札幌が鳥栖との裏天王山を制す! “急きょ先発”スパチョークの1G1Aなどで5発【明治安田J1リーグ第27節】

2024.08.16 21:59 Fri
5ゴール勝利の足がかりとなる先制弾のスパチョーク
©︎J.LEAGUE
5ゴール勝利の足がかりとなる先制弾のスパチョーク
明治安田J1リーグ第27節の1試合が16日に大和ハウス プレミストドームで行われ、ホームの北海道コンサドーレ札幌が5-3でサガン鳥栖を下した。最下位札幌は試合前アクシデントで先発するはずだった浅野雄也に代わってスパチョークが2シャドーの一角に入り、空いたベンチのひと枠に急きょ白井陽斗。19位鳥栖は前節と同じイレブンで挑んだ。

この裏天王山のウォームアップで浅野のケガに見舞われてしまった札幌だが、鳥栖も開始3分が過ぎたところでマルセロ・ヒアンがスプリント時に足を痛めて担架退場のアクシデント。ともにこの試合に向けたゲームプランが狂っての戦いとなる。
だが、誤算が札幌にとって良い方向に転び、10分に敵陣深くでのFKから、スパチョークが相手のクリアボールをバイタルエリア中央で拾って右足ミドル。寄せに入った木村誠二の身体にディフレクトしたボールがゴール右下に吸い込まれ、札幌が先手を奪う。

その札幌は鳥栖がビルドアップのやり直しにかかった11分、GK朴一圭のパスを受けに入った福田晃斗にスパチョークがプレッシャー。そこからショートカウンターに転じ、ボックス左からスパチョークが浮き球パスを送ると、駒井善成がヘッドで合わせた。
畳みかける札幌は16分にもバイタルエリア左のスパチョークがボックス内に浮き球パスを送ると、鈴木武蔵が裏に抜けながら反応。そのプレーが相手DF陣をうまく引きつけると、最後はフリーの駒井が右足ボレーを叩き込み、鳥栖をさらに突き放す。

追いかける鳥栖は途中から相手に合わせる形で3バックにシフトするが、なかなか突破口を見いだせず。3失点が重くのしかかったまま後半に入るが、ハーフタイム明けから今夏加入が発表されたばかりの久保藤次郎を送り込み、反撃姿勢を打ち出す。

鳥栖は57分に中原輝がボックス右から相手DFの股下を射抜く折り返しでチャンスメークすると、ファーの福田晃斗が右足で押し込み、1-3。続く60分にもボックス左の堺屋佳介が折り返すと、大外の久保が右足ダイレクトで合わせ、1点差に詰め寄る。

不安に駆られる展開の札幌だが、70分に敵陣右サイドからドリブルを仕掛けた近藤友喜が右足で折り返すと、これに大外の青木亮太が反応。その手前で原田亘がクリアを試みるが、自チームのネットを揺らし、札幌がほしかった4点目で突き放しに成功する。

それでも、下向かずの鳥栖は77分、途中出場の清武弘嗣がバイタルエリア右から浮き球パスを送ると、大外から堺屋が跳躍力を生かしてヘディングシュート。鳥栖が堺屋のJ1初ゴールで再び1点差に迫る。

だが、札幌も90分に敵陣右サイドからボックス右に仕掛けていった近藤が鋭い切り返しでもう1つ中に切り込んでいくと、堺屋のファウルを誘ってPKチャンスをゲット。これを途中出場のアマドゥ・バカヨコが今夏加入後初ゴールに繋げ、勝負を決した。

計8発の裏天王山を制した札幌が3戦ぶり白星で鳥栖との勝ち点差を5ポイントに詰め、残留に望み。木谷公亮体制初黒星の鳥栖は5戦未勝利となっている。

北海道コンサドーレ札幌 5-3 サガン鳥栖
【札幌】
スパチョーク(前10)
駒井善成(前11、前16)
OG(後25)
アマドゥ・バカヨコ(後44)
【鳥栖】
福田晃斗(後12)
久保藤次郎(後15)
堺屋佳介(後32)

