【JFL第25節】浦安がCB藤森の弾丸ショット1発で新宿撃破! J3ライセンス組の青森は枚方に敗戦で「2位以内」明日消滅か

2024.10.19 18:05 Sat
ブリオベッカ浦安がDF藤森隆汰の弾丸ショットで新宿撃破
©︎Briobecca Urayasu
ブリオベッカ浦安がDF藤森隆汰の弾丸ショットで新宿撃破
19日、日本フットボールリーグ(JFL)第25節の4試合が各地で行われた。
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◆新宿 0-1 浦安クリアソン新宿ブリオベッカ浦安による関東勢どうしのライバル対決は、浦安の大卒2年目センターバック、DF藤森隆汰の見事な右足ミドル1発で決着。高い位置で攻撃参加の藤森は61分、ボックス手前でこぼれを拾い、糸を引くような弾丸ミドルをダイレクトで突き刺した。
浦安は中盤戦の5連勝から一転、直近5試合未勝利となっていたが、6試合ぶりの白星でvs新宿はシーズンダブル。次節はホームで2位・高知ユナイテッドSCと対戦する。

◆枚方 2-1 青森
J3ライセンスを取得したラインメール青森だが、直近3試合未勝利の7位と停滞し、とうとう決定的な打撃とも言える痛恨の敗戦。

FCティアモ枚方と対戦して15分、中盤の核たるMF山口和樹が気概あふれる右足弾で先制点。しかし、21分に自陣でのボールロストから同点弾を浴び、54分には逆転ゴールを被弾…ここから巻き返せず、1-2で敗れ去った。

これにより、青森は残り5試合で2位と勝ち点「13」差。2位高知が明日勝てば「16」差となり、その場合青森の「2位以内」が消滅する。

◆ミネベア 0-0 V三重

また、青森と同じくJ3ライセンス組の4位・ヴィアティン三重は、アウェイで最下位ミネベアミツミFCと0-0ドロー決着。攻撃の構築、得点力に課題が大きいV三重もまた、残り5試合で2位と勝ち点「9」差ということに。“可能性”が少しずつ、確実に、減っている。

◆第25節
▽10月19日(土)
クリアソン新宿 0-1 ブリオベッカ浦安
Honda FC 2-1 アトレチコ鈴鹿
FCティアモ枚方 2-1 ラインメール青森
ミネベアミツミFC 0-0 ヴィアティン三重
▽10月20日(土)
[13:00]
高知ユナイテッドSC vs 沖縄SV
レイラック滋賀 vs 横河武蔵野FC
ソニー仙台FC vs FCマルヤス岡崎
[16:00]
ヴェルスパ大分 vs 栃木シティ

◆暫定順位表
1位 栃木シティ | 勝ち点50 | +20
2位 高知ユナイテッドSC | 勝ち点48 | +15
3位 Honda FC | 勝ち点40 | +9
4位 ヴィアティン三重 | 勝ち点39 | +3
5位 レイラック滋賀 | 勝ち点38 | +14
6位 FCティアモ枚方 | 勝ち点38 | ±0
7位 ヴェルスパ大分 | 勝ち点37 | ±0
8位 ラインメール青森 | 勝ち点35 | +6
9位 沖縄SV | 勝ち点34 | +5
10位 ブリオベッカ浦安 | 勝ち点34 | +2
11位 アトレチコ鈴鹿 | 勝ち点32 | +1
12位 ソニー仙台FC | 勝ち点26 | -6
13位 FCマルヤス岡崎 | 勝ち点26 | -7
14位 横河武蔵野FC | 勝ち点22 | -17
15位 クリアソン新宿 | 勝ち点19 | -23
16位 ミネベアミツミFC | 勝ち点17 | -22



