クラシコ以来、今季リーグ2敗目喫したアンチェロッティ監督「我々は前進し続けなければならない」
2024.12.05 10:06 Thu
レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が、エル・クラシコ以来となるリーグ2敗目を悔やんだ。
ここから反撃に転じると、67分にはセットプレーでGKフレン・アギレサバラのパンチングでのファウルを受けたDFアントニオ・リュディガーがPKを獲得。前節のヘタフェ戦ではMFジュード・ベリンガムにPKを譲っていたが、この試合ではFWキリアン・ムバッペが再びキッカーに。だが、右を狙ったシュートはアギレサバラに完全に読まれて失敗。リバプール戦に続く痛恨の決定機逸となった。
78分にはムバッペの強烈なミドルシュートのこぼれ球をベリンガムが押し込んで同点に追いついたが、80分には自陣のゴール方向へのドリブルでプレス回避を試みたMFフェデリコ・バルベルデがFWゴルカ・グルセタにボールを奪われ、そのままボックス内に持ち込まれて右足シュートを決められた。
1-2の敗戦後、アンチェロッティ監督は2度のビハインドを背負った試合展開のなかで、自分たちが勝ち点3に値したとは考えていないものの、少なくとも勝ち点1を得られた内容だったとエル・クラシコ以来のリーグ敗戦を悔やんだ。クラブ公式サイトが指揮官のコメントを伝えている。
「難しい試合だった。接戦で、非常に競争が激しく、厳しい戦いだった。同点に追いついたときは、試合をコントロールすることに集中できたが、些細な点が敗因となった」
「PKを外したが、得点できるかどうかはわからないもので、その点を基準に試合を評価することはできない。ムバッペは動揺し、がっかりしているが、我々は前進し続けなければならない」
「互角の試合だった。アスレティックはホームでは非常に危険なチームだ。我々はよく戦い、懸命に戦った。両チームのパフォーマンスを考えれば、引き分けでも妥当な結果だっただろう」
「前半は我々の守備は堅実だったが、ボールの扱いはもっとうまくできたはずだ。チャンスをあまり作れなかった。後半は少し良くなり、チャンスも増えた。我々はまだ混戦状態にあり、今夜はもっと良い結果が出せたはずだ。我々は土曜の試合に向けて努力を続けるつもりだ」
また、リバプール戦に続いて同点のチャンスを逃したムバッペのPK失敗を受け、イタリア陣指揮官にはPKに関する質問が相次いだ。
チームとしてメインキッカーは負傷で不在のFWヴィニシウス・ジュニオールであることを明言しつつも、キッカーの選択を含めてムバッペを擁護している。
「我々にとってPKで力を発揮するのは通常ヴィニシウスだ。我々にはPKキッカーが3人いる。ヴィニシウス、ムバッペ、ベリンガムだ」
「これはフットボールの一部であり、2人とも話した。彼(ムバッペ)は責任を取って前進したが、計画通りにはいかなかった。しかし、それがフットボールであり、こういうことは起こるものだ」
「ムバッペに適応する時間を与えなければならない。彼はすでに10ゴールを決めており、改善するためにできる限りのことをしている」
また、1-1の状況での軽率なミスで2失点目に関与したバルベルデに対しては、サポートの姿勢を示したファンを「素晴らしかった」と称賛しつつ、ムバッペ同様に次の試合に向けて切り替えることが重要だと語った。
「バルベルデは落ち込んでいて、キリアンもがっかりしている。彼はミスを犯したが、それにこだわるべきではない。これは単なるミスであり、フットボールではよくあることであり、次の試合に目を向けなければならない」
一方で、10月からの2カ月間で公式戦5敗を喫しているチームの現状に関しては自身の采配を含めチームとしてしっかりと改善していく必要があると反省の弁を述べた。
「こんなに短期間に5試合負けたのはおかしな感じだ。最近の試合ではいくつかの点で改善したが、昨年ほど安定していない。これは非常に重要で、改善に取り組まなければならない。ここ2回の敗戦は、非常に厳しいアウェイのグラウンドでのものだった。これからプレーヤー正しい状態へ戻して、改善していくつもりだ。それは間違いない」
今回の敗戦によって再び自力での首位奪還の可能性が潰えたエル・ブランコは、7日に敵地で行われるジローナ戦でバウンスバックの勝利を目指す。
