アーセナルがウナイ・エメリ監督を解任! 暫定指揮官は元清水でOBのユングベリ氏!

2019.11.29 19:30 Fri
Getty Images
アーセナルは29日、ウナイ・エメリ監督(48)の解任を発表した。なお、アシスタントコーチを務める元スウェーデン代表MFのフレドリック・ユングベリ氏(42)が暫定指揮官を務める。また、現在クラブは新監督招へいに向けて動いており、すべてのプロセスが完了次第、発表を行う予定だという。

今回のクラブの決断に際して、オーナーを務めるジョシュ・クロエンケ氏は以下のようなコメントを発表している。

「我々が期待し要求するレベルのコンペティションにクラブを戻すためウナイとその同僚が払ってきたすべての努力に対して感謝を伝えたい」
「同時にウナイと彼のチームの今後の成功を心から祈っている」

「しかし、今回の決定に関しては結果とパフォーマンスがクラブの要求に達していないとの判断で下された」
これまでバレンシアやセビージャ、パリ・サンジェルマン(PSG)の指揮官を歴任し、昨シーズンからアーセン・ヴェンゲル前監督の後任としてアーセナルの新指揮官に就任したエメリ監督。クラブが過渡期を迎える中、就任1年目はプレミアリーグで5位、ヨーロッパリーグ(EL)で準優勝という戦績を残した。

迎えた今シーズンは、コートジボワール代表FWニコラ・ペペをクラブ史上最高額の7200万ポンド(約101億円)で獲得したほか、スコットランド代表DFキーラン・ティアニー、元ブラジル代表DFダビド・ルイス、スペイン代表MFダニ・セバージョスらを開幕前に獲得。緊縮財政が叫ばれた中、クラブから十分なバックアップを受けた。

しかし、ここまでのプレミアリーグでは4勝6分け3敗の8位に低迷。さらに、28日に行われたヨーロッパリーグ(EL)のフランクフルト戦の敗戦によって、公式戦7戦未勝利(4分け3敗)の泥沼に陥っている。

また、選手間の投票によってキャプテンに指名したスイス代表MFグラニト・ジャカのキャプテンはく奪問題など、チームマネジメントにも問題を抱えており、一部主力は現体制が続く場合、契約延長にサインしない意向を表明しているとの報道も出ていた。

その一方、アーセナル首脳陣は2年契約を結んでいるエメリ監督を今季中に解任する際、必要となる400万ポンド(約5億6000万円)の違約金の支払いを渋る様子を見せており、ペンディングの状態が続いていた。

しかし、1992年2月以降、クラブ史上ワーストとなる公式戦7戦未勝利という現状を受けて、クラブは29日にエメリ監督の更迭を決断した。

なお、後任人事に関してはクラブのレジェンドで今はマンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督のアシスタントを務めるミケル・アルテタ氏や、ウォルバーハンプトンのヌーノ・エスピリト・サント監督が有力な候補として挙げられている。

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今日は何の日!4月6日は、メッシがアーセナル相手に圧巻の4ゴール/2010年

