ボーナスで、恩師であるウナイ・エメリ監督の率いるアストン・ビラに加入。2023-24シーズンはプレミアリーグで4位と躍進したチームの守備の要として公式戦39試合に出場し2ゴール1アシストを記録していた。
なお、2028年までアストン・ビラとの契約を残しているパウ・トーレスの移籍金は5000万ユーロ(約86億円)と言われており、そう簡単に交渉はまとまらないと思われるが、インテルは移籍金を引き下げるために選手譲渡も検討しており、なるべく早期での獲得を目指しているようだ。

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ラウンド16進出ほぼ確実のインテル、S・インザーギ監督は「運命は我々の手中」と自力突破に自信

インテルのシモーネ・インザーギ監督が22日に行われ、1-0で勝利したチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第7節スパルタ・プラハ戦を振り返った。 前節レバークーゼン戦で今季のCL初黒星を喫したインテル。6位に後退した中で迎えたS・プラハ戦では立ち上がりからボールを持つと、12分にFWラウタロ・マルティネスの角度の厳しい位置からのボレー弾が決まって先制した。 その後も押し込み続けたインテルが試合をコントロールする中、追加点こそ奪えなかったものの危なげないウノゼロ勝利とし、4位に浮上して最終節を迎えることになった。 8位までがラウンド16ストレートインとなる中、9位以下のチームとは3ポイント差ある上、得失点差も7あることから8位以上がほぼ確定した状況だが、S・インザーギ監督は自力突破に自信を見せた。 「我々は素晴らしいパフォーマンスでここまで来た。あと1ポイント必要だ。運命は我々の手中にある。これは決して当然の結果ではない。過密日程の中、我々は集中力を保ってきた。選手たちには祝福の言葉を送った。先制後、相手はもっと攻めてくると思ったが、引いたままだったので後半にテンポを上げてかなり良いチャンスを作れたと思う。そして相手にチャンスを許しても我々のGKがよく止めてくれた」 インテルは最終節、ホームに3ポイント差の10位モナコを迎える。 2025.01.23 09:00 Thu

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