攻撃停滞アーセナルが今季2敗目でリーグ3戦未勝利…イサク3戦連発のニューカッスルがリーグ6戦ぶり白星【プレミアリーグ】
2024.11.02 23:32 Sat
プレミアリーグ第10節、ニューカッスルvsアーセナルが2日にセント・ジェームズ・パークで行われ、ホームのニューカッスルが1-0で勝利した。なお、アーセナルのDF冨安健洋は負傷欠場となった。
立ち上がりから主導権争いが繰り広げられる中、徐々にアーセナルがプレスをかいくぐって押し込む展開に。しかし、ホームのニューカッスルが鮮やかな仕掛けから先にゴールをこじ開けた。
12分、前線へのロングボールをウィロックが競ったこぼれを繋いで右のゴードンに展開されると、手前のDFガブリエウの頭上をギリギリで越える完璧なクロスをゴール前のイサクが打点の高いヘディングでゴール左隅に流し込んだ。
これに対してアーセナルはサカの右サイドを起点にチャンスを窺いつつ、得意のセットプレーからゴールを目指す。前半半ばの27分には左CKからゴール前の混戦を作り、最後はメリーノが至近距離からシュートを狙うが、これは相手DFの堅固な壁に撥ね返された。
前半半ばから終盤にかけても拮抗した展開が続いたが、要所を締めるニューカッスルがアーセナルにやりたい形の崩しを許さず、膠着状態を維持したままハーフタイムを迎えた。
互いに選手交代なしで臨んだ後半も立ち上がりから主導権争いが続く。引き続きアーセナルがボールの主導権を握るが、ニューカッスルがより効果的なカウンターからフィニッシュまで持ち込んでいく。
なかなか決定機まで持ち込めないアウェイチームは61分、メリーノとマルティネッリを下げてジンチェンコ、ヌワネリを同時投入。この交代で左右のサイドバックにティンバー、ジンチェンコ、トーマスを中盤に上げて[4-3-3]の形に変化した。
これに対してイサクの鋭いミドルシュートで決定機を作ったニューカッスルは直後の65分にウィロックを下げてトナーリを中盤に投入した。
この交代後も流れが変わらないアーセナルは71分、ティンバー、トロサールを下げてホワイト、ガブリエウ・ジェズスを同時投入。さらに、試合終盤にはジョルジーニョをピッチに送り出した。
クローズな展開のまま後半最終盤に突入。球際の強さに加え、コンパクトな[4-5-1]のブロックを敷くホームチームの堅守に手を焼くアーセナルは、リスクを冒して前に出たものの、後半アディショナルタイムにサカの正確なクロスから訪れたライスの決定機もヘディングシュートを枠の左に外してしまい万事休す。
そして、試合はこのままタイムアップを迎え、ニューカッスルがリーグ6戦ぶりの白星を挙げた。一方、敗れたアーセナルは今季2敗目を喫してリーグ3戦未勝利となった。
ニューカッスル 1-0 アーセナル
【ニューカッスル】
アレクサンダー・イサク(前12)
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前節、リバプールと2-2のドローに終わった3位のアーセナルは難所に乗り込んだ12位ニューカッスルとの一戦でリーグ3戦ぶりの白星を目指した。直近のEFLカップのプレストン戦を控え中心の布陣で3-0と完勝したチームは主力を復帰させ、リバプール戦からは先発1人を変更。ホワイトに代えてサスペンション明けのサリバが復帰した。一方、リーグ戦では5戦未勝利も直近のEFLカップではチェルシーに2-0と完勝したニューカッスルは、リーグ前節から両ウイングを入れ替えてゴードン、ジョエリントンがイサクとトリデンテを組んだ。12分、前線へのロングボールをウィロックが競ったこぼれを繋いで右のゴードンに展開されると、手前のDFガブリエウの頭上をギリギリで越える完璧なクロスをゴール前のイサクが打点の高いヘディングでゴール左隅に流し込んだ。
イサクの公式戦3試合連続ゴールによって早い時間帯に動いた試合。構図自体は変わらずも、よりオープンな形に。その流れでニューカッスルは右サイドのゴードンが再三の好クロスで際どいシーンを創出していく。
これに対してアーセナルはサカの右サイドを起点にチャンスを窺いつつ、得意のセットプレーからゴールを目指す。前半半ばの27分には左CKからゴール前の混戦を作り、最後はメリーノが至近距離からシュートを狙うが、これは相手DFの堅固な壁に撥ね返された。
前半半ばから終盤にかけても拮抗した展開が続いたが、要所を締めるニューカッスルがアーセナルにやりたい形の崩しを許さず、膠着状態を維持したままハーフタイムを迎えた。