1 2

スパチョークの関連記事

明治安田J1リーグ第34節、名古屋グランパスvs北海道コンサドーレ札幌が19日に豊田スタジアムで行われ、アウェイの札幌が2-0で勝利した。 前節、アビスパ福岡相手にホームで敗れ、リーグ戦連勝は「3」でストップとなった9位名古屋。それでも、YBCルヴァンカップ準決勝では横浜F・マリノスを合計スコア4-3で下し、決勝 2024.10.19 16:10 Sat
明治安田J1リーグ第32節、北海道コンサドーレ札幌vs京都サンガF.C.が24日に大和ハウス プレミストドームで行われ、ホームの札幌が2-0で勝利した。 J1も終盤に突入する中、19位と苦しむ札幌。前節は首位FC町田ゼルビア相手にゴールレスドローと奮闘したが、その試合で宮澤とスパチョークが負傷する苦しいチーム事情 2024.09.28 15:05 Sat
北海道コンサドーレ札幌は28日、MF宮澤裕樹とMFスパチョークの負傷を報告した。 両選手とも、21日に行われた明治安田J1リーグ第31節のFC町田ゼルビア戦で負傷。検査の結果、宮澤は第5肋骨骨折及び外傷性気胸、スパチョークは右ハムストリング肉離れと診断されたとのことだ。なお、両選手とも離脱期間は明らかにされていな 2024.09.28 12:10 Sat
明治安田J1リーグ第30節の北海道コンサドーレ札幌vs東京ヴェルディが14日に大和ハウスプレミストドームで行われ、アウェイの東京Vが0-2で勝利した。 中断前に行われた前節の川崎フロンターレ戦を2-0で制し、今シーズン初の3連勝と共に最下位脱出に成功した札幌。直近のルヴァンカップでは横浜F・マリノス相手に1-6で 2024.09.14 16:08 Sat

北海道コンサドーレ札幌の関連記事

サンフレッチェ広島は24日、北海道コンサドーレ札幌から元日本代表MF菅大輝(26)の完全移籍加入を発表した。 2016年に札幌の育成からトップチームに上がって以降、しっかりと定位置を掴むなか、日本代表も経験の菅。今季の明治安田J1リーグでも左ウイングバックや3バックの一角で34試合で1ゴールをマークした。 2024.12.24 12:33 Tue
カマタマーレ讃岐が23日、北海道コンサドーレ札幌から育成型期限付き移籍しているDF西野奨太(20)の移籍期間満了を発表した。 西野は北海道出身で、コンサドーレには小学生時代から所属。2種登録を経て2021シーズン途中にトップ昇格も、今季前半戦までにJ1リーグ通算8試合出場にとどまり、初のレンタル移籍として8月に讃 2024.12.23 15:30 Mon
水戸ホーリーホックは21日、北海道コンサドーレ札幌から期限付き移籍していたFW中島大嘉(22)の期限付き移籍終了を発表した。 中島は2021年に国見高校から札幌入りすると、2023年夏には名古屋グランパス、今シーズンは開幕から藤枝MYFCに期限付き移籍。しかし、藤枝では明治安田J2リーグで6試合の出場に留まると、 2024.12.21 11:02 Sat
Jリーグは20日、2025Jリーグ YBCルヴァンカップの日程を発表した。 これまではJ1クラブと、前年J2に降格したクラブが出場していたルヴァンカップは、2024シーズンからJ1、J2、J3の全60クラブが参加する方式に変更。リーグ戦ではなく、全てトーナメントで行われる方式となっていた。 1stラウンドは 2024.12.20 13:45 Fri
川崎フロンターレは20日、稲本潤一氏(45)、狩野健太氏(38)が育成部コーチ就任に就任したことを発表した。 1997年にガンバ大阪のユースからトップチームに昇格した稲本氏は、アーセン・ヴェンゲル氏が率いるアーセナルやフルアムやWBA、カーディフ・シティ、ガラタサライ、フランクフルト、スタッド・レンヌを渡り歩き、 2024.12.20 12:30 Fri

