終盤の決定機を決め切れなかったシティがニューカッスルとドロー【プレミアリーグ】

2024.09.28 22:35 Sat
Getty Images
マンチェスター・シティは28日、プレミアリーグ第6節でニューカッスルと対戦し1-1の引き分けに終わった。
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前節のアーセナル戦で劇的ドローに持ち込んだシティは、中1日という超過酷な日程の中で行われたEFLカップ3回戦のワトフォード戦からスタメンを8人変更。最前線にハーランドを据えた[4-2-3-1]の布陣を採用し、2列目は右からベルナルド・シウバ、ギュンドアン、グリーリッシュを並べた。前節のフルアム戦で今季初黒星を喫したニューカッスルに対し、一進一退の攻防で立ち上がっていく。膠着した展開で推移していた中、シティは最初の決定機でスコアを動かす。
35分、左サイドを突破したグリーリッシュのラストパスをボックス左まで駆け上がったグヴァルディオルが、切り返しでDFバーンをかわしゴール右隅にシュートを流し込んだ。

先制したシティは前半終了間際にセットプレーからピンチ。トリッピアーの右FKをペナルティアーク内のバーンがフリックすると、このボールに反応したジョエリントンがボックス左から反転シュートを放ったが、これはGKエデルソンの好セーブに救われ、シティの1点リードで前半を終えた。
迎えた後半、シティは早い時間に追いつかれる。56分、ギマランイスのスルーパスに抜け出したゴードンがボックス内まで侵入すると、飛び出したGKに倒されてPKを獲得。このPKをゴードンがゴール左隅に決めた。

試合を振り出しに戻されたシティは、66分にギュンドアンを下げてフォーデンを投入。すると73分、ジョエリントンの中途半端なクリアをボックス内のハーランドが繋ぐと、フォーデンに決定機が訪れたが、シュートはGKポープのセーブに阻まれた。

その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指すなか、シティは試合終了間際にチャンス。92分、サヴィオの横パスをペナルティアーク右で受けたフォーデンが浮き球のパスを供給。これをボックス内のベルナルド・シウバが胸トラップから反転ボレーで狙ったが、シュートはGKポープがファインセーブ。

結局、試合はそのまま1-1でタイムアップ。終盤の決定機を生かせなかったシティは、リーグ戦2試合連続の引き分けとなった。

ニューカッスル 1-1 マンチェスター・シティ
【ニューカッスル】
アンソニー・ゴードン後13)【PK】
【マンチェスター・シティ】
ヨシュコ・グヴァルディオル(前35)

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シティが物議醸すストーンズの劇的後半AT弾でウルブス撃破! 苦しみながらも2連勝で暫定首位に【プレミアリーグ】