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リーグ3連勝によって1試合未消化のなか、首位のバルセロナとの勝ち点差を1ポイントに縮めた2位のマドリー。前倒し開催となったラ・リーガ第19節では、得意とするアスレティック・ビルバオ相手のアウェイゲームで4連勝を目指した。前半はボールを保持したものの、ホームチームの堅固な守備に苦戦。失点こそ免れたものの、停滞感が漂うなかでハーフタイムを迎えた。すると、後半は立ち上がりの53分にGKティボー・クルトワが難しい対応となったクロスを何とかはじき出したが、こぼれに詰めたMFアレックス・ベレンゲルに押し込まれて失点。78分にはムバッペの強烈なミドルシュートのこぼれ球をベリンガムが押し込んで同点に追いついたが、80分には自陣のゴール方向へのドリブルでプレス回避を試みたMFフェデリコ・バルベルデがFWゴルカ・グルセタにボールを奪われ、そのままボックス内に持ち込まれて右足シュートを決められた。
その後、何とか勝ち点1でも持ち帰るべく反撃を試みたが、守りに入ったアスレティック相手に2度目のゴールはならず。ラ・リーガでは9年9カ月ぶりとなる対アスレティックの黒星となった。
1-2の敗戦後、アンチェロッティ監督は2度のビハインドを背負った試合展開のなかで、自分たちが勝ち点3に値したとは考えていないものの、少なくとも勝ち点1を得られた内容だったとエル・クラシコ以来のリーグ敗戦を悔やんだ。クラブ公式サイトが指揮官のコメントを伝えている。
「難しい試合だった。接戦で、非常に競争が激しく、厳しい戦いだった。同点に追いついたときは、試合をコントロールすることに集中できたが、些細な点が敗因となった」
「PKを外したが、得点できるかどうかはわからないもので、その点を基準に試合を評価することはできない。ムバッペは動揺し、がっかりしているが、我々は前進し続けなければならない」
「互角の試合だった。アスレティックはホームでは非常に危険なチームだ。我々はよく戦い、懸命に戦った。両チームのパフォーマンスを考えれば、引き分けでも妥当な結果だっただろう」
「前半は我々の守備は堅実だったが、ボールの扱いはもっとうまくできたはずだ。チャンスをあまり作れなかった。後半は少し良くなり、チャンスも増えた。我々はまだ混戦状態にあり、今夜はもっと良い結果が出せたはずだ。我々は土曜の試合に向けて努力を続けるつもりだ」
また、リバプール戦に続いて同点のチャンスを逃したムバッペのPK失敗を受け、イタリア陣指揮官にはPKに関する質問が相次いだ。
チームとしてメインキッカーは負傷で不在のFWヴィニシウス・ジュニオールであることを明言しつつも、キッカーの選択を含めてムバッペを擁護している。
「我々にとってPKで力を発揮するのは通常ヴィニシウスだ。我々にはPKキッカーが3人いる。ヴィニシウス、ムバッペ、ベリンガムだ」
「これはフットボールの一部であり、2人とも話した。彼(ムバッペ)は責任を取って前進したが、計画通りにはいかなかった。しかし、それがフットボールであり、こういうことは起こるものだ」
「ムバッペに適応する時間を与えなければならない。彼はすでに10ゴールを決めており、改善するためにできる限りのことをしている」
また、1-1の状況での軽率なミスで2失点目に関与したバルベルデに対しては、サポートの姿勢を示したファンを「素晴らしかった」と称賛しつつ、ムバッペ同様に次の試合に向けて切り替えることが重要だと語った。
「バルベルデは落ち込んでいて、キリアンもがっかりしている。彼はミスを犯したが、それにこだわるべきではない。これは単なるミスであり、フットボールではよくあることであり、次の試合に目を向けなければならない」
一方で、10月からの2カ月間で公式戦5敗を喫しているチームの現状に関しては自身の采配を含めチームとしてしっかりと改善していく必要があると反省の弁を述べた。
「こんなに短期間に5試合負けたのはおかしな感じだ。最近の試合ではいくつかの点で改善したが、昨年ほど安定していない。これは非常に重要で、改善に取り組まなければならない。ここ2回の敗戦は、非常に厳しいアウェイのグラウンドでのものだった。これからプレーヤー正しい状態へ戻して、改善していくつもりだ。それは間違いない」
今回の敗戦によって再び自力での首位奪還の可能性が潰えたエル・ブランコは、7日に敵地で行われるジローナ戦でバウンスバックの勝利を目指す。
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「良い仕事が見られた」3ゴール快勝を飾ったマドリー、アンチェロッティ監督は初ゴールのギュレルについて「勤勉さを特に強調しておきたい」
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5日、FIFAクラブ・ワールドカップ(CWC)2025の組み合わせ抽選会が開催された。 2021年から2024年の各大陸の王者とFIFAが算出するクラブランキング上位の32クラブが参戦する新方式のCWC。 5日に開催地アメリカのマイアミで行われた抽選会ではグループA~グループHまでの8グループの組み分けが決定した。 Jリーグから唯一参戦となる浦和レッズはリーベル・プレート(アルゼンチン)、インテル(イタリア)、モンテレイ(メキシコ)と同居するグループEに。 大会最多5度の優勝を誇るレアル・マドリー(スペイン)は、川村拓夢の在籍するザルツブルク(オーストリア)、現時点ではFWネイマールも在籍するアル・ヒラル(サウジアラビア)らと同居するグループHに。 フォーマット変更前の最後の王者であるマンチェスター・シティ(イングランド)は、ユベントス(イタリア)、直近のアジア王者であるアル・アイン(UAE)と同じグループGに入った。 また、リオネル・メッシを擁するホスト国枠のインテル・マイアミ(アメリカ)はパウメイラス(ブラジル)、ポルト(ポルトガル)らと同じグループAに入った。 なお、大会は2025年6月15日から7月13日にかけて開催される。 ◆グループA パウメイラス(ブラジル/2021コパ・リベルタドーレス王者) ポルト(ポルトガル/クラブランキング上位) アル・アハリ(エジプト/2021-22、2022-23、2023-24 CAFチャンピオンズリーグ優勝) インテル・マイアミ(アメリカ/ホスト国枠) ◆グループB パリ・サンジェルマン(フランス/クラブランキング上位) アトレティコ・マドリー(スペイン/クラブランキング上位) ボタフォゴ(ブラジル/2024コパ・リベルタドーレス王者) シアトル・サウンダーズ(アメリカ/2022 CONCACAFチャンピオンズリーグ優勝) ◆グループC バイエルン(ドイツ/クラブランキング上位) オークランド・シティ(ニュージーランド/クラブランキング上位) ボカ・ジュニアーズ(アルゼンチン/クラブランキング上位) ベンフィカ(ポルトガル/クラブランキング上位) ◆グループD フラメンゴ(ブラジル/2022コパ・リベルタドーレス王者) エスペランス(チュニジア/クラブランキング上位) チェルシー(イングランド/2020-21 CL王者) クラブ・レオン(メキシコ/2023 CONCACAFチャンピオンズリーグ優勝) ◆グループE リーベル・プレート(アルゼンチン/クラブランキング上位) 浦和レッズ(日本/2022 ACL王者) モンテレイ(メキシコ/2021 CONCACAFチャンピオンズリーグ優勝) インテル(イタリア/クラブランキング上位) ◆グループF フルミネンセ(ブラジル/2024コパ・リベルタドーレス王者) ドルトムント(ドイツ/クラブランキング上位) 蔚山現代(韓国/クラブランキング上位) マメロディ・サンダウンズ(南アフリカ/クラブランキング上位) ◆グループG マンチェスター・シティ(イングランド/2022-23 CL王者) ウィダード・カサブランカ(モロッコ/2021-22 CAFチャンピオンズリーグ優勝) アル・アイン(UAE/2023-24 ACL王者) ユベントス(イタリア/クラブランキング上位) ◆グループH レアル・マドリー(スペイン/2021-22、2023-24 CL王者) アル・ヒラル(サウジアラビア/2021 ACL王者) パチューカ(メキシコ/2024 CONCACAFチャンピオンズリーグ優勝) ザルツブルク(オーストリア/クラブランキング上位) 2024.12.06 04:54 Fri3
2万8000人以上のプロ選手が投票したFIFPROワールドイレブンが決定! レアルから6人、シティから4人が選出!
9日、FIFPRO(国際プロサッカー選手会)は2024 FIFPROワールドイレブンを発表した。 FIFPROワールドイレブンは、世界70カ国以上、2万8000人を超えるプロサッカー選手が投票。年間最優秀チームを投票し、ベストイレブンが決定した。 男子のワールドイレブンには、ユーロ2024をもって現役を引退した元ドイツ代表MFトニ・クロースも含まれている他、レアル・マドリーからは6名が選出。また、マンチェスター・シティから4名が選出されており、両チーム以外の選手ではリバプールのオランダ代表DFヴィルヒル・ファン・ダイクが唯一選出された。ファン・ダイクは今回が4度目の受賞となった。 11名中9名がヨーロッパの選手となり、残り2名はブラジル代表GKエデルソンとFWヴィニシウス・ジュニオールとなった。 今回のベストイレブンのトピックとしては、2006年以来の事件が発生。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシが選出されず、過去17回選ばれていた中でついに選出されなかった。 <h3>◆2024 FIFPRO 男子ワールドイレブン</h3> GK エデルソン(マンチェスター・シティ/ブラジル) DF ダニエル・カルバハル(レアル・マドリー/スペイン) ヴィルヒル・ファン・ダイク(リバプール/オランダ) アントニオ・リュディガー(レアル・マドリー/ドイツ) MF ジュード・ベリンガム(レアル・マドリー/イングランド) ケビン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ/ベルギー) トニ・クロース(レアル・マドリー/ドイツ) ロドリ(マンチェスター・シティ/スペイン) FW アーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ/ノルウェー) キリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン→レアル・マドリー/フランス) ヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリー/ブラジル) 2024.12.10 01:20 Tue4
「全責任は自分にある」PK失敗ムバッペと失点関与のバルベルデがアスレティック敗戦の責を負う…
アスレティック・ビルバオ戦の敗戦に繋がるミスを犯したレアル・マドリーの2選手が、その責任を自ら負った。 マドリーは4日、前倒しでの開催となったラ・リーガ第19節でアスレティックとのアウェイゲームを戦い、1-2で敗戦した。 リーグ3連勝の勢いに乗って臨んだお得意様との一戦だったが、ゴールレスで折り返した後半立ち上がりに失点。67分にはPKで追いつくチャンスを得たが、先日のリバプール戦に続いてFWキリアン・ムバッペが相手GKに読み切られて失敗。 78分にはムバッペのミドルシュートのこぼれ球をMFジュード・ベリンガムが押し込んで同点に追いついたが、直後の80分には自陣でゴール方向へ軽率に持ち出したMFフェデリコ・バルベルデがFWゴルカ・グルセタにボールを奪われ、その流れから決勝点となる2点目を決められた。 この結果、エル・クラシコ以来のリーグ敗戦となったエル・ブランコは、自力での首位奪還のチャンスを逃すことになった。 同試合後、2回連続のPK失敗などFWヴィニシウス・ジュニオール不在のなかでエースの仕事をこなせなかったムバッペは、自身のインスタグラムを通じて敗戦の責を負った。 「悪い結果。細部までが重要となる試合で大きなミスをしてしまった。全責任は自分にある。難しい瞬間だけど、この状況を変えて自分が何者であるかを示すのが最善だ」 一方、決勝点の失点に絡んだバルベルデもインスタグラムを通じてチームメイトとファン・サポーターへ謝罪した。 「今日は大きな打撃だったけど、チームメイトとファンの皆さんに対して、責任は自分が負うし、向き合い、謝罪するよ」 「フットボールにおいてこういうことは起こり得るとわかっているけど、自分にとっては馴染みのない言葉ではないし、自分が犯したミスのせいで自分を表現するのをやめたくない」 「だけど、まだまだ道のりは長い。たくさんの大会があり、きっとたくさんの喜びがあるはずだ」 「みなさんの励ましへの感謝とともに、アラ・マドリー!」 自らの責任を負って敗戦を受け入れたムバッペとバルベルデの2人は、7日に敵地で行われるジローナ戦でバウンスバックのパフォーマンスを見せられるか…。 2024.12.05 11:20 Thu5