J1の関連記事

サンフレッチェ広島は25日、ジュビロ磐田からFWジャーメイン良(29)の完全移籍加入を発表した。 アメリカ人の父を持つジャーメインは2017年に流通経済大学からベガルタ仙台入りし、プロ入り。横浜FCでのプレーを挟み、2022年から磐田入りした。 昨季の明治安田J2リーグで9ゴールと点取り屋の才能をうかがわせ 2024.12.25 10:13 Wed
町田ゼルビアFCは25日、MF高崎天史郎(18)、GK新井栄聡(29)との契約更新を発表した。 高崎は大阪市の出身で、セレッソ大阪U-12からガンバ大阪ジュニア、センアーノ神戸ジュニア、千里丘FC、QUON FDを経て、2024年に町田に入団。今シーズンはYBCルヴァンカップ1試合に出場していた。 新井は埼 2024.12.25 08:45 Wed
セレッソ大阪は24日、2025シーズンの新ユニフォームデザイン決定を発表した。 10年ぶり共闘となるミズノに手がけられての新ユニフォーム。コンセプトは「和」で、「セレッソファミリーとして再びパートナーシップを組むミズノと、JAPAN BRANDとしての意思を表現」とし、こう説明する。 「吉祥文様の『紗綾形( 2024.12.24 19:40 Tue
サガン鳥栖は24日、MF本田風智(23)との契約更新を発表した。 福岡県出身で、鳥栖U-18育ちの本田は2020年に正式昇格。今季から10番を受け継いだが、昨年5月の試合で左ヒザ外側半月板を断裂する大ケガを負うと、今年7月に鏡視下腱板縫合術の手術を受けた。 その影響で今季を丸々棒に。チームは来季からJ2リー 2024.12.24 18:05 Tue
カターレ富山は24日、横浜F・マリノスのMF植田啓太(22)の完全移籍加入を発表した。 植田は神奈川県出身で、横浜FMの下部組織育ち。2021年にトップチームへ昇格するも、同年4月に栃木SCへ期限付き移籍し、3シーズンにわたって経験を積んだ。 今シーズンは横浜FMに復帰したが、出場機会は天皇杯の1試合のみ。 2024.12.24 17:05 Tue

記事をさがす

スパチョークの人気記事ランキング

1

6年目のミシャサッカー、“超攻撃的”をブラさずに上位を狙う【J1開幕直前ガイド|北海道コンサドーレ札幌】

17日、いよいよ2023シーズンの明治安田生命J1リーグが開幕を迎える。 開幕から30周年を迎える2023シーズン。2024シーズンから全カテゴリが20クラブになるため、今季は降格チームが1つという状況。新時代の幕開けとなるシーズンを迎える。 開幕を前に超ワールドサッカー編集部が、補強診断、戦力分析やシーズンの目標、注目の選手をピックアップした。 ◆北海道コンサドーレ札幌 【直近3シーズンの成績】 2022シーズン成績:10位(11勝12分け11敗) 2021シーズン成績:10位(14勝9分け15敗) 2020シーズン成績:12位(10勝9分け15敗) 《補強診断:C》(評価:S〜E) 【IN】 GKク・ソンユン(28)←大邱FC(韓国)/完全移籍 DF馬場晴也(21)←東京ヴェルディ/完全移籍 MF浅野雄也(26)←サンフレッチェ広島/完全移籍 MF小林祐希(30)←ヴィッセル神戸/完全移籍 MFスパチョーク・サラチャート(24)←ブリーラム・ユナイテッド(タイ)/完全移籍 FW大森真吾(22)←順天堂大学/新加入 【OUT】 GK中野小次郎(23)→ツエーゲン金沢/期限付き移籍 DF濱大耀(24)→未定 MF高嶺朋樹(25)→柏レイソル/完全移籍 MF井川空(23)→ファジアーノ岡山/期限付き移籍 MF檀崎竜孔(22)→マザーウェル(スコットランド)/完全移籍 FWガブリエル・シャビエル(29)→未定 FW藤村怜(23)→いわてグルージャ盛岡/完全移籍 FWドウグラス・オリベイラ(28)→いわてグルージャ盛岡/期限付き移籍 FW興梠慎三(36)→浦和レッズ/期限付き移籍終了 FW岩崎悠人(24)→サガン鳥栖/完全移籍 新シーズンに向けてはFWガブリエル・シャビエル、MF高嶺朋樹と昨シーズンのチームを支えた選手が退団。戦力ダウンも考えられた中、MF小林祐希、DF馬場晴也、MF浅野雄也と実力者を補強した。 また、兵役のためにチームを離れ韓国でプレーしていたGKク・ソンユンが復帰。GK菅野孝憲が守っていた守護神争いも激化し、チームとしてのブラッシュアップが行えそうだ。 特に中盤では、ゲームを作れる小林の加入は大きく、シャドーでプレーする浅野に懸る期待も大きい。馬場の加入で守備陣はより強固とな理、チームとしては失点の減少にも取り組みたいところだ。 ◆チーム目標:上位進出 ミハイロ・ペトロヴィッチ監督が率いて6年目を迎える札幌。昨シーズンは五分の成績で10位と中位に終わった中、今シーズンは上位を目指す戦いとなる。 昨シーズンはケガ人もシーズンを通して出ており、戦力が整わなかったこと重あったが、チームとして苦しむ1年に。残留争いをすることとなり、浮き沈みの激しいシーズンとなってしまった。 チームのベースは変わらず、理解が深まっている選手たちも少なくない。ベースとしっかりと生かして、上積みをしていくことで安定した戦いを見せたいところ。まずはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の出場権を目指すことが目標となるだろう。 ◆期待の新戦力 MF小林祐希(30) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/2023j1_consadole_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">©️J.LEAGUE<hr></div> 今シーズン期待する新戦力はヴィッセル神戸から加入したMF小林祐希だ。 かつては日本代表にも選ばれた小林は、海外でのプレーを経て2022年途中に神戸に加入。Jリーグに復帰すると、当初はボランチでプレーしていたが前線でもプレー。チームのJ1残留に大きく貢献していた。 心機一転、新天地に挑戦の場を移したが、より攻撃的な部分を札幌では生かせるはずだ。ポジションとしてシャドーの一角でのプレーになりそう。札幌で攻撃のタクトを振り、自身も数字を残していきたいところだ。 ◆編集部イチオシ選手 FW中島大嘉(20) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/2023j1_consadole_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">©️J.LEAGUE<hr></div> 編集部がイチオシする選手は、FW中島大嘉だ。 国見高校から2021年に札幌入りした中島。2022シーズンは出番も増えると、J1でも2得点を記録。U-21日本代表にも選出され、U23アジアカップにも出場した。 チームでの出番は大きくは増えなかったが、パリ・オリンピックやA代表を狙うためにも、そして札幌が良い成績を残すためにも飛躍の1年としたいところだ。 まずは札幌のエースになること。持ち味のスピードと身体能力を活かし、最低でも二桁ゴールを目指したい。 2023.02.17 16:04 Fri
2

