財政問題抱えるリヨンに暫定的なリーグ・ドゥ降格処分…DNCGとの会談も不調に終わる
2024.11.16 06:30 Sat
フランスのリーグ・アンに所属するリヨンに暫定的なリーグ・ドゥ降格、補強禁止、給与の監督という厳しい処分が科された。フランス『レキップ』が伝えている。
フランスリーグに所属するクラブの財務状況を監視する全国経営監査委員会(DNCG)は15日、財政問題を理由にリヨンに対して厳しい処分を言い渡した。
クラブの負債が4億5800万ユーロ(約745億円)から5億800万ユーロ(約826億円)に増加したと報じられているリヨン。
クラブのオーナーを務めるジョン・テクスター氏は、15日に行われたDNCGとの面談を通じて、財政改善へ選手売却や、マルチ・クラブ・オーナーシップで保有するプレミアリーグのクリスタル・パレスの株式45%売却による資金調達といった改善案を提案。
アメリカ人実業家は面談後の取材に対して、話し合いがうまくいったとの手応えを語っていたが、DNCGはクラブサイドの提案に納得せず、今回の処分を決断した。
そのため、テクスター氏が掲示した前述の改善案やクラブ売却の可能性に加え、U-21フランス代表FWラヤン・シェルキ、ベルギー代表FWマリク・フォファナ、ガーナ代表FWアーネスト・ヌアマら若手逸材を中心に今冬の移籍市場では主力の大量売却を余儀なくされる見込みだ。
フランスリーグに所属するクラブの財務状況を監視する全国経営監査委員会(DNCG)は15日、財政問題を理由にリヨンに対して厳しい処分を言い渡した。
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アメリカ人実業家は面談後の取材に対して、話し合いがうまくいったとの手応えを語っていたが、DNCGはクラブサイドの提案に納得せず、今回の処分を決断した。
現状においてリヨンは財政状況が劇的に改善されなければ、今シーズンのリーグ戦の結果に関わらず、リーグ・ドゥに強制降格となる。
そのため、テクスター氏が掲示した前述の改善案やクラブ売却の可能性に加え、U-21フランス代表FWラヤン・シェルキ、ベルギー代表FWマリク・フォファナ、ガーナ代表FWアーネスト・ヌアマら若手逸材を中心に今冬の移籍市場では主力の大量売却を余儀なくされる見込みだ。
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「彼の選択次第」財政問題抱えるリヨン、オーナーがシェルキの今冬去就に言及
リヨンのオーナーであるジョン・テクスター氏が、U-23フランス代表FWラヤン・シェルキ(21)の去就に関して言及した。フランス『レキップ』が報じている。 リヨンは15日、フランスリーグに所属するクラブの財務状況を監視する全国経営監査委員会(DNCG)から財政問題を理由に、暫定的なリーグ・ドゥ降格、補強禁止、給与の監督という厳しい処分が科された。 この決定を受け、翌日に記者会見を行ったテクスター氏は「我々は降格しない」と、財政問題の改善が可能だと主張しつつも、今冬の移籍市場で5人か6人の選手売却に踏み切る考えを明かした。 「今はプレーヤーが多すぎる」 「29人もいる。理想的には、(ユースを除き)23人か24人だ。何人かは(夏に)移籍しなかったし、ピエール(・サージュ監督)は誰を起用したいか決めなければならない。彼らには数が多すぎる」 その売却候補のなかでは現スカッドで最も市場価値が高い選手の一人であるシェルキの去就に注目が集まるところ。今夏、1500万ユーロ(約24億4000万円)でのフルアム行きがクラブ間合意に至りながらも、選手本人が移籍を拒んだことで残留したU-23フランス代表FW。今冬の移籍市場ではリバプールなど複数クラブからの関心も伝えられる。 その21歳に関してオーナーは「彼の移籍で我々は1500万ユーロを失ったが、彼の市場価値は高まっている。彼は1月に残留するはずだが、フットボールでは常にそうであるように、彼の選択次第だ」と、適切なオファーと選手自身が移籍を希望した場合、クラブとして売却を容認する考えを示した。 アルジェリア人両親の元、リヨンで生まれ育ったシェルキは2010年にヨーロッパ屈指と言われる育成の名門へ加入。FWカリム・ベンゼマやFWハテム・ベン・アルファ、MFフセム・アワールと北アフリカにルーツを持つ偉大な先達と同様に、卓越したボールスキル、創造性、パスセンスを武器に10代前半から注目を集めた逸材だ。 2024.11.17 08:00 Sun3
エバートンのクラブ売却が合意に、ローマ保有の『フリードキン・グループ』が過半数取得へ
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売却先探すエバートンに新たな交渉相手…鎌田大地在籍C・パレスの共同オーナーが再びの名乗り
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