プレミアリーグ第8節、ウォルバーハンプトンvsマンチェスター・シティが20日にモリニュー・スタジアムで行われ、アウェイのシティが1-2で逆転勝利した。 インターナショナルマッチウィーク前に行われた前節のフルアム戦を3-2で制し、リーグ3戦ぶりの白星を挙げた2位のシティ。中断明け初戦では最下位のウォルバーハンプトンとのアウェイゲームに臨んだ。 グアルディオラ監督は前節から先発3人を変更。アカンジとグリーリッシュ、フォーデンに代えてストーンズ、ドク、サヴィオを起用した。 [5-3-2]の布陣で堅守速攻を強調するホームチームに対して、キックオフ直後から攻勢を仕掛けていくシティ。しかし、7分にはウルブスの見事なプレス回避から右サイドで背後を狙うセメドに大きく展開されると、ゴール前のスペースへアーリークロスを流し込まされる。これを大外に走り込んできたラーセンに左足ワンタッチで決められた。 相手の狙いにまんまと嵌っていきなりのビハインドを背負ったアウェイチームは、失点直後にボックス中央に入り込んだベルナルド・シウバの右足シュートでGKジョゼ・サにファインセーブを強いる。さらに、サヴィオとドクの両ウイングによる局面打開、ハーランドをオトリにした2列目やサイドバックのポケット侵入で攻略を狙う。 その一方で、19分には再びウルブスのカウンターからクーニャのスルーパスに抜け出したセメドにボックス内への侵入を許すが、ここはGKエデルソンのビッグセーブで事なきを得た。 以降もやり方を変えずにハーフコートゲームを展開し、自陣深くでブロックを組むウルブスにジャブを打ち続けると、狙い通りの形ではなかったが、個の力でスコアをタイに戻す。33分、左サイドのボックス付近でタメを作ったドクから内側でパスを受けたグヴァルディオルが短い中への持ち出しから利き足とは逆の右足を一閃。完璧なコントロールシュートがゴール右隅に突き刺さった。 クロアチア代表DFのゴラッソでひとまずイーブンに戻したシティは、前半のうちに逆転まで持っていくべく攻勢を継続。前半終了間際には左サイドを崩してボックス中央でリコ・ルイスの丁寧な横パスに反応したサヴィオがゴール左下隅へ左足シュートを放つが、ここは相手GKのファインセーブに阻まれた。 1-1のイーブンで折り返した後半、ドクとサヴィオのサイドを入れ替える変化を施して入ったシティ。前半同様にハーフコートゲームを仕掛けていくが、守り慣れた感があるウルブスにうまく対応されて徐々に攻撃が停滞。63分にはペナルティアーク付近で得たFKの場面でギュンドアンが直接狙うが、これは惜しくもDFに触られて枠の右に外れる。 流れを変えたいグアルディオラ監督はドクとサヴィオの両ウイングを下げてフォーデン、グリーリッシュを投入。より密集地帯で創造性、コンビネーションプレーで打開できるタレントをピッチに送り込む。 その後はグリーリッシュの左サイドを起点に押し込んで前半見せたようなポケットへの侵入から決定機まで持ち込むが、最後のところで体を張る相手の守備をこじ開けられない。 5分が加えられた後半アディショナルタイムには古巣対戦で激しいブーイングに晒されたマテウス・ヌネスのボックス内での際どいシュートや、再三のセットプレーでゴールをこじ開けにかかると、土壇場で劇的ゴールが生まれた。 95分、右CKの場面でキッカーのフォーデンが左足インスウィングの正確なボールを上げると、ゴール前で競り勝ったストーンズのヘディングシュートがゴールネットに突き刺さる。 このゴールに関してはオフサイドポジションで一度GKジョゼ・サに体をぶつけた後、離れてボールを避けるためにしゃがみこんだベルナルド・シウバのプレー関与か否かがオンフィールド・レビューで確認されたが、主審はお咎めなしの判定でゴールを支持した。 様々な解釈がある微妙なゴールが劇的逆転ゴールとなった一戦を制したシティが2連勝で暫定首位に浮上。敗れたウルブスは厳しいリーグ5連敗となった。 ウォルバーハンプトン 1-2 マンチェスター・シティ 【ウォルバーハンプトン】 ヨルゲン・ストランド・ラーセン(前7) 【マンチェスター・シティ】 ヨシュコ・グヴァルディオル(前33) ジョン・ストーンズ(後50) <span class="paragraph-title">【動画】グヴァルディオルが逆足ミドルのゴラッソ!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">グヴァルディオルが同点ゴール<br>彼は左利きです<br><br>プレミアリーグ 第8節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%AB%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%88%E3%83%B3v?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ウォルヴァーハンプトンv</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BBC?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#マンチェスター・C</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/X0uBWGXHOl">pic.twitter.com/X0uBWGXHOl</a></p>&mdash; U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1847996600234491989?ref_src=twsrc%5Etfw">October 20, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.10.21 00:08 Mon
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グアルディオラ監督退任に備えるマンチェスター・シティ、すでに後任の有力候補は存在か

マンチェスター・シティはジョゼップ・グアルディオラ監督(53)の後任について、すでに目星をつけているようだ。 グアルディオラ監督が2016年に就任して以来、欧州でも指折りのビッグクラブへと成長を遂げたシティ。プレミアリーグでは前人未到の4連覇を果たしており、我が世の春を謳歌している。 一方で、グアルディオラ監督とシティの契約は今シーズン限り。クラブは契約延長を望むも、指揮官は自身の去就について「何が起きてもおかしくない」と語るなど退任の可能性も排除していない。 イギリス『ガーディアン』によると、現在シティも後任候補を探し始めている模様。有力なターゲットとしているのは、スポルティングCPのルベン・アモリム監督(39)とのことだ。 アモリム監督は母国ポルトガルのカーザ・ピアで監督キャリアをスタートさせると、2019年12月に就任したブラガでタッサ・ダ・リーガ優勝を飾り初タイトルを獲得。その後、2020年3月にスポルティングCPの指揮官に就任すると、指揮2年目のプリメイラ・リーガでクラブを19年ぶりの優勝に導いた。 昨シーズンもライバルを寄せ付けぬ強さで、見事3シーズンぶりの優勝を達成。今夏には多くのクラブが招へいに関心を寄せるもチームに留まると、今シーズンもここまでプリメイラ・リーガ8試合全勝で首位を快走している。 シティは長年フットボールディレクター(FD)を務めたチキ・ベギリスタイン氏(60)が今季限りで退任することを受け、後任にスポルティングCPのスポーツ・ディレクター(SD)であるウーゴ・ヴィアナ氏を引き抜き。仮にアモリム監督招へいに動き出すとすれば、新FDの存在が大きく影響することになるだろう。 2024.10.16 18:20 Wed
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【プレミアリーグ第8節プレビュー】首位リバプールvs好調チェルシー! 崖っぷちユナイテッドは曲者ビーズと

インターナショナルマッチウィーク前に行われた第7節はリバプール、マンチェスター・シティ、アーセナルの上位勢が揃って勝利。第2グループではチェルシーとアストン・ビラがドロー、トッテナムが敗戦と明暗分かれる形となった。 代表ウィーク明けで波乱必至の今節は首位のリバプールと4位のチェルシーによる、新指揮官同士の上位対決が最注目カードだ。 リバプールは前節、クリスタル・パレス相手に1-0の勝利。試合序盤にFWジョタが挙げたゴールを最後まで守り抜いてのリーグ3連勝となった。ここから来月のインターナショナルマッチウィークまで強豪7連戦に突入する前半戦の山場の初陣となる今節は好調のブルーズをホームで迎え撃つ。守護神アリソンの離脱に加え、パレス戦で存在感を示したMF遠藤航がオーストリア代表戦前の体調不良によって微妙な状況だが、MFマク・アリスターは代表戦で復帰し、代表早期離脱のDFファン・ダイク、FWサラーが万全の状態で臨める点は朗報だ。 対するチェルシーは前節、終盤に退場者を出したノッテンガム・フォレスト相手に1-1のドロー。リーグ連勝が「3」でストップした。全体のパフォーマンスに関しても攻撃面でやや精度を欠く不完全燃焼の内容となっただけに、被カウンター時の守備対応含めて修正が必要だ。ただ、今回の代表戦期間に目立った離脱者はなく、キャプテンのDFリース・ジェームズもようやくチームトレーニングに復帰。良い状態で敵地アンフィールドに乗り込めるはずだ。 チェルシーのアシストを期待しつつ首位奪還を目指す2位のマンチェスター・シティは、最下位のウォルバーハンプトンとのアウェイゲームに臨む。前節は善戦したフルアム相手に苦戦を強いられたが、MFコバチッチの2ゴールとFWドクのスーパーゴールで試合を引っくり返して3-2の勝利。リーグ3戦ぶりの白星を挙げた。週明けのCLは格下スパルタ・プラハが相手で、今回の一戦に注力できる状況となっており、近年は思わぬ苦戦を強いられる苦手ウルブス相手に主力を起用し、勝ち切りたいところだ。 そのシティと同勝ち点で3位に位置するアーセナルは13位のボーンマスとのアウェイゲームで3連勝を狙う。前節は下位に沈むサウサンプトン相手に後半序盤に先制を許す厳しい展開となったが、途中出場のFWマルティネッリのゴールなどで3-1の逆転勝利を収めた。ただ、今回の一戦に向けてはFWサカとマルティネッリが代表チームで負傷し、DF冨安健洋にも再離脱の可能性が報じられており、ここにきて負傷者の状況は気がかりな点だ。その中でプレー強度が高いチェリーズとのアウェイゲームはタフなものになるだけに、前線の選手たちの決定力に期待したい。 MF三笘薫を擁する6位のブライトンは同勝ち点で並ぶ7位のニューカッスルとの上位対決で連勝を狙う。前節のトッテナム戦はホームで2点を先行される苦しい展開となったが、後半にギアを上げた三笘の圧巻の活躍もあって一気に3点を奪って逆転勝利。強豪相手に会心の勝ち点3奪取となった。その活躍によって前節のベストイレブンにも選出された三笘だが、今回の代表戦では2試合でスタメン出場となり、長距離移動の疲労も考えると、ベンチスタートが濃厚か。チームとしては難所セント・ジェームズ・パークでイーブンな状況を維持しながら、切り札の投入で勝ち点3を持ち帰りたい。 一方、前節は下位エバートン相手にゴールレスドローとなったニューカッスルは3戦未勝利とやや調子は下降気味。ただ、現在のブライトンのハイラインの守備に対して、MFバーンズやFWゴードンら快足揃いの攻撃陣の相性は良く、その形を意識しながら4戦ぶりの白星を掴みたいところだ。 直近の公式戦4分け1敗と再びの失速傾向で、14位に低迷するマンチェスター・ユナイテッドは、曲者の11位ブレントフォードとのホームゲームで6戦ぶりの白星を目指す。前節はアストン・ビラ相手に粘りのゴールレスドローに持ち込んだが、全体的なパフォーマンスはいまひとつで、テン・ハグ監督への風当たりはさらに強まる。対戦相手のビーズは直近4試合連続で試合開始2分以内でゴールを挙げており、赤い悪魔としてはその前半の入りに細心の注意を払いたい。あとは決定力不足の前線の奮起に期待したい。ピッチ外ではサー・アレックス・ファーガソンとの有償でのアドバイザー契約を今季限りで打ち切ることが不興を買っており、このホームゲームでは何とか結果で事態を沈静化させたい。 前節、ブライトン相手に厳しい逆転負けを喫して公式戦連勝が「5」でストップした9位のトッテナムは、12位のウェストハムとのロンドン・ダービーでバウンスバックの勝利を狙う。ブライトン戦は前半に良いパフォーマンスを見せたが、ミス絡みの失点から一気に崩れるメンタル面の脆さを露呈。ポステコグルー監督も後半の体たらくに憤りを示しており、このダービーではタフさを示したい。なお、この試合ではFWソン・フンミン、FWリシャルリソンの戦列復帰が大きな後押しになりそうだ。 サウジアラビア代表戦のゴールによって良い形でクリスタル・パレスに合流するMF鎌田大地は、10位のノッティンガム・フォレスト戦に臨む。ここまで未勝利で18位に沈むチームではプレミア適応に苦戦しておりベンチスタートが濃厚だが、日本代表で得た良い感覚を結果に繋げたい。 日本代表では2試合共に出番なしに終わったサウサンプトンのDF菅原由勢は、レスター・シティとの昇格組対決で初白星を狙う。前節、アーセナル戦では攻守に奮闘を見せた菅原だったが、3失点目に絡む痛恨のミスを犯しており、今回の試合では名誉挽回の活躍を期待したい。 その他では好調同士が対峙するフルアムvsアストン・ビラ、残留争い直接対決となるイプスウィッチvsエバートンも注目カードだ。 《プレミアリーグ第8節》 ▽10/19(土) 《20:30》 トッテナム vs ウェストハム 《23:00》 フルアム vs アストン・ビラ イプスウィッチ vs エバートン マンチェスター・ユナイテッド vs ブレントフォード ニューカッスル vs ブライトン サウサンプトン vs レスター・シティ 《25:30》 ボーンマス vs アーセナル ▽10/20(日) 《22:00》 ウォルバーハンプトン vs マンチェスター・シティ 《24:30》 リバプール vs チェルシー ▽10/21(月) 《28:00》 ノッティンガム・フォレスト vs クリスタル・パレス 2024.10.19 12:00 Sat
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シティの守護神、サウジアラビアからの衝撃オファーを断った理由を語る「ペップとの会話の1つは不可欠だった」

マンチェスター・シティのブラジル代表GKエデルソン(31)が、今夏移籍を決断しなかった理由を明かした。 2017年7月にベンフィカからシティに加入したエデルソン。シティの正守護神としてプレーし、公式戦341試合に出場し、157試合でクリーンシートを達成した。 プレミアリーグで6度の優勝を経験すると、チャンピオンズリーグ(CL)でも優勝。FAカップやEFLカップなど、18個のタイトル獲得に貢献してきた。 そのエデルソンは、今夏の移籍市場でシティからの移籍が浮上。サウジアラビアから超巨額のオファーが舞い込んでいるとされていた。 アル・イテハド、アル・ナスルが関心を寄せてた中、最終的にはシティに残留。イギリス『スカイ・スポーツ』がエデルソンがシティに残った理由を伝えた。 「本当にオファーがあった。異例のオファーだったし、重みのあるものだった」 「グアルディオラとは数え切れないほどの話をしたけど、そのうちの1つは不可欠だった」 「でも、彼が僕に話してくれたこと。保証、プロセス、彼との関係の進化、それら全てが僕がシティに留まるためには不可欠なものだった」 ジョゼップ・グアルディオラ監督との会話でシティに残ることを決断したというエデルソン。強烈なオファーで揺らぐ可能性が高かった中で、指揮官の存在は偉大。そのグアルディオラ監督は退任する話も出ているが、その場合はエデルソンも共に去ることになりそうだ。 2024.10.16 22:56 Wed
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オーストラリア代表がマンC保有の21歳MFを失う? 豪代表で2試合出場も公式戦歴なく多重国籍、10月落選で浮かび上がった“鞍替え”希望

オーストラリア代表のトニー・ポポヴィッチ新監督が、初陣への前日会見に臨んだ。豪『news.com.au』が伝えている。 豪代表は10日、2026年北中米W杯アジア最終予選C組第3節で中国代表とのホームゲーム。2試合未勝利発進で前監督が辞任したなか、ポポヴィッチ新監督の初陣にして、今予選初得点、初白星を目指す「+3」がマストの一戦だ。 指揮官は開催地アデレードで前日会見に臨み、勝利への意欲を披露。その一方、報道陣からは「アレックス・ロバートソンを招集しなかった理由は?」と選手選考に関する質問が。 アレックス・ロバートソンとは、イングランド2部・チャンピオンシップのカーディフに所属するセントラルハーフ(MF)で、保有元はマンチェスター・シティという21歳。 シティのU-21チームに籍を置く一方、昨季はポーツマス、今季はカーディフへと武者修行し、今季のイングランド2部でコンスタントにプレー中。昨年オーストラリア代表入りし、3月と6月の親善試合2試合でプレーした経験も持つ。 所属クラブもプレータイムも安定しない若手とあってか、その後は招集が見送られてきたが、前述の通り、今季は順調な歩み。豪視点で「なぜいま招集しないんだ?」との疑問が記者から指揮官にぶつけられた格好だ。 ポポヴィッチ新監督のアンサーは、「招集可能なオーストラリア人は全員を視界に入れている。私の見解では、ロバートソンにはその資格がなく、今回の活動への参加はそもそも考慮していない」というもの。 『news.com.au』など豪紙が察するに、ロバートソンはA代表の“鞍替え”を検討中か。 ロバートソンはスコットランド出身で、豪州、スコットランド、イングランド、ペルーのパスポートを所持。これまでの豪代表としての2試合はいずれも親善試合で、手続きをすれば、ここからのA代表変更は原則可能である。 ポポヴィッチ新監督は本件に関して「今回選んだメンバーに満足している」と締め、ロバートソンについては多くを語らず。 振り返れば、過去1年の招集外も“鞍替え”希望があったためか。ロバートソンは世代別代表まで一貫してイングランドだったこともあってか、まだ最終選択を決めかねているか、もしくはオーストラリアを外した格好と考えられる。 2024.10.10 13:25 Thu

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