浦和が名古屋を下し首位キープ! G大阪は2点差跳ね返し広島下す《YBCルヴァンカップ》

2018.05.09 23:07 Wed
©︎J.LEAGUE
▽9日、2018JリーグYBCルヴァンカップ グループCの第5節が行われた。グループ首位の浦和レッズと最下位の名古屋グランパスの一戦は、2-0で浦和が勝利した。

▽負ければ名古屋の敗退が決定する試合。首位をキープしたい浦和は明治安田生命J1リーグの鹿島アントラーズ戦から先発9名を変更。名古屋も横浜F・マリノス戦から9名を変更した。

▽浦和は山田直輝をトップ下に置く[4-2-3-1]、名古屋はリーグ戦で採用している[4-4-2]ではなく、[3-5-2]のシステムで挑んだ。
▽試合は互いにチャンスを作りながら展開。すると32分、左サイドを抜けだした長澤が武富へスルーパス。武富はボックス左からクロスを送ると、ファーサイドに走り込んだマルティノスが左足で合わせ、浦和が先制する。

▽リーグ戦での連敗をストップし、ここ2試合は引き分けが続いた名古屋は反撃に出たかったが、1-0で迎えた65分に阿倍のスルーパスに反応した李忠成がボックス手前でGKをかわし、無人のゴールに流し込んだ。
▽追いかけたい名古屋だったが、その後も主導権は浦和に。そのまま試合は終わり、2-0で浦和が勝利を収め、首位をキープ。一方の敗れた名古屋は、敗退が決定した。

▽もう1試合は、2位で首位の浦和と並ぶサンフレッチェ広島と3位のガンバ大阪が対戦。2-3でG大阪が勝利した。

▽ホームの広島は先発を9名変更。工藤と渡が2トップを組み、GKには中林が起用された。一方のG大阪は、[4-2-3-1]のシステム。北海道コンサドーレ札幌戦から先発を全員変更。GKにはトップチームデビューとなる谷を起用した。

▽試合は広島ペースでスタート。すると7分、ボックス内に侵入したフェリペ・シウバが技ありのシュートを決め、広島が先制する。

▽更に24分には再び広島に決定機。ハーフウェイライン付近でボールを受けた渡がドリブル突破。そのままボックス内に持ち込み、シュートを自ら決めてリードを2点に広げる。

▽リーグ戦での調子が明確に出た前半だったが、後半にG大阪が反撃。52分、ダイレクトパスを繋ぐと、ボックス手間中央でパスを受けた食野が右足一閃。ゴール右隅にシュートが決まり、G大阪が1点を返す。

▽勢いに乗るG大阪は65分、競り合いのこぼれ球を拾った妹尾がロングレンジから右足一閃。強烈なシュートがゴール左に突き刺さり、G大阪が試合を降り出しに戻す。

▽同点に追いつき、勢いをさらに増したG大阪は70分、左CKからの市丸のクロスを西野がボックス中央でヘッド。これがネットを揺らし、2-3と逆転に成功。逆転された広島は攻勢に出るもG大阪が粘りを見せてタイムアップ。2-3でG大阪が逆転勝利し、2位に浮上した。

浦和レッズ 2-0 名古屋グランパス
【浦和】
マルティノス(前32)
李忠成(後20)

サンフレッチェ広島 2-3 ガンバ大阪
【広島】
フェリペ・シウバ(前7)
渡大生(前24)
【G大阪】
食野亮太郎(後7)
妹尾直哉(後20)
西野貴治(後25)

