J2降格の鳥栖が鹿児島の正守護神・泉森涼太を完全移籍で獲得「J2優勝、J1復帰に貢献できるように全身全霊で頑張ります!」

2024.12.20 18:15 Fri
©︎J.LEAGUE
サガン鳥栖は20日、鹿児島ユナイテッドFCのGK泉森涼太(25)を完全移籍で獲得することを発表した。

泉森は大阪府出身で、鹿児島城西高校から大阪体育大学へと進学。2022年に鹿児島に加入した。

プロ3年間を鹿児島で過ごし、公式戦49試合に出場。今シーズンは明治安田J2リーグで35試合、YBCルヴァンカップで1試合に出場していた。
J2へと降格した鳥栖は、正守護神のGK朴一圭が横浜F・マリノスへ完全移籍。GK岡本昌弘が現役引退とGK2人がチームを去っていた。

鳥栖へ移籍する泉森は両クラブを通じてコメントしている。

◆サガン鳥栖


「サガン鳥栖ファミリーの皆さま、初めまして。鹿児島ユナイテッドFCから加入しました、泉森涼太です。サガン鳥栖の一員になれること、とても嬉しく誇りに思います」

「自分の持ち味を存分に発揮し、サガン鳥栖のJ2優勝、J1復帰に貢献できるように全身全霊で頑張ります!よろしくお願いいたします!」

◆鹿児島ユナイテッドFC


「この度、サガン鳥栖へ移籍することを決断しました。まず初めに、プロサッカー選手としての第一歩を鹿児島ユナイテッドFCで踏み出せたことを、心から誇りに思います」

「今シーズン、チームを降格させてしまったことについては、自分の力不足を痛感し、本当に申し訳なく感じています。大学卒業後の3年間は、試合に出られず苦しい日々もありました。しかし、Jリーグデビューを果たした試合、昇格を決めた試合、人生で初めてサッカーを辞めたいと思った試合、そして降格が決まった試合など、数え切れないほど多くの貴重な経験をさせていただきました」

「そのすべての瞬間に、ファンやサポーターの皆さんの支えがありました。降格が決まった後も変わらず、むしろそれ以上の声援を送っていただけたことは、僕に大きな勇気と力を与えてくれました。良い時も悪い時も変わらず背中を押していただいたことは、一生忘れることはありません。この支えがなければ、今の自分はなかったと思います。本当に感謝しています」

「そして、共に戦ったチームメイトのみんなにも、心から感謝しています。苦しい時も嬉しい時も共に乗り越えた仲間がいてくれたからこそ、どんな状況でも前を向いて努力し続けることができました。一緒に過ごした日々は、僕の財産であり、一生忘れることはありません。これからもみんながそれぞれの場所で輝き続けることを願っています」

「最後になりますが、「鹿児島の宝」と称される鹿児島ユナイテッドFCでプレーできたことを、心から誇りに思っていますし、幸せな時間でした。これからも泉森涼太を応援していただけたら嬉しいです。3年間、本当にありがとうございました。この感謝と誇りを胸に、責任と覚悟を持って新天地で頑張ってまいります!」

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まだJ1からの降格をしたことがないチームってどこまで粘ってきたの?!の巻/倉井史也のJリーグ

J1から降格したことのない3チームってどこ? 鹿島と横浜FMと……実は鳥栖。その鳥栖が最下位ですからね。嘆きのメール、たくさんいただいております。まぁそういう嘆き方って正しいんですけどね。サッカークラブが売ってるのは、夢じゃなくてストレスなんだから。 ともあれ、先週の札幌の回でも書いたんだけど、やっぱり1試合あたり2失点以上というのはかなりヤバいんですよ。でもね、鳥栖って落ちてないけどかなり危ないときが過去何度もあったんじゃないかと思うんです。クラブが危ないときも多かったけど、残留もヤバイって時が。 ということで、ここでは鳥栖が昇格した2012年以降、最低順位と最高順位をピックアップしてみました。 2012年:最低順位13位/最高順位 3位 2013年:最低順位15位/最高順位 5位 2014年:最低順位 9位/最高順位 1位 2015年:最低順位14位/最高順位 3位 2016年:最低順位17位/最高順位 2位 2017年:最低順位17位/最高順位 8位 2018年:最低順位17位/最高順位 6位 2019年:最低順位18位/最高順位14位 2020年:最低順位17位/最高順位11位 2021年:最低順位 7位/最高順位 2位 2022年:最低順位12位/最高順位 5位 2023年:最低順位18位/最高順位 8位 ちなみに最終順位は 2012年: 5位 2013年:12位 2014年: 5位 2015年:11位 2016年:11位 2017年: 8位 2018年:14位 2019年:15位 2020年:13位 2021年: 7位 2022年:11位 2023年:14位 おお、確かにサポーターが騒ぐ気持ちもよく分かる。 2023年に18位だったのは第1節のみ。2019年は第1節から第3節、第7節から第11節、第15節から第16節、第19節から第20節って12節も最下位だったけど、ルイス・カレーラス監督を第9節のあとに解任。そこまで1勝1分7敗だったチームを金明輝監督が10勝6分18敗までもちこんで最終節に残留を果たしたって年でした。 鳥栖って今年も波瀾万丈ありそうね。これまでの奇跡の力に期待ってとこでしょうか。 2024.04.20 10:30 Sat
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京都が中指立てて一発退場のアピアタウィア久の行為に声明…試合後に直接謝罪「未熟な自分から卒業できるように」

京都サンガF.C.は1日、DFアピアタウィア久の行動について声明を発表した。 京都は9月30日、明治安田生命J1リーグ第29節でサガン鳥栖とアウェイで対戦した。 試合は1-2で京都がリードしていた中、後半アディショナルタイムにアクシデント。鳥栖の長沼洋一を後ろから倒したとしてファウルを取られていたアピアタウィア久が中指を立てる行為があり、VARから山下良美主審へ連絡。オンフィールド・レビューでその行為を確認し、一発退場となっていた。 また、この退場が影響したのか、京都はアディショナルタイムに連続失点。3-2で逆転負けを喫していた。 試合後のフラッシュインタビューでは曺貴裁監督も苦言を呈した中、京都はクラブを通じてアピアタウィア久の行為について謝罪した。 「9月30日(土)に開催されました、2023明治安田生命J1リーグ第29節サガン鳥栖vs京都サンガF.C.の試合におきまして、京都サンガF.C.のアピアタウィア久選手が、後半アディッショナルタイムに不適切な行為により退場処分(レッドカード)となりました」 「アピアタウィア久選手は今回の自身の行為を深く反省しております。また、試合終了後、京都サンガF.C.の社長、監督と本人がサガン鳥栖のクラブ関係者の方々に謝罪をさせて頂きました」 「クラブと致しましても、改めてサガン鳥栖の皆様、そして、Jリーグに関わる全ての方々にご迷惑をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます」 「今後、本人はもとより、京都サンガF.C.の全選手並びに全スタッフが改めてフェアプレー精神の大切さについて再確認を行うと共に、その徹底を図って参ります」 また、アピアタウィア久もクラブを通じて謝罪した。 「このたび、鳥栖戦での私の軽率な行動で多くの人を不快にさせてしまったことを、深くお詫び申し上げます。自分のした行為は決して許されるものではありません。今回、起こしてしまったことを深く反省し、未熟な自分から卒業できるように精進します。改めて、サガン鳥栖の選手、関係者の皆様にお詫び申し上げます。本当に申し訳ありませんでした。」 <span class="paragraph-title">【動画】後半ATにVARチェックの結果アピアタウィア久が一発退場</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="SNd1PYCelMM";var video_start = 340;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.10.01 14:43 Sun

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