バルベルデ、自身の解任論を一蹴! 「クラブはいつも私を支えてくれている」
2019.11.09 22:00 Sat
バルセロナを率いるエルネスト・バルベルデ監督は、自身に対する解任論を気にしていないようだ。スペイン『マルカ』が伝えた。
バルセロナは2日に行われたラ・リーガ第12節のレバンテ戦で先制するも後半序盤のわずか7分間で3失点を喫し、最終的に1-3のスコアで逆転負け。さらに、5日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・グループF第4節のスラビア・プラハ戦ではカンプ・ノウで格下相手にゴールを奪えず、痛恨のゴールレスドローに終わっていた。
2試合連続での不甲斐ないパフォーマンスを受け、一部ファンや識者の間では指揮官交代の声も上がり、クラブOBでオランダ代表を率いるロナルド・クーマン監督ら後任候補の名前もスペイン地元紙の紙面をにぎわせ始めている。
しかし、8日にラ・リーガ第13節のセルタ戦に向けた前日会見に出席したバルベルデ監督は、この場で自身の去就問題に関して言及。「クラブはいつも私を支えてくれている」と語り、自身の立場に不安を抱いていないと主張している。
「(バルセロナでの将来を)心配していない」
「(自身への批判)それは理解できるものと、理解できない部分がある。批判とはそういったものだ。ただ、自分たちが良い試合を見せられれば、落ち着いていくものだ。ただ、スラビア・プラハ戦の後半に関しては間違いを犯した。もっとうまくできたと思うし、その事実を受け入れる必要がある」
「勝利はすべてにおいて重要なことだ。幾つかの試合で勝利を逃したが、それが常に周囲の環境を不安定なものとする。そういったネガティブなものはチームに不均衡をもたらしてしまう。だからこそ、しっかりと気持ちを維持しなければならない。明日の試合は重要であり、首位を守りたいと考えている」
また、スラビア・プラハ戦でのフランス代表FWウスマーヌ・デンベレとU-21スペイン代表FWアンス・ファティの起用法に関する質問に対しては以下のように説明している。
「先日の試合ではスペースにランニングするという、彼らの特長を生かしたいと思っていた。スラビア・プラハはコンパクトだったのでウスマーヌは前半にもっとチャンスが作れたかもしれない」
「結果的に交代を行ったが、アンスに関しては先発よりも途中出場の方が良いと思っている。したがって、あのような起用の仕方になった。ただ、彼が明日の試合で(スタートから)プレーしないという意味ではないよ」
今回の会見を通じて、自身への解任論を一蹴したバルベルデ監督だが、降格圏の18位セルタをホームに迎える今節では3試合ぶりの勝利が求められるところだ。
バルセロナは2日に行われたラ・リーガ第12節のレバンテ戦で先制するも後半序盤のわずか7分間で3失点を喫し、最終的に1-3のスコアで逆転負け。さらに、5日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・グループF第4節のスラビア・プラハ戦ではカンプ・ノウで格下相手にゴールを奪えず、痛恨のゴールレスドローに終わっていた。
2試合連続での不甲斐ないパフォーマンスを受け、一部ファンや識者の間では指揮官交代の声も上がり、クラブOBでオランダ代表を率いるロナルド・クーマン監督ら後任候補の名前もスペイン地元紙の紙面をにぎわせ始めている。
「(バルセロナでの将来を)心配していない」
(ジョゼップ・マリア・バルトメウ会長からの呼び出しについて)我々は彼と一緒に食事に行っただけだよ。クラブはいつも私を支えてくれている。そして、彼らからのリスペクトを感じている」
「(自身への批判)それは理解できるものと、理解できない部分がある。批判とはそういったものだ。ただ、自分たちが良い試合を見せられれば、落ち着いていくものだ。ただ、スラビア・プラハ戦の後半に関しては間違いを犯した。もっとうまくできたと思うし、その事実を受け入れる必要がある」
「勝利はすべてにおいて重要なことだ。幾つかの試合で勝利を逃したが、それが常に周囲の環境を不安定なものとする。そういったネガティブなものはチームに不均衡をもたらしてしまう。だからこそ、しっかりと気持ちを維持しなければならない。明日の試合は重要であり、首位を守りたいと考えている」
また、スラビア・プラハ戦でのフランス代表FWウスマーヌ・デンベレとU-21スペイン代表FWアンス・ファティの起用法に関する質問に対しては以下のように説明している。
