「来年は絶対にやらない」イングランド代表を指揮したサウスゲイト氏、監督業はしばらく休むことに「ハーバード大学から講演の依頼が」

2024.10.10 22:30 Thu
イングランド代表を8年指揮したサウスゲイト氏
Getty Images
イングランド代表を8年指揮したサウスゲイト氏
イングランド代表をユーロ2024まで指揮していたガレス・サウスゲイト氏(54)が、2025年は監督をしないと明言した。イギリス『BBC』が伝えた。

現役時代はイングランド代表としてもプレーしたサウスゲイト氏。2016年9月にイングランド代表の監督に就任した。

今年7月から行われたユーロ2024でも指揮を執った中、スペイン代表との決勝で敗れて準優勝。大会後に辞任した。
ユーロでは2大会連続で決勝進出、2018年のロシア・ワールドカップ(W杯)ではベスト4。2022年のカタールW杯ではベスト8という成績を残していた中、去就をめぐっては様々な噂があがっている。

今にも解任される可能性もあるエリク・テン・ハグ監督の後任としてマンチェスター・ユナイテッドの監督就任も噂されているが、今は監督をやるつもりがないと明言した。
「来年は絶対に監督はやらない。それは確かだ。良い決断を下すには、自分自身に時間を与える必要がある」

「本当に大役を終えた時は、身体に時間を与え、心に時間を与える必要がある。人生を楽しんでいるので、急ぐ必要はない」

9日には、昨シーズン限りでリバプールの監督を退任し、ドイツ代表監督などの就任も噂されたが、「レッドブル」のグローバルフットボール部門の責任者に就任した。

サウスゲイト監督も監督業以外のオファーが色々あるとのこと。人生を楽しんでいきたいとした。

「幸運なことに、様々なチャンスが目の前に現れている。サッカーのビジネス面は、本当に興味深い。ハーバード大学で講演されるように招待され、人生にはエキサイティングな経験がたくさんある」

「私は54歳で、これからの10年、15年間の人生を楽しみ、やる気に満ち溢れた人生を送りたいと思っている。最も重要なことは、自分自身に良い決断を下す時間を与えることだ」

なお、代表チームは他の国を指揮するつもりはないとのこと。一方で、クラブの指揮をとる上では、大事なことがあり、慎重になると語った。

「クラブ全体が全てのことにおいて一致していなければ、クラブでは成功できない」

「また、おそらくより賢い人々が役員室に座り、コーチ陣は思っているよりも使い捨てにされていることを知っている」

「監督というのは、自分が最も重要な人物だと思っている。私は8年間、この国の全ての役員室に座り、自分がこの全体の中ではほんの一部に過ぎないことを理解した」

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「まだ改善の余地がある」連勝スタートも気を引き締めるトゥヘル監督…「少し幸運だった」ベリンガム交代理由も説明

新指揮官就任から連勝スタートを飾ったイングランド代表のトーマス・トゥヘル監督だが、チームにさらなる改善を求めた。 イングランドは24日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)欧州予選グループK第2節でラトビア代表と対戦し、3-0で快勝した。 2-0で勝利した初陣のアルバニア代表戦から先発4人を変更して臨んだホームゲーム。前半は後ろ重心のアウェイチームの堅守を前に攻めあぐねたが、前半38分にDFリース・ジェームズが代表初ゴールとなる見事な直接FKを決めて先制に成功。 1点リードで折り返した後半も守備的な戦い方を継続した相手に苦戦も、68分にFWハリー・ケインの2試合連続ゴール。76分には途中出場のMFエベレチ・エゼに代表初ゴールが生まれ、終わってみれば3-0の勝利となった。 同試合後、ドイツ人指揮官は「簡単な試合ではなかった」とピンチこそなかったものの、攻撃面で手を焼いた一戦を振り返った。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。 「まだ改善の余地がある」 「しかし、クリーンシートでの2連勝。相手に大きなチャンスを作らせなかったという部分では、多くのポジティブな点がある。チャンスをモノにするにはフリーキックが必要だった。姿勢、エネルギー、意欲に満足している。それがあれば必ずや勝利できる」 また、先制点をチームにもたらしたチェルシー時代の教え子については「彼のキックとクオリティが素晴らしいことはわかっていた」とその活躍に目を細めた。 「彼は自分のパフォーマンスに誇りと喜びと満足を感じる権利がある。彼は素晴らしい状態だ。招集したとき、彼がそれほど多くの試合に出場していないことはわかっていたが、それはケガのせいではないこともわかっていた。彼ら(チェルシー)は彼を大事にし、管理していた。彼はシャープで体調も良く、クオリティに関して疑いの余地はない」 さらに、フル出場で2点目の起点となるなど攻撃の起点として機能したFWモーガン・ロジャーズについては「全体的に彼に満足している」とそのパフォーマンスを評価。 トップ下とサイドと2つのポジションでの起用となったなか、「我々が優勢な試合では、サイドでプレーする方が彼には向いていると思う。彼をサイドに配置すると、より自由を感じ、ダイナミックな動きを身につけることができる。ハーフスペースよりも少しだけスペースがあった。選手のことや試合のことを学ぶことができるので興味深いし、それは良いことだ」と、今後に向けて自身にとっても選手にとっても良いトライになったと感じている。 一方で、後半半ばにベンチへ下げたMFジュード・ベリンガムに関しては「我々は少し幸運だった」と、2枚目の警告で退場の可能性も十二分にあり得た状況のなかでリスク回避のために交代させたことを認めている。 「ジュード・ベリンガムの状況では、何が起きてもおかしくなく、突然イエローカードやレッドカードが出る可能性がある」 「そうなるとすべてがひっくり返る可能性があり、ベンチから交代を決めた。ただ、最初のイエローカードはちょっと厳しかったと思う」 「一方で、2枚目(後半序盤のアフターチャージ)はイエローカードになる可能性があった。彼にとって厳しかったが、すぐに交代させた」 「私の見立てでは、少し疲労もあったと思う。だが、(退場の)リスクを冒したくなかったから彼を交代させた」 2025.03.25 14:10 Tue
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「プレーできて嬉しい」鮮やかFK弾のR・ジェームズ、代表でのプレーに喜び「この2年半はフラストレーションだったけど…」

チェルシーのDFリース・ジェームズが、久々に招集されたイングランド代表での活躍を喜んだ。イングランドサッカー協会(FA)が伝えている。 ジェームズは24日に行われた2026年北中米ワールドカップ(W杯)欧州予選グループK第2節のラトビア戦で先発。チェルシーで度重なる負傷に苦しめられていた選手にとって、これが2023年以来となる代表戦スタメンだった。 久々の舞台で、ジェームズは38分にFKを直接叩き込み先制点を記録する活躍を披露。トーマス・トゥヘル監督が新たに率いるチームはその後も相手を圧倒し、3-0の完勝を収めている。 試合後、ジェームズは久々の代表でのプレーに喜びを露わにしつつ、チェルシーでも仕事を共にしたトゥヘル監督と共に目標を成し遂げたいと意気込んだ。 「(最後に代表でプレーしてから)長い時間が経ったよ。この2年半はフラストレーションが溜まっていたから、再び代表に招集されて、プレーできて嬉しかった」 「(得点シーンは)壁を見て、曲げて決められると感じたんだ。そしてありがたいことに、ゴールネットにボールを入れることができた。入った時は驚いたよ。GKに止められるかもしれないとは思ったけど、リプレイを見るとそれは難しかったようだ」 「監督の考えは明確で、彼が来た瞬間から目標は設定されていた。僕たちには1つの目標があり、それはこの代表ウィークから始まったんだ。それをワールドカップまでに構築し続けなければならない」 2025.03.25 12:20 Tue

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