浦和先制もたったひとつのミスから勝ち点1に…新体制の降格圏鳥栖とドロー決着【明治安田J1第26節】

2024.08.11 21:04 Sun
11日、明治安田J1リーグ第26節のサガン鳥栖vs浦和レッズが駅前不動産スタジアムで行われ、1-1-のドロー決着に。
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川井健太監督を解任…J2降格圏を脱却したい19位鳥栖。中断期間明け初戦が悪天候で延期…久々のリーグ戦を前に新主将・伊藤敦樹が欧州移籍へクラブを離れた11位浦和。お世辞にもチーム状況が良いとは言えない両軍だが、ともにパリ五輪組が先発復帰。鳥栖はDF木村誠二、浦和はDF大畑歩夢と、世代のトップランナーとして日本を支えた若武者だ。
木谷公亮新監督の就任から2日、鳥栖は攻守両面でボールへのアプローチが素早く、立ち上がりから浦和陣内へ前進する。

ただ、プレッシングは選手の走力任せになっている感があり、浦和がケアをし始めてからは難なく剥がされるように。次第に攻撃が停滞し、ポゼッションもシュートも浦和が上回る。
それでも粘り強く戦い、一進一退の攻防に。38分、敵陣ボックス内でボールをかっさらった19歳・堺屋佳介が右足を一閃。コースを突いて威力十分も、浦和のGK西川周作に阻まれる。

試合は再び鳥栖の攻勢に。45+3分には、大岩ジャパンでもセットプレーにおける強さを披露した木村が、右CKにファーから叩きつけるようなヘディングシュート。惜しくも枠外へ。

後半も攻勢をかけるは鳥栖。49分、深く押し込んだ状態からマルセロ・ヒアンがゴール前で決定的なヘディングも、わずかに枠外へ。

さらに50分、素早いアタッキングからマルセロ・ヒアンがラストパス。ボックス近辺から日野翔太が決定的な右足シュートも、またしてもわずかに枠外へ。再三の決定機を活かせない。

そうこうしているうちに、浦和がようやく決定機。55分、渡邊凌磨が左サイドで前を向き、鋭いカットインから右足シュートを放つも、あと十数cm…ファーポストに弾かれてしまう。

徐々に勢いが出た浦和は58分、速攻からボックス右へ走った二田理央が右足シュート。経験豊富な鳥栖のGK朴一圭にキャッチされるが、浦和のほうにもゴールの匂いが漂い始める。

60分過ぎから両軍とも先制点を目指した交代カードを切り始め、とうとう均衡が破れる。

浦和は72分、速攻から二田との交代で入った松尾佑介が左サイドを50m以上独走。ボックス内まで侵入し、最後は左足を一閃…渾身の一撃をゴール右隅に突き刺した。

ところが79分、浦和はひとつのミスから数的不利に。

鳥栖のロングボールを井上黎生人がGK西川へ頭でバックパス…これをマルセロ・ヒアンに狙われ、ボックス内でヒアンを倒した新主将西川が決定機阻止により一発レッドとなった。

そして、鳥栖のPK。自らキッカーを務めたヒアンがこれを沈めて同点に。浦和は急遽途中出場のGK牲川歩見がコースを読んでいたが、阻むことはできなかった。

勢いが出た鳥栖は90分、ロングカウンターでヒアンがGK牲川との一対一に。しかし、最後はボックス内ゴール前で打ち切ることができず、千載一遇の決定機を活かせず。

直後には、浦和の松尾が鳥栖GK朴一圭と一対一に。こちらは朴がセーブと、終盤にかけてどちらも勝ち越しを諦めず、ゴール前まで迫る。

しかし、どちらも2点目を奪えず、1-1のドロー決着に。鳥栖としては長沼洋一が途中から出てきた浦和をホームで撃破できず、浦和としては降格圏の相手からまたしても白星ならず。

