J3残留をかけた入替戦1stレグは1-1ドロー YS横浜の倉貫一毅監督「間違いなく簡単なゲームにはならない」「悪くない結果」
2024.12.03 13:45 Tue
Y.S.C.C.横浜の倉貫一毅監督が、J3・JFL入替戦の第1戦、高知ユナイテッドSC戦(A)を振り返った。
J3残留が懸かるYS横浜は1日、J3参入を目指すJFL高知と入替戦1stレグで対戦し、1-1ドロー。開始5分で冨士田康人が先制ヘディング弾も、33分に追いつかれて勝ち越せなかった。
倉貫監督は「ホーム&アウェイというなか、“前半戦が終わって1-1”と捉えています。アウェイに沢山のYSファミリーが来てくれたなか、勝てなかったのは申し訳ないですが、ホーム(2ndレグ)で勝てるよう準備していきます」と総括。
この日、“186cmの韋駄天”、高知FW東家聡樹に少なからず苦しんだYS横浜守備陣。その圧倒的スピードを事前に警戒していたという。
「東家選手はスピードがあって、サイズもある。後半から出てくると思っていたのですが、最初からだったので、そこは高知さんも勝負したポイントだったのかなと」
ただ、失点シーンは東家をケアする(YS横浜の)左サイドではなく、右サイドから。
高知は33分、左ウイングバックのDF上月翔聖がロングフィードを綺麗におさめ、カットインから味方とワン・ツー。ボックス内に侵入し、最後は自らシュートをねじ込んだ。
YS横浜指揮官は右サイドでの守備について、「16番(上月)がロックをかけ、10番(佐々木敦河)が潜る。こちらとしては、守備陣が釣り出されて入れ替わられるという場面がありました。前半はこちらのウイングバックの背後を上手く使われたという印象です」と振り返った。
J3残留か、JFL降格か…YS横浜は運命の2ndレグを本拠地ニッパツで戦う。
「勝ってホームに帰れるのが一番良いけども、『間違いなく簡単なゲームにはならない』ということも選手たちに話していました。今回、悪くない結果だとは思っています」
◆入替戦1stレグ
高知ユナイテッドSC 1-1 Y.S.C.C.横浜
【高知】
上月翔聖(前33)
【YS横浜】
冨士田康人(前5)
◆入替戦2ndレグ
2024年12月7日(土) 15:00KO
Y.S.C.C.横浜 vs 高知ユナイテッドSC
ニッパツ三ツ沢球技場(神奈川県横浜市)
中継:DAZN、Lemino
J3残留が懸かるYS横浜は1日、J3参入を目指すJFL高知と入替戦1stレグで対戦し、1-1ドロー。開始5分で冨士田康人が先制ヘディング弾も、33分に追いつかれて勝ち越せなかった。
倉貫監督は「ホーム&アウェイというなか、“前半戦が終わって1-1”と捉えています。アウェイに沢山のYSファミリーが来てくれたなか、勝てなかったのは申し訳ないですが、ホーム(2ndレグ)で勝てるよう準備していきます」と総括。
「東家選手はスピードがあって、サイズもある。後半から出てくると思っていたのですが、最初からだったので、そこは高知さんも勝負したポイントだったのかなと」
「東家選手を守るサイドのほうが“わかりやすかった”とは思うんですが、やっぱりスピードのところで、奪えそうな場面でも何本かぶち抜かれた。改めて良い選手だなと思いましたね」
ただ、失点シーンは東家をケアする(YS横浜の)左サイドではなく、右サイドから。
高知は33分、左ウイングバックのDF上月翔聖がロングフィードを綺麗におさめ、カットインから味方とワン・ツー。ボックス内に侵入し、最後は自らシュートをねじ込んだ。
YS横浜指揮官は右サイドでの守備について、「16番(上月)がロックをかけ、10番(佐々木敦河)が潜る。こちらとしては、守備陣が釣り出されて入れ替わられるという場面がありました。前半はこちらのウイングバックの背後を上手く使われたという印象です」と振り返った。
J3残留か、JFL降格か…YS横浜は運命の2ndレグを本拠地ニッパツで戦う。
「勝ってホームに帰れるのが一番良いけども、『間違いなく簡単なゲームにはならない』ということも選手たちに話していました。今回、悪くない結果だとは思っています」
◆入替戦1stレグ
高知ユナイテッドSC 1-1 Y.S.C.C.横浜
【高知】
上月翔聖(前33)
【YS横浜】
冨士田康人(前5)
◆入替戦2ndレグ
2024年12月7日(土) 15:00KO
