【超WS選定週間ベストイレブン/J1第14節】FC東京vs大分、久保建英の独壇場に!
2019.06.03 12:45 Mon
明治安田生命J1リーグ第14節の9試合が5月31日から6月1日にかけて開催された。超WS編集部が今節の各試合で印象に残った選手の中からベストイレブンを紹介する。
◆寸評(所属/今シーズンの選出回数)
GKク・ソンユン(北海道コンサドーレ札幌/初)
我慢比べの戦況下で安定感抜群のパフォーマンス。満を持して韓国代表に合流へ。
DF室屋成(FC東京/初)
1アシスト。両軍最多のスプリント回数が示すとおり、自サイドを制圧した。
DF平岡康裕(ベガルタ仙台/初)
徐々にカバーリングで存在感。シマオ・マテをリードしながら守備を立て直した。
DF畠中槙之輔(横浜F・マリノス/2回目)
一対一の対応やブロックだけでなく、ビルドアップでも見せ場。随所でハイレベルだった。
決勝点をお膳立て。試合を通じて、クロスからチャンスを作り、攻撃の起点に。
MF東慶悟(FC東京/4回目)
古巣相手にも圧倒的な運動量で攻守に奮闘。戦う姿勢はもっと評価されるべき。
MF松下佳貴(ベガルタ仙台/2回目)
2得点目の起点になるなど攻撃の核に。後半に入り、より躍動した。
MF久保建英(FC東京/2回目)
初の複数得点で最高の形でA代表へ。今節の大分戦は自身の独壇場だった。
MF仲川輝人(横浜F・マリノス/3回目)
1得点1アシスト。加速力や突破力、得点感覚で相手守備網を翻弄し続けた。
FW長沢駿(ベガルタ仙台/初)
全得点に絡む2得点1アシストの大活躍。守備の献身性も光り、名古屋撃破の主役に。
FW食野亮太郎(ガンバ大阪/初)
指揮官のJ1初先発起用にゴールでリアクション。大ブレイクの予感も漂わせる。
◆寸評(所属/今シーズンの選出回数)
GKク・ソンユン(北海道コンサドーレ札幌/初)
我慢比べの戦況下で安定感抜群のパフォーマンス。満を持して韓国代表に合流へ。
DF室屋成(FC東京/初)
1アシスト。両軍最多のスプリント回数が示すとおり、自サイドを制圧した。
徐々にカバーリングで存在感。シマオ・マテをリードしながら守備を立て直した。
DF畠中槙之輔(横浜F・マリノス/2回目)
一対一の対応やブロックだけでなく、ビルドアップでも見せ場。随所でハイレベルだった。
DF丸橋祐介(セレッソ大阪/初)
決勝点をお膳立て。試合を通じて、クロスからチャンスを作り、攻撃の起点に。
MF東慶悟(FC東京/4回目)
古巣相手にも圧倒的な運動量で攻守に奮闘。戦う姿勢はもっと評価されるべき。
MF松下佳貴(ベガルタ仙台/2回目)
2得点目の起点になるなど攻撃の核に。後半に入り、より躍動した。
MF久保建英(FC東京/2回目)
初の複数得点で最高の形でA代表へ。今節の大分戦は自身の独壇場だった。
MF仲川輝人(横浜F・マリノス/3回目)
1得点1アシスト。加速力や突破力、得点感覚で相手守備網を翻弄し続けた。
FW長沢駿(ベガルタ仙台/初)
全得点に絡む2得点1アシストの大活躍。守備の献身性も光り、名古屋撃破の主役に。
FW食野亮太郎(ガンバ大阪/初)
指揮官のJ1初先発起用にゴールでリアクション。大ブレイクの予感も漂わせる。
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【Jリーグ出場停止情報】J1横浜FMのMFジャン・クルードが次節出場停止、J2では清水FW北川航也が暴行の判断で残り2試合欠場、甲府は3名が出場停止に
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【J1クラブ通信簿/北海道コンサドーレ札幌】ミシャ体制3年目で結果はワースト、シーズン途中の方向転換は継続か
未曾有のシーズンとなった2020年のJリーグ。新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受け、中断による異例の超過密日程、観戦や応援の制限など、多くの困難を乗り越え、すべての日程を終了した。 その中でも、熱戦が続いた2020シーズンのJリーグ。超ワールドサッカー編集部は、J1全18クラブの通信簿(チームMVP、補強成功度、総合評価)をお届けする。 第7弾は12位の北海道コンサドーレ札幌を総括!(評価は「S」が最高、「E」が最低) ◆総合評価【D】 10勝9分け15敗 (勝率29.4%) 47得点58失点 ミハイロ・ペトロヴィッチ監督が就任して3年目のシーズン。3年目にして、順位や得点、失点と数字としてはワーストの結果となってしまった。 その結果に終わってしまった理由は様々あるが、1つは選手の移籍により2年間で積み上げてきたスタイルを維持できなくなってしまったということ。そしてもう1つは、戦い方の転換と定着に時間を要したということが挙げられる。 2019シーズンの札幌を支えてきたのは、守護神の韓国代表GKク・ソンユンとキャリアハイの成績を残した日本代表FW鈴木武蔵だった。しかし、ク・ソンユンは兵役のためにシーズン前に退団。そして鈴木もシーズン途中にベルギーのベールスホットへと移籍してしまった。 絶対的な守護神として確立されていたク・ソンユンの代わりはベテランのGK菅野孝憲が務めた。