ECA、スーパー・チャンピオンズリーグに関する協議を開始

2019.03.27 11:20 Wed
Getty Images
ヨーロッパクラブ連盟(ECA)が、“スーパー・チャンピオンズリーグ”に関する協議を開始したようだ。スペイン『アス』が報じた。

欧州一のクラブを決める大会として、全世界の注目を集めるチャンピオンズリーグ(CL)。レアル・マドリーやバルセロナ、バイエルン、ユベントスマンチェスター・シティ、リバプールなど強豪クラブが直接雌雄を決する同大会は、サッカー界一のキラーコンテンツとなっている。

『アス』によれば、26日にアムステルダムで行われた総会で、ECAは2024年からのCL見直しについての議論を開始。会長のアンドレア・アニェッリ氏は「議論中」であるとして詳細についての言及を避けたが、変更の第一段階として準々決勝から決勝までのマッチデイを現行のミッドウィークから週末に移し、最終的に全試合が土日開催とすることが目指されているようだ。
また、この総会に出席したバルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長は「私たちは欧州の大会とクラブ・ワールドカップについて話した」とコメント。ECAはビッグクラブだけでシーズンを戦う“欧州スーパーリーグ構想”を打ち出しており、伴って興行力の低下が懸念される中小クラブの反対を押し切るために、欧州大会の規模拡大を計画していることが示唆されている。なお、欧州サッカー連盟(UEFA)のアレクサンデル・チェフェリン会長も、その計画を支持しているようだ。

また、国際サッカー連盟(FIFA)が先日に承認した2021年からのFIFAクラブ・ワールドカップ(CWC)の24チーム拡大案に関して、ECAは反対を表明。アニェッリ会長は、「日程の飽和」、「CLとの競合」、「クラブサッカーへのFIFAの過干渉」に問題があると指摘している。しかし、最大規模のクラブであるレアル・マドリーだけは「より良い大会であり、より有益なものとなる。マドリーは強く支持する」と新CWCに肯定的な意見を示した。

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