互いに選手交代なしで臨んだ後半も立ち上がりから主導権争いが続く。引き続きアーセナルがボールの主導権を握るが、ニューカッスルがより効果的なカウンターからフィニッシュまで持ち込んでいく。
なかなか決定機まで持ち込めないアウェイチームは61分、メリーノとマルティネッリを下げてジンチェンコ、ヌワネリを同時投入。この交代で左右のサイドバックにティンバー、ジンチェンコ、トーマスを中盤に上げて[4-3-3]の形に変化した。
これに対してイサクの鋭いミドルシュートで決定機を作ったニューカッスルは直後の65分にウィロックを下げてトナーリを中盤に投入した。
この交代後も流れが変わらないアーセナルは71分、ティンバー、トロサールを下げてホワイト、ガブリエウ・ジェズスを同時投入。さらに、試合終盤にはジョルジーニョをピッチに送り出した。
クローズな展開のまま後半最終盤に突入。球際の強さに加え、コンパクトな[4-5-1]のブロックを敷くホームチームの堅守に手を焼くアーセナルは、リスクを冒して前に出たものの、後半アディショナルタイムにサカの正確なクロスから訪れたライスの決定機もヘディングシュートを枠の左に外してしまい万事休す。
そして、試合はこのままタイムアップを迎え、ニューカッスルがリーグ6戦ぶりの白星を挙げた。一方、敗れたアーセナルは今季2敗目を喫してリーグ3戦未勝利となった。
ニューカッスル 1-0 アーセナル
【ニューカッスル】
アレクサンダー・イサク(前12)
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「前半は完全に支配」スクランブル状態でリバプールと引き分けたアーセナル、アルテタ監督は選手を称えるも「試合を終わらせられなかった」
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【プレミア注目プレビュー】初黒星からバウンスバック図るアーセナルvsロンドン勢連破狙うリバプール
プレミアリーグ第9節、アーセナルvsリバプールが、日本時間27日25:30にエミレーツ・スタジアムでキックオフされる。3位のガナーズと首位のレッズによる、シーズン序盤のタイトルレースを左右する上位対決だ。 アーセナルは前節、インターナショナルマッチウィーク明け初戦でボーンマスとのアウェイゲームを戦って0-2の完敗。今季の公式戦初黒星を喫した。前半半ばのサリバの一発退場が大きく結果に響いたが、ウーデゴールに加えてサカら主軸を欠く攻撃が精度を欠くなど勝ち点1にも値しない低調な出来だった。続くチャンピオンズリーグ(CL)ではシャフタール・ドネツク相手のホームゲームに1-0で勝利。ひとまずバウンスバックに成功した。ただ、トロサールのPK失敗も響きオウンゴールで挙げた1点にとどまり、疲労困憊のチームは今回の大一番に弾みを付けるまでには至らなかった。 対するリバプールは前節、好調のチェルシーとのホームゲームを2-1で勝利。後半立ち上がりに一瞬の隙を突かれて追いつかれたが、サラーがPKによるゴールと、カーティス・ジョーンズの決勝点をアシストするエースの仕事をみせ、接戦をモノにした。続くCLでは敵地でRBライプツィヒの高いプレー強度にやや苦戦したものの、ヌニェスのゴールを最後まで守り抜いて1-0の勝利。CL開幕3連勝と抜群の安定感を誇る。ただ、プレミアリーグでの直近の対戦は2分け2敗の4戦未勝利と分が悪くロンドン勢連破に向けては完璧な試合が求められる。 ◆アーセナル◆ 【4-4-2】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20241026_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:ラヤ DF:トーマス、ホワイト、ガブリエウ、ルイス=スケリー MF:スターリング、ライス、メリーノ、マルティネッリ FW:ハヴァーツ、トロサール 負傷者:DF冨安健洋、ティアニー、カラフィオーリ、ティンバー、MFウーデゴール、FWサカ 出場停止者:DFサリバ(1/1) ボーンマス戦で退場のサリバが出場停止となる。負傷者ではカラフィオーリ、ティンバー、サカの3選手がギリギリまで出場の可否を見極める形となるが、ティンバーとサカはスカッド入りしたとの情報があり、試合に絡む可能性が高まっている。 サカがスタートから起用可能な場合、[4-3-3]に戻す可能性もあるが、不在の場合は[4-4-2]の継続が濃厚だ。スタメンはサリバの代役と両サイドバックの人選が大きなポイント。