パリ五輪世代の町田FW平河悠に英2部から関心…ブリストル・シティへ買取OP付きレンタル移籍か

2024.07.02 07:55 Tue
町田のサイドを切り裂くU-23日本代表の平河悠
©超ワールドサッカー
町田のサイドを切り裂くU-23日本代表の平河悠
FC町田ゼルビアのU-23日本代表FW平河悠(23)に対して、イングランドから関心が寄せられているという。

平河は佐賀県出身で、佐賀東高校から山梨学院大学へと進学。2023年に町田に加入した。
特別指定選手時代から出場機会を得ると、プロ1年目の2023シーズンはJ2で35試合に出場し6得点を記録。チームのJ2優勝、J1昇格に貢献すると、今シーズンは明治安田J1リーグで17試合に出場し2得点を記録している。

パリ・オリンピックに臨むU-23日本代表入りも期待される平河だが、チャンピオンシップ(イングランド2部)のブリストル・シティが関心を寄せているという。

イギリス『ブリストル・ライブ』によると、ブリストルは買い取りオプション付きのレンタル移籍での獲得を画策中とのこと。テニカルディレクター(TD)を務めるブライアン・ティニオン氏が、6月に入って言及した選手の1人とのことだ。
また、期待されているのは平河のスピードとのこと。2023-24シーズンは相手の守備を打開するのに苦労したチームは、ドリブルで突破可能な平河に注目しているという。

チャンピオンシップでは、2023-24シーズンは日本代表DF中山雄太(ハダースフィールド・タウン)、MF三好康児(バーミンガム・シティ)、MF坂元達裕(コヴェントリー・シティ)が日本人としてプレー。しかし、ハダースフィールドとバーミンガムはEFLリーグ1(イングランド3部)に降格したため今季はプレーせず。一方で、プレミアリーグから降格したルートン・タウンに日本代表DF橋岡大樹が所属している。

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6日、明治安田J1リーグ第22節のFC町田ゼルビアvs名古屋グランパスが町田GIONスタジアムで行われ、ホームの町田が1-0で勝利した。 前節のガンバ大阪戦で3試合ぶりの勝利を手にした首位町田。藤尾翔太と平河悠はパリ・オリンピックに臨むU-23日本代表メンバーに選ばれ、平河は海外移籍を前提に今節を最後としたチーム離脱も発表された。G大阪戦からはスタメンを2人入れ替え、藤尾と下田北斗が起用された。 対する11位名古屋は3連敗中と苦しい状況。5月18日以来となる7試合ぶりの白星を目指すなか、榊原杏太がJ1初スタメンに。選手の並びにも手を加えたなか、前節のセレッソ大阪戦からさらに1人メンバー変更し、内田宅哉が先発した。 最初にチャンスを作ったのは名古屋。榊原の右クロスに内田宅哉がフリーで合わせるも、GK谷晃生の正面を突く。 一方の町田はセットプレーからゴールへ。左寄りの位置でFKを獲得すると、下田北斗のクロスにミッチェル・デューク。ヘディングシュートは惜しくも枠の右に外れた。 ホームチームが主導権を握って試合は進み、27分には望月ヘンリー海輝が右サイドを突破。クロスとも取れる身体の向きから直接シュートを狙っていった。 すると30分、勢いそのままゴールをこじ開ける。波状攻撃を仕掛けると、左ポケットで平河の落としを受けた下田が切り返しから右足シュート。GKランゲラックは弾ききれず、ゴールラインを割った。 その後も攻撃の手を緩めず、38分には平河の左クロスをニアでミッチェル・デュークがフリック。ファーの荒木駿太に届くも、シュートには持ち込めなかった。 名古屋もショートカウンターから反撃を試みる。榊原が右サイドで仕掛けてカットインから狙ったが、左足のシュートはゴール左へ外れてしまう。 町田の1点リードで迎えた後半。追いかける名古屋は榊原に代えて永井謙佑を投入。その永井は早速ミドルで狙い、ゴールへ向かう姿勢を示す。 一進一退の攻防が続くも、次の1点は生まれないまま後半中盤へ。攻勢を強めたい名古屋はさらにパトリックをピッチに送り出す。 こう着状態を破ったのは80分の下田。GK谷のロングボールから一気にボックス内へ迫ると、キープした藤尾の落としから下田がダイレクトで流し込む。しかし、VARによるチェックの結果、オフェンシブファウルが取られ、町田の2点目とはならなかった。 追加点こそならなかったものの、最後まで安定した試合運びを見せた町田はそのまま1-0で勝利。2連勝を飾った一方、敗れた名古屋は泥沼の4連敗となった。 FC町田ゼルビア 1-0 名古屋グランパス 【町田】 下田北斗(前30) <span class="paragraph-title">【動画】1人かわして逆足で決めた下田北斗の決勝弾!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>途切れない攻撃<br>\<br><br>セカンドボールを再三回収すると<br>平河の落としを<br>下田 北斗がワンフェイク入れて<br>最後は逆足で流し込んだ!<br><br>下田の今季ホーム初ゴールで<br>首位•町田が先制!<br><br>明治安田J1第22節<br>町田×名古屋<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E7%94%BA%E7%94%B0%E5%90%8D%E5%8F%A4%E5%B1%8B?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#町田名古屋</a> <a href="https://t.co/tPTgOwURjF">pic.twitter.com/tPTgOwURjF</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1809523647884767544?ref_src=twsrc%5Etfw">July 6, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.07.06 20:27 Sat
【明治安田J1リーグ第22節】 2024年7月6日(土) 18:00キックオフ FC町田ゼルビア(1位/43pt) vs 名古屋グランパス(11位27pt) [町田GIONスタジアム] <span class=“paragraph-subtitle">◆上位対決を無敗で乗り越えさ習う加速へ【FC町田ゼルビア】</span> 前半戦を首位で折り返したJ1初挑戦の町田。後半戦もヴィッセル神戸、ガンバ大阪と上位との対決でも負けずに首位をキープしている。 前節はアウェイでG大阪に1-3で快勝。相手が1人退場したこともあったが、しっかりと勝利を収めたことは大きい。 ケガ人が出た一方で、復帰したケガ人も増えてきており、チームは立ち止まらずに進んでいる。 そんな中、この試合を最後にU-23日本代表FW平河悠が海外移籍のためにチームを離れることに。チームとしてはまたしても戦力ダウンとなるが、それでも乗り越えていくはずだ。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:谷晃生 DF:望月ヘンリー海輝、ドレシェヴィッチ、昌子源、林幸多郎 MF:荒木駿太、柴戸海、仙頭啓矢、平河悠 FW:藤尾翔太、エリキ 監督:黒田剛 出場停止:鈴木準弥 <span class="paragraph-subtitle">◆6月未勝利、3連敗を止めろ【名古屋グランパス】</span> 前節はアウェイでセレッソ大阪に敗れチームは3連敗。6戦未勝利という状況だ。 開幕3連敗でスタートも、その後6戦5勝と息を吹き返したかに思われたが、その後は黒星が先行し11位に位置している。 チームとして好材料がほとんどない状況。6月は未勝利でリーグ戦を終えてしまい、苦しい状況が続いている。そして悩み続けている攻撃陣は改善されず、得点力の欠落が苦しい状況を生み出すことに。首位相手に持ち味であるはずの堅守を見せられるか。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:ランゲラック DF:吉田温紀、ハ・チャンレ、野上結貴 MF:中山克広、稲垣祥、椎橋慧也、内田宅哉 MF:森島司、永井謙佑 FW:山岸祐也 監督:長谷川健太 出場停止:三國ケネディエブス 2024.07.06 15:15 Sat
FC町田ゼルビアは6日、U-23日本代表FW平河悠(23)が海外移籍前提の手続きと準備でチームを離脱すると発表した。 平河は山梨学院大学に在学中の2021年から町田の特別指定選手となり、2023年に正式入団。ルーキーイヤーから主力となり、クラブとともにJ1初挑戦の今季もここまで17試合で2得点4アシストをマークしている。 パリ・オリンピックのメンバー入りも果たす23歳アタッカーだが、6日に行われる第22節の名古屋グランパス戦後にチームから離れる運びに。現地でのメディカルチェック等を経て、正式契約が結ばれる予定という。 最近の報道ではチャンピオンシップ(イングランド2部相当)のブリストル・シティが移籍先に浮上している。 2024.07.06 12:50 Sat
大岩剛監督ら現場が望んだオーバーエージ(OA)枠の活用が叶わず、久保建英(レアル・ソシエダ)や鈴木唯人(ブレンビー)などパリ世代の面々も招集できなかった今回のパリ五輪に挑むU-23日本代表。欧州組は斉藤光毅(ロンメル)と三戸舜介(スパルタ・ロッテルダム)、藤田譲瑠チマ・山本理仁(シント=トロイデン)、小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)の5人という陣容になった。 その分、国内で活躍しているイキのいい選手の活躍が求められるということ。特に注目度が高まっているのが、首位を走るFC町田ゼルビアのドリブラー・平河悠だ。 今季ここまでJ1・17試合に出場(うち先発16試合)し、2ゴール4アシストという好結果を残している。彼の切れ味鋭い突破と仕掛けがあるからこそ、町田の頭抜けたタテの鋭さと推進力が発揮できている。それは多くの人が認めるところだろう。 とはいえ、平河は最初からエリート街道を歩んできた選手ではない。佐賀東高校から山梨学院大学を経由して町田という道のりを見ると、むしろ「雑草系」と言ってもいいかもしれない。 平河の存在が広く認識されるようになったのは、2021年から町田の特別指定選手となってから。ランコ・ポポヴィッチ監督(現:鹿島アントラーズ)に鍛えられ、2022年のJ2で16試合出場2ゴールという結果をマークしたあたりから「突破力のある若手アタッカー」と一目置かれるようになった。 その存在感が一気に高まったのが2023年。大卒新人としてJ2に本格参戦し、35試合出場6ゴールと大活躍。町田の史上初のJ1昇格の原動力となるのと同時に、大岩監督のお眼鏡にも叶い、パリ五輪代表候補入りを果たしたのだ。 最初は昨年6月の欧州遠征。オランダ戦で短時間、起用されるにとどまったが、その時点ではすでに「日本代表の名波浩コーチが代表に呼びたがっている」という噂も流れたほどだ。9月のAFC U23アジアカップ予選(バーレーン)も招集されたが、この時点ではまだ「斉藤光毅(ロンメル)や三戸舜介(スパルタ)の控え」という印象が強く、パリ五輪に行けたとしても、18人に生き残るのはかなり難しいと目された。 その流れが大きく変わったのが、2024年だ。最高峰リーグ初参戦の町田の快進撃に伴って、平河の評価も急上昇。左サイドから次々とドリブルで敵陣を切り裂いていく個の力というのは今季J1で抜きん出ている。その目覚ましい進化を見れば、大岩監督も彼を外すという選択肢はなくなるはず。4〜5月のAFC U23アジアカップ(カタール)の働きや実績も踏まえながら、最終的に平河を抜擢。東京五輪の頃には「自分がパリ世代という認識もしていなかった」という男が見事が下剋上をやってのけたのだ。 「年代別代表から入ってきた選手が多い世代でもある分、結束力っていうのは必ずあると思いますけど、自分はそれと違って急に入ってきた選手。去年の6月からなりますけど、そこでしっかりアピールができてこの結果に繋がったと思いますし、今後、(代表や五輪に)縁がないと思ってる人もチャンスがあると思ってもらえる選手になれたらいい」と本人も語気を強めていた。 佐藤恵允(ブレーメン)や関根大輝(柏レイソル)もそうだが「非エリート」の急成長というのは見る側もワクワクさせられる。A代表にも伊東純也(スタッド・ランス)や守田英正(スポルティングCP)のような人材がいるが、そういう選手がどんどん出てきて活躍してほしい。パリ五輪での日本の命運は彼らのような泥臭い頑張り屋に懸かっているのかもしれない。 加えて言うと、平河には目下、海外移籍話も浮上している。報道ベースだが、イングランド2部のブリストル・シティから正式オファーが届いていると言われており、本人もチャレンジする気満々だという。7月3日の五輪メンバー入り直後の取材対応時もそれを聞かれて「なかなかちょっと今は答えられないです」と発言。「今は五輪に集中するというところですか?」と聞かれて「そうですね…、はい」と複雑な表情を浮かべていた。 本人としては、五輪前に海外移籍が決まっていれば、松木玖生(FC東京)のようにそちらを優先したかった思いもあるのかもしれない。ただ、五輪に出ることでより格上のクラブからオファーが届く可能性もある。斉藤光毅も「世界中の見る目が変わる可能性がある大会」と鼻息が荒かったが、平河もパリで人々を驚かせればいい。自分が成功ロードをまい進したいと思うなら、千載一遇のチャンスをモノにするしかないのだ。 「サイドハーフに似たような特徴を持っている選手がいるので、自分はそれ以上のパフォーマンスを出すことが大事。守備のタスクというところは誰よりもできると思うので、90分間ハードワークを見せられたらいい」と目をギラつかせた平河。斉藤や三戸とどう使い分けされていくのか興味深いところだが、彼には彼のストロングを前面に押し出し、日本を勝たせる存在になってほしいものである。 <hr>【文・元川悦子】<br/><div id="cws_ad">長野県松本市生まれ。千葉大学卒業後、夕刊紙記者などを経て、94年からフリーのサッカーライターとなる。Jリーグ、日本代表、海外まで幅広くフォローし、日本代表は特に精力的な取材を行い、アウェイでもほぼ毎試合足を運んでいる。積極的な選手とのコミュニケーションを活かして、選手の生の声を伝える。 2024.07.05 16:00 Fri
パリ・オリンピックに臨むU-23日本代表に選出されたFC町田ゼルビアのFW平河悠が、オリンピックへの意気込みを語った。 3日、日本サッカー協会(JFA)は、パリ・オリンピックに臨むU-23日本代表メンバーを発表。大岩剛監督が1人1人の名前を読み上げる形で18名を発表していった。 登録メンバー18名、予備登録4名という狭き門の中、チーム事情や移籍の関係で驚きの落選もあったメンバー発表だった。 その後、Jリーグが選出された選手たちの合同会見を実施。会見後、平河は五輪メンバーに選ばれた率直な感想について「自分も14時の会見で知ったので、実感が徐々にわいている感じ。本当に嬉しいです」とコメント。「世間の声とは違う部分もあると思うし、自分の立ち位置もわかっていなかったので正直、ほっとした気持ちもありました」と、選出確実とも言われていた中で、実際に選ばれるまでは不安もあったっという。 その平河はヨーロッパへの移籍の噂も浮上。「今は答えられないです」と言及は避けたが、オリンピックは大きくステップアップするチャンスでもある。 オリンピックの印象については「サッカーだけでなく色々な競技を見てきたので、夢の舞台というか、遠い存在でもあった」とコメント。「自分が出場するとは小さい頃には思っていなかったので、自分が思っている以上にすごいことだと思うので、出るだけでなく日本のために体を張って戦わないといけないと、今は思っています」と、しっかりと日本を代表して戦うことへの意欲を示した。 オリンピックのサッカーの思い出については「前回大会は特にベスト4まで行って3決で悔しい敗戦もあったので、記憶は新しいのかなと思います」と、東京オリンピックでメダルを目前にスペインに敗れたことをピックアップ。それだけ注目される大会でのプレーについては「今シーズン町田でやってきたことは自分の中に浸透しているので、町田でやっている特徴を出すことに加え、代表のコンセプトや今までやってきた積み重ねの部分も出していければ必ず良いものを出せるかなと思います」と、しっかりと自身の持ち味を出したいとした。 その東京オリンピックを見ても、自身がパリ・オリンピックに出ることは想像しなかったと語る平河。「自分がプロになったとき、自分がパリ世代だと認識もしていなかったし、プロですぐに出れるとも思っていなかった。代表との縁もなかったので、去年の6月に入ってから意識し始めたくらいです」と、初招集を受けてから初めて意識したという。 佐賀東高校から山梨学院大学へと進学し、町田でプロ入りした平河は、決してエリートコースを歩んできたわけではない。実際には世代別の日本代表に選ばれた経験は一度もない無名の選手でもあったが、プロ入り後に開花し、一気に五輪切符を手にした。 「ずっと年代別で入ってきた選手が多い世代でもある分、結束というのあると思いますけど、自分はそれとは違って急に入ってきた選手でもあるので、去年の6月からになりますけど、そこでしっかりアピールできてこの結果につながったと思いますし、(代表に)縁がないと思っている人にもチャンスがあるかなと思ってもらえるような選手になれたらいいなと思います」と、チャンスは誰にっでもあることを示すことができたと振り返った。 得意のドリブルが世界にどこまで通用するかも気になる平河。「サイドハーフで似たような特徴を持っている選手がいるので、そこで自分はそれ以上のパフォーマンスを出すのと、それ以外にも守備のタスクというのは誰よりもできると思うので、そこと90分プレーできるハードワークというのは見せれたらなと思います」と、攻撃以外のタスクでも持ち味を出したいという。 そして目指すはA代表。「自分の最終目標でもあるので、まずはパリ五輪にかける思いをしっかり出すこともそうですけど、その先にも食い込んでいけるような大会にもしたいなと思います」と、パリの地で躍動し、そのままステップアップしていくことを誓った。 2024.07.03 21:15 Wed

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レノファ山口FCは7日、FC町田ゼルビアのMF奥山洋平(24)が期限付き移籍で加入することを発表した。 移籍期間は2025年1月31日まで。背番号は「30」、町田との公式戦には出場できない。 奥山は岡山県出身で、阪南大学から2022年にいわてグルージャ盛岡に加入。2023年に町田に加入した。 しかし、町田では2シーズンで天皇杯の1試合の出場に終わっていた。 奥山は両クラブを通じてコメントしている。 ◆レノファ山口FC 「レノファ山口FCに関わる全ての皆様、初めまして奥山洋平です。今の自分を必要としてくれた事に感謝し、レノファ山口FCの勝利に貢献出来るよう全力で頑張ります。よろしくお願いします!」 ◆FC町田ゼルビア 「この度レノファ山口FCに移籍することになりました。試合に出場出来ていない中でも、ファンサポーターの皆さんの応援は日々の活力になりました。応援して頂いたにも関わらず、プレーを見せる事が出来なかった事は自分の力不足で悔しく思います」 「FC町田ゼルビアでの経験を活かし、次のチームで勝利に貢献出来るよう頑張ります。1年半ありがとうございました」 2024.07.07 09:20 Sun
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【明治安田J1リーグ第22節】 2024年7月6日(土) 18:00キックオフ FC町田ゼルビア(1位/43pt) vs 名古屋グランパス(11位27pt) [町田GIONスタジアム] <span class=“paragraph-subtitle">◆上位対決を無敗で乗り越えさ習う加速へ【FC町田ゼルビア】</span> 前半戦を首位で折り返したJ1初挑戦の町田。後半戦もヴィッセル神戸、ガンバ大阪と上位との対決でも負けずに首位をキープしている。 前節はアウェイでG大阪に1-3で快勝。相手が1人退場したこともあったが、しっかりと勝利を収めたことは大きい。 ケガ人が出た一方で、復帰したケガ人も増えてきており、チームは立ち止まらずに進んでいる。 そんな中、この試合を最後にU-23日本代表FW平河悠が海外移籍のためにチームを離れることに。チームとしてはまたしても戦力ダウンとなるが、それでも乗り越えていくはずだ。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:谷晃生 DF:望月ヘンリー海輝、ドレシェヴィッチ、昌子源、林幸多郎 MF:荒木駿太、柴戸海、仙頭啓矢、平河悠 FW:藤尾翔太、エリキ 監督:黒田剛 出場停止:鈴木準弥 <span class="paragraph-subtitle">◆6月未勝利、3連敗を止めろ【名古屋グランパス】</span> 前節はアウェイでセレッソ大阪に敗れチームは3連敗。6戦未勝利という状況だ。 開幕3連敗でスタートも、その後6戦5勝と息を吹き返したかに思われたが、その後は黒星が先行し11位に位置している。 チームとして好材料がほとんどない状況。6月は未勝利でリーグ戦を終えてしまい、苦しい状況が続いている。そして悩み続けている攻撃陣は改善されず、得点力の欠落が苦しい状況を生み出すことに。首位相手に持ち味であるはずの堅守を見せられるか。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:ランゲラック DF:吉田温紀、ハ・チャンレ、野上結貴 MF:中山克広、稲垣祥、椎橋慧也、内田宅哉 MF:森島司、永井謙佑 FW:山岸祐也 監督:長谷川健太 出場停止:三國ケネディエブス 2024.07.06 15:15 Sat
FC町田ゼルビアは6日、U-23日本代表FW平河悠(23)が海外移籍前提の手続きと準備でチームを離脱すると発表した。 平河は山梨学院大学に在学中の2021年から町田の特別指定選手となり、2023年に正式入団。ルーキーイヤーから主力となり、クラブとともにJ1初挑戦の今季もここまで17試合で2得点4アシストをマークしている。 パリ・オリンピックのメンバー入りも果たす23歳アタッカーだが、6日に行われる第22節の名古屋グランパス戦後にチームから離れる運びに。現地でのメディカルチェック等を経て、正式契約が結ばれる予定という。 最近の報道ではチャンピオンシップ(イングランド2部相当)のブリストル・シティが移籍先に浮上している。 2024.07.06 12:50 Sat
大岩剛監督ら現場が望んだオーバーエージ(OA)枠の活用が叶わず、久保建英(レアル・ソシエダ)や鈴木唯人(ブレンビー)などパリ世代の面々も招集できなかった今回のパリ五輪に挑むU-23日本代表。欧州組は斉藤光毅(ロンメル)と三戸舜介(スパルタ・ロッテルダム)、藤田譲瑠チマ・山本理仁(シント=トロイデン)、小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)の5人という陣容になった。 その分、国内で活躍しているイキのいい選手の活躍が求められるということ。特に注目度が高まっているのが、首位を走るFC町田ゼルビアのドリブラー・平河悠だ。 今季ここまでJ1・17試合に出場(うち先発16試合)し、2ゴール4アシストという好結果を残している。彼の切れ味鋭い突破と仕掛けがあるからこそ、町田の頭抜けたタテの鋭さと推進力が発揮できている。それは多くの人が認めるところだろう。 とはいえ、平河は最初からエリート街道を歩んできた選手ではない。佐賀東高校から山梨学院大学を経由して町田という道のりを見ると、むしろ「雑草系」と言ってもいいかもしれない。 平河の存在が広く認識されるようになったのは、2021年から町田の特別指定選手となってから。ランコ・ポポヴィッチ監督(現:鹿島アントラーズ)に鍛えられ、2022年のJ2で16試合出場2ゴールという結果をマークしたあたりから「突破力のある若手アタッカー」と一目置かれるようになった。 その存在感が一気に高まったのが2023年。大卒新人としてJ2に本格参戦し、35試合出場6ゴールと大活躍。町田の史上初のJ1昇格の原動力となるのと同時に、大岩監督のお眼鏡にも叶い、パリ五輪代表候補入りを果たしたのだ。 最初は昨年6月の欧州遠征。オランダ戦で短時間、起用されるにとどまったが、その時点ではすでに「日本代表の名波浩コーチが代表に呼びたがっている」という噂も流れたほどだ。9月のAFC U23アジアカップ予選(バーレーン)も招集されたが、この時点ではまだ「斉藤光毅(ロンメル)や三戸舜介(スパルタ)の控え」という印象が強く、パリ五輪に行けたとしても、18人に生き残るのはかなり難しいと目された。 その流れが大きく変わったのが、2024年だ。最高峰リーグ初参戦の町田の快進撃に伴って、平河の評価も急上昇。左サイドから次々とドリブルで敵陣を切り裂いていく個の力というのは今季J1で抜きん出ている。その目覚ましい進化を見れば、大岩監督も彼を外すという選択肢はなくなるはず。4〜5月のAFC U23アジアカップ(カタール)の働きや実績も踏まえながら、最終的に平河を抜擢。東京五輪の頃には「自分がパリ世代という認識もしていなかった」という男が見事が下剋上をやってのけたのだ。 「年代別代表から入ってきた選手が多い世代でもある分、結束力っていうのは必ずあると思いますけど、自分はそれと違って急に入ってきた選手。去年の6月からなりますけど、そこでしっかりアピールができてこの結果に繋がったと思いますし、今後、(代表や五輪に)縁がないと思ってる人もチャンスがあると思ってもらえる選手になれたらいい」と本人も語気を強めていた。 佐藤恵允(ブレーメン)や関根大輝(柏レイソル)もそうだが「非エリート」の急成長というのは見る側もワクワクさせられる。A代表にも伊東純也(スタッド・ランス)や守田英正(スポルティングCP)のような人材がいるが、そういう選手がどんどん出てきて活躍してほしい。パリ五輪での日本の命運は彼らのような泥臭い頑張り屋に懸かっているのかもしれない。 加えて言うと、平河には目下、海外移籍話も浮上している。報道ベースだが、イングランド2部のブリストル・シティから正式オファーが届いていると言われており、本人もチャレンジする気満々だという。7月3日の五輪メンバー入り直後の取材対応時もそれを聞かれて「なかなかちょっと今は答えられないです」と発言。「今は五輪に集中するというところですか?」と聞かれて「そうですね…、はい」と複雑な表情を浮かべていた。 本人としては、五輪前に海外移籍が決まっていれば、松木玖生(FC東京)のようにそちらを優先したかった思いもあるのかもしれない。ただ、五輪に出ることでより格上のクラブからオファーが届く可能性もある。斉藤光毅も「世界中の見る目が変わる可能性がある大会」と鼻息が荒かったが、平河もパリで人々を驚かせればいい。自分が成功ロードをまい進したいと思うなら、千載一遇のチャンスをモノにするしかないのだ。 「サイドハーフに似たような特徴を持っている選手がいるので、自分はそれ以上のパフォーマンスを出すことが大事。守備のタスクというところは誰よりもできると思うので、90分間ハードワークを見せられたらいい」と目をギラつかせた平河。斉藤や三戸とどう使い分けされていくのか興味深いところだが、彼には彼のストロングを前面に押し出し、日本を勝たせる存在になってほしいものである。 <hr>【文・元川悦子】<br/><div id="cws_ad">長野県松本市生まれ。千葉大学卒業後、夕刊紙記者などを経て、94年からフリーのサッカーライターとなる。Jリーグ、日本代表、海外まで幅広くフォローし、日本代表は特に精力的な取材を行い、アウェイでもほぼ毎試合足を運んでいる。積極的な選手とのコミュニケーションを活かして、選手の生の声を伝える。 2024.07.05 16:00 Fri

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ガンバ大阪は7日、DF江川湧清の交通事故を報告した。 23歳センターバックは同日昼に大阪府箕面市内で自動車を運転中に停車中の自動車と対向車の間を走行しようとした際、停車中の自動車と接触による物損事故。事故発生後、速やかに警察や関係各所に連絡をして対応したといい、双方ともに大きなケガもないという。 クラブは「ご迷惑をおかけしました皆様に深くお詫び申し上げます」と詫び、「事故再発防止に向け、あらためて選手・スタッフへの注意喚起を行うとともに、交通安全を徹底してまいります」とした。 2024.07.07 16:15 Sun
ヴァンフォーレ甲府は7日、GKコ・ボンジョ(22)の期限付き移籍期間延長を発表した。新たな加入期間は2024年12月31日までとなる。 コ・ボンジョは今年4月にGK渋谷飛翔とGK河田晃兵の負傷離脱を受け、Jリーグの登録ウインドーにおける例外適用申請を経て、サガン鳥栖から甲府に期限付き移籍加入。移籍期間は7月8日までだった。 甲府加入後はここまで明治安田J2リーグ8試合に出場。今季いっぱいを甲府で過ごす運びとなり、クラブを通じて、決意を新たにした。 「ヴァンフォーレ甲府のみなさん、この度、甲府との契約を延長することになりました。いつもチャントで後押しをしてくださり、ありがとうございます! J1昇格の可能性がある限り全力で戦いますので、引き続き熱い応援をよろしくお願いします!」 2024.07.07 16:00 Sun
サンフレッチェ広島は7日、FW大橋祐紀(28)の入籍を報告した。 今月27日に28歳となるなか、一般人との入籍を発表した広島のストライカーはクラブを通じて、決意を新たにした。 「シーズン中ではございますが、少し前に入籍いたしました。更なるパワーアップを目指し、二人三脚で力を合わせて歩んでいきます。いつも多くのご声援、本当にありがとうございます」 大橋は今季が湘南ベルマーレから加入1年目。ここまでの明治安田J1リーグでは20試合に出場し、チーム最多の9ゴールを決めている。 2024.07.07 15:30 Sun
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サガン鳥栖は7日、セレッソ大阪から元日本代表MF清武弘嗣(34)の期限付き移籍加入を発表した。加入期間は2025年1月31日まで。背番号「55」をつける。 ニュルンベルクや、ハノーファー、セビージャで海外経験を積み、2017年の古巣C大阪入りでJリーグ復帰の清武。かつてのC大阪でキャプテンも任され、代表でも43キャップを刻むプレーメーカーだが、ケガも重なるなかで、徐々に出場機会が減少傾向だった。 今季はここまで公式戦11試合で2アシストだが、6試合出場の明治安田J1リーグではそのすべてが途中から。新天地となる鳥栖を通じて「この度サガン鳥栖に期限付き移籍する事になりました、清武弘嗣です」と挨拶の言葉とともに、抱負を語った。 「今回の移籍は強い覚悟をもってきました。鳥栖は攻撃的でボールを大切に繋ぎながらゴールを目指すサッカーでとても魅力的なチームです。僕自身がもっているもの、そして今までの経験をチームの為に全てを注ぎ込みたいと思います。今日からよろしくお願いします」 一方のC大阪では「セレッソを愛するファン、サポーターのみなさん」との書き出しから、この移籍に至るまでの苦悩とともに、感謝の言葉を綴った。 「約10年間、僕を応援してくれて本当にありがとうございました。今回の移籍は本当に悩みました。クラブ設立30周年の中、優勝という目標を掲げてスタートし、何も残せなかった自分に情けなさと悔しさが残ります」 「しかし、まだまだ自分はプレーできると、そしてみなさんにもう一度認めてもらえるように頑張ってきます。いつも僕の心の中にはファン、サポーターのみんながいます。ずっと愛してくれて、共に戦ってくれて、応援してくれて本当にありがとうございました」 「これからもセレッソ大阪の幸せを祈っています」 2024.07.07 10:25 Sun

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「自分が出場するとは…」プロ入り後に覚醒、招集1年でパリ五輪行きを決めた町田FW平河悠「日本のために体を張って戦わないと」

パリ・オリンピックに臨むU-23日本代表に選出されたFC町田ゼルビアのFW平河悠が、オリンピックへの意気込みを語った。 3日、日本サッカー協会(JFA)は、パリ・オリンピックに臨むU-23日本代表メンバーを発表。大岩剛監督が1人1人の名前を読み上げる形で18名を発表していった。 登録メンバー18名、予備登録4名という狭き門の中、チーム事情や移籍の関係で驚きの落選もあったメンバー発表だった。 その後、Jリーグが選出された選手たちの合同会見を実施。会見後、平河は五輪メンバーに選ばれた率直な感想について「自分も14時の会見で知ったので、実感が徐々にわいている感じ。本当に嬉しいです」とコメント。「世間の声とは違う部分もあると思うし、自分の立ち位置もわかっていなかったので正直、ほっとした気持ちもありました」と、選出確実とも言われていた中で、実際に選ばれるまでは不安もあったっという。 その平河はヨーロッパへの移籍の噂も浮上。「今は答えられないです」と言及は避けたが、オリンピックは大きくステップアップするチャンスでもある。 オリンピックの印象については「サッカーだけでなく色々な競技を見てきたので、夢の舞台というか、遠い存在でもあった」とコメント。「自分が出場するとは小さい頃には思っていなかったので、自分が思っている以上にすごいことだと思うので、出るだけでなく日本のために体を張って戦わないといけないと、今は思っています」と、しっかりと日本を代表して戦うことへの意欲を示した。 オリンピックのサッカーの思い出については「前回大会は特にベスト4まで行って3決で悔しい敗戦もあったので、記憶は新しいのかなと思います」と、東京オリンピックでメダルを目前にスペインに敗れたことをピックアップ。それだけ注目される大会でのプレーについては「今シーズン町田でやってきたことは自分の中に浸透しているので、町田でやっている特徴を出すことに加え、代表のコンセプトや今までやってきた積み重ねの部分も出していければ必ず良いものを出せるかなと思います」と、しっかりと自身の持ち味を出したいとした。 その東京オリンピックを見ても、自身がパリ・オリンピックに出ることは想像しなかったと語る平河。「自分がプロになったとき、自分がパリ世代だと認識もしていなかったし、プロですぐに出れるとも思っていなかった。代表との縁もなかったので、去年の6月に入ってから意識し始めたくらいです」と、初招集を受けてから初めて意識したという。 佐賀東高校から山梨学院大学へと進学し、町田でプロ入りした平河は、決してエリートコースを歩んできたわけではない。実際には世代別の日本代表に選ばれた経験は一度もない無名の選手でもあったが、プロ入り後に開花し、一気に五輪切符を手にした。 「ずっと年代別で入ってきた選手が多い世代でもある分、結束というのあると思いますけど、自分はそれとは違って急に入ってきた選手でもあるので、去年の6月からになりますけど、そこでしっかりアピールできてこの結果につながったと思いますし、(代表に)縁がないと思っている人にもチャンスがあるかなと思ってもらえるような選手になれたらいいなと思います」と、チャンスは誰にっでもあることを示すことができたと振り返った。 得意のドリブルが世界にどこまで通用するかも気になる平河。「サイドハーフで似たような特徴を持っている選手がいるので、そこで自分はそれ以上のパフォーマンスを出すのと、それ以外にも守備のタスクというのは誰よりもできると思うので、そこと90分プレーできるハードワークというのは見せれたらなと思います」と、攻撃以外のタスクでも持ち味を出したいという。 そして目指すはA代表。「自分の最終目標でもあるので、まずはパリ五輪にかける思いをしっかり出すこともそうですけど、その先にも食い込んでいけるような大会にもしたいなと思います」と、パリの地で躍動し、そのままステップアップしていくことを誓った。 2024.07.03 21:15 Wed
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パリ五輪世代の町田FW平河悠に英2部から関心…ブリストル・シティへ買取OP付きレンタル移籍か

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「自分が出場するとは…」プロ入り後に覚醒、招集1年でパリ五輪行きを決めた町田FW平河悠「日本のために体を張って戦わないと」

パリ・オリンピックに臨むU-23日本代表に選出されたFC町田ゼルビアのFW平河悠が、オリンピックへの意気込みを語った。 3日、日本サッカー協会(JFA)は、パリ・オリンピックに臨むU-23日本代表メンバーを発表。大岩剛監督が1人1人の名前を読み上げる形で18名を発表していった。 登録メンバー18名、予備登録4名という狭き門の中、チーム事情や移籍の関係で驚きの落選もあったメンバー発表だった。 その後、Jリーグが選出された選手たちの合同会見を実施。会見後、平河は五輪メンバーに選ばれた率直な感想について「自分も14時の会見で知ったので、実感が徐々にわいている感じ。本当に嬉しいです」とコメント。「世間の声とは違う部分もあると思うし、自分の立ち位置もわかっていなかったので正直、ほっとした気持ちもありました」と、選出確実とも言われていた中で、実際に選ばれるまでは不安もあったっという。 その平河はヨーロッパへの移籍の噂も浮上。「今は答えられないです」と言及は避けたが、オリンピックは大きくステップアップするチャンスでもある。 オリンピックの印象については「サッカーだけでなく色々な競技を見てきたので、夢の舞台というか、遠い存在でもあった」とコメント。「自分が出場するとは小さい頃には思っていなかったので、自分が思っている以上にすごいことだと思うので、出るだけでなく日本のために体を張って戦わないといけないと、今は思っています」と、しっかりと日本を代表して戦うことへの意欲を示した。 オリンピックのサッカーの思い出については「前回大会は特にベスト4まで行って3決で悔しい敗戦もあったので、記憶は新しいのかなと思います」と、東京オリンピックでメダルを目前にスペインに敗れたことをピックアップ。それだけ注目される大会でのプレーについては「今シーズン町田でやってきたことは自分の中に浸透しているので、町田でやっている特徴を出すことに加え、代表のコンセプトや今までやってきた積み重ねの部分も出していければ必ず良いものを出せるかなと思います」と、しっかりと自身の持ち味を出したいとした。 その東京オリンピックを見ても、自身がパリ・オリンピックに出ることは想像しなかったと語る平河。「自分がプロになったとき、自分がパリ世代だと認識もしていなかったし、プロですぐに出れるとも思っていなかった。代表との縁もなかったので、去年の6月に入ってから意識し始めたくらいです」と、初招集を受けてから初めて意識したという。 佐賀東高校から山梨学院大学へと進学し、町田でプロ入りした平河は、決してエリートコースを歩んできたわけではない。実際には世代別の日本代表に選ばれた経験は一度もない無名の選手でもあったが、プロ入り後に開花し、一気に五輪切符を手にした。 「ずっと年代別で入ってきた選手が多い世代でもある分、結束というのあると思いますけど、自分はそれとは違って急に入ってきた選手でもあるので、去年の6月からになりますけど、そこでしっかりアピールできてこの結果につながったと思いますし、(代表に)縁がないと思っている人にもチャンスがあるかなと思ってもらえるような選手になれたらいいなと思います」と、チャンスは誰にっでもあることを示すことができたと振り返った。 得意のドリブルが世界にどこまで通用するかも気になる平河。「サイドハーフで似たような特徴を持っている選手がいるので、そこで自分はそれ以上のパフォーマンスを出すのと、それ以外にも守備のタスクというのは誰よりもできると思うので、そこと90分プレーできるハードワークというのは見せれたらなと思います」と、攻撃以外のタスクでも持ち味を出したいという。 そして目指すはA代表。「自分の最終目標でもあるので、まずはパリ五輪にかける思いをしっかり出すこともそうですけど、その先にも食い込んでいけるような大会にもしたいなと思います」と、パリの地で躍動し、そのままステップアップしていくことを誓った。 2024.07.03 21:15 Wed
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プライムラウンド進出8チームが決定! 抽選会は7月2日、準々決勝第1戦は9月4日開催【YBCルヴァンカップ 】

9日、YBCルヴァンカップ プレーオフ(PO)ラウンド第2戦が行われ、プライムラウンド進出の8チームが出揃った。 明治安田J1リーグでも首位に立つFC町田ゼルビアは、POラウンドでセレッソ大阪と対戦し、2戦合計5-3で初のプライムラウンド進出を決めた。 サンフレッチェ広島はFC東京相手に2連勝を飾り、2戦合計5-2での突破を決めて2年ぶりに8強入りした。同じくJ1勢との対戦となった名古屋グランパスは柏レイソルを2戦合計2-1で下し、6年連続のプライムラウンド進出となった。 今季のJ1リーグで最下位に低迷する北海道コンサドーレ札幌は、J3リーグに属するカターレ富山を2戦合計3-2で撃破。J1の意地を見せて2年連続の突破。アルビレックス新潟はJ2リーグで自動昇格圏内の2位に位置するV・ファーレン長崎相手に苦戦を強いられながらも、2戦合計3-2で9年ぶりの勝ち上がりを決めている。 プライムラウンドはプレーオフラウンドを勝ち抜いた5チームに加え、AFCチャンピオンズリーグ2023-24のノックアウトステージに出場していた川崎フロンターレ、横浜F・マリノス、ヴァンフォーレ甲府の3チームが加わる。 そして、この8チームはホーム&アウェイ方式のトーナメントを戦う。 プライムラウンドの組み合わせは、7月2日(火)に開催予定の抽選会にて決定され、準々決勝は第1戦が9月4日(水)、第2戦が9月8日(日)に開催予定。準決勝は第1戦が10月9日(水)、第2戦が10月13日(日)に行われる。なお、中立地開催の決勝の日程は現時点で未定となっている。 2024.06.09 23:00 Sun
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「グッとイメージ変えてきた!」J1を戦う町田が新ユニフォームを発表!青と濃紺のストライプには既視感を覚える人も「ガンバっぽい」「インテル感」

FC町田ゼルビアは4日、2024シーズンのユニフォームを発表した。 2023シーズンは黒田剛監督を招へいして迎えた町田。序盤から結果を残すと、その後も安定した戦いを続け、J2優勝とJ1昇格を果たした。 その町田は2023シーズンからアディダスとオフィシャルキットパートナー契約を結んでおり、J1を戦う2024シーズンもアディダスのユニフォームを着ることとなる。 そのユニフォームのデザインには、クラブカラーのゼルビアブルーとJ1定着への強い覚悟を表したネイビーのストライプデザインを採用。縦に速いスピード感のある攻撃と、柵や格子のような敵を寄せ付けない守備力をストライプ柄で表現。攻守共にアグレッシブなサッカーをデザインに落とし込んでいる。 また、フィールドプレーヤーの2ndユニフォームは、ホワイトをベースにゴールドをアクセントカラーとして配色。初のゴールドカラーとなるアディダスのロゴを使用し、クラブとしての新たな始まりをホワイトで、挑戦者としての輝きをゴールドで表現している。 GKユニフォームについては、2023シーズンのものを引き継ぎ、カラーを一新。1stには鮮やかなチームセミソーラーグリーンを採用し、クラブの新たな可能性を表現。2ndには勝利への強い執着心や闘争心を掻き立てる、カレッジレッドをベースカラーにした2023シーズンのGK1stユニフォームと同様のモデルを採用している。 さらに、2024シーズンより、クラブのオリジナルフォントを採用。シンプルなデザインの中に、「Z」の力強さと鋭さを表現したフォントに仕上げたほか、初のエンブレム入りナンバーを使用し、クラブオリジナル感をより一層引き立てている。 新デザインには「想像していたのと全然違った」、「グッとイメージ変えてきた!!!」、「ガンバっぽい」、「インテル感を出した印象」、「アタランタっぽい」とファンもコメント。青と黒のストライプにも見えるデザインには、他クラブを思い起こす人も多いようだ。 <span class="paragraph-title">【動画】青と濃紺のストライプ!町田が新ユニフォームも発表</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="S60Cc6uLRnM";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.01.05 11:45 Fri

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