今季アウェイ初勝利の沼津が久々連勝で2位キープ! 高木大輔初弾で上位対決制した琉球が3位浮上【明治安田J3リーグ第16節】
2024.06.08 21:15 Sat
8日、明治安田J3リーグ第16節の5試合が全国各地で行われた。
勝ち点25で2位に位置するアスルクラロ沼津は、勝ち点20で10位に位置するFC岐阜とアウェイで対戦し、5-1で逆転勝利した。
前節、6試合ぶりの白星を挙げた沼津は、2連勝を目指して8戦未勝利で苦戦する岐阜のホームに乗り込んだ。
前半はホームの岐阜が主導権を握り、沼津がカウンターで応戦する形で拮抗した展開に。その流れで沼津は附木雄也のオフサイドで取り消された幻のゴール、岐阜は荒木大吾のクロスバー直撃のシュートで見せ場を作ったが、ゴールレスでの折り返しとなった。
迎えた後半は54分にゴール前で田口裕也のヘディングシュートのこぼれ球に反応した荒木のゴールで岐阜が先制に成功するが、直後の61分には相手のビルドアップに強い牽制をかけた沼津がGKの縦パスを引っかけた流れから徳永晃太郎の冷静なシュートですぐさま追いつく。
これで完全に勢いづいたアウェイチームは前がかる相手をロングボールで引っくり返すと、途中投入の柳町魁耀のJリーグ初ゴールに、津久井の2点目、さらに途中投入の川又堅碁のトドメのゴールと90分から3ゴールを一気に叩き込んだ。そして、終わってみれば今季最多5ゴールを挙げた沼津が今季初のアウェイ勝利と久々の連勝を達成。2位キープに成功した。
その沼津と同じ勝ち点25で3位につけるSC相模原は、勝ち点18で17位の奈良クラブとのアウェイゲームに臨み、1-2で敗戦した。
2連勝且つ6戦負けなしと好調を維持する相模原だったが、前半立ち上がりに出ばなを挫かれる。6分、奈良のセットプレーの流れからボックス左でクロスに反応した小谷祐喜に胸を使ってコースを変える、技ありのシュートを右隅へ流し込まれた。
それでも、徐々に反撃に転じると、32分にはカウンターからスルーパスに抜け出した藤沼拓夢がボックス内で冷静にGKとの一対一を制し、2試合連発となる今季2点目を挙げた。
だが、1-1のイーブンで折り返した後半も先にゴールを挙げたのはホームチーム。54分、嫁阪翔太の右サイドでのドリブル突破からの絶妙な斜めのスルーパスに反応した岡田優希がゴール前ワンタッチで合わせた。
再びビハインドを背負ったアウェイチームはここから攻勢を強めるが、後半終盤には高野遼が2枚目のカードをもらって退場に。その後、数的不利の中で岩上祐三の際どいクロスからチャンスも作ったが、奈良の集中した守備をこじ開けることはできなかった。この結果、相模原は7戦ぶりの黒星を喫することになった。
4位のFC琉球(勝ち点24)と6位のFC今治(勝ち点23)の上位対決は、ホームの琉球が1-0で勝利した。
試合はホームの琉球がより多くのチャンスを作り出したものの、上位対決らしい緊迫感に溢れる展開の中で互いにゴールをこじ開けることができない。それでも、ホームでより勝ち点3がほしい琉球は後半終盤の87分に左サイドを起点とした崩しから平松昇のクロスを、ゴール前に飛び込んだ高木大輔が渾身のヘディングで合わせ、値千金の加入後初ゴールとした。そして、上位対決を制した琉球は5戦無敗で3位に浮上した。
その他の試合ではAC長野パルセイロが得点ランキング単独トップとなる11点目に到達した浮田健誠、途中出場で古巣相手に躍動した進昂平の2ゴールずつの活躍でY.S.C.C.横浜に4-0の大勝を収めている。また、松本山雅FCはゴール直後の相手キックオフを撥ね返して2度もゴールを陥れ、村越凱光の2ゴールの活躍などで4-0の圧勝を収めた。