マルティノスの関連記事

Jリーグでもプレーした元キュラソー代表FWマルティノス(32)が現役引退を発表した。 オランダのカンブール、ヘーレンフェーン、エメンの下部組織で育ったマルティノスは2011年7月にヘーレンフェーンのファーストチームに昇格した。 その後、スパルタ・ロッテルダムやハンガリーのフェレンツヴァーロシュ、オランダのエ 2024.01.05 22:45 Fri
京都サンガF.C.は10日、元キュラソー代表FWマルティノス(32)の退団を発表した。 2016年3月にルーマニアのボトシャニから横浜F・マリノスに加入してJリーグ挑戦をスタートさせたマルティノス。その後、浦和レッズ、ベガルタ仙台、モンテディオ山形でプレーし、2022年1月に京都へと加入した。 2022シー 2023.03.10 17:25 Fri
京都サンガF.C.のFWマルティノスが、騒動について謝罪した。 今季から京都に加わったマルティノス。ここまでリーグ戦でわずか3試合の出場と苦しんでいる状況だ。 そのマルティノスだが、7月30日に行われた明治安田生命J1リーグ第23節のガンバ大阪戦でリーグ戦15試合ぶりに出場。しかし、試合中の態度が大きな話題 2022.08.03 09:37 Wed
18日に2022シーズンの開幕を迎える明治安田生命J1リーグ。開幕を前に、JリーグはJ1全18クラブの代表選手による「2022明治安田生命J1リーグ開幕対戦カードオンライン記者会見」を実施した。 昨年に続き、例年であれば、選手や監督が一堂に会して開幕前に「Jリーグキックオフカンファレンス」が行われる中、コロナ禍を 2022.02.15 17:58 Tue
京都サンガF.C.は7日、モンテディオ山形から元キュラソー代表FWマルティノス(30)の完全移籍加入を発表した。 マルティノスは2016年3月の来日を機に横浜F・マリノス、浦和レッズ、ベガルタ仙台を渡り歩き、昨年8月に山形入り。明治安田生命J2リーグ13得点1ゴールをマークしたが、新シーズンからJ1リーグの京都に 2022.01.07 13:15 Fri

J1の関連記事

横浜F・マリノスが、「ファン・サポーターの皆さまへ」として声明を発表した。 今シーズンはスティーブ・ホーランド監督の下でスタートした横浜FM。AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)と並行して戦うシーズンとなった中、明治安田J1リーグでは開幕4試合勝利なしとつまづいたスタートとなった。 その後、初白 2025.05.17 22:45 Sat
明治安田J1リーグ第17節の浦和レッズvsFC東京が17日に埼玉スタジアム2002で行われ、3-2でホームの浦和が勝利した。 リーグ戦2試合未勝利となっている4位浦和(勝ち点26)は、ドローで終えた前節のアルビレックス新潟戦からスタメンを4人変更。金子拓郎や松本泰志、長沼洋一、GK牲川歩見に代えて大久保智明、サミ 2025.05.17 18:20 Sat
17日、明治安田J1リーグ第17節の湘南ベルマーレvs横浜FCがレモンガススタジアム平塚で行われた。 連敗を「2」でストップさせた湘南と、ミッドウィークに連勝を逃した横浜FCの一戦。湘南は前節と同じ11名をピッチに送り込むことに。中2日での試合となった横浜FCは4名を変更し、伊藤槙人、駒井善成、室井彗佑、櫻川ソロ 2025.05.17 17:30 Sat
17日、明治安田J1リーグ第17節の鹿島アントラーズvs清水エスパルスが県立カシマサッカースタジアムで行われた。 現在6連勝で首位を快走中の鹿島と、3試合勝利がない清水の対戦。鹿島は前節から3名を変更。荒木遼太郎、三竿健斗、レオ・セアラが外れ、ターレス・ブレーネル、知念慶、田川亨介が入った。 対する清水は2 2025.05.17 17:02 Sat
thumb 17日、明治安田J1リーグ第17節でアビスパ福岡と名古屋グランパスがベスト電器スタジアムで対戦した。 一時は首位に立つも6戦未勝利で12位まで転落した福岡。3連敗中と苦しい流れの中、前節からは4名を変更。永石拓海、橋本悠、見木友哉、シャハブ・ザヘディが外れ、村上昌謙、田代雅也、前嶋洋太、紺野和也が入った。 2025.05.17 16:35 Sat

記事をさがす


NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly