チェイスvs佐野の日本人対決が実現!初勝利を狙う両者の一戦は劇的ドローで終幕【ブンデスリーガ】
2024.09.01 00:40 Sun
ブンデスリーガ第2節のシュツットガルトvsマインツが8月31日に行われ、3-3の引き分けに終わった。シュツットガルトのDFチェイス・アンリ、マインツのMF佐野海舟はフル出場している。
先制を許したマインツは、15分にも最終ラインのミスから失点する。敵陣からのロングボールに対応したDFハンチェ=オルセンが目測を誤りヘディングを空振り。このボールでDFの裏に抜け出したルウェリングにボックス内まで侵攻を許すと、難なくゴール右にシュートを決められた。
2点を追うマインツは、34分にブルカルトが決定機を迎えたがシュートはGKニューベルの好セーブに阻まれた。それでも42分、右クロスの流れたボールを追ったブルカルトがボックス左でミロに倒されてPKを獲得すると、このPKをアミリがゴール右下に沈め、2-1で前半を終えた。
試合を振り出しに戻したマインツは71分にも、ムウェネのロングパスでDFの裏に抜け出したブルカルトがボックス左手前から飛び出したGKの横を抜くシュートでゴールネットを揺らしたが、これはオフサイドの判定でゴールは取り消された。
ピンチを凌いだシュツットガルトは88分、バイタルエリア中央手前でFKを獲得すると、リーダーの直接FKが左ポストを直撃。これがGKゼントナーの背中に当たり、そのままゴールに吸い込まれた。
このまま試合終了かと思われたが、後半アディショナルタイムにドラマが生まれる。94分、パワープレーを敢行するマインツはムウェネの左クロスをファーサイドのヴィドマーが頭で折り返すと、これをゴール前のライチュがダイビングヘッドで流し込んだ。
結局、試合はそのまま3-3でタイムアップ。今季初勝利を目指した両者による日本人対決は痛み分けのドローに終わった。
シュツットガルト 3-2 マインツ
【シュツットガルト】
エンツォ・ミロ(前8)
ジェイミー・ルウェリング(前15)
ファビアン・リーダー(後43)
【マインツ】
ナディーム・アミリ(前43[PK])
ヨナタン・ブルカルト(後17)
マキシム・ライチュ(後49)
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開幕節でフライブルクに完敗したシュツットガルトが、引き分けスタートとなったマインツをホームに迎えた一戦。シュツットガルトのチェイス・アンリはシャボーとのセンターバックコンビで先発。一方、マインツの佐野もボランチで2試合連続の先発となっている。試合は早い時間にスコアが動く。8分、ウンダブのサイドチェンジをボックス左手前で受けたヒューリッヒが胸トラップでボックス内に侵入しシュート。これはGKゼントナーに弾かれたが、こぼれ球をミロがゴールに押し込んだ。2点を追うマインツは、34分にブルカルトが決定機を迎えたがシュートはGKニューベルの好セーブに阻まれた。それでも42分、右クロスの流れたボールを追ったブルカルトがボックス左でミロに倒されてPKを獲得すると、このPKをアミリがゴール右下に沈め、2-1で前半を終えた。
互いに選手を入れ替えて迎えた後半、再びスコアを動かしたのはマインツ。62分、左サイド高い位置でボールを受けたムウェネのパスからハンチェ=オルセンがボックス左深くまで駆け上がりダイレクトクロス。これをゴール右手前に走り込んだブルカルトがダイビングヘッドで叩き込んだ。
試合を振り出しに戻したマインツは71分にも、ムウェネのロングパスでDFの裏に抜け出したブルカルトがボックス左手前から飛び出したGKの横を抜くシュートでゴールネットを揺らしたが、これはオフサイドの判定でゴールは取り消された。
ピンチを凌いだシュツットガルトは88分、バイタルエリア中央手前でFKを獲得すると、リーダーの直接FKが左ポストを直撃。これがGKゼントナーの背中に当たり、そのままゴールに吸い込まれた。
このまま試合終了かと思われたが、後半アディショナルタイムにドラマが生まれる。94分、パワープレーを敢行するマインツはムウェネの左クロスをファーサイドのヴィドマーが頭で折り返すと、これをゴール前のライチュがダイビングヘッドで流し込んだ。
結局、試合はそのまま3-3でタイムアップ。今季初勝利を目指した両者による日本人対決は痛み分けのドローに終わった。
シュツットガルト 3-2 マインツ
【シュツットガルト】
エンツォ・ミロ(前8)
ジェイミー・ルウェリング(前15)
ファビアン・リーダー(後43)
【マインツ】
ナディーム・アミリ(前43[PK])
ヨナタン・ブルカルト(後17)
マキシム・ライチュ(後49)
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チェイス・アンリがフル出場のシュツットガルト、再三のピンチを凌いでレバークーゼンにゴールレスドロー【ブンデスリーガ】
ブンデスリーガ第9節、レバークーゼンvsシュツットガルトが1日に行われ、0-0で引き分けた。シュツットガルトのDFチェイス・アンリはフル出場している。 前節ブレーメン戦を追いつかれてのドローに終わった3位レバークーゼン(勝ち点15)は、4日後にチャンピオンズリーグのリバプール戦を控える中、3日前のDFBポカール2回戦エルフェアスベルク戦のスタメンから7選手を変更。ヴィルツやボニフェイス、グリマルドら主力が先発に戻った。 一方、前節ホルシュタイン・キール戦を10人となりながらも逃げ切り勝利とした8位シュツットガルト(勝ち点12)は、3日前のDFBポカールではカイザースラウテルン戦を2-1と競り勝った。そのシュツットガルトはチェイス・アンリが公式戦3試合連続スタメンとなった。 フラットな[4-4-2]でスタートしたレバークーゼンに対し、開始3分、シュツットガルトにアクシデント。ルウェリングがハムストリングを痛めて早々に交代を強いられた。 そのシュツットガルトに対し、レバークーゼンは12分に好機。ディフェンスライン裏を取ったフリンポンがボックス左に侵入してGK強襲のシュートを浴びせた。さらに18分、CKからタプソバが際どいヘディングシュートを放ったレバークーゼンが主導権を握っていく。 そして32分にはフリンポンがネットを揺らすも、その前にオフサイドがあってゴールならず。さらに41分、CKからタプソバのヘディングシュートがバーに直撃したレバークーゼンは、追加タイムにもCKからボニフェイスのヘディングシュートでゴールに迫ったが、GKニューベルの好守に阻まれ、ゴールレスで前半を終えた。 迎えた後半、開始3分にレバークーゼンがCKからPKを獲得しかけるも、ヴァグノマンのハンドは取られず。さらに53分、ヴィルツのダイレクトパスを受けたボックス右のボニフェイスがポスト直撃のシュートを浴びせたレバークーゼンが後半も攻勢をかけていく。 66分にはヴィルツのフィードからフリンポンに決定機もヘディングシュートは枠を捉えきれず。さらに73分にはボニフェイスがルオーとの競り合いに勝ってGKと一対一となったが、シュートはニューベルに阻まれてしまう。 最終盤、レバークーゼンは3枚替えを敢行するもゴールをこじ開けられずタイムアップ。勝ち点1を挙げるに留まった。一方、チェイス・アンリの好守も見られた守勢のシュツットガルトは勝ち点1を持ち帰っている。 レバークーゼン 0-0 シュツットガルト 2024.11.02 06:24 Sat2
チェイス・アンリがフル出場のシュツットガルト、横田大祐が躍動のカイザースラウテルンに競り勝って3回戦へ【DFBポカール】
DFBポカール2回戦、シュツットガルトvsカイザースラウテルンが29日にMHPアレーナで行われ、2-1で勝利したシュツットガルトが3回戦進出を決めた。なお、シュツットガルトのDFチェイス・アンリはフル出場。カイザースラウテルンのMF横田大祐は85分までプレーした。 ブンデスリーガで8位に位置するシュツットガルトは、2.ブンデスリーガ(2部)で10位に位置するカイザースラウテルンとの3回戦進出を懸けた一戦に臨んだ。この試合ではチェイス・アンリ、横田ともにスタメンを飾って日本人対決が実現した。 チェイス・アンリが右のセンターバック、横田がトップ下でスタートした一戦はホームのシュツットガルトが立ち上がりから優勢に進めていく。 