ランパード、PK戦に敗れ就任後初勝利逃すも 「チームのパフォーマンスは誇り」

2019.08.15 16:30 Thu
Getty Images
チェルシーを率いるフランク・ランパード監督が、PK戦の末に敗れたUEFAスーパーカップのリバプール戦を振り返っている。クラブ公式サイトが指揮官のコメントを伝えた。
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昨シーズンのヨーロッパリーグ(EL)王者のチェルシーは14日、トルコのイスタンブールで行われたUEFAスーパーカップ2019でチャンピオンズリーグ(CL)王者のリバプールと対戦。前半にFWオリヴィエ・ジルーのゴールで先制に成功したチェルシーだったが、後半立ち上がりにFWサディオ・マネに同点ゴールを献上。1-1のスコアで突入した延長戦ではマネの2点目で勝ち越しを許したが、MFジョルジーニョのPKによるゴールで追いつき、2-2のスコアで120分間の激闘を終えた。その後、行われたPK戦では9人連続で成功となった中、チェルシーの5人目を務めたFWタミー・エイブラハムのシュートがGKアドリアンにセーブされ、ランパード新体制での初タイトルを逃す結果になった。
0-4で大敗したプレミアリーグ開幕節のマンチェスター・ユナイテッド戦に続き敗戦という結果に終わったランパード監督だが、このリバプール戦でチームが披露したパフォーマンス自体には満足感を示している。

「リバプールをリスペクトするし、相手はチャンスを作っていた。それでも自分たちの方が良かったよ。アンラッキーな場面もあったし、決定機をモノにできなかった。ただ、試合を通してチームのパフォーマンスは誇りに思えるものだった」
「もちろん、負けることは好きじゃない。このチームはチェルシーだ。勝ちたかったけど、不運だった。プレーヤーたちには満足している。今日のようなプレーがシーズンを通じて出すことができ、より成長できれば、後に振り返ったときに今日は良い試合だったと思えるはずだ」

また、イングランド指揮官はこの試合で唯一PKを失敗したエイブラハムに関して言及。自信を持って5人目のPKキッカーに名乗りを挙げた若武者の心意気を称賛している。

「(PK戦後に)落ち込むことはないと伝えた。彼が自信を持って5人目のキッカーを務めたいと言ったことが個人的に嬉しいよ。私自身、あの場所に立ったことがあるし、失敗したこともある。ただ私が求めているのは若いプレーヤーが自信を持ってPKを蹴ることだ」

「これはタミーのように、トップレベルにいるプレーヤーの宿命のようなものだよ。これがフットボールというものだし、タミーをサポートしないとね」

最後に、中4日で臨んだリバプールに対して、チェルシーが中2日での戦いを強いられるなど、日程面で不利ではなかったかとの質問を受けたランパード監督は、それが敗戦の要因になったと認めることはなかったものの、試合結果に影響を及ぼすものでだったと主張している。

「我々は日曜日(11日)の夕方にアウェイでマンチェスター・ユナイテッドと対戦し、リバプールは金曜日(9日)にホームで試合(ノリッジ戦)をしている。シーズン序盤で2日間も長いリカバリーがあったことは試合への準備に大きく影響するし、それは相手にとってアドバンテージだったはずだ」

「我々は120分間プレーできたから、それが今日のパフォーマンスに影響したかはわからない。それでも、このようなレベルの試合で片方のチームに2日間の猶予があるというのは残念だね。不平を言っているわけではない。そのせいで負けたとは言わないが、少しいらだちを感じているよ」

今回のリバプール戦での敗戦によって公式戦連敗スタートとなったチェルシーは、18日に行われるプレミアリーグ第2節での新体制初勝利を目指してレスター・シティをホームで迎え撃つ。

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チェルシーのキャプテンがまた負傷…ハムストリングの手術から復帰も再び違和感、マレスカ監督「リスクは冒したくない」

