インテルが2025年夏の移籍プランを画策!最初のターゲットはパウ・トーレスに
2024.07.21 07:30 Sun
インテルのターゲットに挙げられたDFパウ・トーレス
インテルはすでに2025年夏の移籍プランを計画し始めているようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝える。
インテルは、新たに経営権を取得したアメリカ「オークツリー」のもとでCEOを務め、現在は会長に昇格したジュゼッペ・マロッタ氏が主導し、事前に綿密な計画を立てることで、近年の成功につなげてきた。
その成果は、トルコ代表MFハカン・チャルハノールやアルメリア代表MFヘンリク・ムヒタリアン、フランス代表FWマルクス・テュラム、イラン代表FWメフディ・タレミ、ポーランド代表MFピオトル・ジエリンスキら、近年フリーで獲得した選手を見ても明らかだ。
そして『カルチョメルカート』によれば、すでにマロッタ会長は2025年の夏に向けた動き始めている模様。現在は高齢化が深刻な守備陣の補強のため、アストン・ビラのスペイン代表DFパウ・トーレス(27)獲得に動いているという。
スペイン代表として24キャップを誇るパウ・トーレスは、昨夏に移籍金3250万ユーロ(当時レート:約50億円)+ボーナスで、恩師であるウナイ・エメリ監督の率いるアストン・ビラに加入。2023-24シーズンはプレミアリーグで4位と躍進したチームの守備の要として公式戦39試合に出場し2ゴール1アシストを記録していた。
インテルは、新たに経営権を取得したアメリカ「オークツリー」のもとでCEOを務め、現在は会長に昇格したジュゼッペ・マロッタ氏が主導し、事前に綿密な計画を立てることで、近年の成功につなげてきた。
その成果は、トルコ代表MFハカン・チャルハノールやアルメリア代表MFヘンリク・ムヒタリアン、フランス代表FWマルクス・テュラム、イラン代表FWメフディ・タレミ、ポーランド代表MFピオトル・ジエリンスキら、近年フリーで獲得した選手を見ても明らかだ。
スペイン代表として24キャップを誇るパウ・トーレスは、昨夏に移籍金3250万ユーロ(当時レート:約50億円)+ボーナスで、恩師であるウナイ・エメリ監督の率いるアストン・ビラに加入。2023-24シーズンはプレミアリーグで4位と躍進したチームの守備の要として公式戦39試合に出場し2ゴール1アシストを記録していた。
なお、2028年までアストン・ビラとの契約を残しているパウ・トーレスの移籍金は5000万ユーロ(約86億円)と言われており、そう簡単に交渉はまとまらないと思われるが、インテルは移籍金を引き下げるために選手譲渡も検討しており、なるべく早期での獲得を目指しているようだ。
パウ・トーレスの関連記事
インテルの関連記事
セリエAの関連記事
記事をさがす
|
|
パウ・トーレスの人気記事ランキング
1
鎌田大地フル出場のパレスがアストン・ビラに3発快勝で9季ぶりの決勝進出!【FAカップ】
FAカップ準決勝、クリスタル・パレスvsアストン・ビラが26日にウェンブリー・スタジアムで行われ、3-0で快勝したパレスが決勝進出を決めた。なお、パレスのMF鎌田大地はフル出場した。 今大会では下部カテゴリーの3チーム、準々決勝でフルアムと比較的組み合わせに恵まれたなか、順当にベスト4進出を決めたパレス。ファイナル進出を懸けた今回の大一番では今季公式戦で2勝1分けと相性がいいアストン・ビラと対戦した。 2-2のドローに終わった直近のアーセナル戦で好パフォーマンスを見せた鎌田は2セントラルMFの一角でスタメン起用となった。 聖地ウェンブリー独特の空気や決勝を懸けた大一番ということもあり、互いに慎重な入りを見せた。 序盤はセーフティファーストのショートパスやリスク回避の長いボールが目立つ展開となったが、徐々にアストン・ビラがボールを握る形に落ち着いた。 いずれもフィニッシュまで持ち込めないまま前半半ばを過ぎると、29分には背後へのロングボールに対してDFコンサに競り勝ったマテタがボックス内に持ち込んで右足シュートをゴールネットに流し込む。だが、これはオフサイド判定で先制点には至らず。 それでも、このプレーをきっかけにスイッチが入ったパレスは31分、サールがハイプレスでDFパウ・トーレスのパスを引っかけてマイボールにすると、ペナルティアーク付近で待つエゼに横パス。