世界中で休むことなく紡がれ続けてきたフットボールの歴史の中で今日何が起こったのか。本日4月6日の出来事を振り返ってみよう。 今回ピックアップするのは、2010年4月6日。チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝・2ndレグ、バルセロナvsアーセナルで、リオネル・メッシが魅せた圧巻の4ゴールだ。 <span class="paragraph-title">◆先に主導権を握ったのはアーセナル</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20200406_22_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 2ndレグとなったこの試合、最初に主導権を握ったのは、1stレグ、ホームで0-2から2-2のドローに持ち込んでいたアーセナルだった。 19分、アーセナルの快速ウィンガー、セオ・ウォルコットがサイドを突破するとゴール前でニクラス・ベントナーへラストパス。一度はビクトル・バルデスにシュートを止められるものの、何とか跳ね返りを押し込み、ベントナーのゴールでアーセナルが先制。これで2戦合計2-3とアーセナルが主導権を握った。 <span class="paragraph-title">◆幕を開けた“メッシ・ショー”</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20200406_22_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 1stレグから数えれば2-0のリードをひっくり返されたバルセロナだったが、すぐに反撃に出る。アーセナルの先制点からわずか2分後の21分、敵陣でボールを受けたメッシがドリブルで中央突破。ボックス際まで1人で進むとボックス内へラストパス。アーセナルのDFミカエル・シルベストルにパスをブロックされたものの、跳ね返りを拾ったメッシが左足を振り抜き、ゴール右上に豪快なシュートを突き刺した。 37分には、再びバルセロナが攻勢に。エリック・アビダルのボックス内でのクロスの跳ね返りを拾ったペドロ・ロドリゲスがメッシに落とすと、ファーストタッチで相手DFを引きはがし、GKの逆を突くシュートですかさず勝ち越した。 その5分後、ハーフウェイライン付近でセイドゥ・ケイタのヘディングを、敵ディフェンスの裏で受けたメッシはそのまま独走。GKマヌエル・アルムニアと1対1の状況になると、高速でドリブルしたまま、左足での繊細なループシュートを放つ。GKをあざ笑うかのようなシュートは美しい放物線を描きゴールに吸い込まれた。 2010年だけでも4度目のハットトリックを決めたメッシを止める術はもはやなく、迎えた88分、メッシが再びドリブルで中央突破すると、エマニュエル・エブエとトーマス・フェルマーレンからのプレスをものともせず、抜き去りシュート。1本目のシュートはGKアルムニアにブロックされるも、こぼれ球を拾うと、厳しいアングルながらGKの股を通し、4点目を奪った。 4得点を決めたメッシは、当時22歳ながらそれまでブラジル代表のレジェンド、リバウドが持っていたクラブでのCL最多得点者となった。 <div style="margin:0 auto; min-width:300px; " id="cws_ad"><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJDMHlIVVAwOCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div> <span class="paragraph-title">◆チーム内外から鳴り止まない賛辞</span> 素晴らしいパフォーマンスを見せたメッシには試合後、チームメイトから賛辞を受けた。 チャビ・エルナンデスは「レオ(メッシ)は世界中の全ての選手とは完全に異なったレベルの選手だ、格が違う」と絶賛。 また、チームメイトはもちろんアーセナルの選手さえもその実力を認め、脱帽した。 アーセナルのDFバカリ・サーニャは「僕の意見では、彼が世界でベストだと再び証明された。全てのことをこなしてしまう選手、ボールをキープし、ドリブルし、ゴールを決める」とメッシの全能性を口にした。 先制点を決めたベントナーも「メッシが4つの素晴らしいゴールを決めた。とんでもない選手で、素晴らしいチームの中で大きな役割を占めている。彼こそが世界でベストだ」とコメント。 ウォルコットに関しては「(後日)世界でベストの選手のプレーをゆっくり観ることを楽しみにしている」と完全に脱帽状態のコメントを出した。 見事にアーセナルを下したバルセロナ。前年のCL王者として2連覇を狙ったシーズンだったが、準決勝でジョゼ・モウリーニョ監督率いるインテルと対戦では敗戦。インテルはそのまま決勝でバイエルンを下し優勝を果たしている。 ★2010年4月9日 《チャンピオンズリーグ ラウンド8・2ndレグ》 バルセロナ 4-1 アーセナル(AGG:6-3) 【バルセロナ】 リオネル・メッシ(前21、前37、前42、後43) 【アーセナル】 ニクラス・ベントナー(前19) <span class="paragraph-title">【出場選手】</span> ◆バルセロナ[4-3-3] GK:ビクトル・バルデス DF:ダニエウ・アウベス、マルク・マルケス、ガブリエル・ミリート、エリック・アビダル(→53 マクスウェル) MF:チャビ・エルナンデス、セイドゥ・ケイタ、セルヒオ・ブスケッツ FW:リオネル・メッシ、ボージャン・クルキッチ(→55 ヤヤ・トゥーレ)、ペドロ・ロドリゲス(→86 アンドレス・イニエスタ) 監督:ペップ・グアルディオラ ◆アーセナル[4-2-3-1] GK:マヌエル・アルムニア DF:バカリ・サーニャ、トーマス・フェルマーレン、ミカエル・シルベストル(→63 エマニュエル・エブエ)、ガエル・クリシ MF:デニウソン、アブ・ディアビ MF:トマシュ・ロシツキー(→73 エドゥアルド)サミル・ナスリ、セオ・ウォルコット FW:ニクラス・ベントナー 監督:アーセン・ヴェンゲル 2020.04.06 20:30 Mon

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