絶好のチャンスを捨ててでも…“悪童”のフェアプレーに絶賛「スポーツマンシップ・レベル100」

2021.02.26 19:44 Fri
Getty Images
レンジャーズに所属するコロンビア代表FWアルフレッド・モレロスが見せたスポーツマン溢れる行動が称賛されている。イギリス『SPORTBIBLE』が伝えている。レンジャーズは25日、ヨーロッパリーグ(EL)ラウンド32・2ndレグで三好康児の所属するアントワープと対戦。5-2で勝利し、2戦合計スコア9-5でラウンド16進出を決めた。

この試合でも9分に先制ゴールをマークしていたレンジャーズのエースであるモレロスだが、1-1で迎えた前半アディショナルタイムに素晴らしい行動を起こす。
自陣からのロングボールに対し、右サイドで相手DFジェレミー・ゲランと競り合うと、上手く体を入れたモレロスがボールを収めたものの、ゲランがこのプレーで左足のハムストリングスを痛め、審判にアピールするように右手を上げた。

この時点で主審は笛を吹いておらず、レンジャーズにとってはカウンターの絶好のチャンスにもなりえる場面だったが、モレロスがゲランのジェスチャーに気づくと、そこでプレーを止めた。
好機を逃したことで不満を示すレンジャーズの選手もいたものの、アントワープの選手たちはモレロスの行動を称賛。痛めたゲランはこのままピッチを離れ、途中交代となった。

モレロスは、2018-19シーズンには1シーズンで5度の退場処分を受けるなど、スコットランドサッカー界きっての悪童として知られており、今年1月の試合でも相手選手を踏みつけたことで3試合の出場停止処分を食らっていた。

そんなイメージとは裏腹な今回の行動は、『BTスポーツ』が「スポーツマンシップ・レベル100」と伝えたほか、この試合を観戦していたインテルのベルギー代表FWロメル・ルカクも、自身のツイッターで「レンジャーズのモレロスのフェアプレー、ゴールを前に相手のケガのために立ち止まる..素晴らしいスポーツマンシップ」と称えていた。

◆ここでプレーを止める

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HSV、レンジャーズから21歳大型CBを獲得

▽ハンブルガーSV(HSV)は12日、レンジャーズのスコットランド人DFデイビッド・ベイツ(21)を獲得したことを発表した。 ▽昨年4月にレンジャーズでプロデビューを果たしたベイツは身長193㎝の大型センターバックだ。HSVのスカウトを務めるヨハネス・シュポルス氏は「デイビッドは高さ、スピード、メンタリティ、そして守備におけるリーダーシップをもたらしてくれる」と評価している。 ▽ベイツは今季はここまでリーグ戦12試合に出場。加入は来シーズンからとなり、契約は4年になるようだ。 2018.04.13 02:00 Fri
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訛りは訛りを理解する? “あのジェラード”が新加入選手同席の会見で通訳を務める

▽グラスゴー・レンジャーズで指揮官を務めるスティーブン・ジェラード監督が新加入選手と同席した会見で通訳を務めていたことがわかった。 ▽レンジャーズは8日、ヨーロッパリーグ予備予選3回戦のマリボル戦に向けた公式会見を行い、同会見にはスラヴェン・ベルポから今夏加入したクロアチア代表DFニコラ・カティッチがジェラード監督と共に同席した。 ▽同会見では地元スコットランドの記者から何度となくカティッチに質問が飛んだが、同選手はその質問をなかなか理解できず。通常、バルカン半島出身の選手は語学に堪能でカティッチ自身も英語を流暢に話すことができるが、今回苦しんだのはいわゆるスコティッシュ・イングリッシュと言われるスコットランド特有の訛りだった。 ▽そこでカティッチに助け舟を出したのがジェラード監督だった。リバプール出身のジェラード監督は“スカウス”と評されるリバプール訛りの英語を話すため、イングランド国内では英語を聞きづらい選手として知られていた。しかし、すでにスコティッシュ・イングリッシュを会得した同監督はカティッチにリバプール訛りの英語で通訳を行うと、同選手はこのリバプール訛りの英語を何とか理解してその後はきっちり記者とのやり取りを行うことができたようだ。 ▽ただ、イギリス『スカイ・スポーツ』を中心にジェラード監督のリバプール訛りの英語に苦戦してきた多くのメディアは、「あのジェラードが通訳している」と驚きの様子で今回の会見を伝えていた。 2018.08.09 16:04 Thu

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