選手の去就に不満爆発のポジェ監督が1週間の職務停止処分
2018.08.18 12:56 Sat
▽ボルドーの指揮官を務めるグスタボ・ポジェ監督が、クラブから1週間の職務停止処分を受けていたようだ。イギリス『BBC』など複数メディアが報じている。
▽これに対しボルドーのステファン・マーティン会長がコメント。「私は幸せではない。このクラブにおいて、最悪の日だ。私は彼が選手を獲得するまでチームを放棄しないように頼んだよ」と語った。
▽ボルドーは、バルセロナにFWマウコムを放出し、モンペリエにラボルドを放出。若手選手の獲得は行なっているものの、ポジェ監督としては売却側に回っていることに不満を持っていたようだ。
PR
▽今年1月にジョスリン・グーヴェネック監督の後任として就任していたポジェ監督。しかし、今夏のチームの選手売却に関してクラブを批判し、今回の処分を受けることとなった。▽ポジェ監督は、16日に行われたヨーロッパリーグ予選3回戦のマリウポリ戦後、辞任を示唆。クラブが、モンペリエに対してFWガエタン・ラボルドを売却したことが「恥である」と語っていた。▽ボルドーは、バルセロナにFWマウコムを放出し、モンペリエにラボルドを放出。若手選手の獲得は行なっているものの、ポジェ監督としては売却側に回っていることに不満を持っていたようだ。
▽マーティン会長は「試合後の記者会見で彼は度を超えてしまった。だから、クラブはこの決断をした」とコメントし、ポジェ監督の職務停止を決断したことを明かした。なお、1週間後にクラブとポジェ監督が今後の去就を話し合う予定のようだ。
PR
グスタボ・ポジェの関連記事
ボルドーの関連記事
リーグ・アンの関連記事
記事をさがす
|
ボルドーの人気記事ランキング
1
オセールが元セネガル代表FWニアンをボルドーから完全移籍で獲得…背番号「11」で1年契約
オセールは16日、ボルドーの元セネガル代表FWエムバイェ・ニアン(27)を完全移籍で獲得したことを発表した。 契約期間は2023年6月30日までの1年間で、1年間の延長オプションがついているとのこと。背番号は「11」を着けることとなる。 カーンの下部組織で育ったニアンは、2012年8月にミランへと完全移籍。そこから、モンペリエ、ジェノア、ワトフォード、トリノとレンタル移籍を経験。2018年7月にトリノへと完全移籍する。 そのままスタッド・レンヌへレンタル移籍すると、2019年8月には完全移籍。サウジアラビアのアル・ヒラルへのレンタル移籍を経て、2021年9月にボルドーに加入していた。 ボルドーでは公式戦23試合で7ゴール2アシストを記録するも、チームは2部へと降格していた。 リーグ・アン通算では135試合で34ゴール12アシストを記録している。 また、セネガル代表としても15試合で4ゴールを記録。2018年のロシア・ワールドカップでもプレーしていた。 2022.08.17 12:15 Wed2
ボルドー、レンヌ退団のセネガル代表FWニアンを獲得
ボルドーは24日、レンヌを退団してフリーとなったセネガル代表FWエムバイェ・ニアン(26)を獲得したことを発表した。契約期間は2023年6月までの2年間で、オプションでさらに1年更新される契約になっているとのことだ。 ニアンは同日、レンヌを退団。フリーでのボルドー加入となった。かつてミランに在籍したニアンは、レンヌでは公式戦92試合に出場して30ゴール9アシストと活躍。2019-20シーズンにはリーグ・アンで3位となり、クラブ史上初のチャンピオンズリーグ出場に導いていた。 ただ、今季はブルーノ・ジェネジオ新督の構想外となり、出場機会がない状況だった。なお、ニアンは26日に早速レンヌとの古巣対決を戦う日程となっている。 2021.09.25 00:00 Sat3
ベンフィカの伝説フェルナンド・シャラーナ氏が63歳で逝去…“小さな天才”と称されたアタッカー
ベンフィカのレジェンドである元ポルトガル代表MFのフェルナンド・シャラーナ氏(享年63)が逝去した。ベンフィカが10日、レジェンドの訃報を伝えた。 ベンフィカの下部組織出身で1970年代から1980年代に活躍したシャラーナ氏は、“ペケーニョ・ジェニアル(小さな天才)”との愛称で知られた左利きの小柄なアタッカー。 ベンフィカでは1974年から1984年、1987年から1990年の合計13年間の在籍期間に主力として活躍し、6度のプリメイラ・リーガ制覇を含め14個のタイトル獲得に貢献。個人としては1976年と1984年にポルトガルの年間最優秀選手賞も受賞していた。 また、ポルトガル代表として通算27キャップを刻んだシャラーナ氏は、1984年から1987年までプレーしたフランスのボルドー時代には負傷に悩まされて活躍の機会は限られたものの、2度のリーグ・アン優勝を経験していた。 現役引退後は古巣ベンフィカのアシスタントコーチや暫定指揮官、パソス・デ・フェレイラのコーチなどを歴任していた。 2022.08.10 21:23 Wed4
財政問題抱え3部に降格し破産したボルドー、強制的に4部への降格が決定
財政難によりクラブが破産した名門ボルドーだが、更なる処分が決定した。 フランスサッカー連盟(FFF)は1日、クラブの財政問題によりシャンピオナ・ドゥ・フランス・ナシオナル(フランス3部)への降格が決まっていたボルドーに対し、4部に当たるシャンピオナ・ナシオナル2に降格させることを発表した。 2023-24シーズンはリーグ・ドゥ(フランス2部)を戦っていたボルドー。しかし、クラブには大きな財政的な問題があり、事態を重く見たプロクラブ管理委員会(DNCG)は3部への降格を言い渡していた。 しかし、クラブはこの決定を控訴。リバプールのオーナーでもあるフェンウェイ・スポーツ・グループ(FSG)へ売却することで、財政難から逃れようとしていたが、交渉が破談に終わり望みを断たれることに。控訴を取り下げた上で、クラブの破産申請を申し出ていた。 多くの選手やアルベルト・リエラ監督は当然退団することに。そんな中、1日にDNCGは4部に当たるナシオナル2への降格を決定していた。 1881年に創設されたボルドーはフランスで2番目に歴史のあるクラブ。過去には、ジネディーヌ・ジダンやビセンテ・リザラズなどフランス代表で活躍した選手たちも所属した。 リーグ・アンでは6回優勝しており、2008-09シーズンが最後の優勝に。2021-22シーズンは最下位でリーグ・アンを終えると2部に降格。2023-24シーズンは13位に終わっていた。 フランス国内ではジェラール・ロペス会長への批判が高まっており、OBリザラズ氏も自身のSNSを通じて批判している。 「クラブをを愛するすべての者と同様に、私は憤慨している。しかし、現在起こっていることは、ジェラール・ロペスの長年にわたる悲惨なスポーツ運営と財政運営の結果であり、スポーツ上の理由、 管理上および財務上の理由でリーグ2への降格は不可解かつ頑固なものとなった」 「そして、ジェラール・ロペスが社長兼オーナーであり続けるつもりだと目にした。この男はボルドーと我々の愛する南西部から消えなければならない。何が起こっても、私は心からそれを望む。この偉大なクラブがフランスサッカー界の頂点に立つ日が来るだろう」 2024.08.02 11:40 Fri5