間違いなく好ゲームだったが、当事者たちは消化不良、といったところか。

サガン鳥栖 1-1 浦和レッズ
【鳥栖】
マルセロ・ヒアン(後39)
【浦和】
松尾佑介(後27)

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20日、明治安田J1リーグ第24節の浦和レッズvs北海道コンサドーレ札幌が埼玉スタジアム2002で行われ、3-4で札幌が勝利を収めた。 勝ち点33で9位の浦和と、勝ち点12で最下位の札幌の対戦。札幌は残留ラインとの勝ち点差が「11」となっており、いよいよ勝ち点3が必要な状況となった。 浦和は前節から3名を変更。パリ・オリンピックへ出発した大畑歩夢、サミュエル・グスタフソン、チアゴ・サンタナが外れ、石原広教、武田英寿、松尾佑介を起用した。 対する札幌は1名を変更。大森真吾が外れ、古巣対戦となる駒井善成を起用。新加入のジョルディ・サンチェスもベンチ入りを果たした。 ミハイロ・ペトロヴィッチ監督にとっては古巣対戦となる一戦。勝ち点をしっかり取りたいところだが、序盤は浦和ペースで進んでいく。 12分には浦和が自陣からの見事なビルドアップを見せると、最後はボックス右からの石原がクロスを入れると、関根貴大がボックス中央でドンピシャヘッド。しかし、GK菅野孝憲がビッグセーブを見せる。 浦和は15分にもチャンス。武田が絶妙なスルーパスを送ると、抜け出した松尾がボックスに入ったところでシュート。しかし、わずかに右に外れる。 浦和がペースを握って進んでいく展開となる中、札幌もポゼッションして攻め手を見出していく。それでも浦和ペースは変わらず。26分には大久保智明が右サイドから仕掛けて中央へパス。これをボックス内で渡邊凌磨がシュートもブロックされると、浮き球を松尾がバイシクルで狙うが、高尾瑠の顔面を蹴ってしまいイエローカード。高尾は流血し、テーピングで頭を止血することとなった。 浦和が押し込んでいた中、札幌はセットプレーで先手を奪う。37分、右CKを獲得すると青木亮太の正確なクロスをニアサイドで岡村大八がドンピシャヘッド。これがネットを揺らし、札幌が先制する。 先制した札幌はここから勢いに乗り出す。42分には、FKからのクロスに対して岡村が打点の高いヘッド。GK西川周作が飛び出してキャッチしたが、札幌がチャンスを作り出していく。 追いつきたい浦和は45分、渡邊が自陣からドリブルをスタート。そのまま中央を突破するとボックス手前からミドルシュートもGK菅野の正面。すると札幌は前半アディショナルタイム2分に、自陣からのロングボールに抜け出した鈴木武蔵が独走。ボックス内で左足シュートを流し込み、移籍後初のリーグ戦ゴールを記録。リードを2点に広げた。 2点ビハインドで前半を終えると、スタンドの浦和サポーターから大ブーイング。後半から巻き返しと思われた中、強い雷と大雨の影響で中断することに。およそ40分程度中断して再開となった。 浦和は武田を下げてチアゴ・サンタナを投入。逆転勝利を目指していく中、後半も札幌が先にゴールを奪う。51分、右に展開すると、浅野雄也、高尾と繋ぎ、最後はボックス中央で駒井がトラップで浮かせたボールをハーフボレーで叩き込み、古巣相手にゴール。リードを3点に広げる。 さらに札幌は57分、テンポ良くパスを回していくと青木のパスはミスに。しかし、跳ね返りに反応した鈴木がボックス手前で左足シュート。コースを狙ったシュートがゴール左に決まり、リードが4点に広がる。 まさかの4失点を喫した浦和は61分に一気に4枚交代。関根、松尾、大久保。安居海渡が下がり、小泉佳穂、本間至恩、二田理央、堀内陽太を起用した。 すると65分、左サイドのスペースに出されたパスにチアゴ・サンタナが反応。ボックス左からクロスを上げると、飛び込んだ二田が完全にフリーになっておりヘッドで合わせるが、クロスバーに嫌われる。 札幌は4点のリードがあるためにリスクを負わないプレー。浦和はボールを保持しながらも攻め込んでいく。71分にはインナーラップした石原がスルーパスに反応してボックス内右からシュート。獲得したCKからチアゴ・サンタナがヘッドも枠を越えていく。 73分にも浦和がチャンス。右サイドを崩すと二田がクロス。チアゴ・サンタナが競り合うと、浮き球を小泉がボックス内でボレーも枠を捉えられない。 それでも攻め込む浦和は77分、右CKからのクロスにチアゴ・サンタナが6人の競り合いの中でも頭に当ててゴール。浦和が1点を返す。 1点を返された札幌はここまで1枚しか代えていなかったが、3枚同時交代。2ゴールの鈴木、大﨑玲央、馬場晴也を下げて、ジョルディ・サンチェス、宮澤裕樹、長谷川竜也を投入。新助っ人がデビューした。 それでも浦和の勢いは止まらない。81分、中盤でボールを持った小泉が左足でクロス。ボックス中央で待っていたチアゴ・サンタナはトラップに失敗も、抜けたボールに反応していた二田がニアサイドに強烈なシュートを蹴り込み、2点差に。二田は初ゴールとなった。 押せ押せムードの浦和。87分にはCKの流れからボックス内のルーズボールに対して岡村が奪いにいくと、井上黎生人の右足にチャージ。VARチェックの後にオンフィールド・レビューとなるとPKの判定となる。 このPKを伊藤敦樹がしっかりと決め切ることに成功。浦和がついに1点差まで迫る。 中断もあり難しい試合となった中、アディショナルタイムは9分に。どう転んでもおかしくないような状況となった中、浦和が攻めていく形は変わらない。 浦和はアディショナルタイム9分、右からのクロスにチアゴ・サンタナがヘッドで合わせるもGK菅野がしっかりセーブ。そのまま何とか逃げ切り、今季3勝目、10試合ぶりの勝利となった。 浦和レッズ 3-4 北海道コンサドーレ札幌 【浦和】 チアゴ・サンタナ(後32) 二田理央(後36) 伊藤敦樹(後45) 【札幌】 岡村大八(前37) 鈴木武蔵(前45+2、後12) 駒井善成(後6) <span class="paragraph-title">【動画】完璧に抜け出した鈴木武蔵が、移籍後J1戦初ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%B5%A6%E5%92%8C%E6%9C%AD%E5%B9%8C?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#浦和札幌</a> <a href="https://t.co/GwtMb29NVG">pic.twitter.com/GwtMb29NVG</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1814619100837982488?ref_src=twsrc%5Etfw">July 20, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.07.20 21:42 Sat