14分にはボックス右に抜け出したデミロビッチのシュートがGKにセーブされるも、ゴール前でこぼれ球に反応したウォルトメイドが冷静に無人のゴールへ蹴り込んで早々に先制点を挙げた。 以降もホームチームが押し込む展開が続くと、デミロビッチらがボックス内で決定機に絡むが、最後のところで仕留め切れない。 一方、時間の経過とともにカウンターを起点に押し返したカイザースラウテルンは前半半ば過ぎに横田に見せ場。29分、直前に良い形でのポケット侵入からの折り返しでDFチェイス・アンリのクリアが右CKになると、そのセットプレーの二次攻撃からこぼれ球に反応した横田が左足のダイレクトシュートを放つが、これは惜しくも右ポストを叩いた。 前半半ばから終盤は一進一退の展開が続くが、42分にはボックス左のギリギリの位置での交錯プレーからカイザースラウテルンが微妙なPKを獲得。これをキッカーのトミヤクが右隅に蹴り込み、守勢のアウェイチームが追いついて前半を終えた。 1-1のイーブンで迎えた後半は拮抗した展開に。カイザースラウテルンでは横田が前半以上の存在感を示し、立ち上がりには中央突破でカウンターチャンスを演出。さらに、59分には右サイドで鮮やかな単騎突破から正確なグラウンダークロスを供給するが、ボックス中央でフリーのアヘが放ったシュートはわずかに枠の右へ外れた。 後半はなかなかリズムに乗れないシュツットガルトは59分に2枚替え。ウォルトメイドとクレツィヒを下げてウンダブ、スティラーとドイツ代表の主力をピッチに送り出す。その2選手が早速際どいシーンに絡んでいく。 すると75分、中央での細かいパス交換からボックス右に抜け出したデミロビッチが角度を付けてマイナスに折り返したボールを、ボックス左で収めたヒューリッヒがコースを狙った右足シュートを右隅へ突き刺し、勝ち越しに成功した。 その後はチェイス・アンリら守備陣を中心に相手の攻撃を何とか撥ね返し続けたシュツットガルトが、1部の意地を見せて3回戦進出を決めた。 シュツットガルト 2-1 カイザースラウテルン 【シュツットガルト】 ニック・ウォルトメイド(前14) クリス・ヒューリッヒ(後30) 【カイザースラウテルン】 ボリス・トミヤク(前43[PK]) 2024.10.30 06:44 Wed3
DFBポカール・ラウンド16の組み合わせが決定! 王者レバークーゼンはバイエルンと激突
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【ブンデス第8節プレビュー】日本人対決2試合、マインツvsボルシアMGにシュツットガルトvsキール
前節はチャンピオンズリーグ(CL)でビッグマッチを控えていたバイエルンとシュツットガルトが対戦し、バイエルンが圧勝として首位をキープ。同じくCLを控えていたレバークーゼンがフランクフルトとの上位対決を制している。迎える第8節、日本人対決が2試合行われる。 まずは金曜開催の12位マインツ(勝ち点8)vs11位ボルシアMG(勝ち点9)。マインツは前節、格上のライプツィヒと対戦し0-2で敗戦。ホーム戦3連敗となったが、ボルシアMG戦で今季ホーム戦初勝利を飾れるか。開幕から7試合連続スタメン出場中のMF佐野海舟は引き続きスタメン予想だ。 一方、前節ハイデンハイム戦をDF板倉滉の今季初ゴールとFWクラインディーストの恩返しドッペルパックで勝利したボルシアMGはホーム戦連勝とした。ただ、この試合でも最終的に2失点しており、依然として守備は課題に。佐野同様に開幕からスタメン出場を続ける板倉の攻守両面における活躍に期待が懸かる。 続いて土曜開催の10位シュツットガルト(勝ち点9)vs17位ホルシュタイン・キール(勝ち点2)。シュツットガルトは前節バイエルン戦、0-4の完敗。代表帰りの選手たちの疲労が感じられる試合となったが、火曜に行われたCLユベントス戦では敵地で見事な試合を展開。圧倒した末、後半追加タイムのPK弾で勝利をもぎ取った。充実の勝利を手にした中、この勢いをブンデスリーガに持ち込めるか。途中出場ながら毎試合出番が回ってくるDFチェイス・アンリの出場にも期待だ。 一方、前節ウニオン・ベルリン戦を力負けして未勝利が続くキール。後半から出場した町野は見せ場を作れなかったが、スタメン復帰予想となっている中、今季5ゴール目でチームを初勝利に導けるか。 