これをイーグルスの背番号10が見事な右足ダイレクトシュートでゴールネットに突き刺した。 ミス絡みの失点で追う展開となったアストン・ビラはすぐさま攻撃のギアを上げる。流れの中では決定機まで持ち込めないものの得意のセットプレーを続けて得ると、コンサのドンピシャのヘディングシュートなどでゴールに迫ったが、GKヘンダーソンを中心に集中した相手の守備を崩し切れなかった。 互いに選手交代なしで臨んだ後半。勢いを持って入ったエメリのチームはマッギン、ディーニュの鋭いミドルシュートが枠を捉えるが、いずれもパレス守護神のビッグセーブに阻まれる。 これに対して立ち上がりの守勢を凌いだパレスは51分、ボックス内でウォートンのパスを受けたエゼがカマラに倒されてPKを獲得。だが、絶好の追加点のチャンスとなったこの場面でキッカーのマテタが右を狙ったシュートは枠を外れてしまい、痛恨の失敗となった。 これで一気にアストン・ビラに流れが傾くかに思われたが、タフなグラスナーのチームはここで踏ん張る。58分、相手陣内中央でウォートンの出足鋭い潰しでショートカウンターに持ち込むと、マテタを経由したボールがペナルティアーク付近のサールに渡る。ここでセネガル代表FWが鋭いグラウンダーの右足ミドルシュートをゴール左隅に突き刺した。 相手のPK失敗に付け込めずに点差を離されたアストン・ビラは直後に2枚替え。マッギンとディーニュを下げてベイリー、マートセンを同時投入。さらに、70分にはカマラとアセンシオを諦めてラムジー、バークリーをピッチに送り込んで前がかる。78分にはボックス右に持ち込んだベイリーが右足シュートを枠に飛ばすが、これはGKヘンダーソンの守備範囲。 一方、ここまで同じメンバーで戦っていたパレスは79分、マテタを下げてエンケティアを最初の交代カードとして切る。すると、この交代直後の80分にはエンケティアのポストワークを起点にボックス左の鎌田が意表を突く浮き球クロスで決定機を演出。だが、ゴール前のサールが頭で合わせたボールは枠の左に外れた。 その後、逃げ切り態勢に入ったパレスは殊勲のエゼやウォートン、ミッチェルを下げてレルマ、ヒューズ、チルウェルを続けて投入。危なげなく時計を進めると、7分が加えられた後半アディショナルタイムの94分にはエンケティアがプレスバックで奪ったボールを背後へ流すと、これに抜け出したサールが冷静にGKとの一対一を制しトドメの3点目まで奪い、勝負を決めた。 そして、今季の対アストン・ビラ無敗継続で2015-16シーズン以来の決勝進出を果たしたパレスは、5月17日にウェンブリーで行われるファイナルで、ノッティンガム・フォレストvsマンチェスター・シティの勝者と対戦する。 クリスタル・パレス 3-0 アストン・ビラ 【クリスタル・パレス】 エベレチ・エゼ(前31) イスマイラ・サール(後13、後49) 2025.04.27 03:14 Sun2
今夏フリーのクルザワ争奪戦にバルセロナも参戦か
バルセロナがパリ・サンジェルマン(PSG)に所属するフランス代表DFレイヴァン・クルザワ(27)争奪戦に参戦するようだ。スペイン『スポルト』が報じている。 左サイドバックが主戦場のクルザワは2015年夏にモナコから5年契約で加入。PSGではこれまで公式戦123試合13得点21アシストを記録し、3度のリーグ優勝に貢献した。しかし、近年は細かい負傷離脱からスペイン代表DFフアン・ベルナトにポジションを奪われ、今シーズンはリーグ戦14試合(先発:9試合)の出場に留まっていた。 <div style="margin:0 auto; min-width:300px; " id="cws_ad"><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJLc0pPVzdHSiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div> 今夏のフリートランスファーが濃厚なクルザワには、アーセナルやリバプール、インテルらビッグクラブが獲得に動いていると言われるなか、バルセロナも獲得レースに参戦へ向け準備しているようだ。 『スポルト』によれば、バルセロナは今夏に最終ラインの入れ替えを計画しており、クルザワのほかにも、マンチェスター・シティDFアイメリック・ラポルテやラツィオのDFルイス・フェリペ、ビジャレアルのDFパウ・トーレスらの獲得に動いている模様。なお、放出候補にはフランス代表DFサミュエル・ユムティティやDFジュニオル・フィルポらが挙がっている。 2020.04.01 06:00 Wed3
