電車内でUNOで大騒ぎの若者を注意→ポグバとマティッチだった
2019.01.23 16:30 Wed
マンチェスター・ユナイテッドに所属するフランス代表MFポール・ポグバとセルビア代表MFネマニャ・マティッチが、電車内で騒ぎ過ぎを注意されたようだ。イギリス『ロンドン・イブニング・スタンダード』が報じている。
今回の一件のあらましはこうだ。オーストラリアのシドニー在住のロスリン・パトリックさんとレウィスさん夫妻が旅行中に電車に乗っていたところ、“UNO”で遊ぶ騒々しい若者の集団を発見。レウィスさんが注意したところ、なんとその若者たちはお詫びとして一緒に写真撮影を申し出てきたという。
夫妻は戸惑いながらも見知らぬ若者たちと写真を撮り、息子のネイトさんに「これが誰か分かるか? 1人はフランス語訛りなんだが…」と連絡した。すると、ネイトさんは驚愕。自分の父親の肩を抱くようにして写っていた人物は、ポグバとマティッチだったのだ。
後に、ロスリンさんは「私たちは電車の中でずっと彼らに注目していました。“UNO”で遊んでいて、ある時にとても興奮して飛び上がった…。そして『騒がせてすいません、エキサイトしちゃって』と言っていました」とその様子を振り返っている。
なお、ポグバの“UNO”好きは有名であり、2017年末にはエバートンに所属するフランス代表DFクルト・ズマが以下のようなエピソードを紹介していた。
「彼はそのときから僕が自宅に来ることを拒んでいるんだ。彼は『もう僕の家に来るな』と言ってきたんだ。それに対して、僕は『マイフレンド、お願いだよ。たかが“UNO”の勝負じゃないか』って言ったんだけど、聞き入れてくれなかったよ」
上記のように、ポグバがもはや“UNO狂い”であることを明かしていた。その時のように怒り狂うことは減ったと信じたいが、まだまだ飽きは来ていないようだ。
今回の一件のあらましはこうだ。オーストラリアのシドニー在住のロスリン・パトリックさんとレウィスさん夫妻が旅行中に電車に乗っていたところ、“UNO”で遊ぶ騒々しい若者の集団を発見。レウィスさんが注意したところ、なんとその若者たちはお詫びとして一緒に写真撮影を申し出てきたという。
夫妻は戸惑いながらも見知らぬ若者たちと写真を撮り、息子のネイトさんに「これが誰か分かるか? 1人はフランス語訛りなんだが…」と連絡した。すると、ネイトさんは驚愕。自分の父親の肩を抱くようにして写っていた人物は、ポグバとマティッチだったのだ。
なお、ポグバの“UNO”好きは有名であり、2017年末にはエバートンに所属するフランス代表DFクルト・ズマが以下のようなエピソードを紹介していた。
「この前に彼の家を訪れたときに彼とカードゲームをやったんだけど、コテンパンにやつけてしまったんだ。そのときの彼はとにかく、異常なほど怒っていたよ」
「彼はそのときから僕が自宅に来ることを拒んでいるんだ。彼は『もう僕の家に来るな』と言ってきたんだ。それに対して、僕は『マイフレンド、お願いだよ。たかが“UNO”の勝負じゃないか』って言ったんだけど、聞き入れてくれなかったよ」
上記のように、ポグバがもはや“UNO狂い”であることを明かしていた。その時のように怒り狂うことは減ったと信じたいが、まだまだ飽きは来ていないようだ。
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