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カターレ富山は28日、2024シーズンまでY.S.C.C.横浜を指揮した倉貫一毅氏(46)のヘッドコーチ就任を発表した。 現役時代に圧巻のJ2リーグ通算435試合出場を積み上げた倉貫氏。 引退後は古巣・徳島ヴォルティスで育成年代を指導し、2023シーズン序盤戦にはFC琉球を指揮。同年8月からYS横浜を率い、後半戦の14試合で8勝1分け5敗と好成績を残す。 しかし今季、なかなか勝ちを積み上げられなかったYS横浜は、最終的に高知ユナイテッドSCとのJ3・JFL入替戦で敗れ、Jリーグ会員資格を喪失。倉貫氏は退任が発表されていた。 新天地となる富山を通じ、「このたび、カターレ富山のヘッドコーチに就任しました倉貫です。チームの為に全力を尽くし、応援してくださるサポーター、スポンサーの皆様の期待に応えられるように努力し続けたいと思います。よろしくお願いします」とコメントしている。 2024.12.28 16:11 Sat4
来季JFLの岩手、1年でのJ復帰目指すライバルYS横浜からMF松村航希&MF藤島樹騎也を獲得
いわてグルージャ盛岡は26日、Y.S.C.C.横浜からMF松村航希(28)とMF藤島樹騎也(28)の完全移籍加入を発表した。 松村は兵庫県出身で、ヴィッセル神戸の下部組織育ち。大阪教育大学を経て、2019年に藤枝MYFCでプロ入りした。 2023年にYS横浜へ完全移籍。2年目の今シーズンは明治安田J3リーグで31試合、YBCルヴァンカップで1試合プレー。高知ユナイテッドSCとのJ3・JFL入れ替え戦も2試合戦った。 藤島は三重県出身で、名古屋グランパスのU-15から星稜高校、中京大学と進学。その後はドイツ下部リーグのボナーSCで海外挑戦し、ドイツのジークブルガーSV04、オーストリアのFCヴァッカー・インスブルック、スペインのUDジャネラ、エル・サン・マルティンと渡り歩いた。 2022年に日本フットボールリーグ(JFL)の鈴鹿ポイントゲッターズに加わり、日本復帰。2023年にFCマルヤス岡崎へ移り、2024年はYS横浜で初のJリーグ挑戦。J3で24試合、ルヴァンカップで1試合、J3・JFL入れ替え戦で2試合プレーした。 JFL降格のYS横浜を離れ、同じく来季JFLの岩手へ移籍する松村と藤島。両クラブを通じてそれぞれコメントしている。 ◆松村航希 【いわてグルージャ盛岡】 「Y.S.C.C.横浜からきました松村航希です。チームが掲げる『1年でJリーグ復帰』を達成するために、今、自分が持っている以上の力を発揮できるよう頑張ります」 「そして、Jリーグ復帰にはファン・サポーターなど多くの方々のお力が必要不可欠です。ともに岩手・盛岡を盛り上げ、戦っていきましょう。応援よろしくお願いします!」 【Y.S.C.C.横浜】 「Y.S.C.C.を離れ、2025年は岩手盛岡グルージャでプレーすることを決めました。チームを探していたときにJリーグでプレーするチャンスを与えてくださった次郎さんや唐井さん、練習や試合が滞りなく行えるよう尽力してくださったフロントスタッフ、メディカルスタッフ、ボランティアスタッフの皆様、2年間ありがとうございました」 「そして、いつも熱い応援をして背中を押してくださったファン・サポーター・アカデミーの皆様。ルヴァンカップでゴールを決めた時の盛り上がり、降格が決まってしまった時のゴール裏からの声かけ… これから先もずっと心に残っていると思います。応援ありがとうございました!」 「Y.S.C.C.での2年間は、試合の出場機会にも恵まれ、とても楽しく充実していました。その分、今年の降格という結果には、自分の力不足を痛感し、非常に申し訳ない思いでいっぱいです。これからもサッカー選手として成長できるように頑張っていきます」 「来シーズンはJリーグ復帰に向けてのライバルとなってしまいますが、対戦した際にはよろしくお願いします。2年間本当にありがとうございました」 ◆藤島樹騎也 【いわてグルージャ盛岡】 「この度、いわてグルージャ盛岡に加入させていただきました藤島樹騎也です。今まで携わっていただいた方々、家族、友人、サポーター、今年でいうと本当によくしていただいた、バイト先の店長、鈴木隆行さん、接骨院の先生方、たくさんの方々の想いを背負って、感謝の気持ちを持って日々努力していきます」 「自分の武器であるスピード系のスタッツはJリーグ全体でみてもほとんどがJリーグトップクラスです。ですが、なかなか芽が出ず、今年は引退を考えました。そんな中でご縁があり、サッカーを続けさせていただくことができたこと、本当に感謝しています」 「この1年でチームとしては“Jリーグ復帰“ 個人としては”覚醒” チームの力になれるように、昇格に貢献できるように、全力で取り組んでいきます。いわてグルージャ盛岡のサポーターの皆様、関係者の皆様、どうぞよろしくお願いいたします!」 【Y.S.C.C.横浜】 「まずはじめに、獲得してくれた倉貫監督をはじめとするコーチングスタッフ、フロントスタッフに感謝しています。そしてどんな時も応援してくれたサポーターの方々、家族、友人、全ての方々に感謝しています」 「個人としての結果もなかなか付いてこず申し訳ありませんでした。1年間という短い期間でしたが、本当にありがとうございました」 2024.12.26 16:30 Thu5