ドンナルンマ&ネイマールがビッグクラブの玉突き移籍の鍵を握る?
2019.08.13 22:00 Tue
今夏の移籍市場が終盤に差し掛かる中、ビッグクラブの間で玉突き移籍が起こる可能性があるようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じた。
『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えるところによれば、その玉突き移籍の鍵を握っているのが、ミランのイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマ(20)とパリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマールの2選手だという。
今夏、ドイツ代表GKケビン・トラップがフランクフルトに移籍したことで、キーパーの獲得にプライオリティーを置いているPSG。中でも、レオナルドスポーツ・ディレクター(SD)は古巣ミランの若き守護神がお気に入りであるとされている。
しかし、ドンナルンマに関しては5000万ユーロ(約58億9000万円)のプライスタグが張られていることが報じられており、ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)の問題を抱えるPSGにとってはまず選手の売却を行わない限り、手が出しにくい状況だ。そのため、PSGは退団希望が伝えられるネイマールをレアル・マドリーに売却した場合、その売却益でイタリア代表GKの獲得に動く構えだ。
そのマドリーは今夏、すでに大型補強を敢行。ネイマールを獲得するためには、PSG同様に選手の売却で資金を捻出しなければならない。そこで、換金対象として名前が挙がっているのが、コロンビア代表MFハメス・ロドリゲス(28)とスペイン代表MFイスコ(27)だという。
ただ、マドリーはイスコに関して高額な移籍金を要求しているものの、オファーが届かなかった場合、金額を下げる可能性があり、ミランはドンナルンマの売却益を元手に獲得を目指す構想を持っているようだ。
なお、ネイマールの移籍先に関してはここに来てバルセロナ復帰の目が強まっており、前述のような形で玉突き移籍が起こる可能性は微妙なところだ。ただ、その場合マドリーのターゲットがマンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバに戻り、ハメスやイスコの売却に波及する可能性もわずかながらあるかもしれない。
『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えるところによれば、その玉突き移籍の鍵を握っているのが、ミランのイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマ(20)とパリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマールの2選手だという。
今夏、ドイツ代表GKケビン・トラップがフランクフルトに移籍したことで、キーパーの獲得にプライオリティーを置いているPSG。中でも、レオナルドスポーツ・ディレクター(SD)は古巣ミランの若き守護神がお気に入りであるとされている。
そのマドリーは今夏、すでに大型補強を敢行。ネイマールを獲得するためには、PSG同様に選手の売却で資金を捻出しなければならない。そこで、換金対象として名前が挙がっているのが、コロンビア代表MFハメス・ロドリゲス(28)とスペイン代表MFイスコ(27)だという。
そして、その2選手の動向に目を光らせているクラブの1つが、前述のミランだという。前者はここまでジネディーヌ・ジダン監督の構想外となっており、依然として今夏の退団が有力と言われる。一方、後者はフランス人指揮官のプランに含まれていることもあり、移籍金7000万ユーロ(約82億5000万円)が必要になるとみられている。
ただ、マドリーはイスコに関して高額な移籍金を要求しているものの、オファーが届かなかった場合、金額を下げる可能性があり、ミランはドンナルンマの売却益を元手に獲得を目指す構想を持っているようだ。
なお、ネイマールの移籍先に関してはここに来てバルセロナ復帰の目が強まっており、前述のような形で玉突き移籍が起こる可能性は微妙なところだ。ただ、その場合マドリーのターゲットがマンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバに戻り、ハメスやイスコの売却に波及する可能性もわずかながらあるかもしれない。
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