ホームで逆転負けのバイエルンに更なる逆風…3選手が負傷

2018.04.26 07:54 Thu
Getty Images
バイエルンは25日にフースバル・アレーナ・ミュンヘンで行われたチャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグ、レアル・マドリー戦を1-2で落とした。さらに、同試合では主力3選手が負傷するアクシデントにも見舞われた。

▽昨季の準々決勝で敗れたマドリーを相手にリベンジを期して臨んだバイエルンは、28分にMFヨシア・キミッヒのゴール先制に成功した。しかし、前半終了間際の44分にDFマルセロのゴールで同点に追いつかれると、後半序盤の57分にはFWマルコ・アセンシオに逆転ゴールを許した。その後、決死の猛攻を見せたホームチームだったが、ホームで厳しい逆転負けとなった。

▽さらに、同試合では立ち上がりの8分にFWアリエン・ロッベンが左太もも、34分にはDFジェローム・ボアテングが左そ径部、75分にはMFハビ・マルティネスが脳震盪の疑いで負傷。3枚の交代カードを全て負傷者のために使う不運もあった。
▽同試合後、公式会見に出席したユップ・ハインケス監督が3選手の状態について以下のように語っている。クラブ公式サイトが伝えている。

――ロッベンに関して
「彼のケガが酷いものではないことを願っている」
――ボアテングに関して
「彼は筋肉を痛めていた。そして、プレーを続けることができなかった」

――ハビ・マルティネスに関して
「ハビはこめかみに打撃を受けた。そして、めまいがしていたようだ」

▽また、ハインケス監督は3選手が5月1日に行われる2ndレグで起用可能かどうか問われると、「我々は推測で話をしたくない。明日の検査結果を待つ必要がある。ただ、我々はどんな状況でもマドリードで再びすべてを捧げるつもりだ」と、あくまで明日の検査結果を待ちたいと語るにとどまった。

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先勝許したコンパニ監督は「インテルはとても強かったが、結果だけ悪かった」と2ndレグでの逆転に自信

バイエルンを率いるヴァンサン・コンパニ監督が8日にホームで行われ、1-2で競り負けたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグのインテル戦を振り返った。 セリエAで首位に立つインテルとのベスト4進出を懸けた初戦。バイエルンはほぼ互角で迎えた38分にFWラウタロ・マルティネスのゴールを許し先制される。 後半は攻めあぐねていた中、途中出場のMFトーマス・ミュラーが終盤の85分に同点弾を挙げたが、3分後にMFダビデ・フラッテージに勝ち越しゴールを許して惜敗した。 コンパニ監督はインテルの強さを認めつつ、2ndレグでの逆転に自信を見せた。 「試合の入りは良かった。最初の30分で2ゴール以上を決めていてもおかしくなかった。そして後半は我々が優勢となりチャンスも作った。トーマスが重要な役割を果たすことはわかっていた。インテルはとても強かった。ムシアラが不在でゲレイロを代役に据えたが、今日はゲレイロがミュラー同様に良い仕事をしてくれたと思う。目標を達成するには全選手が必要だ。今日は多くの選手が良いプレーをしたが、結果だけ悪かった。ポゼッションではもっと良いプレーができたかもしれないが、相手は強かった。我々は1-2で負けた。この結果を変えることはできないが、この結果を受けて我々が勝てないと考えるのは正しくない。今夜はそうならなかったということだ。来週わかるだろう」 2025.04.09 11:15 Wed

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