日曜にはMF三好康児の最下位ボーフム(勝ち点1)が首位バイエルン(勝ち点17)と対戦する。ボーフムは前節ホッフェンハイム戦、三好が4試合ぶりに先発となった中、1-3で完敗。ツァイドラー監督が解任となった。暫定監督の下、バイエルン相手に勝ち点をもぎ取れるか。 一方、シュツットガルト相手にFWケインのハットトリックなどで4発圧勝としたバイエルンは、水曜に行われたCLではバルセロナ相手に1-4の大敗。絶好調FWハフィーニャの躍動を許し、得意としていたバルセロナに惨敗を突き付けられた。ここまで順調に来ていたコンパニ体制のバイエルンだが、うまく切り替えられるか。 MF堂安律の3位フライブルク(勝ち点15)は、2位ライプツィヒ(勝ち点17)と対戦。フライブルクは前節アウグスブルク戦、前半の3発で快勝。代表帰りで先発した堂安は大きな見せ場はなかったが、強豪ライプツィヒ相手に活躍となるか。 対するライプツィヒは前述のようにマインツに勝利。しかし水曜に行われたCLリバプール戦では0-1で敗れ、CL3連敗スタートに。さらにMFシャビ・シモンズが負傷離脱と厳しいが、好調のブンデスリーガで4連勝となるか。 その他、CL出場組の4位レバークーゼン(勝ち点14)は8位ブレーメン(勝ち点11)と対戦。前節フランクフルトとの上位対決を制したレバークーゼンは水曜に行われたCLブレスト戦では主力をベンチスタートとした中、連勝対決を引き分けで終えてしまった。勝ちきれなかった中、ブンデスリーガで連勝できるか。 そしてレアル・マドリーに返り討ちにあった7位ドルトムント(勝ち点13)は15位アウグスブルク(勝ち点7)と対戦。前節ザンクト・パウリ戦を後半終盤のFWギラシー弾で競り勝ってホーム戦全勝を維持したドルトムントは、マドリー戦では敵地で2点を先行する展開としながらも最終的に5失点を食らって敗戦に。昨季CL決勝のリベンジを果たせなかった中、切り替えて苦手のアウェイ戦今季初勝利となるか。 ◆ブンデスリーガ第8節 ▽10/25(金) 《27:30》 マインツvsボルシアMG ▽10/26(土) 《22:30》 シュツットガルトvsホルシュタイン・キール ライプツィヒvsフライブルク アウグスブルクvsドルトムント ザンクト・パウリvsヴォルフスブルク 《25:30》 ブレーメンvsレバークーゼン ▽10/27(日) 《23:30》 ボーフムvsバイエルン 《25:30》 ウニオン・ベルリンvsフランクフルト 《27:30》 ハイデンハイムvsホッフェンハイム 2024.10.25 18:00 Fri5
互いに退場者を出したチェイス・アンリと町野修斗の日本人対決はシュツットガルトに軍配【ブンデスリーガ】
ブンデスリーガ第8節、シュツットガルトvsホルシュタイン・キールが26日に行われ、2-1でシュツットガルトが勝利した。シュツットガルトのDFチェイス・アンリはフル出場、キールのFW町野修斗は70分から出場している。 前節バイエルンに0-4の完敗を喫した10位シュツットガルト(勝ち点9)は、4日前に行われたチャンピオンズリーグではユベントス相手に敵地で勝利。充実の白星を手にした中、チェイス・アンリがリーグ戦2試合ぶりに先発となった。 一方、前節ウニオン・ベルリン戦を力負けして未勝利が続く17位ホルシュタイン・キール(勝ち点2)は、町野が2試合連続ベンチスタートとなった。 チェイス・アンリが[4-4-2]の右センターバックに入ったシュツットガルトが立ち上がりから押し込む展開とすると、13分にリーダーのミドルシュートでGKを強襲。 そして19分に押し切る。ロングカウンターの流れからトゥーレのスルーパスを引き出したウンダブがGKと一対一に。冷静にループでネットを揺らした。 先制後もシュツットガルトが攻勢をかけると、38分にはボックス右に抜け出したリーダーがコントロールシュートで追加点に迫ったが、GKの好守に阻止された。 さらに43分、ボックス中央からスティラーがコントロールシュートを放つもわずかに枠を捉えきれず1点のリードで前半を終えた。 迎えた後半も主導権を握るシュツットガルトは61分に追加点。トゥーレがボックス手前中央から見事なミドルシュートを蹴り込んだ。 