昨季はフランス2部でプレー、ベトナム代表MFグエン・クアン・ハイが札幌に加入か?

ベトナム代表MFグエン・クアン・ハイ(27)だが、Jリーグに参戦することになるようだ。ベトナム『Bao Giao Thong』が伝えた。 ベトナム代表では攻撃的な中盤でプレー。42試合で10ゴールを記録。2022年のカタール・ワールドカップ(W杯)に向けたアジア予選やアジアカップなどで日本代表と3度対戦経験がある。 今年のアジアカップにも参加したが日本戦はベンチで見守ることになっていた。 ベトナム代表の中心選手であり、Vリーグ1でも最優秀選手賞などを受賞する実力者。コンアン・ハノイFCで今シーズンはプレーし、16試合で7ゴール2アシストを記録している。 昨シーズンは、フランスのリーグ・ドゥに所属するポーFCでもプレーし、リーグ・ドゥで12試合1ゴールを記録していた。 実力者であるグエン・クアン・ハイだが、行き先として北海道コンサドーレ札幌が有力とのこと。かつてはベトナムの英雄であるレ・コン・ビンも所属したことがあり、タイ代表のチャナティップ・ソングラシンやスパチョーク・サラチャートなど、東南アジアの選手が何人も所属した経験がある。 情報では契約は1年以上になるとのこと。夏の移籍市場で加入するとのことだ。 以前グエン・クアン・ハイは、海外挑戦について「プロサッカー選手は常に自分自身の向上を目指しており、適切な機会があればいつでも受けるつもりだ」とコメントしていた。 札幌は現在19位と今シーズン大いに苦しんでおり、復調に向けては夏の補強に活路を見出したいところもあるだろうが、果たしてJリーグにやってくるだろうか。 2024.05.18 23:02 Sat
3

札幌が我慢しきっての2発でついに最下位脱出! 青木亮太1G1Aで川崎F撃破【明治安田J1第29節】

明治安田J1リーグ第29節の1試合が1日に大和ハウス プレミストドームで行われ、ホームの北海道コンサドーレ札幌が2-0で川崎フロンターレを下した。 最下位札幌は前節の先発と変わらず、スパチョークと鈴木武蔵の2トップでスタート。対する14位川崎Fは出場停止明けでA代表初招集の高井幸大が右センターバックで2戦ぶりに先発した。 互いにゴール前を行き来する入りになるが、拮抗した展開に。6分の左CKから家長昭博のヘッドで迫った川崎Fが徐々にボールを握る時間帯を増やすが、札幌も要所を凌ぎ、陣地回復を図る。 川崎Fは前半の半ば以降も家長の意外性あるパスも駆使しながら打開しにかかるシーンが続き、39分に三浦颯太の横パスからボックス中央のマルシーニョがコントロールショットで迫る。 41分にも山田新がバイタルエリア中央で前を向くやいなやミドルを放った川崎Fだが、これも枠に飛ばず。札幌が思うようにいっていない前半だったが、川崎Fもゴールを割れず、ハーフタイムに入る。 後半早々から互いのGKに見せ場が巡る展開になるなか、札幌は54分にも鈴木がボックス中央に差しかかるところでボールを受け、右足フィニッシュ。だが、ここもGKチョン・ソンリョンが立ちはだかる。 川崎Fも負けじと58分に敵陣右サイドで獲得したFKからマルシーニョのヘッドで決定機を作り出すと、札幌は直後にケガ明けの荒野拓馬や、宮澤裕樹、中村桐耶をピッチへ。交代で試合を動かしにかかる。 そのなか、川崎Fは65分に逆サイドからの浮き球パスをボックス右のファンウェルメスケルケン際がワンタッチで叩き、家長が右足ダイレクト。かなりの決定機だったが、GK菅野孝憲の好守に遭う。 さらに、64分から出場の遠野大弥が68分に左サイドからの折り返しで家長の決定機を作り出した川崎Fだが、これもゴールとならず。再三のチャンスをモノにできず、川崎Fに嫌なムードが漂い始める。 すると、71分に中村の展開を敵陣右サイドで受けた高尾瑠が持ち運ぶと、ボックス左でフリーの青木亮太が右足ダイレクトで2戦連発。我慢が続いた札幌だが、ここで先制点をもぎ取る。 川崎Fは79分に小林悠とエリソンの攻撃的カードを切るが、その1分後に右サイドの青木がゴール前にクロスを上げると、鈴木がドンピシャヘッド。札幌が突き放しにも成功してみせる。 85分には河原創と山内日向汰も送り込み、勝負をかけた川崎Fだが、札幌が今季初の3連勝で4戦負けなし。まだ降格圏だが、前日に今節黒星のサガン鳥栖を抜いて、ついに最下位脱出で19位に浮上した。 一方の川崎Fは前節に続く黒星で今季4度目の連敗に。6ポイント差の降格圏18位ジュビロ磐田が1つの未消化試合を残すことで、残留争いに片足を突っ込む結果となっている。 北海道コンサドーレ札幌 2-0 川崎フロンターレ 【札幌】 青木亮太(後26) 鈴木武蔵(後35) <span class="paragraph-title">【動画】髙尾瑠の持ち上がりもアクセントに! 青木亮太が先制弾</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>ホームの意地を見せ均衡を破る一撃!<br>\<br><br>髙尾瑠のアウトサイドパスからフリーの<a href="https://twitter.com/hashtag/%E9%9D%92%E6%9C%A8%E4%BA%AE%E5%A4%AA?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#青木亮太</a> の狙い澄ましたシュートで<br>札幌が欲しかった大きな1点を獲得!<br><br>明治安田J1第29節<br>札幌×川崎F<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%9C%AD%E5%B9%8C%E5%B7%9D%E5%B4%8EF?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#札幌川崎F</a> <a href="https://t.co/SIEsqkXT9K">pic.twitter.com/SIEsqkXT9K</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1830133938704007662?ref_src=twsrc%5Etfw">September 1, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">【動画】先制弾の青木亮太がピンポイントクロスで追加点もお膳立て</span> <span data-other-div="movie2"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>ピンポイントクロスからのドンピシャヘッド!<br>\<br><br>青木亮太のクロスボールに <a href="https://twitter.com/hashtag/%E9%88%B4%E6%9C%A8%E6%AD%A6%E8%94%B5?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#鈴木武蔵</a> の<br>お手本のようなヘディングシュートが決まる!<br><br>明治安田J1第29節<br>札幌×川崎F<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%9C%AD%E5%B9%8C%E5%B7%9D%E5%B4%8EF?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#札幌川崎F</a> <a href="https://t.co/YnNcSKLRBv">pic.twitter.com/YnNcSKLRBv</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1830135648092553417?ref_src=twsrc%5Etfw">September 1, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.01 16:03 Sun