パウ・トーレス、ユナイテッド行き噂も「今はクラブや母国に捧ぐタイトルだけを望む」
ビジャレアルのスペイン代表DFパウ・トーレス(24)は現状、移籍の憶測に興味がないようだ。 マラガでの1シーズンを除けば、下部組織時代から慣れ親しむビジャレアルにすべてのキャリアを捧ぐパウ・トーレスは身長191cmのサイズを誇る左利きのセンターバック。今季もここまで公式戦43試合に出場して、先日に来るユーロ2020のスペイン代表メンバー入りも果たした。 その一方で、今夏の去就も注目の的に。ビジャレアルとの契約が2024年まで残すが、複数クラブが目を光らせており、新たなセンターバックの補強を目指すマンチェスター・ユナイテッドもレアル・マドリーのフランス代表DFラファエル・ヴァランとともに注視している模様だ。 そんなユナイテッドと奇遇にも26日にポーランドを舞台に行われるヨーロッパリーグ決勝(EL)で相対するパウ・トーレス。活躍次第で去就にも影響がありそうだが、ポッドキャスト『Pure Football』でチームのEL優勝や代表として臨むユーロ2020しか視線の先にないと述べた。 「今、頭を巡らせているのは黄色のユニフォームを着る選手としての自分だけで、このクラブともキャリアを通じて繋がってきた。契約だってあるし、このファイナルの先やこの夏にやって来るかもしれないことは考えていない。それと、僕は神の思し召しもあって、ユーロに出る。今はクラブや母国のためにタイトルだけを望み、それからもスペイン代表としてこういう大きな大会に出たいんだ」 また、「すべてのポジションにワールドクラスの選手がいる」とタイトルマッチの相手になるユナイテッドの印象を語り、「僕のマインドはすごく有名な選手と対峙して自分のレベルがどんなものなのかを知るということだけ」とチームだけでなく、自身にとっても力試しの機会になると続けた。 2021.05.26 16:35 Wed4
積極補強のトッテナム、指揮官の望むパウ・トーレス獲得に向けオファー用意か
トッテナムが、ビジャレアルのスペイン代表DFパウ・トーレス(25)獲得を狙っているようだ。 2021-22シーズンのプレミアリーグでトップ4入りを成し遂げ、今夏の移籍市場で積極的な動きを見せるトッテナム。すでにクロアチア代表MFイバン・ペリシッチ(33)、イングランド代表GKフレイザー・フォースター(34)、マリ代表MFイヴ・ビスマ(25)、ブラジル代表FWリシャルリソン(25)を獲得したほか、バルセロナのフランス代表DFクレマン・ラングレ(27)加入も間近と報じられている。 充実のチーム強化を実現させているトッテナムだが、クラブはまだ現陣容に満足していない。イギリス『ミラー』によると、3バックを用いるアントニオ・コンテ監督が左利きのセンターバックを数選手揃えたいという意向を示しており、ラングレの去就にかかわらず、パウ・トーレスの動向には引き続き目を光らせていく模様だ。 なお、トッテナムは交渉材料として、ビジャレアルに昨季レンタル移籍していたアルゼンチン代表MFジオバニ・ロ・チェルソ(26)をそのまま差し出す用意もあると伝えられている。 ビジャレアルの下部組織出身であるパウ・トーレスは、2019-20シーズンからトップチームに定着し、守備の要として活躍。昨シーズンも公式戦47試合に出場し、準決勝まで勝ち上がったチャンピオンズリーグ(CL)では、全12試合でフルタイム出場した。 2022.07.05 15:45 Tue5
新生スペイン代表から落選したパウ・トーレス、ショック受けるも切り替え「監督は僕をよく知ってる」