「先日の試合ではスペースにランニングするという、彼らの特長を生かしたいと思っていた。スラビア・プラハはコンパクトだったのでウスマーヌは前半にもっとチャンスが作れたかもしれない」
「結果的に交代を行ったが、アンスに関しては先発よりも途中出場の方が良いと思っている。したがって、あのような起用の仕方になった。ただ、彼が明日の試合で(スタートから)プレーしないという意味ではないよ」
今回の会見を通じて、自身への解任論を一蹴したバルベルデ監督だが、降格圏の18位セルタをホームに迎える今節では3試合ぶりの勝利が求められるところだ。
エルネスト・バルベルデの関連記事
バルセロナの関連記事
ラ・リーガの関連記事
記事をさがす
|
|
エルネスト・バルベルデの人気記事ランキング
1
バルサ壊滅の妙…監督解任で43億円の無駄遣い、多額の負債に更なるダメージ
チャビ・エルナンデス監督を新たに迎え、インターナショナル・マッチウィーク明けから指揮を執ることとなったバルセロナ。しかし、問題は全くもって解決していなかった。 バルセロナは今夏、クラブの象徴でもあったアルゼンチン代表FWリオネル・メッシとの契約を結べず。メッシは、パリ・サンジェルマン(PSG)へと完全移籍していった。 その大きな理由となったのが、クラブが抱えている多額の負債。前会長であるジョゼップ・マリア・バルトメウ氏の時代に抱えた負債の煽りを受け、サラリー制限に引っかかり、メッシとの契約を結べないどころか、ジェラール・ピケやセルヒオ・ブスケッツら、キャプテン陣が減給を飲まなければ獲得した選手が登録できないという、お粗末な展開まで迎えていた。 コロナ禍において、未曾有の財政難に陥っているバルセロナだが、前会長が残したツケをさらに払わされることに。ここ数年間で、監督を解任し続けた結果、3300万ユーロ(約43億2100万円)の費用が無駄に掛かってしまったとスペイン『アス』が報じた。 2017年6月にルイス・エンリケ監督(現スペイン代表監督)が退任すると、そこから4年半で4人の監督、特にこの2年間で3人の監督を迎えることになった。 2017年7月から2020年1月まではエルネスト・バルベルデ監督、2020年1月から8月まではキケ・セティエン監督、そして2020年8月から2021年10月まではロナルド・クーマン監督が務め、今回チャビ監督が就任する。 それ以前は、フランク・ライカールト監督が2003年7月から2008年6月まで、ジョゼップ・グアルディオラ監督が2008年7月から2012年6月まで、病気により退任せざるを得なくなり、その後に他界したティト・ビラノバ監督が2012年7月から2013年7月まで、ヘラルド・マルティーノ監督が2013年7月から2014年6月までと全員が契約を全う。ルイス・エンリケ監督までは、契約満了で退任しているため、違約金は発生していない。 しかし、その後のバルベルデ監督、セティエン監督、クーマン監督と、3人続けて解任しているバルセロナ。さらに、今回のチャビ監督はアル・サッドから引き抜くこととなったために、契約解除金が発生。その合計が、前述の3300万ユーロとなる。 バルベルデ監督は、就任1年目の2017-18シーズンにラ・リーガとコパ・デル・レイの2冠を達成すると、2018-19シーズンはラ・リーガ連覇を達成。しかし、2019-20シーズンは成績不振で解雇。約1100万ユーロ(約14億4000万円)の違約金が支払われたという。 セティエン監督は、2022年まで契約を結んでいた中、1年を残して解任。400万ユーロ(約5億2400万円)の違約金が発生した。 さらにクーマン監督には1300万ユーロ()が必要とのこと。オランダ代表監督から引き抜く際に580万ユーロ(約7億6000万円)の解除金を支払うこととなっているが、これはクーマン監督が肩代わり。しかし、解雇したことで違約金720万ユーロ(約9億4300万円)と合わせて、1300万ユーロがかかることとなる。なお、チャビ監督は500万ユーロ(約6億5500万円)の解除金を支払い、アル・サッドから引き抜いている。 監督解任による違約金が嵩むという点では、かつてはチェルシーが陥った負のスパイラル。成績が上がらないものの、一定の契約期間を監督に提示しているために、どうしても発生するもの。かといって、クラブが我慢強くなることもなく、違約金だけが嵩むという謎の事態に陥ることとなる。 監督交代を繰り返した結果、43億円も無駄に支払っているのだから、負債が無くならないのも頷けると言える。 <span class="paragraph-title">【動画】チームを救えるか? チャビ新監督がバルセロナに到着!!</span> <span data-other-div="movie"></span> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJzQnJoNXNPRyIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> 2021.11.08 07:16 Mon2
「考える余裕はない」攻撃の軸が不在の中、ユナイテッド相手に3点差を追いかけるアスレティック指揮官「1stレグで起きたことが起こるかも」
アスレティック・ビルバオのエルネスト・バルベルデ監督がマンチェスター・ユナイテッド戦に向けて意気込みを語った。『UEFA.com』が伝えた。 8日、ヨーロッパリーグ(EL)準決勝2ndレグでアスレティックはアウェイでユナイテッドと対戦する。 ホームでの1stレグでは0-3と完敗したアスレティック。非常に厳しい状況の中で、アウェイでの大逆転を目指して戦う。 しかし、チームには残念なニュースが、イニャキ・ウィリアムズ、ニコ・ウィリアムズの兄弟に加え、オイハン・サンセトが負傷欠場することが確定。攻撃の軸を失う緊急事態となっている。 試合に向けた記者会見に臨んだバルベルデ監督は、負傷者について問われ、そんなことを考えている余裕はないとした。 「我々は出場する選手のことを考えている。ここに居ない選手のことを考える余裕などない。ユナイテッドにも欠場する選手はいる。重要なのは、ピッチで何をするかだ」 負傷者を嘆いても勝てるわけではないアスレティック。バルベルで監督は、1stレグでやられたことをやり返すだけだと意気込んだ。 「決勝が目前に迫っているので、全力を尽くすつもりだ。これはサッカーであり、我々はプレーしなければならない。ビルバオでの1stレグで起こったことが、明日は逆の展開になるかもしれない」 2025.05.08 14:10 Thuバルセロナの人気記事ランキング
1
バルセロナの至宝ガビに衝撃の事実「彼は靴紐の結び方をよく知らない」
バルセロナのスペイン代表MFガビの秘密が1つ明らかになった。イギリス『SPORT BIBLE』が伝えている。 今季17歳という若さでファーストチームデビューを果たしたカンテラの至宝ガビ。10月にはスペイン代表デビューし、85年ぶりに最年少出場記録を塗り替えた。 ここまで公式戦に17試合に出場しているが、チャビ・エルナンデス新監督就任以降の6試合でもスタメン起用されており、新体制でもその存在感を遺憾なく発揮している。 その実力もさることながら、別の注目を浴びていたのがガビのスパイクの靴紐だ。 ガビは試合中に靴紐が解けた状態でプレーすることがよくあり、一種の迷信的な行いなのではないかとも噂されていたが、スペイン人記者のマルク・マルバ・プラッツ氏によると、その理由は単純なものだった。 「ガビは幼い頃から靴紐をほどいたままプレーしている。それは、靴紐の結び方をよく知らないからだ。彼は気にしていないし、それでプレーしている」 最近では、同僚のU-19スペイン代表MFニコ・ゴンサレスが、自身のインスタグラムで「学ぶ時間…」というコメントを添えて、ガビの靴紐を結んであげている写真を掲載しており、ガビの靴紐の秘密に関しては、チームメイトにも知れ渡っているようだ。 <span class="paragraph-title">【写真】スパイクのひもが解けまくるガビ</span> <span data-other-div="movie"></span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/gavi1.jpg" style="max-width:100%;"></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/gavi2.jpg" style="max-width:100%;"></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/gavi3.jpg" style="max-width:100%;"></div> 2021.12.21 21:15 Tue2
バルセロナが新カンプ・ノウのイメージを発表!収容人数11万人
