J2降格の長崎、新指揮官に手倉森誠氏 代表で共闘の早川直樹氏も入閣

2018.12.04 13:00 Tue
Getty Images
V・ファーレン長崎は4日、手倉森誠氏(51)の監督就任を正式発表した。同氏にとって、6年ぶりのJリーグ復帰となる。

▽今シーズンの長崎は高木琢也監督(51)の下、明治安田生命J1リーグに初参戦。だが、最下位に沈み、1年でのJ2降格が決まったことで、6年間にわたる高木体制からの移行を決断した。

▽手倉森氏は2008〜2013年までベガルタ仙台の指揮を執り、2009年にJ2優勝でJ1に昇格。2012年にJ1で2位の好成績を収め、初のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場に導いた。
▽2014年から日本代表コーチとU-21日本代表の監督を兼任。2015年から監督業に専念したが、2016年のリオ・デジャイネイロ オリンピック終了後にA代表コーチに復帰し、ロシア・ワールドカップ(W杯)の戦いをサポートした。

▽また、フィットネスコーチとして、手倉森氏と共に日本代表で共闘した早川直樹氏(55)の入閣も決定。両氏はクラブ公式サイトを通じて次のようにコメントしている。
◆手倉森誠
「V・ファーレン長崎に関わるすべての皆様、長崎県民の皆様。来季よりV・ファーレン長崎の監督に就任します手倉森誠です。これまで長崎が積み上げたもの、関わった多くの方々の想い、そして今季の悔しさを来季へ運び、1年でのJ1復帰と将来V・ファーレン長崎が描く壮大なプロジェクトに私の力を存分に注ぎます! J1へ、日本を代表するクラブへ向かうために、サポーター、県民のより大きな力添えが必要です。共闘、よろしくお願いいたします」

◆早川直樹
「V・ファーレン長崎サポーターの皆様、来季よりフィットネスコーチに就任することになりました早川直樹です。これまでの長崎のスタイルを踏襲しながら、手倉森誠監督の下、チームに貢献したいと思います。皆様の熱い声援を大きなエネルギーとして1年でのJ1復帰を目指します!どうぞよろしくお願いします」

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