ティンバーが起用可能な場合は左サイドバックにそのまま入ると思われるが、ホワイトをサリバの代役に据えてトーマスとルイス=スケリーの起用を予想した。 中盤と前線ではジョルジーニョ、ガブリエウ・ジェズス、ヌワネリにもチャンスがあるか。 ◆リバプール◆ 【4-2-3-1】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20241026_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:ケレハー DF:アレクサンダー=アーノルド、コナテ、ファン・ダイク、ロバートソン MF:グラフェンベルフ、マク・アリスター MF:サラー、ソボスライ、ガクポ FW:ヌニェス 負傷者:GKアリソン、DFブラッドリー、MFエリオット、FWジョタ、キエーザ 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者は守護神アリソンに加えて、ジョタとキエーザらが引き続き欠場となる。 スタメンに関しては前述の11名を予想。ただ、ツィミカス、カーティス・ジョーンズ、ルイス・ディアスにもスタメンのチャンスは十分にある。一方で、遠藤航はベンチスタートが濃厚だ。 ★注目選手 ◆アーセナル:FWカイ・ハヴァーツ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20241026_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 離脱者続出のチームを救えるか。多くの離脱者を抱える中で臨む今回の大一番では急造の守備陣がいかにうまく機能するかが勝敗のカギを握る。ただ、8戦3失点と驚異的な堅さを誇る相手の守備攻略も同様に重要なポイントとなる。 とりわけ、司令塔ウーデゴールに加え、エースのサカのスタートからの起用が難しい状況を鑑みれば、ハヴァーツに懸かる責任は非常に大きい。この試合では相棒トロサールに、徐々に本来のパフォーマンスを取り戻し始めたマルティネッリと共にカウンター主体の攻撃の中で前線の起点、チャンスメーク、フィニッシャーとマルチタスクが求められるところだ。 今季は開幕から公式戦12試合6ゴールと好調を維持。リバプール戦はチェルシー時代を含め8戦1ゴールとあまり得意とは言えないが、熾烈なリーグタイトル争いにおいて序盤での連敗は許されず、初黒星からのバウンスバックを図るチームを勝利に導きたい。 ◆リバプール:FWダルウィン・ヌニェス <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20241026_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ポジション奪取へ公式戦2戦連発を狙う。加入3年目でさらなる飛躍を期する中、今季はガクポとサラーがウイングに固定され、ジョタと1トップのポジションを争うウルグアイ代表FW。プレミアリーグではここまで先発1試合と控えに甘んじているが、前節のチェルシー戦でジョタが負傷すると、直近のライプツィヒ戦ではチームを勝利に導く決勝点を記録。途中出場となったチェルシー戦を含め状態は悪くない。 スタメンでの起用が濃厚な今回のアーセナル戦では難敵サリバの不在を含め、相手ディフェンスラインが急造の布陣で戦うことになり、ヌニェスとしては決定的な仕事を果たす格好のチャンスだ。 中央で起点を作りつつ、サイドに流れてサイドバックに積極的な勝負を仕掛けてリバプール加入後初対戦以来のゴールを記録し、個人として対アーセナルのリーグ戦初勝利を挙げたい。 2024.10.27 12:00 Sun4
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EFLカップ(カラバオカップ)4回戦、プレストン・ノースエンドvsアーセナルが30日にディープデイル・スタジアムで行われ、0-3で勝利したアーセナルが準々決勝進出を決めた。なお、アーセナルのDF冨安健洋は負傷欠場となった。 リーグ前節でリバプールと2-2のドローゲームを演じたアーセナルは、リーグ2戦未勝利と足踏みが続く中でチャンピオンシップ(2部)とのアウェイゲームで白星奪還を狙った。アルテタ監督はそのリバプール戦からティンバー、メリーノ、マルティネッリを除く先発8人を変更。GKにセットフォードを起用したほか、ジョルジーニョやジンチェンコ、スターリングにヌワネリを起用した。 後ろ重心のプレストンに対して立ち上がりからボールを握ってハーフコートゲームを展開するアーセナル。慣れないメンバー構成もあって序盤は効果的にフィニッシュまで持ち込めずにいたが、相手が守り慣れる前に得意のセットプレーからゴールをこじ開ける。 24分、相手陣内左サイド深くで得たFKの場面でキッカーのマルティネッリが高い弾道の浮き球のボールをファーに入れると、競り勝ったキヴィオルのヘディングの折り返しに反応したガブリエウ・ジェズスが右足ボレーシュートをニアへ突き刺した。 ジェズスの今季初ゴールによって先手を奪ったアーセナルは失点後も戦い方を変えない相手に対して、ボールを動かしながら冷静にゲームをコントロール。そして、33分にはボックス手前右で仕掛けたジェズスからショートパスを受けたヌワネリが左足の絶妙なコントロールシュートを左隅に突き刺し、貴重な追加点を挙げた。 実力通りの戦いぶりで余裕を持って試合を折り返したアウェイチームは、ティンバー、メリーノと連戦の選手をハーフタイムに下げてトーマス、ハヴァーツを後半頭から投入。立ち上がりこそホームチームの勢いを受け止める形となったが、時間の経過とともにゲームをコントロールしていく。 すると57分、セットプレーの二次攻撃からボックス手前左のキヴィオルが見事なクロスを供給すると、ゴール前にタイミング良く入ってきたハヴァーツがヘディングシュートを流し込み、決定的な3点目を奪った。 これで勝利を確信したアルテタ監督は、60分過ぎにマルティネッリとジンチェンコを下げてサカ、ルイス=スケリーを、80分過ぎにはヌワネリに代えてファーストチームデビューのヘヴンをピッチに送り込んだ。 以降はポジション奪取へゴールがほしいジェズスやスターリングが積極的な仕掛けを見せつつ、中盤や後ろはクリーンシートを意識した中、ホームチームの反撃を冷静に抑え込んだアーセナルは3-0のままクローズ。 この結果、格下相手に順当に勝ち切ったアルテタのチームが準々決勝進出を決めた。 プレストン 0-3 アーセナル 【アーセナル】 ガブリエウ・ジェズス(前24) イー・サン・ヌワネリ(前33) カイ・ハヴァーツ(後12) 2024.10.31 06:51 Thuニューカッスルの人気記事ランキング
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全選手変更でニューカッスルとの再戦に臨んだチェルシー敗戦【EFLカップ】
チェルシーは30日、EFLカップ(カラバオカップ)4回戦でニューカッスルとのアウェイ戦に臨み、0-2で敗れた。 3日前にプレミアリーグで戦った際にはチェルシーが2-1と競り勝っていた一戦。その試合のスタメンから全選手を変更。最前線にエンクンク、2列目に右からデューズバリー=ホール、フェリックス、ムドリクと形成した。 開始2分にジョエリントンにポスト直撃のシュートを打たれたチェルシー。守勢を強いられると、23分に先制される。自陣でボールを失ってイサクにゴールを許した。 イサクに2戦連発を許したチェルシーは3分後に追加点を献上。クイックリスタートのFKの流れから混戦を作られ、ディサジがオウゴールを許してしまった。 ハーフタイムにかけても反撃しきれなかったチェルシーは2点ビハインドで前半を終えた。 迎えた後半、オープンな展開で入った中、徐々にチェルシーが押し込む展開としていく。しかしシュートには持ち込めずニューカッスルの守備を攻略するには至らない。 75分にようやくスルーパスに抜け出したフェリックスに決定機もシュートは枠外だった。 84分にはオスラにポスト直撃のシュートを打たれたチェルシーは反撃しきれず敗戦。ニューカッスルとの再戦に敗れ、4回戦敗退となった。 ニューカッスル 2-0 チェルシー 【ニューカッスル】 アレクサンダー・イサク(前23) OG(前26) 2024.10.31 06:54 Thu2
ニューカッスル、今冬にPL9戦8発の左利きアタッカー獲得挑戦か
ニューカッスルが、ブレントフォードのカメルーン代表FWブライアン・エンベウモ(25)の獲得に動いているようだ。イギリス『テレグラフ』が報じている。 今冬の移籍市場でセンターバック、右ウイングを補強ポイントに定めるニューカッスルは、今シーズンのプレミアリーグで9試合8ゴールと圧巻の活躍を見せるレフティの獲得に動く構えだという。 ただ、プレミアリーグの利益と持続可能性に関する規則(PSR)に悩むクラブ事情によって、獲得へのハードルは高いという。 今夏の移籍市場でクリスタル・パレスのイングランド代表DFマーク・グエイの獲得に失敗したことで、その資金を今冬に投下できるかに思われたが、DFキーラン・トリッピアーやFWカラム・ウィルソンと高年俸のベテランの売却に失敗したことで、現時点で補強に使える資金は限られているという。 そのため、エンベウモ獲得にはその2選手やその他の高額な移籍金を見込める主力の売却によって資金を捻出する必要があるようだ。 2019年夏にトロワから当時チャンピオンシップ(イングランド2部)のブレントフォードに加入したエンベウモ。2020-21シーズンに主力としてプレミアリーグ昇格に貢献すると、以降の3シーズンもビーズの攻撃の主軸として活躍。昨シーズンは足首のケガで3カ月の離脱を強いられたが、プレミアリーグ25試合9ゴール6アシストと見事な数字を残した。 171㎝とサイズには恵まれていないものの、フィジカル能力が非常に高く、高精度の左足を駆使した打開力とスペースをアタックするランニングで、ボールのオン・オフに関わらず、相手に脅威を与えられる優れたアタッカーだ。 今夏の移籍市場を迎えるにあたってはステップアップ願望を公言しており、ニューカッスルが適切なオファーを掲示できれば、移籍の可能性は十分にあると思われるがはたして…。 2024.10.30 11:35 Wed3
ジャクソン&パーマー弾のチェルシーがニューカッスルに競り勝ってバウンスバックに成功【プレミアリーグ】
プレミアリーグ第9節、チェルシーvsニューカッスルが27日にスタンフォード・ブリッジで行われ、ホームのチェルシーが2-1で勝利した。 週明けのEFLカップ(カラバオ)でも対戦する6位のチェルシーと、9位のニューカッスルによる強豪対決。 前節は首位のリバプールに競り負け、開幕戦のマンチェスター・シティ戦以来となる今季2敗目を喫したチェルシー。直近のカンファレンスリーグではパナシナイコスとのアウェイゲームを4-1で完勝し、バウンスバックを果たした中、難敵相手のホームゲームでリーグ2戦ぶりの白星を狙った。マレスカ監督はリバプール戦から先発2人を変更。アダラビオヨとサンチョに代えてサスペンション明けのフォファナとペドロ・ネトを起用した。 対するニューカッスルは前節、ブライトンとのホームゲームで0-1の敗戦。接戦を落としてこちらも今季2敗目となった。敵地でバウンスバックを狙った一戦では先発2人を変更。ベンチ外のゴードンの代役にバーンズ、マーフィーに代えてアルミロンを起用した。 グストを右サイド、リース・ジェームズを左サイドに置く形で臨んだチェルシー。キックオフ直後から主導権争いが繰り広げられる中、4分にはギリギリで相手の背後に抜け出したパーマーがゴールネットを揺らすが、ここはVARの介入によって際どいオフサイド判定でノーゴールに。 以降も拮抗した展開が続くが、ホームチームの見事なロングカウンターが先制点をもたらす。18分、自陣ボックス付近で相手の攻撃を撥ね返すと、自陣ボックス手前でボールを引き取ったパーマーが反転から絶妙な縦パスを左サイドのスペースを狙うネトに通す。カバーに入ったDFのスライディングもかわしてボックス内に持ち込んだポルトガル代表の丁寧な折り返しを、最後はジャクソンが右足ダイレクトで難なく流し込んだ。 2度目の決定機をモノにしたチェルシーはここから主導権を掌握。ボールを動かしながら相手を揺さぶり、良い距離感で守備も行い相手にターンを渡さず。その流れでネトのミドルシュートなど追加点にも迫った。 一方、散発的にカウンターを繰り出すものの、攻め手を見いだせずにいたニューカッスルだったが、ワンチャンスを活かして同点に追いつく。32分、カウンターから中央を経由したボールが左サイドで背後を狙ったホールに繋がると、正確な左足クロスをゴール前に飛び込んだイサクが右足ワンタッチで流し込んだ。 良いリズムで試合を進めながらも一瞬の隙を突かれたチェルシーだが、試合の主導権は譲らない。以降も後方からの丁寧な組み立てと一発で背後を狙うミドルレンジのパスを組み合わせながら際どいシーンを作り出していく。だが、守護神ポープを中心に高い集中力で最後の際ではやらせないアウェイチームの堅守を再び崩すことはできず。1-1のイーブンで試合を折り返した。 しかし、後半立ち上がりにホームチームがいきなりゴールをこじ開ける。47分、中盤での連動したプレスからボールを奪い切ったラヴィアがフリーのパーマーに繋ぐと、そのままボックス内まで持ち込んでニア下へ左足シュートを突き刺した。 好調パーマーのゴールで勝ち越しに成功したチェルシーは、直後にもマドゥエケのクロスに反応したネトのポスト直撃のヘディングシュートなどで3点目に迫っていく。 