元イングランド代表の35歳アンディ・キャロル、財政破綻でフランス4部のボルドー加入
2024.09.18 22:07 Wed
ボルドー加入決定のキャロル
ボルドーは18日、元イングランド代表FWアンディ・キャロル(35)の加入を発表した。
かつてはイングランドを背負って立つ大型ストライカーとして期待された時期もあったキャロル。フェルナンド・トーレス氏の後釜としてのリバプール行きがうまくいかず、その後は母国クラブを転々としながらキャリアを紡いだ。
だが、昨年9月に海外で心機一転を図り、リーグ・ドゥのアミアン移籍を決断し、公式戦31試合で4得点1アシスト。今季もここまでリーグ・ドゥ4試合に出場中だったが、アミアンのリリースによると、双方合意で契約解消に至った。
そうしてキャロルが新たな舞台とするボルドーだが、今夏に破産申請。その財政破綻により、シャンピオナ・ナシオナル2(フランス4部相当)での戦いを余儀なくされている。
フランス『Le Parisien』によると、かつてアミアン加入時に誘いをかけ、現在はボルドーでリクルートを司どるジョン・ウィリアムズ氏との繋がりもこの移籍が実現した理由の1つという。
かつてはイングランドを背負って立つ大型ストライカーとして期待された時期もあったキャロル。フェルナンド・トーレス氏の後釜としてのリバプール行きがうまくいかず、その後は母国クラブを転々としながらキャリアを紡いだ。
だが、昨年9月に海外で心機一転を図り、リーグ・ドゥのアミアン移籍を決断し、公式戦31試合で4得点1アシスト。今季もここまでリーグ・ドゥ4試合に出場中だったが、アミアンのリリースによると、双方合意で契約解消に至った。
フランス『Le Parisien』によると、かつてアミアン加入時に誘いをかけ、現在はボルドーでリクルートを司どるジョン・ウィリアムズ氏との繋がりもこの移籍が実現した理由の1つという。
アンディ・キャロルの関連記事
ボルドーの関連記事
リーグ・ドゥの関連記事
記事をさがす
|
|
アンディ・キャロルの人気記事ランキング
1
「僕は狂っていた」2度の刑務所、暴行、ギャンブル依存、器物破損…「ワンダーキッド」と呼ばれたFWが復活を願う「もう一度サイコロを振ってみる」
若くして大きな期待を寄せられていながら、自らの度重なる問題行動によりキャリアを潰してしまった選手が、過去を振り返った。イギリス『BBC』が伝えた。 かつては「ワンダーキッド」と呼ばれ、17歳でニューカッスル・ユナイテッドでプレミアリーグのベンチ入りを果たしたことがある、FWナイル・レンジャー(33)。19歳の時には5年半の新契約をクラブと結び、U-19イングランド代表も経験。週給1万ポンド(約195万円)を手にしていた。 将来大物になることが期待されていたが、その契約から2年半でニューカッスルを追われることに。レンジャーの問題は、ピッチ外に多くあった。 ニューカッスルを去った後のレンジャーは転落の人生を歩む。刑務所には2度入ったことがあり、1度は武装強盗罪。これはプロになる前のこと。ただ、2017年にはオンラインバンキング詐欺で10週間刑務所に入り、左足首に電子タグをつけた状態でサウスエンド・ユナイテッドの選手としてプレーしていた。 レンジャーは若くしてギャンブル依存症になり、クラブの規律違反を何度も起こし、多くのクラブを解雇されることに。ギャンブルにとどまらず、暴行、器物破損、飲酒による問題行動などで何度も起訴されている。 現在はイングランド7部リーグのケタリング・タウンでプレーするレンジャーは、12日にFAカップ4回戦でファーズリー・セルティクと対戦する。 当時を振り返ったレンジャーは、自分に多くの問題があったとした。 「チームメイトや友人、監督たちは『ナイル、君のチャンスは尽きるだろう』と言っていた。僕は耳を貸さなかったんだ。僕は狂っていたね」 「自分に問題があることはわかっている。お行儀良くしていれば、トップの座を維持できたかもしれない。僕はあまりにも乱暴だった」 クリスタル・パレスと10歳で契約したレンジャーは、素行不良により12歳で首に。15歳の時に武装強盗事件に関与し、少年院に11週間収監されていた。 「僕たちは人々を撃ったり刺したりしていたわけではない。手っ取り早く金が欲しかったので『とにかく人々から携帯電話を取り上げよう』と言っていた」 「僕たちの取り巻きの1人がナイフを持っていたけど、使っていなかった。なんで持っていたのか分からないんだ。僕たちは馬鹿みたいに振る舞っていた」 「武装強盗はひどい。僕は彼らを続けたいと思っていなかった。僕はただ、品物を奪って逃げることだけを考えていた」 「大人になった今、人々にトラウマを与えたことは間違いないと思っている。僕は時々狂人だった。他になんと表現すれば良いかわからない」 当時はサウサンプトンのアカデミーに入っていたが、クラブは母親と同居させて更生させようとしていた。ただ、スパイクやトレーニング器具などクラブ内で窃盗行為を繰り返して解雇。その後、スウィンドン・タウンに加入し、2008年7月にニューカッスルへと加入。当時のチームにはアラン・スミスやアンディ・キャロル、ファブリツィオ・コロッチーニら、代表選手もいるチームだった。 そして当時のケビン・キーガン監督に見初められ、2008年8月30日のアーセナル戦でベンチ入り。しかし、すぐに反感を買うことになる。 「僕は何もなかったところから何かを得たんだ」 「でも、彼はこう言ったよ。『いいか、もしまた遅刻したら、金歯を抜いて売らせるぞ!』とね」 「それでも、彼はベンチにまだ僕を呼んでいた。それは別の世界のようだった。少年院から出て間も無く、マイケル・オーウェンの隣で着替えていたんだ」 結局、ニューカッスルでは公式戦62試合で3ゴール4アシスト。プレミアリーグでは26試合に出場した。しかし、SNS上での問題行動や、酒によって騒ぎを起こし、さらにはギャンブルに依存するなど、生活が荒れていく。 「僕はお金に慣れていなかった。他の選手たちと合わせようとしていたけど、合わせようとするうちに中毒になってしまった。結局、トニー・アダムスと同じ状態になってしまった」 「パーティには友達全員をロンドンからニューカッスルに連れて行ったものだ。僕には常識よりもお金があった。僕には規律がなかった。僕は駆け抜けるような人生を送っていた」 ニューカッスルを退団し、すぐに強姦罪で起訴。結果的に無罪となったが、やはり問題行動は続き2度目の刑務所入り。そんな中、現在はサッカーアカデミーを保有し、子どもたちに自身の経験を語り、啓蒙活動を続けている。 「ニューカッスルに移籍した時、僕は心の中で『成功した』と思っていた。振り返ってみると、自分が置かれた状況につながった多くの愚かな決断に気づいた。失敗だったよ」 レンジャーには3歳の息子がいる。それが人生の転機にもなったようだ。今は、フルで 「もしコンディションが良ければ、この年齢ならどのチームでもプレーできる。どのチームでもだ。さびついた自分ではなく、健康な自分である必要がある。でも、錆は落ちつつある」 「僕にはまだ大きな動きが残っていると感じている。もう一度サイコロを振ってみるつもりだ」 2024.10.10 20:25 Thu2
ネットに足が引っ掛かっても…元イングランド代表FWキャロルがライン上で執念のクリア
レディングの元イングランド代表FWアンディ・キャロル(32)が執念のクリアでチームを救った。 昨季ニューカッスルを退団しフリーとなっていたキャロルは、11月15日に2022年1月までの短期契約でチャンピオンシップ(イングランド2部)のレディングに加入した。 加入直後の第18節ノッティンガム・フォレスト戦で途中出場を果たすと、第20節スウォンジーでは先発出場して1得点。すでにキーマンとなっている。 11日に行われた第22節のWBAとのアウェイゲームでも3試合連続となる先発出場。この日は得点こそ奪えなかったが、あわやのピンチを救って見せた。 互いにゴールレスで迎えた38分、レディングは相手CKをキャロルがヘディングでクリア。しかし、このこぼれ球をボレーで狙われてしまう。シュートは味方にあたりゴールの中へ。しかし、これをラインギリギリでキャロルが再びヘディングクリアする。 しかし、そのキャロルの動きは尋常ではなかった。最初にヘディングでクリアした際に勢い余ってネットイン。足が引っかかるというオマケつきだったが、その状態でも飛んできたボールに対してヘッドでクリア。執念で頭を出してクリアし、チームを助けた。 魂のクリアにはファンも大騒ぎだ。「キャロル凄え」、「私のAC9」、「すぐにニューカッスルに戻ってきます」、「最後の砦になってて笑っちゃった」、「ナイスプレー!キャロル」など、称賛の声が相次いだ。 辛うじて危機を脱したレディングだったが、62分に先制点を献上。残念ながらキャロルの奮闘は実らず、0-1で敗れている。 <span class="paragraph-title">【動画】キャロルの執念のクリア</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="Kvx6OXeGw78";var video_start = 42;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Andy Carroll, how have you managed that <a href="https://twitter.com/hashtag/ReadingFC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ReadingFC</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/WBA?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#WBA</a> <a href="https://t.co/WSk4KwMrOL">pic.twitter.com/WSk4KwMrOL</a></p>— 106 Chat (@106Chat) <a href="https://twitter.com/106Chat/status/1469694071442706435?ref_src=twsrc%5Etfw">December 11, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.12.12 20:16 Sun3
元イングランド代表の35歳アンディ・キャロル、財政破綻でフランス4部のボルドー加入
ボルドーは18日、元イングランド代表FWアンディ・キャロル(35)の加入を発表した。 かつてはイングランドを背負って立つ大型ストライカーとして期待された時期もあったキャロル。フェルナンド・トーレス氏の後釜としてのリバプール行きがうまくいかず、その後は母国クラブを転々としながらキャリアを紡いだ。 だが、昨年9月に海外で心機一転を図り、リーグ・ドゥのアミアン移籍を決断し、公式戦31試合で4得点1アシスト。今季もここまでリーグ・ドゥ4試合に出場中だったが、アミアンのリリースによると、双方合意で契約解消に至った。 そうしてキャロルが新たな舞台とするボルドーだが、今夏に破産申請。その財政破綻により、シャンピオナ・ナシオナル2(フランス4部相当)での戦いを余儀なくされている。 フランス『Le Parisien』によると、かつてアミアン加入時に誘いをかけ、現在はボルドーでリクルートを司どるジョン・ウィリアムズ氏との繋がりもこの移籍が実現した理由の1つという。 2024.09.18 22:07 Wedボルドーの人気記事ランキング
1
アーセナル強行退団のコシエルニー…その真相告白
ボルドーに所属する元フランス代表DFローラン・コシエルニーがアーセナル退団の真相を告白した。イギリス『デイリー・メール』が報じた。 コシエルニーは2010年7月にロリアンからアーセナルに移籍。キャプテンを務めるなど厚い信頼を集めたが、今夏の移籍を目指して、アーセナルの一員として参加する予定だったプレシーズンツアー帯同を拒み、最終的にボルドー移籍が実現した。 一部のアーセナルサポーターから反感を買う形で、母国復帰を強行したコシエルニー。フランス『レキップ』のインタビューで、その移籍劇を振り返り、理由を明かした。 「プレミアリーグのシーズンはすごく長丁場だ。肉体的にも精神的にも多くが求められる。40〜50試合もプレーできないと思ったし、ケガでキャリアを終わらせたくなかった」 「レベルを下げてでも、より多くの喜びを得られる方を選択したのさ。そこでキャリアを終わらせるのか、クラブを変えるのか。僕ら家族はそのときが来たと感じたんだ」 「フットボールだったり、身体の状態、妻、子供、日常生活などのすべてが僕の考えのなかにあった。僕は頭を高く上げたまま去ったと言うことしかできない」 「9年間一緒に働いた人たちの誰もが家に帰るという僕ら家族の決断を尊重してくれたよ」 2019.10.06 09:45 Sun2
元フランス代表DFトレムリナスが33歳で現役引退
元フランス代表DFブノワ・トレムリナス(33)が15日、現役引退を発表した。 ボルドーでプロデビューを飾った左サイドバックのトレムリナスは、そのボルドーで2008-09シーズンにリーグ・アン優勝に貢献。その他、クープ・ドゥ・ラ・リーグ、クープ・ドゥ・フランスをボルドーでそれぞれ1度ずつ優勝していた。 ボルドー退団後はディナモ・キエフやサンテチェンヌ、セビージャでプレー。しかし、2016-17シーズン以降は度重なるヒザの負傷により試合に出場できない状況が続いていた。 また、フランス代表としては2010年8月にデビューし、5試合に出場していた。 2019.02.16 00:18 Sat3
アーセナル退団のコシエルニーが別れのメッセージ
6日にアーセナルを退団し、ボルドーへの移籍が発表された元フランス代表DFローラン・コシエルニーがインスタグラムを通じてアーセナルのファンに別れのメッセージを送っている。 「もう知っているだろうけど、僕はボルドーに移籍することになった。アーセナルに来て9年、ここで別れの決断をした」 「このクラブでは素晴らしい時間を過ごした。9年間で学んで、進化して、成長できた」 「ここでの経験があったから選手として今の僕がある。この決定はクラブやチームメイト、コーチたちと何カ月も悩んで出した答えだ」 「この出発が選手としてだけでなく、一人の男として、そして家族の一人としてのターニングポイントだと思っている」 「みんなには理解してほしい。僕にはアーセナルには感謝してもし尽くせない。クラブとあなたたちサポーターが僕にくれたものは全部わかっている」 「だけど、今がホームに帰る時なんだ。だから今日、僕はボルドーに移籍する決断をした」 「これは僕が決意を持って挑む新しい挑戦だ」 2019.08.07 20:30 Wed4
若手補強が続くモナコ、ボルドーからU-20フランス代表MFチュアメニを4年半契約で獲得
モナコは29日、ボルドーからU-20フランス代表MFオレリアン・チュアメニ(20)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2024年6月までの4年半となる。 チュアメニは、ボルドーの下部組織出身で、2018年7月にトップチームへ昇格。これまでは公式戦通算37試合に出場し1ゴール1アシストを記録。今シーズンは、リーグ・アンで15試合に出場し1アシスト、クープ・ドゥ・ラ・リーガで2試合、クープ・ドゥ・フランスで1試合に出場している。 ボランチを主戦場とするチュアメニは、世代別のフランス代表としても長らくプレー。2017年に行われたU-17ワールドカップでは日本とも対戦するなど2試合に出場している。 2020.01.30 11:15 Thu5