トゥーレの公式戦連発弾でリードを広げたシュツットガルトだったが、66分に退場者。シャボーがファウルで倒れた相手選手への執拗な抗議で2枚目のイエローカードを受けてしまった。 10人となったシュツットガルトに対し、町野を投入したキールは84分に1点差とする。ベッカーのヘディングシュートがバーに直撃したルーズボールをギゴビッチが蹴り込んだ。 しかし追い上げムードのキールも直後に退場者を出してしまう。アルプがヴァグノマンへのファウルで2枚目のイエローカードを受けてしまった。 追加タイムには町野がダイビングヘッドを狙うもわずかに枠を外れてタイムアップ。シュツットガルトが逃げ切り、公式戦連勝とした。 シュツットガルト 2-1 ホルシュタイン・キール 【シュツットガルト】 デニス・ウンダブ(前19) エル・ビラル・トゥーレ(後16) 【ホルシュタイン・キール】 アルミン・ギゴビッチ(後39) 2024.10.27 00:37 Sunマインツの人気記事ランキング
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前節は日本人対決2試合が行われ、マインツvsボルシアMGは譲らずドロー、シュツットガルトvsホルシュタイン・キールはシュツットガルトが勝利した。迎える第9節、金曜にDFチェイス・アンリの8位シュツットガルト(勝ち点12)が3位レバークーゼン(勝ち点15)と対戦する。 シュツットガルトは前節キール戦、チェイス・アンリがセンターバックで先発した中、主導権を握って61分までに2点をリード。その後、DFシャボーが不用意な退場で数的不利に陥るも逃げきって勝利した。安定したプレーを見せたチェイス・アンリは火曜に行われたDFBポカールでもフル出場して勝利に貢献。試合を重ねるごとに自信を付ける中、昨季王者レバークーゼンの強力アタッカーをも封じ込めるかに注目だ。 対するレバークーゼンは前節、ブレーメンに追いつかれてのドロー。2度のリードを生かせなかった。CLとの兼ね合いもあってか、勝ちきれない試合が目立つここまでだが、翌火曜にチャンピオンズリーグ(CL)リバプール戦を控える中、昨季2位シュツットガルトとの3ポイント差マッチを制すことはできるか。 そして今節の日本人対決は5位フライブルク(勝ち点15)と13位マインツ(勝ち点9)の一戦。フライブルクは前節ライプツィヒ戦、MF堂安律の今季4ゴール目で先制しながらも逆転負けとなった。水曜に行われたDFBポカールでは完全休養となった堂安。2戦連発に期待したい。 一方、MF佐野海舟が先発を続けるマインツは前節、DF板倉滉との日本人対決を引き分けた。内容的には優勢だっただけに勝ち切りたかったが、攻守に充実のプレーを続ける佐野は連勝中のアウェイ戦でチームを勝利に導けるか。 首位バイエルン(勝ち点20)は4位ウニオン・ベルリン(勝ち点15)との上位対決に臨む。バイエルンは前節ボーフム戦、監督交代があった相手に対して容赦なく5-0の完勝。CLバルセロナ戦完敗のショックを全く引きずらなかった。水曜に行われたDFBポカールでもマインツを寄せ付けず4-0の完勝とした中、ウニオンとの上位対決を制したい。 そのバイエルンに勝ち点で並ぶ2位ライプツィヒ(勝ち点20)は7位ドルトムント(勝ち点13)と対戦。ライプツィヒは前節、フライブルクに3-1の逆転勝利。ブンデスリーガでは5連勝と好調を維持している。この勢いをドルトムントにぶつけ、バイエルンを追走できるか。 対するドルトムントは前節アウグスブルク戦、苦手のアウェイで敗戦。さらに火曜に行われたDFBポカールでは延長戦の末、ヴォルフスブルクに敗れて公式戦3連敗となった。シャヒン監督の首が涼しくなってきた中、踏ん張りどころの一戦となるが、今季全勝のホームでライプツィヒを退けられるか。 そのマインツに引き分けた11位ボルシアMG(勝ち点10)は9位ブレーメン(勝ち点12)と対戦。板倉が守備の軸となっているボルシアMGは水曜に行われたDFBポカールではフランクフルト相手に板倉が一時同点となるゴールを挙げたものの、10人の相手に敗れてしまった。攻守に存在感を見せる板倉はブレーメンとの中位対決でもインパクトを残せるか。 