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スコルジャ新体制の浦和がリスタートの一戦を制し7試合ぶりの勝利、G大阪は昨季に続きスコルジャ浦和に屈する‥【明治安田J1第30節】

14日、明治安田J1リーグ第30節のガンバ大阪vs浦和レッズがパナソニック スタジアム 吹田で行われ、0-1で浦和が勝利を収めた。 優勝争いに残りたいG大阪が迎えるのは、マチェイ・スコルジャ監督が再就任した浦和。スコルジャ監督が合流してからの初陣となる。 G大阪は天皇杯のサンフレッチェ広島戦から中2日という過密日程。中断前のリーグ戦からは3名を代え、岸本武流、山下諒也、ファン・アラーノが外れ、松田陸、食野亮太郎、ウェルトンが入った。 対する浦和は新体制の初陣。中断前のリーグ戦からは1名の変更となり、小泉佳穂に代えてサミュエル・グスタフソンを起用した。また、10年ぶり復帰の原口元気もベンチ入りを果たしている。 スコルジャ監督はよく知るG大阪との対戦。2023シーズンは浦和が4戦全勝と、ホームのG大阪としては嫌な結果が残っている。 立ち上がりからテンションの高い両者の戦い。スタンドのサポーターもぎっしりと埋まり、大きな盛り上がりを見せる中、激しい攻防が続いていく。 浦和は17分、ボックス手前でFKを獲得。キッカーが多くいる中、デザインしたFKを見せ、ブライアン・リンセンがボックス手前からダイレクトミドル。しかし、枠を超えていく。 すると28分、ダワンと渡邊凌磨が勢いを持って接触。ヒザ同士がぶつかり、さらにダワンが渡邊の足を踏んでいた中、渡邊がなかなか起き上がれない。 G大阪は攻めあぐねていた中、35分に決定機。縦パスを受けた坂本一彩が反転してボックス際からシュート。枠を捉えたが、GK西川周作がワンハンドセーブでゴールを許さない。 ゴールレスで迎えた後半、早々にスコアを動かしたのは浦和だった。49分、ドリブルで大久保智明が持ち出すと、スペースが空いたところにパス。これを受けた渡邊がボックス内右からファーサイドにクロスを入れると、走り込んだ関根貴大がヘッドで合わせ、浦和が先制する。 先制を許してしまったG大阪。追いつくべく積極的に浦和ゴールに迫っていくが、なかなか決定機を作れない。攻撃の形が上手く作れず、シュート数もなかなか伸びない焦れた展開に。57分には食野、鈴木徳真を下げて、山田康太と美藤倫、66分にマツダ、坂本を下げて岸本、山下と入れて流れを掴みにいく。 そんな中、浦和も69分に関根とリンセンを下げて、松尾佑介、チアゴ・サンタナを起用。さらに、76分、10年ぶりに復帰した原口元気を投入。また、同じタイミングで前田直輝もピッチに送り込んだ。 試合のペースがG大阪が握り、浦和陣内で過ごす時間が増えていくが、GK西川を中心に浦和は守っていく。 0-1のまま試合は7分間のアディショナルタイムへ。95分にはG大阪がセットプレーのこぼれ球を美藤がダイレクトで狙っていったが、枠を外れる。 その後も浦和がしっかりとゲームをコントロールし0-1で終了。スコルジャ監督はG大阪に対して5連勝で、チームは7戦ぶり白星。G大阪は4連続ドローの後、またしても浦和に屈することとなった。 ガンバ大阪 0-1 浦和レッズ 【浦和】 関根貴大(後4) <span class="paragraph-title">【動画】両ウイングで決め切る!渡邊凌磨のクロスを関根貴大が決める!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>完ぺきに崩した!<br>\<br><br><a href="https://twitter.com/hashtag/G%E5%A4%A7%E9%98%AA%E6%B5%A6%E5%92%8C?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#G大阪浦和</a> <a href="https://t.co/VqHdL0uRNy">pic.twitter.com/VqHdL0uRNy</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1834916226918756542?ref_src=twsrc%5Etfw">September 14, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.14 21:01 Sat
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【J1注目プレビュー|第30節:G大阪vs浦和】4連続ドローをストップへ、G大阪は苦手とするスコルジャ浦和のリスタートを迎え撃つ