バルセロナが新カンプ・ノウの新たなイメージを発表した。クラブの公式SNSで伝えている。 バルセロナはエスパイ・バルサ計画というカンプ・ノウの改修を軸としたプランを発表。当初の計画では2021年に完成予定だったものの、現時点では2025年に完成の予定だ。 カンプ・ノウの改修を行うのはコンペを勝ち抜いた日本の設計事務所、日建設計で、完成時には収容人数を11万人まで増員する予定だ。 また、改修工事のためにバルセロナは2022年夏以降、最長で1年間のホーム開催試合をカンプ・ノウ以外で行う可能性も報じられている。 17日に行われたラ・リーガ第9節のバレンシア戦では観客を100%収容可能だったものの、4万7317人の入場者数にとどまっていたバルセロナだが、新カンプ・ノウに向けてサポーターたちの熱量を取り戻すことができるだろうか。 <span class="paragraph-title">【動画】日本の設計事務所が担当する新カンプ・ノウのイメージムービー</span> <span data-other-div="movie"></span> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJpaU5nOGtodiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> 2021.10.20 05:45 Wed3
バルセロナ注目の“いとこコンビ”が偉業達成…バルサ・アトレティックの最年少ゴール&歴代3位記録を同じ試合で更新
バルセロナのカンテラに所属する注目の“いとこコンビ”が偉業を成し遂げた。 バルセロナのリザーブチームで、スペイン3部に所属するバルサ・アトレティック(前バルセロナB)。 7日にホームでプリメーラ・フェデラシオン第3節のオウレンセ戦を戦ったチームでは、U-17スペイン代表FWトニ・フェルナンデス、同MFギジェ・フェルナンデスの16歳いとこコンビが偉業を成し遂げた。 1点リードで迎えた前半41分、中央で味方とパス交換してゴール前に侵入したトニは低空の見事な左足ジャンピングボレーを右隅に叩き込む。この直後の45分にはボックス中央でトニから横パスを受けたギジェが右足を振ると、ブロックを試みた相手DFにもディフレクトしたシュートがゴール右隅に突き刺さった。 このゴールは2人にとってバルサ・アトレティックでの初ゴールとなったが、いずれも年少記録を更新するモノとなった。 ギジェが16歳2カ月21日で決めたゴールは元スペイン代表FWボージャン・クルキッチの16歳2カ月28日の記録を抜き、歴代3位の年少ゴールに。 一方、トニの16歳1カ月23日でのゴールは元ナイジェリア代表FWハルナ・ババンギダの16歳1カ月28日を抜き、歴代最年少ゴールとなった。 ちなみにバルセロナのレジェンド中のレジェンドであるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは17歳2カ月13日で歴代6位だ。 なお、インテリオールを主戦場とするギジェはプレシーズンツアーでハンジ・フリック監督から定期的にプレー機会を与えられ、センターフォワードや右ウイングを主戦場とするトニもモナコとのジョアン・ガンペール杯でプレー機会を与えられており、近い将来のファーストチームデビューも期待されている。 <span class="paragraph-title">【動画】トニ・フェルナンデスが決めた最年少ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ca" dir="ltr">Toni Fernández turns heads in last night's win for Barça Atlètic <a href="https://twitter.com/hashtag/MadeInLaMasia?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#MadeInLaMasia</a> | <a href="https://twitter.com/FCBmasia?ref_src=twsrc%5Etfw">@FCBmasia</a> <a href="https://t.co/CbYbyDz1kb">pic.twitter.com/CbYbyDz1kb</a></p>— FC Barcelona (@FCBarcelona) <a href="https://twitter.com/FCBarcelona/status/1832718549401440469?ref_src=twsrc%5Etfw">September 8, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.09 07:30 Mon4