北海道コンサドーレ札幌の人気記事ランキング

1

DF西野奨太が讃岐から札幌にレンタルバック、J3では13試合出場「とても充実した素晴らしい時間を過ごすことができました」

カマタマーレ讃岐が23日、北海道コンサドーレ札幌から育成型期限付き移籍しているDF西野奨太(20)の移籍期間満了を発表した。 西野は北海道出身で、コンサドーレには小学生時代から所属。2種登録を経て2021シーズン途中にトップ昇格も、今季前半戦までにJ1リーグ通算8試合出場にとどまり、初のレンタル移籍として8月に讃岐入りした。 讃岐ではセンターバックの主力としてJ3リーグ13試合に出場。西野は讃岐を通じて、関係者やサポーターへの感謝を綴っている。 「自分自身初めての期限付移籍で不安なことや分からないことがたくさんある中で、カマタマーレ讃岐の温かいサポーターの方々、素晴らしいチームメイトとスタッフの皆さんに恵まれたおかげで僕のサッカー人生の中でとても充実した素晴らしい時間を過ごすことができました」 「振り返れば、勝たなきゃいけない試合で自分自身満足したプレーを出来ず悔しい思いもたくさんしました。その経験を活かして次の舞台で活躍できるよう頑張ります!約半年間お世話になりました!」 2024.12.23 15:30 Mon
2

水戸が札幌から加入していたFW中島大嘉の期限付き移籍終了を発表…「水戸ホーリーホックは命の恩人」

水戸ホーリーホックは21日、北海道コンサドーレ札幌から期限付き移籍していたFW中島大嘉(22)の期限付き移籍終了を発表した。 中島は2021年に国見高校から札幌入りすると、2023年夏には名古屋グランパス、今シーズンは開幕から藤枝MYFCに期限付き移籍。しかし、藤枝では明治安田J2リーグで6試合の出場に留まると、7月に水戸へ期限付き移籍することになった。 水戸ではシーズン途中の加入ながら出場機会を得て、J2リーグで13試合4得点を記録していた。 中島は水戸を通じてコメントしている。 「中島大嘉はできた人間ではないので、期待せずに見てね♡」 「水戸に来る前は、若い選手が多く育成に定評のあるチームというイメージしかなかった。実際水戸ホーリーホックに来ると、そのイメージはあっという間に覆された。まず一番衝撃だったのは、俺たちのこうじ。本間幸司さんの存在。まさか小野伸二さんより年上の選手とプレーすることがあるとは思わなかったプロで29年戦った幸司さんの言葉は心にすっと入ってくるし、その背中からはこの世界の素晴らしさや、それに伴う厳しさを感じた」 「次に、その長い歴史を知るサポーターたち。正直北関東ダービーの熱狂には驚かされた。ホームでは毎試合、キツイときにもう一歩走れる理由をくれるし、アクセスが良いとは言えないJ2のアウェイにも、必ずサポーターがいてくれる。それがチームにとってどれだけ心強いか。ゴールを決めたとき、選手はサポーターのもとに一直線に走っていく。ゴールを決めた瞬間の、もっともエモーショナルな場面でみんなそうする。それが全てを物語っている。自分も、ゴール後の喜ぶみんなの顔まで、鮮明に覚えている。みんなにはぜひ、スタジアムで喜びを共有してほしい」 「半年間の在籍でたった4点しか取れなかった自分を、あなた達はいつも応援してくれた。それは本当に力になったし、上手くいかず辛いときに原動力になった。水戸ホーリーホックは命の恩人。スタッフ、監督、コーチ陣、サポーター、選手、スポンサー企業、ホーリーホックに関わる全ての人達に感謝しています。この恩は、みんなが誇れる人間になることで返します。中島大嘉は水戸ホーリーホックが育てた。みんながそう言える日を、一日でも早く掴みます。半年間ありがとうございました!!みんな大好き!!!」 2024.12.21 11:02 Sat
3

札幌がFW中島大嘉のトレーニング合流を発表、今夏に水戸へ期限付き移籍で13試合4得点「しっかり毎日頑張ります!」

北海道コンサドーレ札幌は26日、今シーズン水戸ホーリーホックへ期限付き移籍していたFW中島大嘉(22)がチームに合流したと発表した。 中島は2021年に国見高校から札幌入りすると、2023年夏には名古屋グランパス、今シーズンは開幕から藤枝MYFCに期限付き移籍。しかし、藤枝では明治安田J2リーグで6試合の出場に留まると、7月に水戸へ期限付き移籍することになった。 水戸ではシーズン途中の加入ながら出場機会を得て、J2リーグで13試合4得点を記録。水戸が昇格プレーオフ圏外となる15位フィニッシュとなったことで、J1リーグより一足早くシーズンを終えていた。 札幌への合流が発表された中島は、クラブを通じてコメントしている。 「サポーターの皆さん、お久しぶりです!中島大嘉です!本日より札幌の練習に参加します。しっかり毎日頑張ります!よろしくお願いします!!」 2024.11.26 11:20 Tue
4