【明治安田J1リーグ第30節】 2024年9月14日(土) 19:00キックオフ ガンバ大阪(5位/48pt) vs 浦和レッズ(12位/36pt) [パナソニック スタジアム 吹田] <span class="paragraph-subtitle">◆4連続ドロー、勝ち切りたい【ガンバ大阪】</span> 優勝争いをしていた中、中断前には4戦連続ドローと勝ちきれず。ジリジリと勝ち点差が広がり「7」ポイント差になってしまった。 首位に立つサンフレッチェ広島が7連勝中と絶好調なだけに、引き分けていても差が広がってしまっている。 直近2試合は2-2のドローが続いている中、ミッドウィークに天皇杯準々決勝を行い、首位の広島相手に勝利。ベスト4に進出し、自信になったと言って良い。 中2日での試合だが、ターンオーバーもしており疲労感は大きな問題にはならなそう。足踏みが続いている中、しっかりと勝ち点3を勝ちとりたい中、相手は新体制の浦和だ。 マチェイ・スコルジャ監督が再就任し初陣となる浦和だが、G大阪は昨季4連敗。苦手意識もあり、再び浦和の前に屈するのか、それとも打ち破るのか。今後を占う一戦となりそうだ。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:一森純 DF: 松田陸、中谷進之介、福岡将太、黒川圭介 MF:ダワン、坂本一彩、鈴木徳真 FW:山下諒也、宇佐美貴史、ウェルトン 監督:ダニエル・ポヤトス <span class="paragraph-subtitle">◆電撃復帰、マチェイ浦和の初陣【浦和レッズ】</span> 電撃的な監督交代が行われ、中断期間に入った浦和。昨シーズン指揮を執ったマチェイ・スコルジャ監督がまさかの復活となった。 チームとして完全なる迷走状態が続いている浦和。目標に掲げているものには近年全く届いておらず、監督も途中交代ばかり。そんな中で再び指揮を執ることになったスコルジャ監督は、昨シーズンの続きをしたいところだろう。 一度はチームを離れ、自身が起用してきた選手たちも多数がいなくなっている。全く違うチームを率いると言っても過言ではなく、チーム状況も決して良くない。ただ、残りシーズン、そして来シーズンに向けて良い形で入るためにも、しっかりと結果を残していきたいところだ。 メンバーも戦い方も完全に不明な状態。復帰した元日本代表MF原口元気の起用法も気になるが、リスタートとなる2度目の初陣で違いを見せられるのか注目だ。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:西川周作 DF:石原広教、佐藤瑶大、マリウス・ホイブラーテン、大畑歩夢 MF:サミュエル・グスタフソン、安居海渡 MF:大久保智明、渡邊凌磨、関根貴大 FW:ブライアン・リンセン 監督:マチェイ・スコルジャ 2024.09.14 16:38 Sat
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クラブW杯2025まで1年弱…FIFAとAppleの交渉破談で放映権白紙

クラブワールドカップ2025(クラブW杯)の放映権は、白紙の状態が続く。 来年6月、新たなフォーマットとなって開催されるクラブW杯2025。各大陸から32クラブが集う大規模コンペディションとなり、近年サッカー界で問題視される過密日程に拍車をかけるとして、FIFAへの批判が止むことはない。 今年4月、『ニューヨーク・タイムズ』がクラブW杯2025に関し、「FIFAは米国・Apple社との間で、放映権について完全合意する見通し。すでにほぼ合意している」と報道。10億アメリカドル(約1572億円)に及ぶ巨額の契約が結ばれるとしていた。 しかし、ドイツ『ビルト』などによると、FIFAとApple社による放映権を巡る契約は実現しない方向で間違いなし。すでに交渉は終わっているという。FIFAは2025年大会と2029年大会に向け、放映権の再入札を始めたとのことだ。 クラブW杯2025はアメリカ開催で、来年6月15日〜7月13日までに全63試合が開催予定。出場32チームとあって、大会方式としては「3位決定戦がないことを除いてW杯と同じ」。 日本からは浦和レッズの出場が決まっており、アジアサッカー連盟(AFC)全体だと、浦和、アル・ヒラル(サウジアラビア)、蔚山HD(韓国)、アル・アイン(UAE)で出場4枠を占めている。 2024.07.19 17:55 Fri
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浦和がバルサ、リバプールと並ぶ!! 『世界の熱狂的なサポーター5選』に浦和サポーターが選出!

