「新しい歴史を作る」プレミアリーグに挑戦する鎌田大地、クリスタル・パレス移籍の理由の1つは「監督からの信頼を感じられた」
2024.07.11 13:05 Thu
日本代表MF鎌田大地がクリスタル・パレスでのファーストインタビューに応じ、移籍の決め手や意気込みを語った。
当初はラツィオに残留する予定だったが、クラブとの交渉がまとまらずに退団。1日にクリスタル・パレスとの2年契約が発表されていた。
今シーズン4人目の日本人プレミアリーガーとなった鎌田。すでにチームに合流している中、クラブの最初のインタビューに応じ、改めて加入の感想を語った。
楽しみにしているという鎌田は、ブンデスリーガ、セリエAに続いてプレミアリーグに挑戦。ラ・リーガを含めた4大リーグのうちの3つ目のリーグに挑戦となる。
「プレミアリーグが一番競争力の高いリーグということはサッカーをしている誰もが分かっていると思うし、そういう中で4大リーグと言われている中の2つのリーグでプレーすることができて、自分自身がプレミアリーグという世界最高のリーグでどれだけできるのかが楽しみで、しっかり今まで培ってきたものをチームに良い影響を与えられるようにやっていきたいです」
自身の特徴を出していきたいという鎌田。すでにチャンピオンズリーグやヨーロッパリーグでプレーし、プレミアリーグのクラブ相手にゴールも記録している。
ただ「正直にいって、なんとも思っていないというか、その時にチームを僕のゴールで勝たせたり、その時在籍していたチームのための結果がついてきていたので、どこ相手に決めたというよりは、チームを少しでも助けられていることは選手として嬉しいことです」と語り、どの相手に決めたというよりも、チームに貢献できたことを考えていると語った。
数多くのオファーは2023年夏にも舞い込み、今夏もオファーが複数あった中でクリスタル・パレスを選択した。その決断には、フランクフルト時代の恩師の存在が大きかったという。
「オリバー・グラスナー監督の存在が1番の理由の1つです。僕自身が試合に出られていない時期から常に声をかけてくれて、メッセージもくれて、色々なやりとりをした中で、監督からの信頼というのも感じ取ることができました」
「クリスタル・パレスはたくさんのタレントがいて、監督が就任した昨シーズンは凄く良い成績も残していると思います。このチームで新しい歴史を作りたいということを言われて、そのプロジェクトが凄く自分に合っていると思いますし、新しい歴史をクリスタル・パレスのために作れたら良いなと思ったことが理由です」
恩師を信頼しての移籍となった鎌田。グラスナー監督については「僕自身が監督とたくさんのコミュニケーションを取るタイプではないですが、フランクフルトの時から彼が求めていることは、ピッチの上で表現できていたと思います。凄く信頼してくれていることを感じますし、彼とは2年間という短い時間でしたが、彼との関係性も良い時と悪い時がありましたが、まず監督としても素晴らしいですが、1人の人間としてリスペクトできる存在です」と、人間性をリスペクトしているという。
今シーズンの目標については「プレミアリーグでは来年のヨーロッパの大会の出場権獲得が1つの大きな目標になると思うので、貢献できればと思います」と語り、「僕自身はドイツでやっている時もカップ戦でフランクフルトが飛躍できましたが、そういう部分でクリスタル・パレスもカップ戦ではタイトルが獲れるチャンスだと思うので、大きなタイトルを獲ることを目標としてやっていきたいです」と、カップ戦でのタイトル獲得を目指すとした。
自身のプレーについては「自分の強みを説明することはいつも難しいんですが、監督が求めていることをピッチ上でしっかりと表現できることが強みだと思いますし、チームのことにやれることは僕だけではなく日本人としての強みだと思います」と語り、「中盤の選手としてはゴールやアシストが他の選手よりはできると思うので、そういった部分でチームを助けられたらと思います」と数字を残すことを掲げた。
そんな鎌田はクリスタル・パレスのファンに向けてメッセージ。プレミアリーグ全体の盛り上がりもさることながら、クラブを支える熱狂的なファンに向けて活躍を誓った。
「楽しみにしていますし、イングランドのプレミアリーグの雰囲気はドイツだったりイタリアとは違うので、ピッチに立ってみないとどういう雰囲気かはなかなか分からないです」
「今まで現地でプレミアリーグの試合を僕が観た限り、どのスタジアムも凄く良い雰囲気でしたし、ホームは凄い雰囲気になると思うので、素晴らしいスタジアム、素晴らしいファンの前でプレーできるというのは自分が子供のことから夢見たことで、とても楽しみにしている」
「クリスタル・パレスのファンの皆さんがとても熱狂的で素晴らしいことは理解しているので、ファンの皆さんに認めてもらえるような活躍ができればと思います。応援よろしく思います」
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鎌田はサガン鳥栖、フランクフルト、シント=トロイデンでプレーし、2023年夏にフランクフルトからラツィオへと完全移籍。セリエAに挑戦した。なかなか馴染むことができなかった中、マウリツィオ・サッリ監督の下では出番が限られることとなり、構想外状態に。しかし、イゴール・トゥドール監督が就任すると、レギュラーに復活し、パフォーマンスも上昇を果たした。今シーズン4人目の日本人プレミアリーガーとなった鎌田。すでにチームに合流している中、クラブの最初のインタビューに応じ、改めて加入の感想を語った。
「ここに来るというのが決まってから発表まで時間がかかりましたし、やっとイギリスに来て、クリスタル・パレスのグラウンドに来て、チームメイトに会えてやっと新しい挑戦ができるなというワクワク感と楽しみな気持ちがあります」
楽しみにしているという鎌田は、ブンデスリーガ、セリエAに続いてプレミアリーグに挑戦。ラ・リーガを含めた4大リーグのうちの3つ目のリーグに挑戦となる。
「プレミアリーグが一番競争力の高いリーグということはサッカーをしている誰もが分かっていると思うし、そういう中で4大リーグと言われている中の2つのリーグでプレーすることができて、自分自身がプレミアリーグという世界最高のリーグでどれだけできるのかが楽しみで、しっかり今まで培ってきたものをチームに良い影響を与えられるようにやっていきたいです」
自身の特徴を出していきたいという鎌田。すでにチャンピオンズリーグやヨーロッパリーグでプレーし、プレミアリーグのクラブ相手にゴールも記録している。
ただ「正直にいって、なんとも思っていないというか、その時にチームを僕のゴールで勝たせたり、その時在籍していたチームのための結果がついてきていたので、どこ相手に決めたというよりは、チームを少しでも助けられていることは選手として嬉しいことです」と語り、どの相手に決めたというよりも、チームに貢献できたことを考えていると語った。
数多くのオファーは2023年夏にも舞い込み、今夏もオファーが複数あった中でクリスタル・パレスを選択した。その決断には、フランクフルト時代の恩師の存在が大きかったという。
「オリバー・グラスナー監督の存在が1番の理由の1つです。僕自身が試合に出られていない時期から常に声をかけてくれて、メッセージもくれて、色々なやりとりをした中で、監督からの信頼というのも感じ取ることができました」
「クリスタル・パレスはたくさんのタレントがいて、監督が就任した昨シーズンは凄く良い成績も残していると思います。このチームで新しい歴史を作りたいということを言われて、そのプロジェクトが凄く自分に合っていると思いますし、新しい歴史をクリスタル・パレスのために作れたら良いなと思ったことが理由です」
恩師を信頼しての移籍となった鎌田。グラスナー監督については「僕自身が監督とたくさんのコミュニケーションを取るタイプではないですが、フランクフルトの時から彼が求めていることは、ピッチの上で表現できていたと思います。凄く信頼してくれていることを感じますし、彼とは2年間という短い時間でしたが、彼との関係性も良い時と悪い時がありましたが、まず監督としても素晴らしいですが、1人の人間としてリスペクトできる存在です」と、人間性をリスペクトしているという。
今シーズンの目標については「プレミアリーグでは来年のヨーロッパの大会の出場権獲得が1つの大きな目標になると思うので、貢献できればと思います」と語り、「僕自身はドイツでやっている時もカップ戦でフランクフルトが飛躍できましたが、そういう部分でクリスタル・パレスもカップ戦ではタイトルが獲れるチャンスだと思うので、大きなタイトルを獲ることを目標としてやっていきたいです」と、カップ戦でのタイトル獲得を目指すとした。
自身のプレーについては「自分の強みを説明することはいつも難しいんですが、監督が求めていることをピッチ上でしっかりと表現できることが強みだと思いますし、チームのことにやれることは僕だけではなく日本人としての強みだと思います」と語り、「中盤の選手としてはゴールやアシストが他の選手よりはできると思うので、そういった部分でチームを助けられたらと思います」と数字を残すことを掲げた。
そんな鎌田はクリスタル・パレスのファンに向けてメッセージ。プレミアリーグ全体の盛り上がりもさることながら、クラブを支える熱狂的なファンに向けて活躍を誓った。
「楽しみにしていますし、イングランドのプレミアリーグの雰囲気はドイツだったりイタリアとは違うので、ピッチに立ってみないとどういう雰囲気かはなかなか分からないです」
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クリスタル・パレスは30日、ビラ・パークで行われたEFLカップ(カラバオカップ)4回戦でアストン・ビラと対戦し、2-1で勝利。ベスト8進出を決めた。MF鎌田大地は前半18分から途中出場し、決勝点を記録した。 直近のプレミアリーグでトッテナム相手に今シーズンのリーグ戦初勝利を収めて勢いにのるイーグルスは、チャンピオンズリーグとプレミアリーグで好調を維持するアストン・ビラとのタフなアウェイゲームでベスト8進出を狙った。 トッテナム戦の良い流れを継続する入りを見せたパレスは、開始8分に右サイド深くでムニョスが上げた正確なクロスをエゼがヘディングで合わせて先制に成功する。 だが、その先制点のスコアラーは筋肉系のトラブルによってプレー続行不可能となり、18分に鎌田がスクランブル投入された。その鎌田は23分に中盤でボールを失うと、そこからのカウンターでベイリーの折り返しに反応したデュランにシュートを決められてしまう。 さらに、追いつかれたアウェイチームはウォートンが前半半ばに負傷し、シュラップの投入も余儀なくされた。それでも、守勢の前半を凌いだチームは1-1のイーブンで試合を折り返した。 後半も守勢の展開が続いたが、その窮地で日本代表がチームを救う。64分、相手のゴールキックからのビルドアップに圧力をかけたパレスはジエゴ・カルロスの縦パスをボックス手前左で鎌田がカット。そのままペナルティアーク付近まで持ち込んで右足の正確なグラウンダーシュートをゴール左隅に突き刺し、2回戦のノリッジ・シティ戦以来となる今季EFLカップ2点目とした。 鎌田のゴールで勝ち越しに成功したパレスはここから重心を後ろにおいて逃げ切り態勢に。これに対して、カップ戦のプライオリティーはさほど高くないアストン・ビラは、週末のトッテナム戦も意識してか、後半半ば過ぎの3枚替えもヤングら若手を投入。 後半終盤にかけてはホームの熱狂的な後押しを活かしてアストン・ビラがリスクを犯した攻めを見せたが、ワトキンスやロジャーズを欠く攻撃に対してパレスは集中した守備で応対。そして、このままリードを守り切ったグラスナー率いるチームが勝ち切り、公式戦連勝と共にベスト8進出を決めた。 アストン・ビラ 1-2 クリスタル・パレス 【アストン・ビラ】 ジョン・デュラン(前23) 【クリスタル・パレス】 エベレチ・エゼ(前8) 鎌田大地(後19) 2024.10.31 07:50 Thu4
スパーズvsユナイテッドに2つの日本人対決、EFLカップ準々決勝の対戦カード決定!
EFLカップ(カラバオカップ)準々決勝の組み合わせ抽選が30日に行われた。 超過密日程が続く中で行われた4回戦は優勝候補筆頭のマンチェスター・シティがトッテナムに、アストン・ビラがクリスタル・パレスとのプレミアリーグ勢対決に敗れて敗退。また、ブライトンvsリバプール、ニューカッスルvsチェルシーの強豪対決はリバプール、ニューカッスルが制している。 さらに、シェフィールド・ウェンズデイ、ストーク・シティ、プレストン・ノースエンドとチャンピオンシップ(2部)の3チームもプレミア勢に屈して敗退となった。 今回決定した準々決勝ではトッテナムが前ラウンドに続きマンチェスター・ユナイテッドというマンチェスター勢との連戦に。ディフェンディングチャンピオンで遠藤航を擁するリバプールは、菅原由勢の所属するサウサンプトンとの対戦が決定。 冨安健洋を擁するアーセナルは鎌田大地のクリスタル・パレスと、ニューカッスルはブレントフォードとの対戦が決まった。 なお、準々決勝は12月第3週のミッドウィークに開催予定だ。 ◆EFLカップ準々決勝 対戦カード トッテナム vs マンチェスター・ユナイテッド アーセナル vs クリスタル・パレス ニューカッスル vs ブレントフォード サウサンプトン vs リバプール 2024.10.31 08:11 Thu5