シーズンを通して元々高いセービング能力を発揮しパフォーマンスは悪くなかったが、ビルドアップには難があった。チームのスタイル変更にも関わるが、ク・ソンユンの存在の大きさを感じることとなった。 そして鈴木が抜けたことで、5バックに近い3バックのスタイルが機能しづらい状況に。ロングカウンターが仕掛けられなくなり、チームとしてのスタイル変更も鈴木の移籍と時を合わせて行われるようになっていった。 そのスタイル変更という意味では、大きく変わったのはプレスのやり方だろう。ほぼマンマークの状態でプレスを掛けに行くスタイルとなり、相手の攻撃を常に制限していく形となった。それまでのカウンター主体の攻撃も減ったことで、なかなか得点という部分で結果が出にくかったこともある。 特に鈴木以外にも依存していたFWジェイがシーズン中盤は起用されない時期が続き、“ゼロトップ”に近い形を採用。MF駒井善成とMFチャナティップ、MF荒野拓馬が前線に並ぶ形を採ることが多かった。そのスタイルがバッチリハマったのは首位を独走していた川崎フロンターレを下した第26節だろう。その後に荒野が重傷を負ったことも誤算だったはずだ。 4年目を迎えるミシャ体制は、メンバーがほとんど変わらないで臨む。足りないピースを埋めた感もあり、どう結果を残していくか楽しみな側面もある。 ◆チーム内MVP <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2020/consadole2020_1_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">©︎J.LEAGUE<hr></div> MF荒野拓馬(27) 明治安田生命J1リーグ28試合出場(先発27試合)/5得点 チーム内MVPにはMF荒野拓馬を選出したい。2020シーズンの札幌で他に目立っていた選手は、MFルーカス・フェルナンデスだろう。そして、ルーキーながら最終ラインの軸にもなったDF田中駿汰や抜群の安定感を見せたDFキム・ミンテも外せないところだ。 荒野は札幌ドームMVPも受賞。シーズン終盤に負傷したことが痛恨と言えるだろう。まずはケガを治して、新シーズンに向けた準備をしっかりしてもらいたい。 荒野をMVPに選んだ理由は、やはり舵を切った戦術変更の重要なピースだったからだと言える。シーズン序盤はボランチで起用されチームを支えると、ゼロトップのシステムでもしっかりとプレッシングをコントロール。MF宮澤裕樹とともに中盤の守備を支えていた。 戦術という点では、ルーカス・フェルナンデスも右ウイングバックとして重要な役割を担っていたが、チームとして生かし切れなかった印象もあった。より整備されていけば、2021シーズンは面白い戦いを見せてくれるだろう。 ◆補強成功度【B】 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2020/consadole2020_1_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">©︎J.LEAGUE<hr></div> 2020シーズンの札幌の補強は大卒3名と期限付き移籍での外国人2名、そしてシーズン終盤に加入したFWウーゴ・ヴィエイラと補強は多くない。 その中での評価となるが、まずは大卒3選手に関してはチームの軸となっていくべき存在であり、その片鱗をしっかりと見せたシーズンだったと言えるだろう。 まずは最終ラインでレギュラーポジションを使ったDF田中駿汰(大阪体育大学)だ。U-22日本代表でも見せていたパス能力の高さは、Jリーグでもしっかりと発揮。相手を食いつかせてからパスが出せるため、しっかりと相手の陣形を崩すことも可能な能力を持っている。 続いてMF金子拓郎(日本大学)だが、トータルで31試合に出場し4得点を記録した。右ウイングバックで起用されることが多かった中、終盤は右のシャドーに入ることも多かった。ただ、スタイルとしてはサイドで起用した方が強みを存分に発揮できる印象だが、ルーカス・フェルナンデスとの関係性をどうするか。もう1つレベルを上げる必要はあるが、十分な武器を持っている。 そしてMF高嶺朋樹(筑波大学)だが、30試合に出場した。ボランチで宮澤とコンビを組むことになり、終盤はレギュラーに定着。中盤での駆け引きがうまく、パスやドリブルで攻撃の流れを作ることができる一面を見せた。 この3名を考えれば、かなり補強は成功と言って良いだろう。ただ、助っ人を考えるとやはり少し評価は下がる。タイ代表でもあったGKカウィンはリーグ戦の出場はなし。菅野のポジションを脅かすほどのパフォーマンスはなかった。そして、FWドウグラス・オリヴェイラだが、見た目とは裏腹に空中戦の弱さを露呈。一方で、テクニックを持ち合わせており、化ける可能性は見せたが、組み合わせとして難しさを感じさせていた。2021シーズンに向けても補強は進んでおり、どういったチームにバーじょアップするのか楽しみだ。 2021.01.10 15:30 Sun4
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