チェルシーのイングランド代表DFリース・ジェームズが再び離脱することになるようだ。クラブ公式サイトが伝えた。 インターナショナル・マッチウィークが終わり、再びリーグ戦が再開する中、チェルシーは23日にアウェイでレスター・シティと対戦する。 ハムストリングの負傷に悩まされていたジェームズは、手術を受けて昨シーズンの大半を棒に振ることに。それでも10月に復帰していたが、再びハムストリングを痛めたとのこと。エンツォ・マレスカ監督が試合に向けた記者会見で明かした。 「負傷者がリース選手1人だけなのは確かだ。残念ながら彼は少し痛みを感じており、週末に彼​​を起用するリスクは負いたくない。今週末に出場できないのは彼だけだ」 「残りの選手たちについては、良くなっている選手もいれば、疑問の残る選手もいる。それに、今日は代表戦の選手全員が揃って行う最初の練習なので、今日の練習が終わったら様子を見ることになる。もう少し待つ必要がある」 「リースはハムストリングの問題なので、筋肉の問題だ。今週末はリスクを冒したくないので、長く続かないことを望む」 再び離脱することとなったジェームズ。また、コール・パーマー、レヴィ・コルウィル、ヴェスレイ・フォファナ、マロ・グスト、ロメオ・ラヴィアは代表活動に参加せず、起用が可能だという。 一方で、2026北中米ワールドカップ南米予選を戦ったモイセス・カイセド、エンソ・フェルナンデスに関しては、注意深く見る必要があり、最後のトレーニングで状態をチェック。22日のトレーニングで調子を見極めることになるようだ。 2024.11.21 23:30 Thu
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プレミア3位と好調のチェルシーに追い風、サンチョがトレーニングに復帰

チェルシーのイングランド代表MFジェイドン・サンチョが、トレーニング復帰を果たしたようだ。 サンチョは今夏の移籍市場で、マンチェスター・ユナイテッドから期限付き移籍の形で加入。エンツォ・マレスカ監督の下で一定の出場機会を得ると、ここまでプレミアリーグ5試合3アシストを記録している。 ただ、第8節のリバプール戦では先発しながらハーフタイムでピッチを退くと、それ以降は出場がなし。マレスカ監督は病気やその後のトレーニング中に負った打撲が原因としており、今月のインターナショナルマッチウィーク明けには復帰できる可能性を示唆していた。 そんな中で、チェルシーは公式X(旧ツイッター)を更新し、サンチョがトレーニングに復帰した姿を投稿。イギリス『イブニング・スタンダード』によると、今週末のプレミアリーグ第12節のレスター・シティ戦には出場できる見込みとのことだ。 チェルシーは負傷によって今月のインターナショナルマッチウィークでは代表辞退となったコール・パーマーの状態が不透明なこともあり、サンチョの復帰は大きな後押しとなるだろう。 2024.11.19 15:40 Tue
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もはや癖となるハムストリングのケガ…リース・ジェームズが再離脱の胸中吐露 「また新たな試練を受けた」

チェルシーのイングランド代表DFリース・ジェームズが新たな負傷を受けて、その胸中を吐露した。 ドリブル、フィニッシュ、どれをとってもパワフルさが魅力のサイドバックだが、近年はハムストリングの負傷に悩まされ、復帰と離脱を繰り返す。2023-24シーズンからはキャプテンという大役も任され、万全のときがなかなかない。 もはや癖となるハムストリングの負傷から10月に復帰したばかりだが、エンツォ・マレスカ監督がレスター・シティとのプレミアリーグ再開戦に向けた会見で再発を明らかに。選手本人もインスタグラムのストーリーズで思いを発信した。 「このメッセージは僕が経験することを理解し、尊重してくれる人々のもの。みんなに心から感謝する。みんなのサポートと優しい言葉は想像以上に大きいんだ」 「そして、僕のことに触れると、大丈夫。良かったときがあれば、悪かったときもある。また新たな試練を受けた。いずれは返り咲く。どんな困難にもめげずね」 「最後に、これからやってくる祝祭の時期にも触れておく。この時期は誰にとっても厳しいものだ! みんなにとって、楽しく穏やかに過ごせるのを祈っている」 そうファンに感謝の言葉を送り、復活を誓ったリース・ジェームズ。次こそは万全の姿で戻ってきてほしいところだ。 2024.11.22 08:55 Fri
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チェルシーで停滞する21歳カサデイ…1月獲得を念頭にユベントスが交渉中か

ユベントスがU-21イタリア代表MFチェーザレ・カサデイ(21)を巡り、チェルシーとの非公式交渉をしているという。 トリノ本社の『トゥット・スポルト』によると、ユーベはイタリア代表MFニコロ・ファジョーリ(23)を来年1月の移籍市場で手放す場合に備え、チェルシーのカサデイを獲得候補に。 インテル産のカサデイは22年夏にチェルシーへ移籍も、加入1年目の後半戦および2年目の昨季1年間、通算1年半にわたってレンタル放出。チェルシー復帰の今季はプレミアリーグ出場がなく、出番はECLかEFLカップに限られる。 現在、ユベントス、モンツァ、ビジャレアル、レアル・ベティス、セビージャがカサデイの1月獲得を検討しているとのこと。 ユベントスはセンターバック、センターフォワードが1月の「優先事項」。カサデイの優先順位は低いが、チェルシー側の要求額が高くないと踏んでいるそうで、クラブ間の関係性を保つ上でも、やり取りをしているようだ。 2024.11.22 18:40 Fri

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