ローマ検察庁がユベントス前体制の幹部に対する起訴状を請求…ネドベド氏、パラティチ氏、F1界でも知られるアリバベーネ氏ら10名

2024.07.17 19:50 Wed
Getty Images
イタリア・ローマ検察庁が17日、ユベントスの旧幹部に対する起訴状を請求した。

イタリア『カルチョメルカート』によると、虚偽会計や市場操作、架空のキャピタルゲイン創出といった、数々の不正に手を染めたユベントスの旧幹部ら10名に対し、ローマ検察庁が起訴状を請求したとのこと。

起訴される見通しとなったのは、「アニェッリ家」のアンドレア・アニェッリ前会長、パベル・ネドベド前副会長、元SDのファビオ・パラティチ氏、さらにはF1「フェラーリ」の元チーム代表としても知られる元最高経営責任者(CEO)のマウリツィオ・アリバベーネ氏ら。
旧幹部らは「数え切れないほどの不正に手を染めた」とされ、現段階で捜査が続いている事案も。ローマ検察庁は証拠が揃っているものに関し、今回起訴状を請求したとのことだ。

パベル・ネドベドの関連記事

“ブッフォン”がチェコ代表のユニフォームに袖を通す時代となった。 “ブッフォン”といえば、問答無用でジャンルイジ・ブッフォン氏(47)。イタリア代表の守護神として2006年ドイツW杯を制した、21世紀初頭を代表する世界的ゴールキーパーだ。 また、親族のロレンツォ・ブッフォン氏(95)も20世紀にイタリア代表 2025.03.02 19:46 Sun
サウジアラビアのアル・シャバブは8日、パベル・ネドベド氏(52)をスポーツ・ディレクターに任命したことを発表した。 現役時代にチェコ代表、スパルタ・プラハ、ラツィオ、ユベントスで活躍したネドベド氏は現役引退後、古巣ユベントスのフロントに入閣。 スポーツディレクターを務めた後、2015年10月に副会長に選出さ 2025.01.09 12:00 Thu
ミランの上層部は、昨シーズン限りで現役を退いた元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ氏と今でも頻繁に連絡を交わしているようだ。 イブラヒモビッチは19日、3日前に行われたミラノ・ダービーでインテルに1-5と大敗を喫した古巣ミランの練習場を電撃訪問し大きな話題に。宿敵相手になす術もなく敗れた元チームメイト 2023.09.21 16:15 Thu
ユベントスは22日、新たな処分を受けたことを発表した。 ユベントスは、財務不正により幹部11名の処分に加え、勝ち点15の剥奪の処分を受けていた。 新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大で他クラブと同様に財政面にダメージを受けたユベントスは、経費削減を狙った選手の移籍を含む不正会計などの疑いで調査対 2023.05.23 10:03 Tue
ユベントスのブラジル代表DFアレックス・サンドロ(32)がクラブとの契約を更新するようだ。 2015年夏にポルトから加入したアレックス・サンドロ。今季も本職の左サイドバックだけでなく、センターバックをこなしてみせたりと主力を張るが、契約最終年とピッチ外での動向が注目される。 イタリア『スカイ』によると、ユベ 2023.03.02 18:15 Thu

ユベントスの関連記事

ユベントスのイゴール・トゥドール監督が29日にホームで行われ、1-0で勝利したセリエA第30節ジェノア戦を振り返った。 代表ウィーク中にチアゴ・モッタ前監督を解任したユベントス。現役時代にユベントスでプレーし、昨季ラツィオで指揮を執っていたトゥドール監督を招へいした中で迎えたジェノア戦。 3バックを採用した 2025.03.30 08:45 Sun
セリエA第30節、ユベントスvsジェノアが29日にユベントス・スタジアムで行われ、ホームのユベントスが1-0で勝利した。 コッパ・イタリアでのエンポリ相手の敗退に加え、直近のアタランタ、フィオレンティーナ戦での2戦連続の惨敗によってチアゴ・モッタ監督を解任した5位のユベントス。後任にクラブOBで前ラツィオ指揮官の 2025.03.30 04:01 Sun
ユベントスのイゴール・トゥドール監督が27日、就任後初会見に臨んだ。 トゥドール監督は23日、チアゴ・モッタ前監督の解任を受けて暫定指揮官として就任。29日のセリエA第30節ジェノア戦で初指揮を執る。 代表ウィーク前、アタランタ戦、フィオレンティーナ戦と惨敗してチャンピオンズリーグ出場圏外の5位に後退した中 2025.03.28 14:00 Fri
失意のシーズンとなりつつあるユベントスでは、スポーツ・ディレクター(SD)であるクリスティアン・ジュントリ氏への批判も強まっているようだ。『フットボール・イタリア』が伝えている。 昨夏にチアゴ・モッタ監督をボローニャから迎えたユベントスは、チームの刷新に着手。夏と冬の移籍市場でディーン・ハイセン、フェデリコ・キエ 2025.03.26 12:40 Wed
ユベントスを解任されたチアゴ・モッタ監督について、同業者は同情しているようだ。 モッタ監督は今シーズンからユベントスの指揮官に就任。クラブを新たなステージに導く若手指揮官として、非常に大きな期待が寄せられていた。 しかし、チームは開幕から黒星こそないものの勝ち切れない試合が多く、スクデット争いに絡むまでには 2025.03.25 10:20 Tue

セリエAの関連記事

ミランは30日、元イングランド代表MFルベン・ロフタス=チークが急性膿瘍性虫垂炎のため腹腔鏡による虫垂切除手術を行ったと発表した。イタリア『MilanNews.it』によると回復までに1カ月、復帰までに2カ月かかる可能性があるとのことで、その場合は今季絶望となる。 ロフタス=チークは同日、セリエA第30節ナポリ戦 2025.03.31 14:30 Mon
ミランのセルジオ・コンセイソン監督が30日にホームで行われ、1-2で敗れたセリエA第30節ナポリ戦後に会見でコメントした。 代表ウィーク前、2試合連続逆転勝利を収めて勢いに乗りかけていたミラン。しかし開始1分過ぎに電光石火被弾を浴びると、19分に追加点を献上。前半はナポリの前に成す術なく2点のビハインドを負った。 2025.03.31 13:30 Mon
ナポリのアントニオ・コンテ監督が30日にホームで行われ、2-1で逃げ切り勝利としたセリエA第30節ミラン戦を振り返った。 首位インテルを3ポイント差で追う2位ナポリが、9位ミランをホームに迎えた一戦。代表ウィーク明けの一戦に向けてナポリはMFスコット・マクトミネイがインフルエンザにより急遽欠場に。 代わって 2025.03.31 12:15 Mon
インテルのシモーネ・インザーギ監督が30日にホームで行われ、2-1で勝利したセリエA第30節ウディネーゼ戦を振り返った。 代表ウィーク前の前節アタランタ戦を制して首位を堅守したインテルは、FWラウタロ・マルティネスを負傷で欠いた中、12分に負傷明けのMFフェデリコ・ディマルコの左クロスからラウタロの代役FWマルコ 2025.03.31 11:15 Mon
アタランタは29日、セリエA第30節でフィオレンティーナとのアウェイ戦に臨み、0-1で敗れた。 代表ウィーク前の前節ではスクデットを争うインテルに敗れた3位アタランタ(勝ち点58)は、代表戦をコンディション不良により辞退したレテギが先発。ルックマン、デ・ケテラエルと前線を形成した。 前節ユベントスに快勝して 2025.03.31 08:09 Mon

記事をさがす

パベル・ネドベドの人気記事ランキング

1

ファン殺到…元イタリア代表GKブッフォン氏の17歳長男がU-18チェコ代表入り 練習試合でデビューも異例の注目度に困惑して集中できず?

“ブッフォン”がチェコ代表のユニフォームに袖を通す時代となった。 “ブッフォン”といえば、問答無用でジャンルイジ・ブッフォン氏(47)。イタリア代表の守護神として2006年ドイツW杯を制した、21世紀初頭を代表する世界的ゴールキーパーだ。 また、親族のロレンツォ・ブッフォン氏(95)も20世紀にイタリア代表として活躍したGKで、こちらは1962年チリW杯に出場。まさに“イタリアサッカーにブッフォンあり”だった。 ただ、ジャンルイジ・ブッフォン氏とチェコ人モデルの元妻との間に生まれた長男、ルイ・トーマス・ブッフォン(17)がこのたび、U-18チェコ代表の一員としてデビューを飾った。 長男ルイは2007年生まれの17歳で、セリエB・ピサのU-19チームに所属。両ワイドを主戦場とするFWで、24-25シーズンはU-19のリーグ戦で19試合6得点をマークする。2月17日にはトップチームで初のベンチ入りも経験した。 初の代表キャリアで、母親の国を選んだルイ。 1日、U-18チェコ代表としてチェコ国内でのトレーニングマッチに先発出場すると、チェコ3部クラブのリザーブチームとの単なる練習試合にも関わらず、大変多くの観客とメディアが詰めかけたという。興味を引いたのは間違いなく「チェコ代表のブッフォン」である。 そんななかでルイは前半、2つの決定機を外したといい、ハーフタイムで交代。 チーム関係者によると、どうやらルイは奇妙なほどの注目度に数日前から困惑。試合後は詰めかけたファンからサインや写真撮影を大量に求められ、最初は応じるもしばらくして拒否するように。チェコメディアによるインタビューを制止した関係者は「過剰な注目に遭い、ルイは集中できていない」と語ったそうだ。 なお、父ジャンルイジ氏は長男ルイについて先日、「将来もしA代表に入る実力がつけば、その時はイタリアで」という旨を発言。それ故に注目度が高まったという背景もあり、イタリアとチェコの間で火花が。傍から眺めるスペイン紙『Relevo』は「イタリアとチェコが外交問題を抱えたようだ」とも揶揄う。 こういった事情があるため、何はともあれ若いサッカー選手を守るという観点から、チェコサッカー連盟は代表活動中のルイに対する取材を一切受け付けていないとのこと。 なお、ルイのU-18チェコ代表入りには、父の盟友である元チェコ代表MFパベル・ネドベド氏も関与。ユベントスのレジェンドは、幼少期から知るルイのチェコ滞在時に身辺をサポートしている模様だという。 <span class="paragraph-title">【写真】ルイ・ブッフォン17歳</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="it" dir="ltr">Domani andrà in panchina nel <a href="https://twitter.com/hashtag/Pisa?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#Pisa</a> per la prima volta in <a href="https://twitter.com/hashtag/SerieB?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#SerieB</a> l’attaccante Louis Thomas <a href="https://twitter.com/hashtag/Buffon?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#Buffon</a>, primogenito della leggenda Gigi Buffon. Da papà però non ha preso affatto la vocazione per la porta. Anzi, gli piace fare gol. Talento classe 2007 ne sentiremo parlare… <a href="https://t.co/PPCGvyTf4V">pic.twitter.com/PPCGvyTf4V</a></p>&mdash; Nicolò Schira (@NicoSchira) <a href="https://twitter.com/NicoSchira/status/1890895922315284959?ref_src=twsrc%5Etfw">February 15, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.03.02 19:46 Sun
2

バロンドールまで上り詰めた“チェコの大砲”、パベル・ネドベド【ピックアップ・プレイヤー】

サッカーでは、GK、DF、MF、FWとそれぞれ役割の全く異なるポジションで、それぞれにスター選手がいる。今回の企画『Pick Up Player』では、現役を問わず各クラブを代表する選手たちをプレー動画付きで紹介していく。 今回は元チェコ代表MFパベル・ネドベド氏だ。 <div id="cws_ad">◆現役時代の“チェコの大砲”ネドベド氏の好プレー集<br /><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJSdnQ4NXBmViIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> チェコの首都プラハで生まれたネドベド氏は、当時同国2部リーグでプレーしていた父にサッカーを教わった。少年時代は毎日12時間練習していたとの逸話もある。 1990年7月にシュコダ・プルゼニ(現ヴィクトリア・プルゼニ)でプロキャリアをスタートさせ、デュクラ・プラハを経て名門スパルタ・プラハへと加入。主力として活躍し、リーグ連覇にも貢献した。 1996年にセリエAのラツィオに加入。1999-2000シーズンでは無尽蔵のスタミナやチェコの大砲と呼ばれる強烈なシュートを武器に大活躍して、リーグ優勝に貢献するなど、ラツィオの黄金期を支えた。しかし、経営悪化による主力放出の煽りを受け、2001年7月にユベントスへ移籍することに。 2002-03シーズンにはすでにユベントスの欠かせない存在となっていたネドベド氏は、公式戦46試合14ゴール3アシストを記録。数字以外でも故障者が続出していたチームで輝きを放ち続け2年連続のスクデット獲得に導いた。 しかし、チャンピオンズリーグ(CL)では決勝に導くも、自身は準決勝での累積警告で決勝に出場できず。チームもPK戦の末にミランに敗れる屈辱を味わうことに。それでも同年のバロンドールを受賞するなど、目覚ましい活躍を見せた。 努力家として知られるネドベド氏はプロ選手になってからも多くの練習やコンディション調整に時間を費やしてきた。そんなストイックなネドベド氏の有名な言葉がバロンドール受賞時の言葉である。「こんなに素晴らしい賞を貰っても、私は何も変わりません。明日はいつも通り練習します」 ユベントスのカルチョ・スキャンダル後もチームに残留し、現役最終年となった2008-09シーズンも公式戦44試合7ゴール9アシストと数字を残しながらも、37歳で惜しまれつつ現役を引退した。 アンドレア・アニェッリ会長からの信頼も厚いネドベド氏は、2015年からユベントスの副会長に就任。チームのセリエA9連覇をサポートしつつ、CL優勝を目指している。 2020.08.30 06:00 Sun
3

“チェコの大砲” ネドベドが現役ラストイヤーに決めたジャンピングボレー【インクレディブル・ゴールズ】

サッカーファンなら誰もが一度は見たことがあるであろう歴史に残るスーパーゴール。今回の企画『Incredible Goals』(信じられないゴール)では、これまでに生まれた驚愕のゴールを紹介していく。 今回は元チェコ代表MFのパベル・ネドベド氏が決めたゴールだ。 <div id="cws_ad"><div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJ5RzN1RFNDMSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> ネドベド氏は、母国クラブを経て、ラツィオに移籍すると、スタミナや強烈なシュートを武器に大活躍し、リーグ優勝に貢献するなどラツィオの黄金期を支えた。その後、クラブの経営難を受けユベントスに移籍。そこでも欠かせない存在となり、2003年のバロンドールを受賞した。 2009年限りで現役を引退したネドベド氏だが、現役ラストイヤーの3月に行われたセリエA第29節のローマ戦では衰えを感じさせないボレーシュートを決めている。 3-1とユベントス2点リードで迎えた74分、右サイドから味方がクロスを供給するも、このボールは相手DFクリスティアン・パヌッチが頭でクリアする。大きく浮き上がったクリアボールはボックス外へ。そこにネドベド氏が走り込み、左足でのジャンピングボレーを炸裂させる。強烈なスピンがかかったシュートは、ワンバウンドしながら、相手GKドニの牙城を破った。 このシーズンのネドベド氏は37歳ながら、公式戦44試合に出場し7ゴール9アシストとフル稼働。惜しまれながらも、現役を引退することとなった。 2020.06.16 21:30 Tue
4