ルヴァンカップ対戦カード決定! 王者・名古屋は宮崎と、 Jリーグ参入の栃木Cは鹿島、高知はG大阪と今季のJ1上位陣と対戦【YBCルヴァンカップ】

Jリーグは20日、2025Jリーグ YBCルヴァンカップの日程を発表した。 これまではJ1クラブと、前年J2に降格したクラブが出場していたルヴァンカップは、2024シーズンからJ1、J2、J3の全60クラブが参加する方式に変更。リーグ戦ではなく、全てトーナメントで行われる方式となっていた。 1stラウンドはFIFAクラブワールドカップ(W杯)2025に出場する浦和レッズ、AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)に出場する、ヴィッセル神戸、川崎フロンターレ、横浜F・マリノス、AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)に出場するサンフレッチェ広島を除いたチームが参加。7つのトーナメントに分かれて行われ、各トーナメントを勝ち上がった7チームがプレーオフラウンドに進出することとなる。 プレーオフラウンドは勝ち上がった7チームとACL2参加の広島の8チームがホーム&アウェイ方式で戦い、勝ち上がった4チームがプライムラウンド進出。浦和、神戸、川崎F、横浜FMを加えた8チームでホーム&アウェイ方式のトーナメントを行うこととなる。 【1回戦】 ▽3月20日(木・祝) 《13:00》 【14】ヴァンラーレ八戸 vs アルビレックス新潟 [プライフーズスタジアム] 《14:00》 【2】FC岐阜 vs 横浜FC [岐阜メモリアルセンター長良川競技場] 【3】ギラヴァンツ北九州 vs ファジアーノ岡山 [ミクニワールドスタジアム北九州] 【4】高知ユナイテッドSC vs ガンバ大阪 [高知県立春野総合運動公園陸上競技場] 【8】栃木シティ vs 鹿島アントラーズ [未定] 【10】アスルクラロ沼津 vs 柏レイソル [愛鷹広域公園多目的競技場] 【12】AC長野パルセイロ vs 東京ヴェルディ [長野Uスタジアム] 【16】奈良クラブ vs FC東京 [ロートフィールド奈良] 【18】ツエーゲン金沢 vs 湘南ベルマーレ [石川県西部緑地公園 陸上競技場] 【20】カマタマーレ讃岐 vs セレッソ大阪 [Pikaraスタジアム] 【22】ガイナーレ鳥取 vs 京都サンガF.C. [Axisバードスタジアム] 【24】テゲバジャーロ宮崎 vs 名古屋グランパス [いちご宮崎新富サッカー場] 【26】FC琉球 vs アビスパ福岡 [タピック県総ひやごんスタジアム] ▽3月26日(水) 《18:00》 【6】SC相模原 vs 清水エスパルス [相模原ギオンスタジアム] 《19:00》 【1】 ヴァンフォーレ甲府 vs 藤枝MYFC [JIT リサイクルインク スタジアム] 【5】 水戸ホーリーホック vs ロアッソ熊本 [ケーズデンキスタジアム水戸] 【7】 FC大阪 vs ジュビロ磐田 [東大阪市花園ラグビー場] 【9】 大分トリニータ vs レノファ山口FC [クラサスドーム大分] 【11】 福島ユナイテッドFC vs 北海道コンサドーレ札幌 [とうほう・みんなのスタジアム] 【13】 愛媛FC vs ブラウブリッツ秋田 [ニンジニアスタジアム] 【15】 松本山雅FC vs サガン鳥栖 [サンプロ アルウィン] 【17】 RB大宮アルディージャ vs いわきFC [NACK5スタジアム大宮] 【19】 ザスパ群馬 vs V・ファーレン長崎 [正田醤油スタジアム群馬] 【21】 FC今治 vs 徳島ヴォルティス [アシックス里山スタジアム] 【23】 鹿児島ユナイテッドFC vs モンテディオ山形 [白波スタジアム] 【25】 カターレ富山 vs ジェフユナイテッド千葉 [富山県総合運動公園陸上競技場] 【27】 栃木SC vs ベガルタ仙台 [未定] 【2回戦】 ▽4月9日(水) 【28】 【1】勝者チーム vs FC町田ゼルビア 【31】 【6】勝者チーム vs 【7】勝者チーム 【32】 【8】勝者チーム vs 【9】勝者チーム 【35】 【14】勝者チーム vs 【15】勝者チーム 【37】 【18】勝者チーム vs 【19】勝者チーム 【39】 【22】勝者チーム vs 【23】勝者チーム ▽4月16日(水) 【29】 【2】勝者チーム vs 【3】勝者チーム 【30】 【4】勝者チーム vs 【5】勝者チーム 【33】 【10】勝者チーム vs 【11】勝者チーム 【34】 【12】勝者チーム vs 【13】勝者チーム 【36】 【16】勝者チーム vs 【17】勝者チーム 【38】 【20】勝者チーム vs 【21】勝者チーム 【40】 【24】勝者チーム vs 【25】勝者チーム 【41】 【26】勝者チーム vs 【27】勝者チーム 【3回戦】 ▽5月21日(水) 【42】 【28】勝者チーム vs 【29】勝者チーム 【43】 【30】勝者チーム vs 【31】勝者チーム 【44】 【32】勝者チーム vs 【33】勝者チーム 【45】 【34】勝者チーム vs 【35】勝者チーム 【46】 【36】勝者チーム vs 【37】勝者チーム 【47】 【38】勝者チーム vs 【39】勝者チーム 【48】 【40】勝者チーム vs 【41】勝者チーム 【プレーオフラウンド】 ○第1戦:6/4(水) ○第2戦:6/8(日) 【プライムラウンド】 ○準々決勝:第1戦 9月3日(水)/第2戦 9月7日(日) ○準決勝:第1戦 10月8日(水)/第2戦 10月12日(日) ○決勝:未定 2024.12.20 13:45 Fri
5