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ブリオベッカ浦安のMF橋本龍馬とGK本吉勇貴が、日本フットボールリーグ(JFL)第1節のFCマルヤス岡崎戦を振り返った。 10日に全会場同時刻キックオフで開幕したJFL。昨季昇格1年目にして準優勝(2位)の浦安は、ホームでマルヤスと対戦し、58分のPK一発に沈んで0-1と敗れている。 立ち上がりの一進一退から次第にマルヤスペースとなった一戦。先発フル出場のGK本吉は35分、40分といずれも至近距離からのシュートをビッグセーブ…前半の零封に貢献した。 「守備で我慢する時間帯が多くて…前半は粘り強く抑えることができましたが、ひとつのミスでPKを与えてしまいました」 この日の浦安は、昨季の基本システムと同じ[3-4-2-1]を採用。ただ、大きな違いとして最終ラインの主軸2枚、昨季JFLベストイレブンのDF西袋裕太(FC今治)と“システム可変”のキーマンだったDF小泉隆斗(ガイナーレ鳥取)が、ともに今季からJリーグ挑戦…浦安を去っている。 再編を迫られた最終ラインで開幕ゲームに並んだのは、左から大卒1年目のDF富田英寿(23)、昨季主力のDF藤森隆汰(23)、松本山雅FCからレンタル加入のDF志村滉(23)と、“23歳×3枚”の若い新セット。 PKを献上した58分のシーンは、富田と藤森が前方へ釣り出され、自陣ボックス内にスルーパスを通されたところへ志村がカバーに。志村がボールホルダーを倒してしまったものだ。 少なからず改善の余地がありそうな一連の流れ。若き最終ラインを鼓舞し続けた31歳のGK本吉は「守ることだけでなく、攻撃への流れを作れるよう、しっかり守備陣で話し合いたい。すぐに切り替えます」と下を向かなかった。 また、本吉自身は前述の2つを含め、90分間で幾度となく好セーブを披露も「僕は最後の最後で身体を張っただけ。僕より身体を張ってくれているDFのために、僕が最後に止めてあげないといけないですね」と最終ライン3枚を称えた。 「(最終ライン3枚について)やられた場面もありましたが、そこは経験として次への糧にしてほしいですし、まだ30試合のうち1試合が終わっただけですので、充実感を持ってシーズンを終えれるよう、皆で向上していきたいですね」 GK本吉がポジティブに“成長”を掲げた一方、セントラルハーフで先発出場のキャプテン橋本は、90分間で感じた課題に言及する。 「立ち上がりはいい感じで進めていました。後半は相手が戦い方を変えてきて、僕らも対応策があったんですが、プレッシングがうまくハマらず、バタバタしているうちに失点してしまいました。トレーニングマッチでの失点パターンと同じ形…ここから修正ですね」 それでも、攻守のリンクマンとして存在感を放つ29歳は、失点後の69分、3列目からの果敢な持ち上がりでチャンスを創出。最後はボックス内で自ら打てずも、それまでチーム全体で皆無だったダイナミックな選択が、スタジアム全体を含めた雰囲気を醸成した。 「僕は後ろでバランスをとることが多いですけど、点を取らないとチームが上にいけないので。前半からあのプレーを出せればベストだったんですが...とにかくチームに対して『行くぞ』という意志を見せるうえで、意識して運びました」 昨季序盤戦の浦安は、JFL基準のフィジカルコンタクト・ゲームスピードになかなか適応できず、開幕9戦未勝利の最下位。そこから17戦無敗というまさかの快進撃により、最後は2位でフィニッシュした。 今回チームリーダー2人の言葉に滲んだように、大事なのは「今日できなかったことを、明日はできるようになろう」ということ。昨季を経験した選手も多く残る浦安なら、今季もシーズンが深まるにつれて良いパフォーマンスをファンに披露できるだろう。 ◆JFL第2節 3月17日(日) 13:00キックオフ 沖縄SV vs ブリオベッカ浦安 タピック県総ひやごんスタジアム(沖縄市) ◆MF17 橋本龍馬 1994年10月24日生まれ。茨城県出身。小学生から高校生まで鹿島アントラーズに所属し、中央大学、ジョイフル本田つくばFC、横河武蔵野FCを経て、2019年に浦安へ加入。2023シーズンからチーム主将を務めている ◆GK1 本吉勇貴 1992年9月22日生まれ。神奈川県出身。2015年に浦安へ入団後、MIOびわこ滋賀(現レイラック滋賀)、おこしやす京都ACを経て、2022年に2度目の浦安加入。正守護神として君臨する 2024.03.10 20:40 Sun
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【JFL第21節】“2位以内”確保へ瀬戸際のレイラック滋賀が浦安に3発快勝 次節はヴェルスパ大分との敵地大一番に