その他、2試合連続ベンチスタートとなったFW町野修斗の17位キール(勝ち点2)は10位ハイデンハイム(勝ち点10)と対戦。バイエルン戦途中出場だったMF三好康児の最下位ボーフム(勝ち点1)は6位フランクフルト(勝ち点14)と対戦する。 ◆ブンデスリーガ第9節 ▽11/1(金) 《28:30》 レバークーゼンvsシュツットガルト ▽11/2(土) 《23:30》 バイエルンvsウニオン・ベルリン フランクフルトvsボーフム ホッフェンハイムvsザンクト・パウリ ヴォルフスブルクvsアウグスブルク ホルシュタイン・キールvsハイデンハイム 《26:30》 ドルトムントvsライプツィヒ ▽11/3(日) 《23:30》 フライブルクvsマインツ 《25:30》 ボルシアMGvsブレーメン 2024.11.01 06:55 Fri3
堂安律と佐野海舟の日本人対決は膠着のゴールレスドロー【ブンデスリーガ】
ブンデスリーガ第9節、フライブルクvsマインツが3日に行われ、0-0で引き分けた。フライブルクのMF堂安律は88分までプレー、マインツのMF佐野海舟はフル出場している。 前節ライプツィヒ戦、堂安の今季4ゴール目で先制しながらも逆転負けとなった5位フライブルク(勝ち点15)は、4日前のDFBポカールでは完全休養となった堂安が先発に戻った。 一方、前節ボルシアMG戦、板倉との日本人対決を引き分けた佐野の13位マインツ(勝ち点9)は、DFBポカールではバイエルンの前に4失点完敗となった。そのバイエルン戦でフル出場した佐野は引き続きスタメンとなった。 時間の経過とともにボールを保持する展開としたフライブルクは26分、グリフォのミドルシュートで牽制。そして34分には決定機。ディンクシのパスを受けたアダムがボックス中央に侵入してシュートを浴びせたが、ゼントナーの好守に阻まれた。 迎えた後半もフライブルクがボールを持つ展開となった中、59分にマインツに決定機。ボックス左からアミリの放ったシュートが枠を捉えたが、GKアトゥボルの好守に阻まれた。 ひやりとしたフライブルクは66分、グレゴリッチュら3枚を投入。しかし終盤にかけても好機を作れず。膠着した展開が続いた日本人対決は勝ち点1を分け合う結果となった。 フライブルク 0-0 マインツ 2024.11.04 01:37 Mon4
「深く反省しております」不同意性交で逮捕された佐野海舟が釈放…事務所を通じコメント「信頼回復に努めていく」
不同意性交容疑で逮捕されたマインツの日本代表MF佐野海舟(23)が、所属事務所を通じて逮捕後初のコメントを残した。 事件は14日、佐野は知人の男性2人と女性2人と都内で食事。その後、ホテルへと移動し、30代の女性に性的暴行を加えたとして逮捕。本人も容疑を認めているとされていた。 4日にマインツと4年契約を結び、21日に合流する予定だったが、その間に帰国していた際に発生した事件。世間に大きな衝撃を与え、マインツや鹿島アントラーズは声明を発表。また、日本サッカー協会(JFA)の宮本恒靖会長も「代表選手に対して、再度教育していく必要があると考えているし、しっかり取り組んでいきたい」と言及していた。 そんな中、29日に佐野の所属事務所は釈放されたことを発表。佐野は事務所を通じて、謝罪している。 「この度は、私の行動によって被害者の方に多大なご迷惑をかけてしまった事を心よりお詫び申し上げます。また、ファンやサポーター、関係者の皆様に対しても、ご期待を裏切り、ご迷惑をおかけしましたことを深く反省しております」 「現在、私は自分の行動の結果を真摯に受け止め、何をすべきか、一歩一歩前進し、信頼回復に努めていこうと考えております。この度は誠に申し訳ございませんでした」 岡山県出身の佐野は、2019年に米子北高校からFC町田ゼルビアに加入。プロキャリアをスタートさせると、高卒1年目から公式戦22試合に出場するなど結果を残す。 ハードな守備が売りで、ボールダッシュに優れたボランチとして評価を上げると、2023年に鹿島へと完全移籍。そして、同年11月には日本代表にも初招集を受け、2024年1月のアジアカップにも参加。今夏マインツへと完全移籍が決定していた。 2024.07.29 20:17 Mon5