川崎F、元日本代表MF稲本潤一氏と狩野健太氏の育成部コーチ就任を発表!

川崎フロンターレは20日、稲本潤一氏(45)、狩野健太氏(38)が育成部コーチ就任に就任したことを発表した。 1997年にガンバ大阪のユースからトップチームに昇格した稲本氏は、アーセン・ヴェンゲル氏が率いるアーセナルやフルアムやWBA、カーディフ・シティ、ガラタサライ、フランクフルト、スタッド・レンヌを渡り歩き、2010年に川崎フロンターレに加入。 川崎Fでは、本職のボランチに加え、センターバックでも起用されるなど、在籍5年間で公式戦126試合に出場し3得点を記録。川崎F退団以降は、北海道コンサドーレ札幌、SC相模原を挟み、2022年から南葛SCに加入した。 南葛SCでは今年からコーチ兼任選手としてプレーしたが、このシーズンをもって輝かしい現役生活に幕。日本代表では2002年の日韓大会から3大会連続でワールドカップ(W杯)に出場するなど、82試合に出場し5得点を記録した。 役時代の狩野氏は横浜F・マリノス、柏レイソル、徳島ヴォルティス、そして川崎Fでプレー。J1リーグ通算143試合、J2リーグ通算29試合に出場した。 引退後は川崎Fのスクール・普及コーチとなり、2022年にU-12サポートコーチに。今年に入ってU-12コーチを務め、指導者4年目の今季からトップチームコーチに就任していた。 なお、担当カテゴリーについては決まり次第、改めて発表するとのことだ。 両者は育成部コーチ就任にあたり、クラブ公式サイトを通じてコメントを発表している。 ◆稲本潤一 「このたび、川崎フロンターレの育成部コーチに就任することになりました。フロンターレは、2010年にJリーグに復帰した際に大変お世話になったクラブであり、こうしてまたクラブに貢献できる機会をいただけたことを大変うれしく思います」 「私自身、ユース時代にプロデビューを果たしましたが、近年では年齢に関係なく、才能ある選手たちが早い段階でプロの舞台で活躍できる環境が整ってきています。私も指導者として、彼らがプロとして通用するスキルを磨き、将来日本を代表する選手へと成長していけるよう全力でサポートしていきたいと思います」 「これまでのプロキャリアで培った経験を生かし、選手たちとしっかり向き合いながら指導に取り組んでいきます。指導者としてはまだ1年目であり、これは私自身にとっても新たなキャリアのスタートです。アカデミーの選手たちと共に成長しながら、日々努力していきたいと考えています。 最後になりますが、フロンターレを支えてくださるスポンサーの皆様、そしてアカデミーの選手たちを日々サポートしてくださる保護者の皆様にも、心より感謝申し上げます。この年代は『自主自立』が求められる時期でもありますが、選手自身とその周囲を支える方々への感謝を忘れず、指導に臨んでいきます!」 ◆狩野健太 「フロンターレファミリーの皆さんいつも熱い応援ありがとうございます。僕はフロンターレが大好きです! フロンターレのすばらしさを伝え、アカデミーの選手たちの心の火を灯し燃え上がらせられるよう、情熱を持ち指導していきたいと思います」 2024.12.20 12:30 Fri

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly