左WG補強はマスト…バルセロナがルイス・ディアスへの関心再燃か、コマンやレオンにも注目

2024.08.13 16:35 Tue
ニコ・ウィリアムズの代替案に挙がるルイス・ディアス、コマン、レオン
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ニコ・ウィリアムズの代替案に挙がるルイス・ディアス、コマン、レオン
バルセロナがアスレティック・ビルバオのスペイン代表FWニコ・ウィリアムズ(22)以外のウイングにも目を向けているようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じた。

すでに獲得を発表したスペイン代表MFダニ・オルモ(26)と共に、ニコ・ウィリアムズに狙いを定めていたバルセロナ。しかし、22歳ウインガーはアスレティックで新たに背番号「10」を着用することが決まり、残留の線が強まっている。

バルセロナは移籍市場閉幕までニコ・ウィリアムズを諦めないようだが、左ウイング補強を失敗させるわけにはいかず。リバプールのコロンビア代表FWルイス・ディアス(27)への関心を再燃させているという。
『The Athletic』によると、ニコ・ウィリアムズの契約解除金と同額の5800万ユーロ(約93億8000万円)を越えるオファーであれば、リバプールが受け入れる可能性もあるとのこと。現行契約を2027年6月まで残すルイス・ディアスだが、選手の父親は以前「バルセロナに行くことが彼の夢」と明かしていた。

また、バイエルンのフランス代表FWキングスレー・コマン(28)も候補に挙がるが、負傷の多さが懸念材料。古巣のパリ・サンジェルマン(PSG)も興味を示し、バイエルンが買取オプションや買取義務付きのレンタル放出を検討しているという報道も出ていた。
ミランのポルトガル代表FWラファエル・レオン(25)の名前も浮上。すでに失効したものの、1億7500万ユーロ(約282億9000万円)の契約解除条項が設けられ、現行契約は2028年6月までと、より獲得難易度の高いターゲットとなっている。

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リバプールが2戦連続ドロー…前半ロバートソン退場も2度のビハインド追いつく首位の意地見せたが劇的逆転ならず【プレミアリーグ】

プレミアリーグ第16節、リバプールvsフルアムが14日にアンフィールドで行われ、2-2のドローに終わった。なお、リバプールのMF遠藤航はベンチ入りも出場機会はなかった。 前節、エバートンとのダービーが悪天候の影響で延期となり、2試合ぶりのリーグ戦に臨んだ首位のリバプールは、直近3試合で強豪相手に結果を残す10位のフルアムをホームで迎え撃った。 直近のチャンピオンズリーグ(CL)ではジローナに苦戦しながらも1-0の勝利。CL唯一の6連勝で早々に決勝トーナメント行きを確定させたスロットのチーム。その試合からは先発1人を変更。ヌニェスに代えてガクポを起用し、ルイス・ディアスを最前線に配置した。 開始10分までに3枚のイエローカードが飛び交う不穏な状況でスタートした一戦は思わぬ展開となった。 11分、自陣からボールを繋いで左サイドに展開したフルアムは深い位置に侵攻したロビンソンが正確なクロスを供給。GKアリソンも飛び出せない絶妙なボールにファーで反応したアンドレアス・ペレイラがDFと交錯しながら右足ボレーで合わせ、アウェイチームが要塞アンフィールドで先手を奪った。 さらに、17分にはハリー・ウィルソンがオフサイドぎりぎりで背後へ抜け出すと、遅れての対応となったDFロバートソンが後方から倒してしまう。これがDOGSOと判断され、レッドカードでの退場となった。 ビハインドに加えて数的不利まで背負う厳しい展開となったリバプール。以降はフルアムの推進力のある攻めに後手を踏むが、なんとか2失点目は回避。前半終盤にかけて自分たちの時間も作り始めると、アレクサンダー=アーノルドやソボスライの正確なクロスからガクポ、ディアスと続けてヘディングシュートでゴールへ迫るが、いずれも枠に飛ばせなかった。 1点ビハインドで試合を折り返したホームチームは、後半も同じメンバーで臨んだ。勢いを持って試合に入ると、立ち上がりの47分に追いつく。相手陣内右サイドでボールを受けたサラーが狙いすました左足クロスをゴール前に落とすと、ファーに飛び込んだガクポのダイビングヘッドがゴールネットに突き刺さった。 サラーのクラブ通算100アシスト目となったガクポのゴールで開始早々に追いついたリバプールは、数的不利を感じさせない厚みのある攻めで逆転ゴールへ迫っていく。だが、このイケイケの時間帯に逆転まで持っていくことはできなかった。 すると、時間の経過とともにフルアムも落ち着きを取り戻して押し返すと、ロビンソンとイウォビの左サイドを起点にうまく引っくり返して幾度も際どいシーンを創出。これによってリバプールも、なかなかリスクを冒して攻撃に出られなくなる。 一進一退の攻防が続くなか、先にゴールをこじ開けたのはアウェイのフルアム。76分、自陣でうまくプレスを回避して左サイドを崩すと、ボックス左に抜け出したロビンソンからの折り返しを、ゴール前のムニスがDFと交錯しながらもうまく右足ヒールでコースを変えて右隅へ流し込んだ。 再びのビハインドで厳しくなったリバプールは、アレクサンダー=アーノルドとソボスライを下げてジョタ、エリオットを投入。より前がかってゴールを狙うと、負傷明けのアタッカーが見事な決定力でチームを救う。 86分、ボックス手前でヌニェスから足元にパスを受けたジョタはファーストタッチの乱れを見事なボールコントロールでリカバーし、ゴール方向にターンしてボックス内に持ち込むと、GKの反応の逆を突く右足シュートをゴール左に流し込んだ。 このゴールによって再びアンフィールドに熱狂の空気が戻ると、9分のアディショナルタイムを含めた最終盤の攻防は白熱。リバプールがファン・ダイクも前線に攻め残る攻撃で圧巻の連続シュートでゴールに迫れば、フルアムもカウンターからボックス右のトラオレが決定的なシュートを放つ。 だが、両チームの攻撃はいずれも体を張った相手の守備に撥ね返されて、勝負を決める3点目は生まれず。この結果、曲者フルアム相手に数的不利を感じさせない素晴らしい戦いを見せたリバプールだったが、ニューカッスル戦に続くドローに終わった。 リバプール 2-2 フルアム 【リバプール】 コーディ・ガクポ(後2) ジオゴ・ジョタ(後41) 【フルアム】 アンドレアス・ペレイラ(前11) ロドリゴ・ムニス(後31) <span class="paragraph-title">【動画】ジョタの復帰弾で意地のドロー</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">およそ2ヶ月ぶりの復帰戦<br>再勝ち越しを許した直後の交代出場<br>帰ってきたディオゴ・ジョタの同点弾!<br><br>プレミアリーグ 第16節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AA%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%97%E3%83%BC%E3%83%AB?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#リヴァプール</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%A0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#フラム</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/5hT5ljPFey">pic.twitter.com/5hT5ljPFey</a></p>&mdash; U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1867976558100812199?ref_src=twsrc%5Etfw">December 14, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.12.15 02:19 Sun
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「リバプールでプレーする最後のシティ戦だと…」頂上対決勝利の立役者サラー、アンフィールドとの別れも覚悟「ここでの一瞬一瞬を楽しんでいる」

リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーが勝利を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 1日、プレミアリーグ第13節で2位マンチェスター・シティとの頂上対決に臨んだリバプール。12分にサラーの絶妙なクロスからオランダ代表FWコーディ・ガクポが先制点を奪い、78分にはサラーがPKを決めて2-0の勝利を収めた。 チャンピオンズリーグ(CL)のレアル・マドリー戦に続く大一番で、マン・オブ・ザ・マッチの活躍を見せたサラー。ファンの大きなサポートもあり、好パフォーマンスを発揮できたと試合後に語った。 「信じられないほどだった。ファンは開始1分から僕らを後押ししてくれた。試合に勝つことができて良かった。シティが勝ちに来ていることはわかっていたけど、僕らは良いプレーや試合をして勝つことができた」 また、先制点のアシストも振り返ったエジプト代表FW。狙い通りのゴールだったと明かしている。 「僕らはボールを持っている時、逆サイドの選手が常にファーポストにいるよう、しっかりと練習している。試合前にコーディに伝えた。ボールを持っている時、君に渡すチャンスがあれば必ずパスすると」 「今シーズンは彼とルチョ(ルイス・ディアス)に何回かボールを渡した。練習でその練習をしているから、試合でできたのは素晴らしいことだ」 一方、リバプールとサラーの契約は最終年に突入。先日、「クラブに残るオファーはまだ受け取っていない」「おそらく残留より退団の方が近い」と明かしていたが、アンフィールドでの最後のシティ戦かもしれないと考えてプレーしたようだ。 「(このような日やアンフィールドは)とても特別なものだ。前にも言ったように、当たり前のこととは思っていない。ここでの時間を毎分ごとに楽しんでいるし、まるで家にいるような気分だ。アンフィールドでゴールを決めたり、試合に勝ったりするのはいつも特別な気分だ」 「正直、これがリバプールでプレーする最後のシティ戦だと頭にあった。だから、今はただ楽しんでいる。雰囲気は最高だったし、ここでの一瞬一瞬を楽しんでいる。願わくばリーグ優勝したいし、どうなるか見てみよう」 <span class="paragraph-title">【動画】サラーが1G1A! リバプールvsシティ ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="7WIz0m9sMcI";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.12.02 09:40 Mon

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ルイス・スアレスが頂上決戦勝利後のアトレティコ後輩に差し入れ…自身経営の人気レストランの軽食奢る

アトレティコ・マドリーとバルセロナのクラブOBである、インテル・マイアミの元ウルグアイ代表FWルイス・スアレスが、頂上決戦で勝利したコルチョネロスの元同僚に嬉しい差し入れを贈った。 21日、エスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニスで行われたラ・リーガ第18節のバルセロナvsアトレティコは、アウェイのアトレティコがFWアレクサンダー・セルロートの後半終了間際の劇的な逆転ゴールによって1-2で勝利した。 同試合後、敵地での首位奪還の勝利に沸くアトレティコの選手たちはチームバスに乗り込む際、『Chalito』のロゴが入った紙袋を抱えていた。そして、スペイン代表MFコケ、同MFマルコス・ジョレンテは自身のインスタグラムのストーリーズにその紙袋を掲げるとともに「ルチョ、ありがとう!」とルチョの愛称で知られるスアレスへの感謝の言葉を綴った。 スペイン『スポルト』によれば、『Chalito』はスアレスがバルセロナで経営する人気のレストランチェーンでハンバーガーなど軽食を提供している。 そして、スアレスは今回のアトレティコの選手たちのバルセロナ遠征に先駆け、試合後に食事を奢る計画を立てており、『Chalito』のインスタグラムの公式アカウントは試合前の段階から食事の準備や配達の様子を投稿していた。 試合結果に関わらず、スアレスが食事を奢ることは決まっていたが、アトレティコの選手にとって勝利後の先輩からの差し入れはより味わい深いものになったはずだ。 <span class="paragraph-title">【写真】『Chalito』の紙袋とともにスアレスへ感謝するアトレティコ面々</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr"> El regalo de Luis Suárez al Atlético por su victoria<br><br> Una bolsa para cada uno con comida de sus restaurantes &#39;Chalito&#39;<a href="https://t.co/fy4TJxSPQ1">https://t.co/fy4TJxSPQ1</a></p>&mdash; Diario SPORT (@sport) <a href="https://twitter.com/sport/status/1870764095605260713?ref_src=twsrc%5Etfw">December 22, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.12.22 21:05 Sun
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アトレティコが定位置掴んだラングレの完全移籍望む? バルセロナからレンタル中

アトレティコ・マドリーが元フランス代表DFクレマン・ラングレ(29)の買い取りを望み始めているようだ。スペイン『マルカ』が報じた。 夏の移籍市場でセンバーバック補強に動いたアトレティコ。スペイン代表DFロビン・ル・ノルマンは確保したが、フェイエノールトのスロバキア代表DFダビド・ハンツコは契約がまとまらず、バルセロナで構想外のラングレをレンタルした。 加入当初はベンチを温める日々が続いたが、10月に行われたラ・リーガ第9節からスタメンに定着。公式戦11連勝中と好調なチームを最終ラインから支えている。 買い取りオプションはないものの、クラブ内ではレンタル終了後の完全移籍を望む声も上がっているとのこと。バルセロナは金額次第で売却を容認する構えであり、本格的に買い取りを検討する可能性があるようだ。 近年はトッテナムやアストン・ビラへのレンタル移籍も経験したラングレ。アトレティコ行きに際してバルセロナとの契約を2027年6月まで1年間延長したとも言われるが、マドリードに腰を落ち着けるのだろうか。 2024.12.21 20:56 Sat
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「今日の敗戦はすべて自分の責任」ハフィーニャがアトレティコ相手の敗戦の責を負う

バルセロナのブラジル代表FWハフィーニャがゲームキャプテンとして頂上決戦での敗戦の責を負った。スペイン『スポルト』が伝えている。 バルセロナは21日、エスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニスで行われたラ・リーガ第18節でアトレティコ・マドリーとの首位攻防戦に臨み、1-2で逆転負けした。 この敗戦によってチームは1試合未消化のアトレティコに勝ち点3差を付けられて2位に転落。さらに、試合翌日に行われる一戦でレアル・マドリーが勝利した場合、3位で年明けを迎えることになる。 試合後、ハンジ・フリック監督がチームパフォーマンス自体をポジティブに評価したものの、ホーム3連敗での首位陥落は大きな失望をもたらすものとなった。 ゲームキャプテンを務めた背番号11は、指揮官同様に「僕らはとても良いプレーをしたと思う。チームの振る舞いもとても良かった。個人的には結果をコントロールするのではなく、ピッチ上で起こることをコントロールするという考えを持っているけど、今日は、とても良いプレーをしたと思う」とチームとしてのパフォーマンスを評価。 ただ、チーム全体が再三の決定機を逃したなか、自身も後半に訪れた2度の決定機を逃がし、且つ試合終了間際のFWアレクサンダー・セルロートの決勝点に繋がるパスミスを犯したという部分で、敗戦の責任を負っている。 「個人として、今日の敗北を受け入れている。結局、自分が決定的な得点のチャンスを逃し、その5分後に相手に同点ゴールを奪われたと思う。そして、僕は相手の2点目につながるパスをミスした。今日の敗戦はすべて自分の責任だ。人生とはそういうものだ」 先日のセルタ戦の2-2のドローの際には失点に繋がるミスを犯したフランス代表DFジュール・クンデが自ら責任を負う発言をみせ、今回はハフィーニャが敗戦の責を負うなど、流れが悪いなかでも自分たちに矢印を向けているバルセロナ。 2024年は厳しい形の締めくくりとなったが、今後も真摯に自分たちの戦いに向き合い続けられれば、2025年の巻き返しは十二分に可能なはずだ。 2024.12.22 19:30 Sun
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同勝ち点で並ぶ頂上決戦はバルセロナ優勢もアトレティコがセルロートのラストプレー弾で劇的逆転勝利【ラ・リーガ】

ラ・リーガ第18節、バルセロナvsアトレティコ・マドリーが21日に行われ、1-2でアトレティコが逆転勝利した。 前節レガネスにウノセロで敗れてリーグ戦ここ6試合で1勝と停滞する首位バルセロナ(勝ち点38)は、足首を再負傷したヤマルが欠場。フェルミンが[4-3-3]の左ウイングに入り、ハフィーニャが右に回った。 一方、前節ヘタフェにウノセロ勝利で1試合消化が少ないながらリーグ戦6連勝とし、バルセロナに勝ち点で並んだ2位アトレティコ(勝ち点38)は、ヘタフェ戦のスタメンからリーノに代えてギャラガーのみを変更した。 フラットな[4-4-2]で構えるアトレティコに対し、バルセロナが押し込む立ち上がりとなった中、21分にはハフィーニャのクロスがシメオネのヒジにボールが当たるもPKとはならず。 さらに22分、CKの流れからイニゴ・マルティネスがGK強襲のシュートを浴びせたバルセロナは、25分に好機。CKの流れからハフィーニャのクロスをガビがヘッド。しかしシュートを枠に飛ばせなかった。 それでも30分に押し切る。ペドリがガビにクサビのパスを入れると、ヒールで落とされたボールをペドリが拾ってボックス左へ、シュートを流し込んだ。 先制したバルセロナはハーフタイムにかけて試合をコントロール。1点のリードで前半を終えた。 迎えた後半、開始3分にバルセロナに追加点の決定機。ペドリのラストパスをボックス左で受けたフェルミンがシュート。しかしGKオブラクのセーブに阻まれた。 さらに57分、ペドリの絶妙な浮き球スルーパスに抜け出したハフィーニャに絶好機もループシュートはバーに直撃してしまう。 すると60分、ワンチャンスでアトレティコが同点弾。アルバレスが左サイドを持ち上がってクロス。これはペドリにクリアされるもルーズボールをボックス手前のデ・パウルがコントロールシュートを流し込んだ。 追いつかれたバルセロナはダニ・オルモとフェラン・トーレスを投入。しかし攻めあぐねるとアトレティコに逆転のチャンス。81分、アルバレスのスルーパスでボックス左に抜け出したバリオスがシュートに持ち込んだが、GKペーニャのセーブに阻止された。 凌いだバルセロナは80分、ダニ・オルモがボックス左からコントロールシュートで狙ったがわずかに枠外。さらに86分、ペドリの超絶スルーパスに抜け出したハフィーニャがボックス右まで持ち上がってシュートしたが、GKオブラクのセーブに阻まれてしまう。 最終盤にかけてもバルセロナが勝ち越しゴールに迫る展開が続くも、アトレティコがラストプレーで劇的逆転弾。追加タイム6分、前節ヘタフェ戦同様、モリーナの右クロスからセルロートが押し込んだ。途中出場コンビの2試合連続での大仕事で頂上決戦を劇的に制したアトレティコが7連勝とし、年内を首位で終えることになった。 バルセロナ 1-2 アトレティコ 【バルセロナ】 ペドリ(前30) 【アトレティコ】 ロドリゴ・デ・パウル(後15) アレクサンダー・セルロート(後51) 2024.12.22 07:00 Sun
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【ラ・リーガ注目プレビュー】2024年プリメーラ締めくくるバルサvsアトレティコの首位攻防戦

ラ・リーガ第18節、バルセロナvsアトレティコ・マドリーが、日本時間21日29:00にエスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニスでキックオフされる。勝ち点38で並ぶ首位のバルセロナと2位のアトレティコによる、頂上決戦となった2024年のプリメーラ最終戦。 バルセロナは前節、ホームでレガネスと対戦。試合序盤にセットプレーから先制点を奪われると、以降は猛攻を仕掛けていくが、再三の決定機でシュートが枠に嫌われると、メンバー交代で勝負に出た後半終盤はトーンダウン。格下相手にまさかのウノセロ負けを喫し、2度のリードを守れずに引き分けたレアル・ベティス戦以上にダメージが残る敗戦に。 連勝が「4」でストップしたレアル・ソシエダ戦から1勝2分け3敗と急失速し、とりわけホームでは格下相手に連敗と、ハンジ・フリック新体制で正念場を迎えている。1試合未消化のマドリード勢に自力での首位奪還のチャンスを与える状況のなか、より勝ち点3が必要な状況で今回の大一番に臨む。 一方、アトレティコは前節、ヘタフェとのマドリード自治州ダービーをウノセロで勝利。タフでソリッドなアウェイチームに試合を膠着させられ、ボールは握れども決定機まで持ち込めない難しい戦いを強いられた。しかし、指揮官シメオネの早めの交代策が機能し、途中出場セルロートの値千金のゴールを守り抜いた。これで公式戦11連勝と、飛ぶ鳥を落とす勢いを見せるチームは、1試合未消化ながら序盤独走のブラウグラナと勝ち点で並び、敵地での大一番を迎えた。 現状でのチーム状態は明らかにアトレティコに分があるが、直近2シーズンはバルセロナがいずれもシーズンダブルを達成するなど5連勝中。また、試合前の会見でフリック監督が語ったように、レアル・マドリー、バイエルン、ドルトムントと今季は強豪相手のビッグマッチで結果・内容ともに相手を凌駕している。今回の一戦ではブラウグラナの勝負強さ、アトレティコの勢いのいずれが勝るか…。 ◆バルセロナ◆ 【4-2-3-1】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20241221_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:ペーニャ DF:クンデ、クバルシ、イニゴ・マルティネス、バルデ MF:ペドリ、カサド MF:フェラン・トーレス、ダニ・オルモ、ハフィーニャ FW:レヴァンドフスキ 負傷者:GKテア・シュテーゲン、DFクリステンセン、フォルト、MFベルナル、FWラミン・ヤマル 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関しては長期離脱組に加えて、前節負傷のヤマルが欠場となる。一方で、アンス・ファティが戦列に復帰できる見込みだ。 スタメンに関してはヤマルの代役と中盤の構成が注目ポイント。ガビやフレンキー・デ・ヨングをドブレピボーテの一角に配してペドリをトップ下、ダニ・オルモを左のエストレーモに置くオプションもあるが、フェラン・トーレスをそのまま代役に据えるとみる。 ◆アトレティコ・マドリー◆ 【4-4-2】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20241221_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:オブラク DF:ジョレンテ、ヒメネス、ラングレ、ガラン MF:ジュリアーノ・シメオネ、デ・パウル、バリオス、ギャラガー FW:アルバレス、グリーズマン 負傷者:なし 出場停止者:なし 出場停止者、負傷者ともになし。全主力が起用可能な状態だ。 システムは[4-4-2]の継続が濃厚だが、今週は[5-4-1]の布陣でトレーニングを行ったとの報道もあり、システム変更か可変式の戦いを採用する可能性もありそうだ。 スタメンは前述の11名を予想。バルセロナ相手のアウェイゲームという部分で、リーノに代えてギャラガーを左サイドで起用する可能性が高い。 ★注目選手 ◆バルセロナ:DFパウ・クバルシ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20241221_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 強力攻撃陣と対峙する17歳の若きディフェンスリーダー。ヤマルを欠く状況でリーグ最少タイのアトレティコの堅守と対峙する、ハフィーニャやレヴァンドフスキの出来も勝敗の行方を大きく左右するが、やはりここ最近の勝ち点逸の要因となっている守備面の修正という部分で17歳DFのパフォーマンスに注目したい。 前指揮官チャビの下で昨季台頭した現代型DFはハンジ・フリック体制で完全にその才能を開花。相棒イニゴ・マルティネスとともにハイライン戦術の要を担い、傑出した配球力に加え、17歳とは思えないライン統率で首位チームを最後尾から支える。 ただ、その特殊なスタイルへの対戦相手の分析に加え、相棒とともにほぼフル稼働を強いられる過酷な状況でのパフォーマンス低下によって、ここ最近は対人対応、ラインコントロールの部分で少しミスも出始めている。それでも、DFアラウホの戦列復帰に加え、この試合後には短いウィンターブレークが待っており、ここで踏ん張れればチームとしても個人としても状態を上げられるはずだ。 グリーズマンとアルバレスの強力な2トップに加え、2列目やサイドバックのポジションから背後を狙うジュリアーノやジョレンテ、ギャラガーと多くの選手のケアを求められるなか、若きディフェンスリーダーの奮闘に期待したい。 ◆アトレティコ:FWフリアン・アルバレス <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20241221_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 期待通りの存在感示す新生コルチョネロスのエースストライカー。アトレティコのキーマンはマンチェスター・シティから加入のニューカマーだ。ラウタロ・マルティネスとともにアルゼンチン人指揮官がリーベル・プレート在籍時から獲得を熱望していたストライカーは、今夏の移籍市場でプレミアリーグ4連覇中の王者から電撃加入。 コパ・アメリカ参戦の影響もあってシーズン序盤はコンディション調整、初挑戦のラ・リーガへの適応期間を余儀なくされたが、ここまで公式戦25試合12ゴール2アシストを記録。モリーナやデ・パウル、アンヘル・コレアといった同胞に加え、グリーズマンとの連携も深まり、徐々に本領を発揮し始めている。 今回のビッグマッチでは2トップの一角での起用が見込まれるなか、持ち味の献身的かつ狡猾な守備で2センターバックの球出しに制限を加えつつ、攻撃では得意とするディフェンスラインとの駆け引きで自らのラインブレイク、味方の飛び出しを活かすためにずれを作り出すオフ・サ・ボールの動きでバルセロナの守備を揺さぶりたい。 また、今季ここまでの12ゴール中、アウェイで9ゴールを挙げており、内弁慶のアトレティコにあってアウェイで結果を出せるメンタリティは今回のビッグマッチでも頼りになるところだ。 2024.12.21 18:15 Sat

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