▽世界各国のフットボールシーンにおいて、熱狂的なサポーターを抱えることで知られるクラブがいくつかある。日本を代表する熱狂的なサポーターと言えば、浦和レッズサポーターだが、『Fox Sports』が選ぶ『世界の熱狂的なサポーター5選』に見事選ばれた。 ▽浦和が選ばれた『世界の熱狂的なサポーター5選』には、リーベル・プレート(アルゼンチン)、ガラタサライ(トルコ)、リバプール(イングランド)、バルセロナ(スペイン)が入っており、浦和サポーターは世界でも“熱狂的”なファンで知られるクラブと肩を並べることとなった。 ▽浦和については「Jリーグの20シーズン中、14シーズンで最高の平均入場者数を誇り、サポーターが作る最高のコレオグラフィーがある」と紹介。「次東京に行く際は、埼玉スタジアムでの試合を観て欲しい」と、観戦を勧めている。以下、4クラブのサポーターの特徴を紹介。 ◆リーベル・プレート(アルゼンチン) ▽リーベル・プレートは、アルゼンチンで最もサポーターが多いクラブの1つで、ボカ・ジュニアーズとの激しいライバル関係は有名だ。ロス・ミジョナリオス(億万長者)の愛称でも知られ、ボカ・ジュニアーズとのダービーは、死人が出るほどの激しい試合になるとも言われている。 ◆ガラタサライ(トルコ) ▽ガラタサライは、ファンの大声援が地響きを起こすとも称されるほど。悪名高い「Wellcome to Hell(地獄へようこそ)」というバナーは広く知られている。1993年のマンチェスター・ユナイテッド戦、2001年のパリ・サンジェルマン戦ではサポーターが衝突し、まさに“地獄”となってしまった。 ◆リバプール(イングランド) ▽サポーターを「12人目の男」と考えるリバプール。「You'll Never Walk Alone」の大合唱は有名であり、スタジアムが素晴らしい雰囲気で包まれる。2005年のチャンピオンズリーグ決勝のミラン戦では、ビハインドで迎える後半にサポーターの大声援が選手の背中を後押しし、逆転での優勝に繋がったとも。 ◆バルセロナ(スペイン) ▽かつては「ソシオ」がチームを支えるほど、サポーターとの関係が重要視されているバルセロナ。近年、胸スポンサーを入れるようになったが、それまではサポーターの会員費と入場料収入でクラブは運営されていた。かつて、レアル・マドリーへ禁断の移籍をしたルイス・フィーゴが凱旋した時には、豚の頭が投げ込まれるほど熱狂的だ。 2017.10.12 22:45 Thu
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まるで別人!若返り手術をした元Jリーグ指揮官の現在の姿に海外衝撃「誰か分からない」

ブラジル人指揮官のオズワルド・オリヴェイラ氏の変貌ぶりが現地で話題だ。 ブラジル複数クラブでの指導経験を持ち、2007年に就任した鹿島アントラーズでは、史上初となるJリーグ3連覇を達成したオリヴェイラ監督。2011年に退任して以降は、母国クラブやカタールでの指揮を経て、2018年4月に浦和レッズの監督に就任した。 浦和では天皇杯優勝を成し遂げたものの、2019年5月に解任。その後はフルミネンセに3度目の復帰を果たしたものの1カ月強で解任されると、それ以降はどのクラブも指揮していない。 現在73歳のオリヴェイラ氏は、14日に母国ブラジルのスポーツ番組に出演。以前より顔がふっくらした印象で、メガネを外した顔は別人のようだった。 ブラジル『CORREIO BRAILIENSE』によると、オリヴェイラ氏は1月に顔の若返り手術を実施したことで注目を浴びていたという。そして、今回の番組出演時にもまた別人のように顔が変わっていたことで、「誰か分からない」とSNS上で大きな話題になっているようだ。 <span class="paragraph-title">【比較写真】まるで別人になったオリヴェイラ氏(右が現在)</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="pt" dir="ltr">VEJA: Treinador de futebol Oswaldo de Oliveira faz procedimento de rejuvenescimento facial e resultado viraliza nas redes sociais. <a href="https://t.co/lZWTPfEqlb">pic.twitter.com/lZWTPfEqlb</a></p>&mdash; DIRETO DO MIOLO (@diretodomiolo) <a href="https://twitter.com/diretodomiolo/status/1735352687716163696?ref_src=twsrc%5Etfw">December 14, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.12.15 12:05 Fri

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