やはりルカクはサウジ行きが妥当? 関心寄せるナポリは大金得たとて…

2024.06.17 16:50 Mon
ベルギー代表FWロメル・ルカク(31)
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ベルギー代表FWロメル・ルカク(31)
ベルギー代表FWロメル・ルカク(31)はやはりサウジアラビア行きが妥当な線か。
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2020-21シーズンのセリエA得点王・ルカク。この時点でインテルの“顔”だったストライカーは、21年夏にクラブの財政状況から売却を迫られたこともあり、チェルシーへ。21-22シーズンはチェルシーで期待外れに終わり、22-23シーズンはインテルにローン復帰で一定のインパクトも急な心変わりで実質的な喧嘩別れ、23-24シーズンはローマにやはり1年ローンで拾われてそこそこ活躍。
ここ数年の成績はともかく、保有元チェルシーはルカクを売却したいところだが、金銭的な事情により、なかなか完全移籍で買い取ってくれるところがない、というのが現状。無論ローマも買い取り不可能とされる。

そこへサウジ勢とナポリからの関心が。
ファブリツィオ・ロマーノ氏いわく、ナポリはナイジェリア代表FWビクター・オシムヘン(25)を売却した場合に限って、ルカク獲得の可能性がわずかに上昇。人気銘柄オシムヘンを売れば、そこそこの金額が懐に入ってくることは想像に難くない。

しかし、前述の通り、ルカク獲得の可能性は極小。

大金を得たとて、アウレリオ・デ・ラウレンティス会長がチェルシーの希望通り(4300万ユーロ/約72.1億円/リリース条項)に財布の紐を緩めることは、どうしたって考えにくい。

したがって、ルカクは資金力が突き抜け、札束の雨を降らせることに躊躇がないサウジアラビアのトップクラブ行きが、現実的なキャリアのネクストステップか。

ルカクの扱い方をよく知るアントニオ・コンテ新監督がどれだけ望もうとも、デ・ラウレンティス会長が4300万ユーロの支払いを許可することは流石になさそうだが、果たして。

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ナポリとのビッグマッチは渋いゴールレスドロー、ユベントス3戦連続無得点【セリエA】

セリエA第5節、ユベントスvsナポリが21日に行われ、0-0で引き分けた。 前節エンポリ戦が低調なゴールレスドローに終わり2試合連続引き分けとなったユベントスは、4日前に行われたチャンピオンズリーグ初戦ではPSV相手に3発快勝とした。新戦力たちが徐々にフィットしつつあるなか、PSV戦のスタメンからガッティに代えてサヴォーナのみを変更した。 対するナポリは前節カリアリ戦、ルカクの1ゴール2アシストの活躍で4発快勝とした。3連勝で単独2位浮上としたなか、カリアリ戦のスタメンから2選手を変更。マクトミネイが初先発を飾り、これまでの3バックから4バックに変更、[4-3-3]で臨んだ。 ユベントスOBのスキラッチ氏への黙祷が捧げられて迎えたキックオフ、立ち上がりの主導権争いを経てユベントスが押し込む流れで推移した。 ただシュートには持ち込めずにいると、ナポリが29分に好機。ショートカウンターの流れからマクトミネイが強烈なミドルでGKディ・グレゴリオを強襲した。 その後、ナポリ守護神メレトが負傷交代となったなか、追加タイムにはポリターノのFKが直接ゴールに向かったが、GKディ・グレゴリオの好守に阻まれ、ゴールレスで前半を終えた。 迎えた後半、ヴラホビッチに代えて最前線にウェアを投入したユベントスが引き続き押し込む流れで立ち上がったなか、55分にナポリはポリターノが際どいカットインシュートを浴びせた。 後半半ば以降もポゼッションはユベントスが握ったなか、ナポリは72分に3トップを総とっかえとした。 終盤にかけては互いに決め手を欠いてゴールレス決着。勝ち点1を分け合っている。 ユベントス 0-0 ナポリ 2024.09.22 03:02 Sun

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