23日、日本フットボールリーグ(JFL)第21節のレイラック滋賀vsブリオベッカ浦安が行われ、ホームの滋賀が3-0と快勝。希望を繋いだ。 暫定8位のレイラック滋賀は、昨オフ大型補強の反動でチーム構築に時間を要したか、前半戦からうだつの上がらない戦いが続き、監督交代も経ていよいよ瀬戸際。現状「2位以内(※)」の確保も難しくなっていると言わざるを得ない。 (※)J3入会へ成績面での最低ライン。2025シーズンJ3クラブライセンスの取得を前提とした場合、優勝なら自動昇格、2位なら入替戦へ 前節はクリアソン新宿に敗れたなか、今節ホームでブリオベッカ浦安と。もはや勝ち点「3」以外は負けに等しいなか39分、中央突破で浦安を綺麗に崩し、最後はMF五十嵐理人。GKをかわして先制点となる右足シュートを流し込む。 続けて43分、浦安最終ラインのDF藤森隆汰に、元浦安のFW菊島卓がプレッシャーをかけてボール奪取。最後は初先発の大卒ルーキーFW奥田陽琉がGKとの一対一を制して追加点に。“後半型”の滋賀が前半で2点リードとする。 ゲームテンポが上がった後半も63分、左CKのこぼれを拾ったMF海口彦太がボックス外から右足ミドルをズドン。浦安の反撃をファウルで止めるシーンが多かったのは気がかりだが、それだけ球際の意識も強かったということか。 何はともあれ、滋賀は2位以内確保へ意地の3-0快勝。比較的苦手としている印象のvs関東勢で勝ち点「3」を積み上げ、次節はアウェイでヴェルスパ大分と。滋賀とV大分…敗れたほうはおそらく、J3昇格争いから脱落する。 レイラック滋賀 3-0 ブリオベッカ浦安 【滋賀】 五十嵐理人(前39) 奥田陽琉(前43) 海口彦太(後18) ◆第21節 ▽9月23日(月・祝) レイラック滋賀 3-0 ブリオベッカ浦安 アトレチコ鈴鹿 [15:00] 横河武蔵野FC ▽9月21日(土) FCティアモ枚方 0-0 クリアソン新宿 ミネベアミツミFC 0-1 高知ユナイテッドSC Honda FC 3-0 ヴィアティン三重 栃木シティ 3-0 FCマルヤス岡崎 ▽9月22日(日) ソニー仙台FC 1-2 ラインメール青森 ヴェルスパ大分 2-2 沖縄SV ◆暫定順位表 1位 高知ユナイテッドSC | 勝ち点48 | +20 2位 栃木シティ | 勝ち点40 | +15 3位 ラインメール青森 | 勝ち点33 | +9 4位 Honda FC | 勝ち点33 | +8 5位 ヴェルスパ大分 | 勝ち点33 | +2 6位 レイラック滋賀 | 勝ち点32 | +12 7位 ヴィアティン三重 | 勝ち点31 | +2 8位 ブリオベッカ浦安 | 勝ち点30 | +3 9位 FCティアモ枚方 | 勝ち点28 | -2 10位 沖縄SV | 勝ち点27 | +1 11位 アトレチコ鈴鹿 | 勝ち点25 | +3 12位 FCマルヤス岡崎 | 勝ち点22 | -6 13位 ソニー仙台FC | 勝ち点22 | -7 14位 クリアソン新宿 | 勝ち点16 | -22 15位 ミネベアミツミFC | 勝ち点15 | -19 16位 横河武蔵野FC | 勝ち点14 | -19 2024.09.23 15:04 Mon

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【JFL第25節】浦安がCB藤森の弾丸ショット1発で新宿撃破! J3ライセンス組の青森は枚方に敗戦で「2位以内」明日消滅か