ナポリの名物会長、大混乱ユーベを擁護も糾弾もせず「疑惑はどこにでも」

ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長が、ユベントスに向けられている疑惑について口を開いた。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 ユベントスは現在、過去の選手契約などに関する虚偽会計や不正なキャピタルゲインの疑いで、トリノ検察やイタリア企業取引委員会らの捜査対象に。それに伴い、アンドレア・アニェッリ会長やパベル・ネドベド副会長ら役員も総辞職しており、クラブ周辺が大混乱に陥っている。 欧州サッカー連盟(UEFA)からも何らかの制裁が下ると言われるなか、イタリアサッカー連盟(FIGC)の催しに登壇したナポリのデ・ラウレンティス会長がこの件について初めて言及。集まった記者らの前で、ユベントスを擁護も糾弾もすることはなかった。 「新たなカルチョポリだって? 何が起きていようと、私が口を出すことではないだろうし、私が誰かを罰するわけでもない」 「サッカー界には必ずどこかに闇がある。だからと言って、セリエAのようなコンペディションを中止すべきだとかは考えたくもない。政治、産業、労働組合、そしてスポーツの世界、どこにだって人為的な疑惑は存在する」 「残念ながら、スポーツ界においてはこの種の(ユベントスのような)動きに対する監視は必要不可欠で、一方では、これらを根絶しようとする大きな意志が生まれるのも困難だろうと思う」 2022.12.05 20:44 Mon

ユベントスの人気記事ランキング

1

ユベントスSDジュントリ氏、解任のモッタ監督に「あなたを選んだことを恥じている」と冷酷コメント

ユベントスのスポーツ・ディレクターを務めるクリスティアーノ・ジュントリ氏が、23日にユベントスの指揮官を解任されたチアゴ・モッタ監督に対して厳しい言葉を言い放っていたようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。 16日に0-3で完敗したフィオレンティーナ戦直後にはモッタ監督への信頼を引き続き口にしていたジュントリ氏。しかし先週、マウリツィオ・スカナヴィーノCEOと共にモッタ前監督と面談した際には状況が一変し、ジュントリ氏は「あなたを選んだことを恥じている」とまで言い放ったようだ。 報道によれば解任による金銭負担を減らし、辞任を強いるための厳しい発言だった模様。一転してモッタ監督を切りにかかる冷酷さが浮き彫りとなるサッカー界の一幕となってしまった。 2025.03.24 08:30 Mon
2

ユベントスが成績不振でモッタ監督を解任…、後任はクラブOBのトゥドール氏

ユベントスは24日、チアゴ・モッタ監督(42)の解任を発表。新監督にクラブOBでもあるイゴール・トゥドール氏(46)の就任を発表した。 モッタ監督は、現役時代はバルセロナやアトレティコ・マドリー、ジェノア、インテル、パリ・サンジェルマン(PSG)でもプレー。引退後は、ジェノア、スペツィア、ボローニャで指揮を執り、今シーズンからユベントスの監督に就任した。 ここまで42試合を指揮し、18勝16分け8敗の成績。セリエAでは13勝13分け3敗で5位と、クラブに期待された結果は全く残せず、負けは3試合と少ないものの煮え切らない結果となり、解任が噂され続けた結果、クラブは決断した。 新たに就任するトゥドール新監督は、現役時代にユベントスでプレー。引退後はハイドゥク・スプリトやガラタサライ、ウディネーゼなどで指揮を執ると、2020年8月から2021年5月までの1シーズンに渡りアンドレア・ピルロ監督のアシスタントコーチをユベントスで務めていた。 その後、エラス・ヴェローナ、マルセイユ、ラツィオを指揮。昨シーズン途中から指揮し、日本代表MF鎌田大地(クリスタル・パレス)を復活させたことでも知られたが、クラブとの強化の方向性の違いで3カ月で退任し、フリーの状態だった。 2025.03.24 02:35 Mon
3

「同情する」「尊敬する仲間だ」ユベントス解任のモッタ監督…セリエAの同業者からはエール「すぐ戻ってくるだろう」

ユベントスを解任されたチアゴ・モッタ監督について、同業者は同情しているようだ。 モッタ監督は今シーズンからユベントスの指揮官に就任。クラブを新たなステージに導く若手指揮官として、非常に大きな期待が寄せられていた。 しかし、チームは開幕から黒星こそないものの勝ち切れない試合が多く、スクデット争いに絡むまでには至らず。直近ではチャンピオンズリーグ(CL)でプレーオフ敗退、セリエAで2試合連続大敗を喫したことから、モッタ監督への手腕には疑問の目が向けられていた。 加えて、チームの人心掌握にも苦戦と報じられたモッタ監督。最終的にはクラブ上層部からの支持も失い、23日に解任が発表されることとなった。 1年経たず解任の憂き目に遭ったモッタ監督について、セリエAの同業者は擁護。イタリア『トゥットメルカート』によると、セリエA最優秀監督に贈られるパンキーナ・ドーロの表彰式に出席していたアタランタのジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督は、モッタ監督の境遇に同情すると語っている。 「私はすべての監督、特に困難な時期を過ごしている監督のことを考える。我々は、そのようなことが起こったとき、いつもプロフェッショナルな対応ができるわけではない。スタッフに対して、メディアが集中攻撃を仕掛るのはよくあることだ。そして私はそれが好きではない。私は彼らに同情する。そして現時点では、特にチアゴ・モッタについて言いたい」 また、同式典にてインテルのシモーネ・インザーギ監督もモッタ監督に同情。それでも、早い段階で指揮官に復帰するだろうと期待を示している。 「彼は私が尊敬する仲間だ。我々は何度も対戦してきた関係でもある。残念ながら、そのようなことが起こってしまい、残念だよ。私は彼を監督として、人として尊敬している。彼はすぐ戻ってくるだろう。とても優秀な人だからね」 2025.03.25 10:20 Tue
4

迷走ユベントスで強まるジュントリSDへの批判…「権力を持ち過ぎた」の声も

失意のシーズンとなりつつあるユベントスでは、スポーツ・ディレクター(SD)であるクリスティアン・ジュントリ氏への批判も強まっているようだ。『フットボール・イタリア』が伝えている。 昨夏にチアゴ・モッタ監督をボローニャから迎えたユベントスは、チームの刷新に着手。夏と冬の移籍市場でディーン・ハイセン、フェデリコ・キエーザ、ニコロ・ファジョーリ、ダニーロらがチームを去り、代わってトゥン・コープマイネルス、ニコラス・ゴンサレス、レナト・ヴェイガ、ランダル・コロ・ムアニら多くの選手を獲得している。 しかし、モッタ監督のチームは期待されていたような結果を残せず。チャンピオンズリーグ(CL)はPSVにプレーオフで敗れてノックアウトステージ進出を逃しており、セリエAでも黒星こそ少ないものの勝ち切れない試合が多く見られた中で、直近では2試合続けての大敗を喫するなど厳しい状況にあった。 これを受けて、クラブはモッタ監督に早くも見切りをつけ、23日に解任を発表。一部報道では、ジュントリ氏ら上層部によるモッタ監督の態度への疑問や、ロッカールームでの求心力低下が解任理由の一つと報じている。 とはいえ、ファンやメディアは今季の迷走の原因がモッタ監督一人にあるとは考えていない模様。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は「ジュントリ氏による一連の誤った決断が最終的にあらゆる面での失敗につながった。彼は解決策を必死に模索している」と報じ、ジュントリ氏にも大きな責任があるとしている。 その一例として挙げられるのが、移籍市場での振る舞い。昨夏に1500万ユーロ(約24億円)でボーンマスに手放したハイセンは、今やプレミアリーグの強豪やレアル・マドリーが関心を示すまでの存在に成長しており、市場価値もはね上がっている。 一方で、ジュントリ氏が獲得したコープマイネルスやニコラス・ゴンサレスらは真価を発揮できず。コロ・ムアニこそ結果を残しているが、こうした編成の失敗についてはジュントリ氏の責任が大きいとの見方もある。 クラブOBのマッシモ・マウロ氏からも『ガゼッタ・デッロ・スポルト』にて「権力を持ちすぎた」と指摘されるジュントリ氏。チームはモッタ監督の後任として迎えたイゴール・トゥドール監督の下でトップ4フィニッシュを目指すが、仮に目標達成とならなければSDへの批判は免れないだろう。 2025.03.26 12:40 Wed
5

「選手の心と魂を空っぽに」「監督がもたらした混乱」大敗続くユベントスではモッタ監督への批判も激化…OBからも「本当に失望している」

2試合連続で失態を演じたユベントスのチアゴ・モッタ監督に対して、厳しい声も出始めているようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 モッタ監督は昨シーズンまで指揮したボローニャで評価を高め、今シーズンからユベントスの指揮官に就任。フットボール・ディレクターのクリスティアーノ・ジュントーリ氏とともに、スカッドの刷新も続けていた。 しかし、ここまでチームは思うような結果を残せておらず。チャンピオンズリーグ(CL)はPSVにプレーオフで敗れてノックアウトステージ進出ならず、コッパ・イタリアも準々決勝敗退となっていた。 セリエAでも、順位こそ来季のCL出場権を狙える5位につけているが、直近は非常に厳しい状況に。第28節のアタランタ戦はホームで0-4と衝撃的な大敗を喫すると、続く第29節のフィオレンティーナ戦も力なく0-3で敗れてしまい、2試合続けて失態を演じている。 これについては、さすがにOBたちからも苦言が続出。かつてユベントスで200試合以上に出場した元イタリア代表MFのジャンカルロ・マロッキ氏は、イタリア『スカイ・スポーツ』にて責任はモッタ監督にあるとし、チームを混乱させている原因だと非難している。 「チームが監督によって完全に混乱させられると、こうした境地に達してしまう。この素晴らしいスポーツでは、常にサプライズがあるものだ。今、チームや相手チームが何を考えているかはわからないが、ユベントスは答えが見つからず疲れ果てているように見える」 「選手の心と魂を空っぽにすることは、監督のする最悪の行為だろう。モッタはボローニャでもそれを好んでいたが、ここではそれによってチームが弱体化しており、困難な瞬間に対応できなくなっている。アプローチ面で言うなら、(フィオレンティーナ戦でベンチスタートとなった)ガッティは決して外されるべきではない」 「チームはモッタの指示に従うのをやめてほしいとさえ思う。もし彼らがそれを続ければ、我々はこのパフォーマンスを見続けるだろう。毎週、誰がプレーするかわからない状態だ。モッタは彼の選択に論理的な理由を持っているかもしれないが、それが試合を見てもわからない」 また、モッタ監督に対しては同じくOBである元イタリア代表MFのアレッシオ・タッキナルディ氏も、イタリア『スポーツ・メディアセット』にて失望感を露わに。大敗を続ける指揮官にチームを立て直す手腕があるか疑いの目を向けている。 「チアゴ・モッタで最後まで続けるべきか?『最後まで』というより、本当の問題は『クラブを傷つけるまで』続けるかどうかだと思う。今日の試合を見て、私は本当に失望している」 「私はチアゴ・モッタを心から信じていたが、非常に厳しい時期を過ごしている。スタメンや交代の仕方、ロッカールームの管理、ヴラホビッチの扱い、リアクションのなさを見るとね…。彼にはフィオレンティーナ戦に向け、1週間の準備期間があったはずなんだ」 「ユベントスは彼がトップ4フィニッシュを確保するのにふさわしい人物かどうかを決めなければならない。それを争うチームの中で、ユベントスは最高にして最も高価なチームだ。誰が彼の代わりになるか?分からないが、目覚めるための働きは必要だろう」 2025.03.18 12:20 Tue

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly