“ジョージアの壁” 23歳GKママルダシュヴィリ獲得へニューカッスルが本腰か

2024.05.21 19:35 Tue
ジョージア代表GKギオルギ・ママルダシュヴィリ(23)
Getty Images
ジョージア代表GKギオルギ・ママルダシュヴィリ(23)
ジョージア代表GKギオルギ・ママルダシュヴィリ(23)を巡る状況が、夏が近づくにつれて混沌としてきた。

今夏ユーロ初出場・ジョージア代表の絶対的守護神、ママルダシュヴィリ。21-22シーズンにディナモ・トビリシからラ・リーガはバレンシアへ加入し、すぐに定位置を掴んだ23歳だ。

その実力はラ・リーガファンを中心に、すでに多くの人が知るところ。今季のリーグ戦では、近年下降線を辿っていたバレンシアで、出場停止1試合を除き全て出場…クラブが古豪の体裁を保つに相応しいパフォーマンスを披露する。
それに伴い、ヤン・オブラクの売却を念頭におくアトレティコ・マドリーニック・ポープに競争力を持たせたいニューカッスルなど、トップクラブからの関心が明るみに。

スペイン『Relevo』によると、ニューカッスルはママルダシュヴィリ獲得を現実味のある強化プランとして持っており、ここ1カ月は本人とも頻繁に連絡を取り合っているという。
バレンシアの要求額は4000万ユーロ(約67億8000万円)で、ニューカッスルの初期提案は2500万ユーロ(約42億4000万円)。諸々含めると3000万ユーロ(約50億9000万円)を超えるが、バレンシアの要求には届いていない。

ママルダシュヴィリ本人はというと、19日に行われた今季ホーム最終戦・ジローナ戦後、ファンに対して別れを告げるかのようなジェスチャーをしたとのこと。

いかんせんバレンシアの選手であるため、去就の鍵を握るは悪名高きオーナー、ピーター・リム氏の意向か。ユーロ2024で市場価値が変動する可能性もあり、4000万ユーロの要求をどのタイミングまで維持するかもポイントとなるだろう。

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久保建英が今季2点目!新加入FWオスカールソンの移籍後初弾を含むドブレーテなどでソシエダが完勝!【ラ・リーガ】

久保建英の所属するレアル・ソシエダは28日、ラ・リーガ第8節でバレンシアと対戦し3-0で勝利した。久保は85分までプレーし、8分に今季2点目を記録している。 公式戦6試合勝利のないソシエダが、今季2勝目を目指すバレンシアをホームに迎えた一戦。 ミッドウィークに行われたヨーロッパリーグ(EL)リーグフェーズ第1節のニース戦を1-1のドローに終わったソシエダが、その試合からスタメンを6人変更。ブライス・メンデスやオドリオソラ、パチェコらに代えて久保やスチッチ、セルヒオ・ゴメスらをスタメンで起用した。 試合は早い時間にスコアが動く。8分、サイドチェンジを左サイドで受けたバレネチェアのスルーパスからセルヒオ・ゴメスがボックス左まで侵入すると、ダイレクトクロスを逆サイドから走り込んだ久保が左足のダイレクトシュートをゴールに流し込んだ。 久保の今季2点目で先制したソシエダは、31分にもセルヒオ・ゴメスとのパス交換で右サイドからカットインした久保のラストパスからボックス左に走り込んだバレネチェアがダイレクトシュートを放ったが、これはわずかにゴール右に外れた。 さらに38分には、敵陣右サイドで獲得したFKからセルヒオ・ゴメスがクロスを供給すると、ゴール前に抜け出したアゲルドが右足ボレーで合わせたが、これはクロスバーを直撃した。 1点リードで前半を終えたソシエダは、60分にバレネチェアとオヤルサバルを下げてオスカールソンとトゥリエンテスを投入。すると75分、味方のパスでボックス左に侵入したハビ・ロペスの折り返しにオスカールソンが飛び込むも、シュートは相手GKがブロック。さらにこぼれ球をトゥリエンテスが詰めたが、シュートは枠に上に外れた。 追加点のチャンスを逃したソシエダだったが、80分に待望の瞬間が訪れる。セルヒオ・ゴメスのスルーパスからDFの裏に抜け出したブライス・メンデスがボックス右から侵入。相手GKとDFをを引きつけて左アウトサイドでラストパスを送ると、逆サイドを並走したオスカールソンがワンタッチでゴールネットを揺らした。 85分にお役御免となった久保を下げたソシエダは、試合終了間際の93分にもオスカールソンがゴールネットを揺らし、3-0で完勝。ソシエダは今季ホームで初勝利となる公式戦7試合ぶりの白星を飾った。 レアル・ソシエダ 2-0 バレンシア 【レアル・ソシエダ】 久保建英(前8) オーリ・オスカールソン(後35) オーリ・オスカールソン(後48) <span class="paragraph-title">【動画】久保の今季2点目でソシエダが先制!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">久保 建英<br>ラ・リーガ6試合ぶりのゴールで<br>ラ・レアルが先制!<br>今シーズン2点目<br><br>ラ・リーガ 第8節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AC%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%BD%E3%82%B7%E3%82%A8%E3%83%80?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#レアル・ソシエダ</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%90%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%82%A2?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#バレンシア</a><br><br><a href="https://t.co/RQUF2JreQA">https://t.co/RQUF2JreQA</a> <a href="https://t.co/90X885QWkE">pic.twitter.com/90X885QWkE</a></p>&mdash; U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1840070432508260593?ref_src=twsrc%5Etfw">September 28, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.29 03:35 Sun
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コンテ新監督たっての希望? ケフラン・テュラム獲得へナポリが本腰か

ナポリがU-23フランス代表MFケフラン・テュラム(23)の獲得へ本腰か。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 偉大なるリリアン・テュラム氏の次男、ケフラン・テュラム。今季は兄マルクスが若い日の父も躍動したイタリアでセリエA優勝を成し遂げ、ケフランもこれに続けと言わんばかりにビッグクラブ移籍の噂が存在する。 昨年父と兄に続いてA代表デビューを飾ったなか、現在はパリ五輪を控えたU-23代表候補に選出され、順当に行けば本大会行き当確か。 その最中、自身の生まれ故郷でもあるイタリアでは、アントニオ・コンテ新監督を迎えたナポリがケフランに対する関心を強めているといい、これは指揮官たっての希望だという。 現ナポリの中盤を支える1人はスロバキア代表MFスタニスラブ・ロボツカだが、どうやらコンテ新監督が自らのサッカーに合致しないタイプだと捉えた模様。若くてフィジカル能力に長けたケフランをご所望のようだ。 ケフランと現所属ニースの契約は25年6月までとなっており、5年間所属する選手側に延長の意志なし。本来、今夏望んでいたのはパリ五輪よりもユーロ2024…ステップアップの意向が強まっているとされる。 なお、イタリアではケフランに関心を寄せるクラブが多数。兄が所属するインテル、父の古巣ユベントス、そしてミラン…ただ、いずれも代替案としてのケフランで、最も関心度合いが高いのがナポリとされている。 また、ナポリはケフランの代替案として、バレンシアのU-21スペイン代表MFハビ・ゲラ(21)をリストアップしているとのことだ。 2024.06.05 20:35 Wed

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