19日、日本フットボールリーグ(JFL)第25節の4試合が各地で行われた。 ◆新宿 0-1 浦安 クリアソン新宿とブリオベッカ浦安による関東勢どうしのライバル対決は、浦安の大卒2年目センターバック、DF藤森隆汰の見事な右足ミドル1発で決着。高い位置で攻撃参加の藤森は61分、ボックス手前でこぼれを拾い、糸を引くような弾丸ミドルをダイレクトで突き刺した。 浦安は中盤戦の5連勝から一転、直近5試合未勝利となっていたが、6試合ぶりの白星でvs新宿はシーズンダブル。次節はホームで2位・高知ユナイテッドSCと対戦する。 ◆枚方 2-1 青森 J3ライセンスを取得したラインメール青森だが、直近3試合未勝利の7位と停滞し、とうとう決定的な打撃とも言える痛恨の敗戦。 FCティアモ枚方と対戦して15分、中盤の核たるMF山口和樹が気概あふれる右足弾で先制点。しかし、21分に自陣でのボールロストから同点弾を浴び、54分には逆転ゴールを被弾…ここから巻き返せず、1-2で敗れ去った。 これにより、青森は残り5試合で2位と勝ち点「13」差。2位高知が明日勝てば「16」差となり、その場合青森の「2位以内」が消滅する。 ◆ミネベア 0-0 V三重 また、青森と同じくJ3ライセンス組の4位・ヴィアティン三重は、アウェイで最下位ミネベアミツミFCと0-0ドロー決着。攻撃の構築、得点力に課題が大きいV三重もまた、残り5試合で2位と勝ち点「9」差ということに。“可能性”が少しずつ、確実に、減っている。 ◆第25節 ▽10月19日(土) クリアソン新宿 0-1 ブリオベッカ浦安 Honda FC 2-1 アトレチコ鈴鹿 FCティアモ枚方 2-1 ラインメール青森 ミネベアミツミFC 0-0 ヴィアティン三重 ▽10月20日(土) [13:00] 高知ユナイテッドSC vs 沖縄SV レイラック滋賀 vs 横河武蔵野FC ソニー仙台FC vs FCマルヤス岡崎 [16:00] ヴェルスパ大分 vs 栃木シティ ◆暫定順位表 1位 栃木シティ | 勝ち点50 | +20 2位 高知ユナイテッドSC | 勝ち点48 | +15 3位 Honda FC | 勝ち点40 | +9 4位 ヴィアティン三重 | 勝ち点39 | +3 5位 レイラック滋賀 | 勝ち点38 | +14 6位 FCティアモ枚方 | 勝ち点38 | ±0 7位 ヴェルスパ大分 | 勝ち点37 | ±0 8位 ラインメール青森 | 勝ち点35 | +6 9位 沖縄SV | 勝ち点34 | +5 10位 ブリオベッカ浦安 | 勝ち点34 | +2 11位 アトレチコ鈴鹿 | 勝ち点32 | +1 12位 ソニー仙台FC | 勝ち点26 | -6 13位 FCマルヤス岡崎 | 勝ち点26 | -7 14位 横河武蔵野FC | 勝ち点22 | -17 15位 クリアソン新宿 | 勝ち点19 | -23 16位 ミネベアミツミFC | 勝ち点17 | -22 <span class="paragraph-title">【新宿vs浦安/フル配信】後半16分に浦安DF藤森隆汰の弾丸ショット</span> <span data-other-div="movie"></span> <iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/_AY-NaCmLqE?si=TC7gG_YYafgUi-D_" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> 2024.10.19 18:05 Sat
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JFL昨季2位の浦安は「地域リーグ出身 or 大卒入団」が大半も都並敏史に鍛えられた叩き上げ集団「僕らには一体感がある」

日本フットボールリーグ(JFL)で昇格2年目を戦うブリオベッカ浦安。都並敏史監督率いる浦安のサッカーには、アマチュア最高峰の舞台というカテゴリーならではの本質的な魅力が詰まっている。【第1回/全2回】 20日、JFL第17節のブリオベッカ浦安vs沖縄SVが第一カッターフィールドで行われ、ホーム浦安が2-1と逆転勝利を飾った。 浦安は開始15分で先制されるも、直後に184cmFW東駿の豪快ヘッドで追いつき、62分にはFKの流れから、途中出場のDF吉田武史が逆転オーバーヘッド弾をぶち込んだ。 この一戦、浦安選手の力強いデュエルとベンチメンバーの鼓舞が印象に残った筆者。そんななか、逞しい彼らの大半が、地域リーグ出身もしくは大卒入団組であると、ふと気がついた。 <span class="paragraph-subtitle">~一体感、伸びを期待する指揮官~</span> 大前提として、最速でのJリーグ参入を目指すか否かに関わらず、一部の実業団を除き、各クラブの“J経験者”補強が増加傾向にあるJFL。その中で、浦安は地域リーグ出身者が多い。 トップチーム35選手中、J経験者は23日にモンテディオ山形からの育成型期限付き加入が発表されたFW阿部要門を含めて「9人」。 JFL昇格1年目にして2位という昨季は34人中8人で、そんな昨季の浦安は「J3ライセンス組」のどこよりも強かった形だ。 今回、沖縄戦のスタメン11人に目を向けると、J経験者は松本山雅FCから武者修行中のDF志村滉、元ヴァンフォーレ甲府のMF若杉好輝、元ガイナーレ鳥取のMF上松瑛という3人だけ。 もっと言えば、若杉はキャリアの大半を地域リーグで過ごし、関東1部の東京23FCから今季加入。上松は関東1部時代の浦安に入団後、J3鳥取での3年間を経て帰還したという経歴だ。 沖縄戦ゴールの東と吉田も元々は東京23FCから加入。その他、BTOP北海道から加入のMF岩出拓也、東京ユナイテッドFCから加入のMF荒井大&MF山崎広大など、沖縄戦メンバー18人のうち「前所属が地域リーグ」は9人だ。 また、この日ゲーム主将を担ったDF藤森隆汰は、神奈川大学から入団2年目の「大卒組」。後半頭から途中出場したMF富塚隼は8歳から浦安一筋の「ワンクラブマン」。 このようなクラブがアマチュア最高峰の舞台で昨季2位となり、今季は第9節まで最下位も、第10節から5勝1分け1敗(※)と急浮上。先月には、J経験者を中心とした大型補強で今季に臨むレイラック滋賀を撃破した。 (※)第15節は8月18日に延期 こういった点について、都並敏史監督からディフェンスリーダーの使命を与えられたと話す23歳藤森は、チーム一体となったメンタリティがあれば、相手に関わらず勝負できると語る。 「Jリーグから来た選手が多いチームに比べて、僕たちは“上手さ”で勝てないと思います。でも僕たちはどのチームよりも一体感がある。去年もそうだったし、どこが相手でも怖くない。勝つことが出来る」 「ここ数試合で改めてそう感じましたし、いまの勢いを中断期間で落としたくない。『どんな相手でも勝てる』は、裏を返せば『気を抜いたら、どんな相手でも負けてしまう』っていうメンタリティかなと。緩みがちな部分も、勝って兜の緒を締めてやっていきます」 また、就任6年目の長期政権を敷く都並監督は「今日(沖縄戦)で言えば、前半戦でうまく自分を表現できなかった選手たちが、しっかり成長の証を見せてくれました。期待以上に活躍してくれた選手もいましたね」と笑顔。浦安のボスは選手への愛情を忘れない。 「今日はウチの主軸2枚が不在で。『ここで負けたら、あいつらがいないと浦安は勝てないって言われるぞ』と、出場する選手のプライドをくすぐるようなことをミーティングで言いましたね(笑) 東や吉田なんかも、前半戦で順調とは言えなかった、苦しんだ選手ですから」 「東に至っては、ヴェルスパ大分戦(第10節)で途中から入れて、16分後に下げましたからね。我ながらほんとに酷い采配ですよ(笑) でもそれは仕方ない。チームとして戦っているわけですから。東はそこから一気に伸びた」 都並監督が言及した23歳東。 東は2023年に同志社大から東京23FCへ入団し、ルーキーイヤーは関東1部18試合4得点。今季からJFL浦安の一員となり、序盤戦は出場8試合ノーゴールと苦しむことに。挙げ句の果てが「途中出場からの途中交代」だ。 それでも、都並監督は若きストライカーの頑張りを見逃さない。 東はなおも途中出場のチャンスを貰い、第12節・枚方戦で加入後初ゴール。続く第13節・ミネベアミツミFC戦は途中出場から90+2分に逆転弾を叩き込み、スタメン出場のここ2試合も2戦連発だ。直近5試合4ゴールと、得点数は関東1部でのルーキーイヤーに並んだ。 チーム全体を見渡すと、35選手中、大卒ルーキーとしての浦安入団組は「13人」。大学卒業後のキャリアを関東1部時代の浦安を含めた地域リーグで歩み出したのは「12人」。浦安下部組織からトップ昇格したのは「2人」。 J経験者の多いチームに上手さで勝てなくても、近年不変のクラブスローガン「一体感」のもとに結束し、目の前の相手に挑む…アマチュア最高峰の舞台で奮闘するブリオベッカ浦安だ。 (後編に続く) 【第2回/全2回】JFL浦安の偉大なるワンクラブマン…8歳からクラブ一筋の富塚隼31歳「ずっとこの青いシャツに感謝して生きてきた」 2024.07.23 17:00 Tue
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【JFL第12節】2位枚方と3位栃木Cが大量失点で敗戦、首位高知は明日勝利なら再び独走状態に…昨季2位浦安が復活の2連勝!

15日、日本フットボールリーグ(JFL)第12節の2試合が行われた。 ◇枚方 1-4 浦安 首位・高知ユナイテッドSCを勝ち点「5」差で追いかける2位・FCティアモ枚方。15位・ブリオベッカ浦安とのホームゲームは勝ち点3がマストだったが、よもやの大敗だ。 枚方は29分、低いラインを敷いた浦安を左サイドから粘り強く崩し、最後は前節2得点&実質2アシストのFW森本ヒマンがクロスにヘディング弾を叩き込んで先制。均衡を破る。 ところがすぐさま浦安が同点に。36分、斜めのスルーパスに抜け出したFW峯勇斗がタメを作り、外側からボックス内へインナーラップしたDF藤森隆汰が右足シュートを突き刺した。 アシストの峯は逆転弾も。62分、自陣左サイドからMF村越健太が右足アウトサイドで見事なスルーパスを送り、MF荒井大が抜け出す。ラストパスに峯が右足シュートを流し込んだ。 浦安はさらに87分、途中出場のDF吉田武史がボックス内での浮き球ルーズボールに反応し、ワントラップからすかさず左足ボレー。地を這うようにファーネットへ吸い込まれる。 ダメ押しは90+2分。リーグ屈指のドリブラー村越が右サイドタッチライン際からバイタルエリアまで侵入し、ラストパスに途中出場FW東駿が落ち着いて右足シュートを叩き込んだ。 最終スコアは1-4。 昨季2位浦安が今季2位枚方に逆転で大勝を収め、3戦無敗の2連勝。昨季の主軸が相次いでJリーグへ羽ばたいたことで苦戦を強いられた序盤戦だったが、いよいよチームが整ってきた。 枚方のほうは手痛い黒星に。J3カマタマーレ讃岐を経験して帰ってきた森本が復調傾向にあるのは朗報だが、16日に首位高知が勝ち点3を積めば、勝ち点差は「8」まで広がる。 ◇鈴鹿 5-1 栃木C 2位枚方が大敗を喫した一方、3位・栃木シティまでもが大量5失点で逆転負け。アウェイでアトレチコ鈴鹿のエース、FW人見拓哉に4発をぶち込まれて敗れ去った。 栃木Cは42分、ボックス手前で左CKのこぼれ球を拾ったFW藤原拓海が左足ミドルを流し込んで先制。相手に当たってコースが変わるややラッキーな1点だが、良い時間の先制点だ。 それでも鈴鹿は44分、GK出口貴也のパントキック起点で素早くゴール前へ迫り、エース人見がGK相澤ピーターコアミをかわして無人のゴールへ流し込む。栃木Cはやや集中を欠いたか。 続けざまに45+2分、鈴鹿は右CKをGK相澤にパンチングで掻き出されるも、ゴール前の混戦から外れてフリーだった人見が、こぼれ球を豪快に右足で蹴り返し、ネットを揺らす。 後半に入ると、今度はキックオフから30秒で人見がハットトリック。敵陣で栃木Cの不用意なパスをカットした人見は、40m級の地を這うミドルを突き刺した。 その後はしばらく3-1で推移も、76分に鈴鹿が追加点。左CKをボックス右にてフリーで待ち構えた人見が、タイミングをはかって右足ボレー…DFの間をすり抜けネットに突き刺さる。 人見が1人で4得点の鈴鹿。締めくくりは82分、ハーフウェイライン付近でボールを奪取したFW三好辰典がそのまま独走し、最後はボックス内から右足シュートを叩き込んだ。 爽快な一撃の三好は直後に気持ちよく途中交代。鈴鹿が栃木Cに5-1と圧勝し、連敗ストップ、3試合ぶりの勝ち点3だ。人見は今季12試合12得点で得点ランキングの首位に立つ。 栃木Cは痛恨の黒星。昇格組として3位という立派な位置につけ、前節終了時点での21得点はリーグ最多だが、天皇杯2回戦・北海道コンサドーレ札幌戦を挟み、まさかの大敗だ。 ◆第12節 ▽6月15日(土) FCティアモ枚方 1-4 ブリオベッカ浦安 アトレチコ鈴鹿 5-1 栃木シティ ▽6月16日(日) [13:00] 高知ユナイテッドSC vs FCマルヤス岡崎 Honda FC vs ラインメール青森 レイラック滋賀 vs 沖縄SV ヴェルスパ大分 vs ヴィアティン三重 ミネベアミツミFC vs クリアソン新宿 ソニー仙台FC vs 横河武蔵野FC ◆順位表(暫定) 1位 高知ユナイテッドSC | 勝ち点27 | +13 2位 FCティアモ枚方 | 勝ち点22 | +3 3位 栃木シティ | 勝ち点20 | +4 4位 ヴィアティン三重 | 勝ち点19 | +4 5位 Honda FC | 勝ち点18 | +5 6位 沖縄SV | 勝ち点18 | +3 7位 レイラック滋賀 | 勝ち点16 | +5 8位 アトレチコ鈴鹿 | 勝ち点16 | +2 9位 ヴェルスパ大分 | 勝ち点16 | +2 10位 ラインメール青森 | 勝ち点13 | +2 11位 FCマルヤス岡崎 | 勝ち点13 | -2 12位 ソニー仙台FC | 勝ち点12 | -4 13位 横河武蔵野FC | 勝ち点12 | -6 14位 ブリオベッカ浦安 | 勝ち点11 | -3 15位 クリアソン新宿 | 勝ち点9 | -12 16位 ミネベアミツミFC | 勝ち点5 | -16 2024.06.15 17:05 Sat
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【JFL夏の移籍情報】中断期間に突入…“J3ライセンス申請組”の複数クラブが新戦力を獲得

約1カ月の中断期間に突入した日本フットボールリーグ(JFL)。今シーズンは現段階で「2025シーズンJ3クラブライセンス」を申請するクラブが上位陣を占めている状況だ。 ここでは、7月25日時点でのJFL各クラブの「夏の加入[in]・退団[out]」状況をまとめる。 (★はJ3ライセンス申請組/言及がないクラブは現状動きなし) ◇首位・高知ユナイテッドSC ★ [in] DF和田侑樹(23) ←FC岐阜(J3/期限付き移籍) 今季J3出場成績:0試合0得点 [in] DF今井那生(27) ←レノファ山口FC(J2/完全移籍) 今季J2出場成績:0試合0得点 [out] DF岩瀬蒼生(22) →SONIO高松(四国リーグ/期限付き移籍) 今季JFL出場成績:0試合0得点 ◇3位・ヴィアティン三重 ★ [in] FW青木駿汰(23) ←ラインメール青森(JFL/青森とは契約解除) 今季JFL出場成績:5試合0得点(青森) [in] FW山内寛史(29) ←FC岐阜(J3/期限付き移籍) 今季J3出場成績:6試合1得点 [out] MF川中健太(26) →契約解除 今季JFL出場成績:0試合0得点 ◇4位・ヴェルスパ大分 ★ [out] MF山田恭也(23) →ファジアーノ岡山(J2/育成型期限付き移籍期間満了/5月) 今季JFL出場成績:1試合0得点 ◇5位・FCティアモ枚方 [in] DF前川智敬(25) ←レイラック滋賀(JFL/期限付き移籍) 今季JFL出場成績:0試合0得点 [out] FW森本ヒマン(27) →レイラック滋賀(JFL/期限付き移籍) 今季JFL出場成績:13試合4得点(枚方) [out] DFマリック(24) →FC大阪(J3/期限付き移籍) 今季JFL出場成績:9試合2得点 [out] DF菅原道人(26) →現役引退 今季JFL出場成績:0試合0得点 ◇6位・ラインメール青森 ★ [in] DF藤本裕也(24) ←松本山雅FC(J3/期限付き移籍) 今季JFL出場成績:2試合0得点(青森) [in] MF長嶋風太(22) ←関東学院大学(入団) [out] FWエドワルド(25) →ロウレターノDC(ポルトガル3部/期限付き移籍期間満了) 今季JFL出場成績:7試合1得点 [out] FW青木駿汰(23) →ヴィアティン三重(JFL/青森とは契約解除) 今季JFL出場成績:5試合0得点(青森) ◇8位・沖縄SV [in] MF樋口堅(21) ←FC町田ゼルビア(J1/育成型期限付き移籍/4月) 今季JFL出場成績:1試合0得点(沖縄) ◇9位・レイラック滋賀 ★ [in] FW三宅海斗(26) ←アトレチコ鈴鹿(JFL/完全移籍) 今季JFL出場成績:2試合0得点(滋賀) [in] FW森本ヒマン(27) ←FCティアモ枚方(JFL/期限付き移籍) 今季JFL出場成績:13試合4得点(枚方)/2試合0得点(滋賀) [out] DF前川智敬(25) →FCティアモ枚方(JFL/期限付き移籍) 今季JFL出場成績:0試合0得点 ◇10位・アトレチコ鈴鹿 [in] FW三浦知良(57) ←横浜FC(J2/期限付き移籍) 今季JFL出場成績:2試合0得点(鈴鹿) [out] FW三宅海斗(26) →レイラック滋賀(JFL/完全移籍) 今季JFL出場成績:2試合0得点(滋賀) ◇12位・ブリオベッカ浦安 [in] FW阿部要門(22) ←モンテディオ山形(J2/育成型期限付き移籍) 今季J2出場成績:0試合0得点 2024.07.26 16:50 Fri
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都並敏史の誕生日をJFL浦安がお祝い! 元FC東京のベテランFW林容平が謎モーションで爆笑誘う

ブリオベッカ浦安の選手たちが、都並敏史監督の誕生日をケーキでお祝いした。 日本サッカー界の“歴史の生き証人”都並敏史。 都並は2014年にテクニカル・ディレクター(TD)就任のブリオベッカ浦安で、19年からは監督となり、関東サッカーリーグ1部より日本フットボールリーグ(JFL)に昇格。JFL昇格1年目の昨季いきなり2位という好成績を残した。 今季は就任6年目という長期政権。浦安のリーグ再開が18日に控えるなか、都並は14日が63歳のお誕生日。この日の練習後、選手たちから指揮官へお祝いのケーキが贈られた。 読売クラブとヴェルディ川崎(現:東京ヴェルディ)のレジェンドに対し、ケーキを運んできたのは、FC東京U-18の出身でJ2水戸ホーリーホックに所属歴があるMF二瓶翼。 二瓶から都並の手にケーキが渡ると、今度は元FC東京のFW林容平が背後から近づき、何やらコミカルな動き。吸水ボトルを手に謎のモーションでチームメイトの爆笑を誘った。 選手たちの祝福に都並は「ケーキを貰ったのは6年目で初めて。いつも厳しいばかりなのに、ありがとうございます。一番欲しいのは勝利なんで、また皆でひとつになって頑張っていきましょう!」と挨拶した。 ◆JFL第15節延期分/再試合 2024年8月18日(日) 16:00KO ブリオベッカ浦安 vs クリアソン新宿 重兵衛スポーツフィールド中台陸上競技場 <span class="paragraph-title">【動画】林容平が都並敏史に背後から近づき、謎のコミカルな動き</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">トレーニング終わりに選手から都並監督へケーキのプレゼント<br><br>都並監督おめでとうございます<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%96%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%99%E3%83%83%E3%82%AB%E6%B5%A6%E5%AE%89?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ブリオベッカ浦安</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E9%83%BD%E4%B8%A6%E6%95%8F%E5%8F%B2?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#都並敏史</a> <a href="https://t.co/FIq3IGlgwq">https://t.co/FIq3IGlgwq</a> <a href="https://t.co/YtU0W1VrH1">pic.twitter.com/YtU0W1VrH1</a></p>&mdash; ブリオベッカ浦安【公式】 (@briobecca) <a href="https://twitter.com/briobecca/status/1823556746767733233?ref_src=twsrc%5Etfw">August 14, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.08.15 14:45 Thu

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