インテル、右SH補強を画策…本命はヴィオラの若きイタリア代表

2018.05.23 19:00 Wed
Getty Images
インテルが右サイドハーフの入れ替えを検討しているようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。
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▽同紙は新シーズンに向けたインテルのターゲットとして5人の名前を挙げた。イタリア代表FWフェデリコ・キエーザ(フィオレンティーナ)、イタリア代表FWマッテオ・ポリターノ(サッスオーロ)、オランダ代表FWユースティン・クライファート(アヤックス)、イタリア代表FWシモーネ・ヴェルディ(ボローニャ)、そしてイタリア代表FWドメニコ・ベラルディ(サッスオーロ)だ。▽その中でインテルが最も獲得したいのはキエーザだとされている。ただ、フィオレンティーナ首脳陣は同選手をベースに来季のチームづくりを始めたいと考えており、引き抜きは簡単ではない。
▽インテルはイタリア代表MFアントニオ・カンドレーバに対してチェルシーが興味を持っていると伝えられており、こちらの取引に動きがあれば、キエーザ獲得交渉が進む可能性はある。

▽フィオレンティーナはキエーザの移籍金を6000万ユーロ(約78億円)に設定しているが、同紙によると5000万ユーロまでは下がると予想した。ただ、それでも残留の可能性が高いようで、『ガゼッタ』はフィオレンティーナ残留が40%、インテル移籍は30%、ナポリが20%、ミランが10%と予想している。
▽そのほかのインテルの右サイドハーフ候補は、ポリターノが40%、ヴェルディが40%、クライファートが30%でインテルへ行くと予想。ベラルディについてはローマ移籍が50%、サッスオーロ残留が30%で、その他が20%という予想だった。

▽キエーザはフィオレンティーナの下部組織で育った20歳の若手で、今季の活躍が認められてイタリアA代表デビューも済ませている。父が元イタリア代表のエンリコ・キエーザ氏ということで早くから注目を集めていたが、その期待を裏切らない成長を見せているところだ。

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