何とか3失点目を凌いだニューカッスルも時間の経過とともにカウンターを起点に押し返し、イサクらがボックス内で仕掛けるシーンも増やしていく。 後半半ばを過ぎて両ベンチが積極的に動く。ビハインドを追うニューカッスルはアルミロン、バーンズの両翼を下げてウィロック、マーフィーを投入し、トナーリに代えてロングスタッフも投入。75分には競り合いを制したイサクがボックス内に持ち込んでGKまで外すビッグチャンスを迎えるが、ここはシュートとパスを逡巡してしまいr痛恨の決定機逸となった。 これに対してチェルシーはムドリクやエンクンクといったアタッカーに、ククレジャ、エンソ・フェルナンデスと主力をピッチに送り込んで逃げ切りを意識した戦い方にシフト。エンクンクを起点に作った決定機は相手の堅守に阻まれ、後半アディショナルタイムにエンクンクが得たPKも最終的に取り消しに。 結局、トドメの3点目を奪えなかったものの、最後まで集中した守備でアウェイチームの攻撃を撥ね返したチェルシーが、2-1で勝利。リーグ2戦ぶりの白星を挙げると共に、ニューカッスルとの連戦初戦をモノにした。 チェルシー 2-1 ニューカッスル 【チェルシー】 ニコラス・ジャクソン(前18) コール・パーマー(後2) 【ニューカッスル】 アレクサンダー・イサク(前32) <span class="paragraph-title">【動画】鮮やかカウンターからジャクソン&パーマーが決めた2ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">パーマーの見事なパスから<br>ペドロ・ネトが抜け出し<br>最後はジャクソンが仕上げて<br>チェルシーが先制<br><br>ジャクソンはプレミア直近14試合<br>14得点に関与(10G4A)<br><br>プレミアリーグ 第9節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%BC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#チェルシー</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%83%E3%82%B9%E3%83%AB?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ニューカッスル</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/sobAfnflLo">pic.twitter.com/sobAfnflLo</a></p>— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1850544787440779479?ref_src=twsrc%5Etfw">October 27, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">やっぱりこの男<br>パーマーのニアへのゴラッソ<br>チェルシーが勝ち越し<br><br>パーマー<br>今季リーグ戦7ゴール目<br><br>プレミアリーグ 第9節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%BC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#チェルシー</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%83%E3%82%B9%E3%83%AB?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ニューカッスル</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/gC6cJCMTOh">pic.twitter.com/gC6cJCMTOh</a></p>— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1850558252310044716?ref_src=twsrc%5Etfw">October 27, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.10.28 01:24 Mon4
「信じられないくらい素晴しかった」ニューカッスルを攻略したチェルシー、マレスカ監督は準備した戦い方での勝利に満足「何か違うことをしようとした」
チェルシーのエンツォ・マレスカ監督が、ニューカッスル・ユナイテッド戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 27日、プレミアリーグ第9節でチェルシーはホームにニューカッスルを迎えた。 前節はリバプール相手に敗れたチェルシー。連敗は避けたいところだったなか、18分にニコラス・ジャクソンがゴールを奪い先制に成功する。 しかし、32分にアレクサンダー・イサクのゴールで追いつかれることに。それでも後半早々の47分、コール・パーマーがネットを揺らし、2-1で勝利を収めた。 試合後、マレスカ監督はチームの戦い方を称え、しっかりと勝利を収められたことを喜んだ。 「今日のパフォーマンスには非常に満足している。ボールを持っている時、我々は信じられないくらい素晴らしかった」 「良いコンビネーションがいくつかあり、試合の準備の仕方はまさにそれだった。ボールを持っていない時、彼らは共に戦い、勝利にふさわしいことを証明した。これは重要なことだ」 この試合では、右サイドバックのリース・ジェームズを左サイドバックに配置。マロ・グストを右に置くと、中盤でもコール・パーマーをトップ下ではなく左サイドに配置するなど、選手の配置に変更を加えていた。 「我々は何か違うことをしようとした。リースを左サイドに、コールを今シーズン初めて左サイドに移動させた。その理由は、サイドから攻撃を仕掛けるためだが、もっと大きな理由はマロを右サイドに置いたことだ。結果的にとても上手くいった」 また、チームとしてカウンターではなく、ボールをしっかりと保持し、ポゼッションしてから戦うことを選択した理由についても言及。ニューカッスルに隙を与えないための戦い方だったと明かした。 「問題は、素早い攻撃をすれば、素早い攻撃を相手にも許してしまうということだ。それは我々の考えではないし、我々のサッカーでもない」 「今日は片側にペドロ(・ネト)、もう片側にノニ(・マドゥエケ)、ポケットにはコール(・パーマー)、マロ(・グスト)、そしてニコ(ニコラス・ジャクソン)がいた。彼らはパスを回すのも上手く、ファイナルサードにやってきてゴールを決めることもできる」 「このような試合では、攻撃する前に15回か20回のパスをする必要がある。2回のパスで攻撃したい場合、距離が長いので、相手はボールを回収し、問題を起こしたりもできる」 「だから、私が『落ち着いて、落ち着いて、落ち着いて、パスを出して』と叫んでいたのは、アップダウンする試合にしたら、相手に全てを破壊されてしまうからだった」 <div style="text-align:center;" id="cws_ad"><hr /><a href="https://www.video.unext.jp/lp/football_pack?adid=XXX&utm_medium=a_n&utm_campaign=a_n&cid=D34327&utm_source=seesawgame_ultrasoccer&utm_term=ultrasoccer&rid=SG00003" target="_blank">プレミアリーグを見るなら<br />「U-NEXTサッカーパック」がお得!!</a><hr /></div> <span class="paragraph-title">【動画】変化を加えたチェルシーがニューカッスルを下す!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="22bVlnFMB4c";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> <div style="text-align:center;" id="cws_ad"><hr /><a href="https://www.video.unext.jp/lp/football_pack?adid=XXX&utm_medium=a_n&utm_campaign=a_n&cid=D34327&utm_source=seesawgame_ultrasoccer&utm_term=ultrasoccer&rid=SG00003" target="_blank">プレミアリーグを見るなら<br />「U-NEXTサッカーパック」がお得!!</a><hr /></div> 2024.10.28 10:55 Mon5