ビジャレアルのDFパウ・トーレスが、スペイン代表メンバーからの落選にショックを受けたことを明かした。 パウ・トーレスは昨シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)でベスト4進出という快進撃を見せたビジャレアルの主軸センターバック。ビッグクラブ行きの噂もある26歳で、スペイン代表としてはカタール・ワールドカップ(W杯)の本大会メンバーに選出されている。 しかし、そのカタールW杯での出場はグループステージ第3節で日本代表に敗れた1試合のみ。自身を継続的に招集してきたルイス・エンリケ監督は大会後に退任し、ルイス・デ・ラ・フエンテ新監督の初陣となった先月末のユーロ2024予選2試合ではまさかのメンバー外となった。 スペイン『Cadena Ser』のインタビューでこのことを問われたパウ・トーレスは、招集リストに自らの名前がないと知ったときの率直な心境を明かしている。 「監督の決定をコントロールすることはできない。僕は初めてスペイン代表に入った年からAチームだったし、これからもそうあり続けるために戦うつもりでいたから、難しい瞬間になったよ」 一方、U-24スペイン代表時代に選手と指揮官として東京五輪をともに戦ったデ・ラ・フエンテ監督から声をかけられるべく、努力を惜しまないとも語っている。 「ルイス・エンリケの下ではハッピーだったよ。デ・ラ・フエンテのサッカーでも試合を楽しむことができた。彼は僕をよく知ってくれているよ。もし、彼が自分のチームのパフォーマンスに納得できない場合、そのときは僕がそれを与えることができるよう頑張りたい」 2023.04.07 20:42 Friインテルの人気記事ランキング
1
10年前、当時21歳のベイルがCLで覚醒…!インテル相手に記録した衝撃のハットトリック【CL名場面プレイバック】
20日、遂に新シーズンの幕が上がったチャンピオンズリーグ(CL)。今まで数多くの名場面が生まれてきたが、その中でも選りすぐりの名場面を振り返る。今回は、トッテナム時代のウェールズ代表FWガレス・ベイルが今から10年前に見せた驚愕のハットトリックだ。 育成の名門サウサンプトンで育ったベイルは2007年夏にトッテナムに加入。当初は左サイドバックとしてプレーしていたが、2010-11シーズンに一列前で起用されるようになると、その攻撃力が爆発した。 <div id="cws_ad">◆10年前、伝説となったベイルのサン・シーロでの夜<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJiUGM1dHM4WSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> ベイルがその才能を覚醒させるきっかけの1つとなった試合が、2010年10月20日にサン・シーロで行われたCLグループリーグのインテル戦だった。 試合は開始2分でインテルが先制すると、その後8分にはトッテナムのGKエウレリョ・ゴメスが一発退場。10人になったトッテナムは前半だけで4失点と数的不利を背負うという絶望的な状況に置かれた。 しかし後半、ベイルが覚醒する。52分に自陣でボールを持ったベイルがドリブルを開始。相手を寄せ付けない高速ドリブルでぐんぐん加速し、あっという間にボックス左に侵入すると、そのまま左足を振りぬいてシュートを放つ。ゴール右下の完璧なコースに鋭いシュートを突き刺して1点を返した。 その後は膠着状態が続いたものの90分、左サイドのスペースで味方からのボールを得たベイルが、またも高速ドリブルでボックス左に侵入。1点目とほぼ同じ位置からシュートを放つと、再びゴール右下のコースにシュートを突き刺して2点目を奪った。 直後の92分、中央突破に成功したMFアーロン・レノンがペナルティアーク内までボールを運ぶと、ボックス内のベイルにパスを送る。このパスを受けたベイルが再びゴール右下にシュートを突き刺し、1点差に迫る3点目を記録した。 トッテナムの反撃もここまでとなり、試合は4-3でインテルが制したが、当時世界最高のサイドバックの一人であった元ブラジル代表DFマイコンの守るインテルの右サイドを完全に圧倒してのハットトリックは世界に衝撃を与えた。 その後、天職とも言えるポジションを手にしたベイルは、トッテナムの攻撃を牽引し、ワールドクラスのアタッカーへと成長を遂げる。2013年夏にレアル・マドリーへ巨額の移籍金で加入し、数々のタイトルを勝ち取ったベイルは、今シーズンからブレイクを果たしたトッテナムに復帰した。ベイル擁するトッテナムは今季、CL出場を逃しているものの、チームを再びCLの舞台に導く活躍に期待だ。 2020.10.21 20:15 Wed2
日本人が目指すべきCB像、“希少なバロンドーラー“ファビオ・カンナバーロ
サッカー界においてなかなか評価がされないのが守備的な選手。勝利に貢献する派手なゴールを決める攻撃的な選手はわかりやすい活躍の指標が存在するが、なかなかディフェンダーは評価が得にくい。 もちろん、これまでのサッカー界で高く評価されたディフェンダーは多々いるが、世界年間最優秀選手に贈られる「バロンドール」では3人のみが受賞。元西ドイツ代表DFのフランツ・ベッケンバウアー氏と、元東ドイツ代表DFマティアス・ザマー氏、そして元イタリア代表DFファビオ・カンナバーロ氏の3人しかいない。 DFとして最後に受賞したのが2006年のカンナバーロ氏だが、ベッケンバウアー氏やザマー氏はリベロのポジションを務めており、中盤でのプレー機会も多かった選手たち。一方で、カンナバーロ氏は、純粋にセンターバックを務めており、DFとして最初の受賞者と言っても良い存在だ。 イタリア代表のキャプテンとしてドイツ・ワールドカップ(W杯)を優勝した功績が認められたカンナバーロ氏。現役時代のキャリアで多くのタイトルを獲得しているが、縁がなかったのがチャンピオンズリーグ(CL)だ。 <span class="paragraph-title">◆記録よりも記憶に残るプレーヤー</span> 現役時代はナポリでキャリアをスタートさせたカンナバーロだが、クラブの財政難により放出。パルマへと移籍する。 このパルマでは、GKジャンルイジ・ブッフォンやDFリリアン・テュラムらと強固な守備陣を形成。“ミラクル・パルマ“とも呼ばれ、カンナバーロも2度のコッパ・イタリア優勝や、UEFAカップ(現ヨーロッパリーグ)での優勝を経験した。 中田英寿ともチームメイトとしてプレーした中、セリエAのスクデット獲得には至らずに2002年8月にインテルへと移籍。しかし、インテルでは監督との確執もあり出番が減り、2004年8月にユベントスへと完全移籍する。 すると、パルマ時代の同僚であったブッフォンとテュラムと再びチームメイトに。2004-05シーズンに見事スクデットを獲得する。しかし、このスクデットは2006年に発覚したカルチョ・スキャンダルといわれた一連の八百長事件の影響で剥奪に。結果、カンナバーロはスクデットも獲得していないこととなった。 チームはセリエBに降格処分となり、カンナバーロはレアル・マドリーへと完全移籍。そこでも本領を発揮すると、難しい中で行われたドイツW杯で優勝。前述のバロンドールも受賞することとなると、FIFA年間最優秀選手賞も受賞した。 マドリーではラ・リーガ連覇を果たすなどしたが、再びユベントスに復帰。その後は、アジアでプレーし引退した。 ビッグクラブに在籍を続けていたカンナバーロだったが、実はタイトル獲得数は多くない。クラブキャリアではわずか7個。そこにW杯が加わり8つと、イメージよりは少ないのではないだろうか。 <span class="paragraph-title">◆縁がないチャンピオンズリーグ優勝</span> そのカンナバーロだが、ことCLとなるとより縁遠くなる。インテル移籍後は毎シーズン出場はしていたが、チームとしての成績は良くなく、最高がベスト4止まりだった。 今でこそ、マドリーやユベントスはタイトルを多く獲得し、マドリーは近年CLを何度も制しているが、ちょうど“銀河系“を形成していたカンナバーロが在籍していた時代は過渡期。2000年から2010年まではラ・リーガも4度の優勝に留まっており、CLも2001-02シーズンを最後に11年間獲れなかった。 最もビッグイヤーに近づいたのは、インテル在籍時の2002-03シーズン。準決勝に駒を進めると、決勝進出を懸けた相手はライバルのミラン。2試合とも引き分けに終わったが、アウェイゴール差で僅かに敗れて敗退した。 その後は、ユベントス時代に2度ベスト8、マドリー時代に2度ベスト16まで勝ち上がっているが、それ以上は進めず。ビッグイヤーを掲げていないどころか、決勝の舞台にすら立ったことがなく、最も意外な選手の1人と言っても良い。 <span class="paragraph-title">◆タイトルは少なくとも才能は抜群</span> 目に見えたタイトルというものにはあまり恵まれていないキャリアのカンナバーロ。そのため、ワールドカップの優勝とバロンドール受賞が輝いて見える。 ただ、ピッチ上で見せるパフォーマンスの評価、そして持ち合わせた才能は世界屈指と言われている。 なんといっても、センターバックとしては身長175cmと小柄。体格に勝るヨーロッパではもちろんのこと、日本で考えても175cmのセンターバックはあまりいないタイプだ。 しかし、持って生まれた強靭な肉体が身長のハンデを埋めることに。まず一対一の守備力が抜きん出ており、相手との競り合いに負けないほか、身長を補う高いジャンプ力を武器としていた。 どんなストライカー相手でも、空中でも地上でも抜かせないという守備力は一級品だが、カンナバーロの真骨頂は守備をする前のパフォーマンスだ。 最も優れているとされたのがポジショニング。相手との競り合いに負けないフィジカルも素晴らしいが、相手よりも優位なポジションを先読みして取ることで、そもそも勝負の前に勝っているのだ。 一対一の勝負もさることながら、簡単にボールを奪い切る能力は抜きん出ている。 そしてもう1つが抜きん出た統率力。センターバックとして周りの選手にコーチングして相手を追い込んだり、優位なポジションを取ったりすることができる。これは、「カテナチオ」と言われるイタリアの堅い守備には欠かせず、ドイツW杯を制した際にもこの点は非常に評価された。チームのパフォーマンスを引っ張り上げる彼の力は、タイトルの数に関係なく、最後まで高く評価され続けた。 日本人と変わらない体格で世界と渡り合ったカンナバーロ。お手本とすべき選手の1人とも言えるだろう。 <div id="cws_ad"><hr>イタリア代表で活躍し、“カテナチオ“戦術の中心としても活躍したファビオ・カンナバーロが大人気スポーツ育成シミュレーションゲーム『プロサッカークラブをつくろう!ロード・トゥ・ワールド』(サカつくRTW)に登場!<br/><br/>現役時代に魅せたプレーが『サカつくRTW』でも再現。是非一度チェックしてみよう。<a href=“https://ryan.onelink.me/C7cD/awagt0va” target=“_blank”><div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/sega20220713.jpg" style="max-width:100%;"></div></a></div> <span class="paragraph-title">【動画】相手を封殺!カンナバーロの闘志溢れるユベントス時代のディフェンス集</span> <span data-other-div="movie"></span> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJsdGt2Y1FHSiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> <div id=“cws_ad”><hr>イタリア代表で活躍し、“カテナチオ“戦術の中心としても活躍したファビオ・カンナバーロが大人気スポーツ育成シミュレーションゲーム『プロサッカークラブをつくろう!ロード・トゥ・ワールド』(サカつくRTW)に登場!<br/><br/>現役時代に魅せたプレーが『サカつくRTW』でも再現。是非一度チェックしてみよう。<a href=“https://ryan.onelink.me/C7cD/awagt0va” target=“_blank”><div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/sega20220713.jpg" style="max-width:100%;"></div></a></div> 2022.07.13 21:30 Wed3
今日は何の日!4月20日はモウ・インテルがペップ・バルサに逆転勝利!/2010年
世界中で休むことなく紡がれ続けてきたフットボールの歴史の中で今日何が起こったのか。本日4月20日の出来事を振り返ってみよう。 今回ピックアップするのは、2010年4月20日。チャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグでインテルがバルセロナ相手に見せた見事な逆転勝利だ。 <span class="paragraph-title">◆モウリーニョvsグアルディオラ、長年に渡るライバル関係の序章</span> 2009-10シーズンのCL準決勝、インテルvsバルセロナは、この先何年も続くことになる2人の名将によるライバル関係の序章となる一戦になった。 バルセロナを率いていたのはジョゼップ・グアルディオラ監督(現マンチェスター・シティ)。2008年にバルセロナのトップチームの監督に就任すると、2009年には前代未聞の1年6冠(コパ・デル・レイ、ラ・リーガ、CL、スペイン・スーパーカップ、UEFAスーパーカップ、クラブ・ワールドカップ)という偉業を達成。前年のバロンドーラー、リオネル・メッシを始めズラタン・イブラヒモビッチらスター軍団を擁していた。 一方、インテルを率いたのはジョゼ・モウリーニョ監督(現トッテナム)。2008-09シーズンにインテル指揮官に就任すると、すぐさまインテルをリーグと国内カップの2冠に導いていたものの、クラブの悲願であったCL優勝に向けて、野心を燃やしていた。 <div style="margin:0 auto; min-width:300px; " id="cws_ad"><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJjejhnYWxZdSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div> <span class="paragraph-title">◆バルセロナが先手をとる</span> インテルのホームでの試合となった1stレグだったが、先に主導権を奪ったのはアウェイのバルセロナだった。19分、左サイドを崩し、インテルディフェンスの裏をとったDFマクスウェルがドリブルでボックス内の深い位置まで侵入し、マイナスのクロス。後方から入ってきたFWペドロ・ロドリゲスが完全にフリーの状態で合わせ、ダイレクトシュート。狙いすまされたシュートはゴール右下に決まりバルセロナが0-1とリードを奪った。 <span class="paragraph-title">◆インテルが見せた逆転劇</span> リードを許したインテルだったが、モウリーニョ監督の下、一致団結していたチームは黄金世代のバルセロナを持ってしても止めることは難しかった。 30分、インテルは右サイドを攻め、ワイドなポジションをとっていたFWサミュエル・エトーがクロスを上げる。これはミスキック気味のグラウンダーのクロスになったものの、ボックス中央にいたFWディエゴ・ミリートが何とかボールを拾い、右サイドでフリーとなっていたMFヴェスレイ・スナイデルにラストパス。これをスナイデルが落ち着いて決め、インテルが同点に追いつき1-1で前半を終えた。 インテルは、理想の形で後半のスタートを切る。48分、自陣深くでボールを持ったFWゴラン・パンデフがドリブルでバルセロナMF陣をかわすと、ハーフウェイライン付近から裏のスペースに走っていたミリートへパス。ボックス内でボールに追いついたミリートは攻撃参加してきたDFマイコンへパス。DFらしからぬ落ち着きを見せたマイコンが放ったシュートはGKビクトール・バルデスの脇をすり抜けゴール。後半開始早々にインテルが逆転を果たす。 止まらないインテルは61分、敵陣でバルセロナのパスをインターセプトしたMFチアゴ・モッタがすかさずサイドのマイコンへパス。マイコンのクロスに合わせたスナイデルのヘッドはミスとなるものの、反対側のポストで待っていたミリートの方向へ流れる。ミリートのゴール至近距離からの強烈なヘディングはゴールネットに突き刺さり、インテルが3-1とリードを広げた。 この後、前シーズンのCL覇者として意地をみせたいバルセロナが猛攻を見せるも、インテルが耐え抜き試合は3-1で終了。カンプ・ノウでの2ndレグに向けてインテルが大きなアドバンテージを得た。 なお、2ndレグではバルセロナが1-0で勝利するも合計スコア3-2でインテルが勝利し、決勝進出。