札幌が鳥栖との裏天王山を制す! “急きょ先発”スパチョークの1G1Aなどで5発【明治安田J1リーグ第27節】

2024.08.16 21:59 Fri
5ゴール勝利の足がかりとなる先制弾のスパチョーク
©︎J.LEAGUE
5ゴール勝利の足がかりとなる先制弾のスパチョーク
明治安田J1リーグ第27節の1試合が16日に大和ハウス プレミストドームで行われ、ホームの北海道コンサドーレ札幌が5-3でサガン鳥栖を下した。最下位札幌は試合前アクシデントで先発するはずだった浅野雄也に代わってスパチョークが2シャドーの一角に入り、空いたベンチのひと枠に急きょ白井陽斗。19位鳥栖は前節と同じイレブンで挑んだ。

この裏天王山のウォームアップで浅野のケガに見舞われてしまった札幌だが、鳥栖も開始3分が過ぎたところでマルセロ・ヒアンがスプリント時に足を痛めて担架退場のアクシデント。ともにこの試合に向けたゲームプランが狂っての戦いとなる。
だが、誤算が札幌にとって良い方向に転び、10分に敵陣深くでのFKから、スパチョークが相手のクリアボールをバイタルエリア中央で拾って右足ミドル。寄せに入った木村誠二の身体にディフレクトしたボールがゴール右下に吸い込まれ、札幌が先手を奪う。

その札幌は鳥栖がビルドアップのやり直しにかかった11分、GK朴一圭のパスを受けに入った福田晃斗にスパチョークがプレッシャー。そこからショートカウンターに転じ、ボックス左からスパチョークが浮き球パスを送ると、駒井善成がヘッドで合わせた。
畳みかける札幌は16分にもバイタルエリア左のスパチョークがボックス内に浮き球パスを送ると、鈴木武蔵が裏に抜けながら反応。そのプレーが相手DF陣をうまく引きつけると、最後はフリーの駒井が右足ボレーを叩き込み、鳥栖をさらに突き放す。

追いかける鳥栖は途中から相手に合わせる形で3バックにシフトするが、なかなか突破口を見いだせず。3失点が重くのしかかったまま後半に入るが、ハーフタイム明けから今夏加入が発表されたばかりの久保藤次郎を送り込み、反撃姿勢を打ち出す。

鳥栖は57分に中原輝がボックス右から相手DFの股下を射抜く折り返しでチャンスメークすると、ファーの福田晃斗が右足で押し込み、1-3。続く60分にもボックス左の堺屋佳介が折り返すと、大外の久保が右足ダイレクトで合わせ、1点差に詰め寄る。

不安に駆られる展開の札幌だが、70分に敵陣右サイドからドリブルを仕掛けた近藤友喜が右足で折り返すと、これに大外の青木亮太が反応。その手前で原田亘がクリアを試みるが、自チームのネットを揺らし、札幌がほしかった4点目で突き放しに成功する。

それでも、下向かずの鳥栖は77分、途中出場の清武弘嗣がバイタルエリア右から浮き球パスを送ると、大外から堺屋が跳躍力を生かしてヘディングシュート。鳥栖が堺屋のJ1初ゴールで再び1点差に迫る。

だが、札幌も90分に敵陣右サイドからボックス右に仕掛けていった近藤が鋭い切り返しでもう1つ中に切り込んでいくと、堺屋のファウルを誘ってPKチャンスをゲット。これを途中出場のアマドゥ・バカヨコが今夏加入後初ゴールに繋げ、勝負を決した。

計8発の裏天王山を制した札幌が3戦ぶり白星で鳥栖との勝ち点差を5ポイントに詰め、残留に望み。木谷公亮体制初黒星の鳥栖は5戦未勝利となっている。

北海道コンサドーレ札幌 5-3 サガン鳥栖
【札幌】
スパチョーク(前10)
駒井善成(前11、前16)
OG(後25)
アマドゥ・バカヨコ(後44)
【鳥栖】
福田晃斗(後12)
久保藤次郎(後15)
堺屋佳介(後32)

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ルヴァンカップ対戦カード決定! 王者・名古屋は宮崎と、 Jリーグ参入の栃木Cは鹿島、高知はG大阪と今季のJ1上位陣と対戦【YBCルヴァンカップ】

Jリーグは20日、2025Jリーグ YBCルヴァンカップの日程を発表した。 これまではJ1クラブと、前年J2に降格したクラブが出場していたルヴァンカップは、2024シーズンからJ1、J2、J3の全60クラブが参加する方式に変更。リーグ戦ではなく、全てトーナメントで行われる方式となっていた。 1stラウンドはFIFAクラブワールドカップ(W杯)2025に出場する浦和レッズ、AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)に出場する、ヴィッセル神戸、川崎フロンターレ、横浜F・マリノス、AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)に出場するサンフレッチェ広島を除いたチームが参加。7つのトーナメントに分かれて行われ、各トーナメントを勝ち上がった7チームがプレーオフラウンドに進出することとなる。 プレーオフラウンドは勝ち上がった7チームとACL2参加の広島の8チームがホーム&アウェイ方式で戦い、勝ち上がった4チームがプライムラウンド進出。浦和、神戸、川崎F、横浜FMを加えた8チームでホーム&アウェイ方式のトーナメントを行うこととなる。 【1回戦】 ▽3月20日(木・祝) 《13:00》 【14】ヴァンラーレ八戸 vs アルビレックス新潟 [プライフーズスタジアム] 《14:00》 【2】FC岐阜 vs 横浜FC [岐阜メモリアルセンター長良川競技場] 【3】ギラヴァンツ北九州 vs ファジアーノ岡山 [ミクニワールドスタジアム北九州] 【4】高知ユナイテッドSC vs ガンバ大阪 [高知県立春野総合運動公園陸上競技場] 【8】栃木シティ vs 鹿島アントラーズ [未定] 【10】アスルクラロ沼津 vs 柏レイソル [愛鷹広域公園多目的競技場] 【12】AC長野パルセイロ vs 東京ヴェルディ [長野Uスタジアム] 【16】奈良クラブ vs FC東京 [ロートフィールド奈良] 【18】ツエーゲン金沢 vs 湘南ベルマーレ [石川県西部緑地公園 陸上競技場] 【20】カマタマーレ讃岐 vs セレッソ大阪 [Pikaraスタジアム] 【22】ガイナーレ鳥取 vs 京都サンガF.C. [Axisバードスタジアム] 【24】テゲバジャーロ宮崎 vs 名古屋グランパス [いちご宮崎新富サッカー場] 【26】FC琉球 vs アビスパ福岡 [タピック県総ひやごんスタジアム] ▽3月26日(水) 《18:00》 【6】SC相模原 vs 清水エスパルス [相模原ギオンスタジアム] 《19:00》 【1】 ヴァンフォーレ甲府 vs 藤枝MYFC [JIT リサイクルインク スタジアム] 【5】 水戸ホーリーホック vs ロアッソ熊本 [ケーズデンキスタジアム水戸] 【7】 FC大阪 vs ジュビロ磐田 [東大阪市花園ラグビー場] 【9】 大分トリニータ vs レノファ山口FC [クラサスドーム大分] 【11】 福島ユナイテッドFC vs 北海道コンサドーレ札幌 [とうほう・みんなのスタジアム] 【13】 愛媛FC vs ブラウブリッツ秋田 [ニンジニアスタジアム] 【15】 松本山雅FC vs サガン鳥栖 [サンプロ アルウィン] 【17】 RB大宮アルディージャ vs いわきFC [NACK5スタジアム大宮] 【19】 ザスパ群馬 vs V・ファーレン長崎 [正田醤油スタジアム群馬] 【21】 FC今治 vs 徳島ヴォルティス [アシックス里山スタジアム] 【23】 鹿児島ユナイテッドFC vs モンテディオ山形 [白波スタジアム] 【25】 カターレ富山 vs ジェフユナイテッド千葉 [富山県総合運動公園陸上競技場] 【27】 栃木SC vs ベガルタ仙台 [未定] 【2回戦】 ▽4月9日(水) 【28】 【1】勝者チーム vs FC町田ゼルビア 【31】 【6】勝者チーム vs 【7】勝者チーム 【32】 【8】勝者チーム vs 【9】勝者チーム 【35】 【14】勝者チーム vs 【15】勝者チーム 【37】 【18】勝者チーム vs 【19】勝者チーム 【39】 【22】勝者チーム vs 【23】勝者チーム ▽4月16日(水) 【29】 【2】勝者チーム vs 【3】勝者チーム 【30】 【4】勝者チーム vs 【5】勝者チーム 【33】 【10】勝者チーム vs 【11】勝者チーム 【34】 【12】勝者チーム vs 【13】勝者チーム 【36】 【16】勝者チーム vs 【17】勝者チーム 【38】 【20】勝者チーム vs 【21】勝者チーム 【40】 【24】勝者チーム vs 【25】勝者チーム 【41】 【26】勝者チーム vs 【27】勝者チーム 【3回戦】 ▽5月21日(水) 【42】 【28】勝者チーム vs 【29】勝者チーム 【43】 【30】勝者チーム vs 【31】勝者チーム 【44】 【32】勝者チーム vs 【33】勝者チーム 【45】 【34】勝者チーム vs 【35】勝者チーム 【46】 【36】勝者チーム vs 【37】勝者チーム 【47】 【38】勝者チーム vs 【39】勝者チーム 【48】 【40】勝者チーム vs 【41】勝者チーム 【プレーオフラウンド】 ○第1戦:6/4(水) ○第2戦:6/8(日) 【プライムラウンド】 ○準々決勝:第1戦 9月3日(水)/第2戦 9月7日(日) ○準決勝:第1戦 10月8日(水)/第2戦 10月12日(日) ○決勝:未定 2024.12.20 13:45 Fri
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熊本、DF岡田大和の期限付き移籍期間満了を発表…7月に札幌から加入も出場なし「悔しい気持ちでいっぱい」

ロアッソ熊本は25日、北海道コンサドーレ札幌から期限付き移籍しているDF岡田大和(23)の移籍期間満了を発表した。 島根県出身の岡田は、福岡大学在学中の昨シーズンに特別指定選手として札幌でプレー。今シーズンから札幌に正式加入となったが、思うような出場機会を得られなかったこともあり、7月に熊本へ期限付き移籍が発表された。 しかし、熊本でも出場機会は掴めず。J2リーグ出場はないままシーズンを終えていた。 熊本を去ることが決まった岡田は、クラブを通じてコメントしている。 「短い期間でしたがお世話になりました。チームの力になることができず、悔しい気持ちでいっぱいですが、ロアッソ熊本に関わる全ての方のおかげで確かな成長を感じる充実した時間を過ごすことができました。この期間を無駄にすることなくより成長していけるようにこれからも頑張ります。ありがとうございました」 2024.12.25 17:40 Wed

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