その後、バイエルンとの決勝を制したインテルはクラブ史上3度目となるCL優勝を果たしている。 ★2010年4月20日 《チャンピオンズリーグ準決勝1stレグ》 インテル 3-1 バルセロナ 【インテル】 ヴェスレイ・スナイデル(前30) マイコン(後3) ディエゴ・ミリート(後16) 【バルセロナ】 ペドロ・ロドリゲス(前19) <span class="paragraph-title">◆出場選手</span> ◆インテル[4-2-3-1] GK:ジュリオ・セーザル DF:ハビエル・サネッティ、ワルテル・サムエル、ルシオ、マイコン(→73 クリスティアン・キヴ) MF:チアゴ・モッタ、エステバン・カンビアッソ MF:ゴラン・パンデフ(→56 デヤン・スタンコビッチ)、ヴェスレイ・スナイデル、サミュエル・エトー FW:ディエゴ・ミリート(→75 マリオ・バロテッリ) 監督:ジョゼ・モウリーニョ ◆バルセロナ[4-3-3] GK:ビクトール・バルデス DF:マクスウェル、ジェラール・ピケ、カルレス・プジョール、ダニエウ・アウベス MF:チャビ・エルナンデス、セルヒオ・ブスケッツ、セイドゥ・ケイタ FW:ペドロ・ロドリゲス、ズラタン・イブラヒモビッチ(→62 エリック・アビダル)、リオネル・メッシ 監督:ジョゼップ・グアルディオラ 2020.04.20 21:30 Mon4
時を超えて愛される“皇帝”アドリアーノ氏、生まれ育ったスラム街への愛を綴る「インテルで期待に添えなかった」「ここでなら人間に戻れる」
“皇帝”アドリアーノ氏が、かつての行方不明騒動を振り返り、生まれ育ったスラム街「ファヴェーラ」への愛着を綴る。 21世紀初頭のサッカー界を代表するスター、元ブラジル代表FWアドリアーノ氏。比類なき強烈な左足シュートに心を掴まされ、左足の練習に励んだサッカー少年も多かったはずだ。 全盛期はインテル時代で、そのキャリアはまさに「太く短く」。黄金期の名残が残るカルチョであまりに強烈な全盛期を過ごした一方、ピッチ外でのトラブルから、引退も早かった。 騒動のひとつが、繰り返された行方不明。 2009年4月、当時インテル所属でブラジル代表に招集された氏は、突如として母国で足取りが途絶え、最後はリオデジャネイロのスラム街「ファヴェーラ」から自ら帰ってきた。 あれから15年、アドリアーノ氏は『The Players Tribune』に起稿し、当時を回想。生まれ育った「ファヴェーラ」への愛着が、騒動の原因になったと文章を綴る。 「僕は『無駄』という言葉が好きだ。僕は自分のことを『サッカー史上最大の無駄』だったと思っているんだ。大丈夫だよ。一見すると汚名だが、僕はこの汚名を楽しんでいる」 「麻薬に手を染めたことはない。クラブで遊ぶのは好きじゃない。でも、貧民街から出た男が、ヨーロッパで皇帝と呼ばれるようになった。『なぜ栄光を自ら捨て、昔の居場所で酒を飲みまくっているんだ』と疑問を抱かれるが、それは多分、僕の希望そのものだったんだ」 「ファヴェーラ…サッカーから逃げてここへ戻ってきたとき、サッカー関係者は誰も僕を見つけられなかった。なぜか? それはファヴェーラのルールがあるからだ。誰もが口を閉じる…誰ひとり、僕のことを密告する人はいないんだ」 「なぜファヴェーラに戻ったか。酒や女?違う。ドラッグ?誓って違う。ここでは自由になれるんだ。平和が訪れるんだ。生きている実感が湧くんだ。ほんの一瞬でも、あの空気を吸って、人間に戻りたいと思ったんだ」 「頑張ってはみたんだ。ロベルト・マンチーニの意見に耳を傾け、ジョゼ・モウリーニョに合わせようと努力し、素直にマッシモ・モラッティを頼ったこともある。でも、彼らの期待に沿う人間にはなれなかった。次第に多くの人から非難され、もう、耐えられなかった」 「いまはファヴェーラじゃなく、リオのちゃんとした住宅街に住んでいるよ。だけど、僕の一部は常にファヴェーラにある。バイクにでも乗って、僕とドライブしないか? そうすると、心が落ち着くんだ。今だってそうさ」 「何度でも僕はファヴェーラに戻る。裸足でドミノをしたり、縁石に座ったり、音楽を聴いたり、踊ったり…僕はここでコミュニティとは何かを学んだ。これが、僕の物語だ」 2024.11.13 22:45 Wed5