◆明治安田J3リーグ第16節
▽6/8(土)
AC長野パルセイロ 4-0 Y.S.C.C.横浜
奈良クラブ 2-1 SC相模原
FC琉球 1-0 FC今治
FC岐阜 1-5 アスルクラロ沼津
ガイナーレ鳥取 0-4 松本山雅FC
▽6/9(日)
《14:00》
福島ユナイテッドFC vs ヴァンラーレ八戸
ツエーゲン金沢 vs 大宮アルディージャ
カマタマーレ讃岐 vs FC大阪
《19:00》
テゲバジャーロ宮崎 vs ギラヴァンツ北九州
▽6/26(水)
《19:30》
カターレ富山 vs いわてグルージャ盛岡
勝ち点25で2位に位置するアスルクラロ沼津は、勝ち点20で10位に位置するFC岐阜とアウェイで対戦し、5-1で逆転勝利した。
前節、6試合ぶりの白星を挙げた沼津は、2連勝を目指して8戦未勝利で苦戦する岐阜のホームに乗り込んだ。
迎えた後半は54分にゴール前で田口裕也のヘディングシュートのこぼれ球に反応した荒木のゴールで岐阜が先制に成功するが、直後の61分には相手のビルドアップに強い牽制をかけた沼津がGKの縦パスを引っかけた流れから徳永晃太郎の冷静なシュートですぐさま追いつく。
その後、試合は膠着状態に陥ったが、84分に沼津が逆転に成功。左サイド深くにドリブルで持ち込んだ鈴木拳士郎からの完璧なクロスを、ゴール前にタイミングよく走り込んだ津久井匠海がダイレクトシュートをゴール右隅に決めた。
これで完全に勢いづいたアウェイチームは前がかる相手をロングボールで引っくり返すと、途中投入の柳町魁耀のJリーグ初ゴールに、津久井の2点目、さらに途中投入の川又堅碁のトドメのゴールと90分から3ゴールを一気に叩き込んだ。そして、終わってみれば今季最多5ゴールを挙げた沼津が今季初のアウェイ勝利と久々の連勝を達成。2位キープに成功した。
その沼津と同じ勝ち点25で3位につけるSC相模原は、勝ち点18で17位の奈良クラブとのアウェイゲームに臨み、1-2で敗戦した。
2連勝且つ6戦負けなしと好調を維持する相模原だったが、前半立ち上がりに出ばなを挫かれる。6分、奈良のセットプレーの流れからボックス左でクロスに反応した小谷祐喜に胸を使ってコースを変える、技ありのシュートを右隅へ流し込まれた。
それでも、徐々に反撃に転じると、32分にはカウンターからスルーパスに抜け出した藤沼拓夢がボックス内で冷静にGKとの一対一を制し、2試合連発となる今季2点目を挙げた。
だが、1-1のイーブンで折り返した後半も先にゴールを挙げたのはホームチーム。54分、嫁阪翔太の右サイドでのドリブル突破からの絶妙な斜めのスルーパスに反応した岡田優希がゴール前ワンタッチで合わせた。
再びビハインドを背負ったアウェイチームはここから攻勢を強めるが、後半終盤には高野遼が2枚目のカードをもらって退場に。その後、数的不利の中で岩上祐三の際どいクロスからチャンスも作ったが、奈良の集中した守備をこじ開けることはできなかった。この結果、相模原は7戦ぶりの黒星を喫することになった。
4位のFC琉球(勝ち点24)と6位のFC今治(勝ち点23)の上位対決は、ホームの琉球が1-0で勝利した。
試合はホームの琉球がより多くのチャンスを作り出したものの、上位対決らしい緊迫感に溢れる展開の中で互いにゴールをこじ開けることができない。それでも、ホームでより勝ち点3がほしい琉球は後半終盤の87分に左サイドを起点とした崩しから平松昇のクロスを、ゴール前に飛び込んだ高木大輔が渾身のヘディングで合わせ、値千金の加入後初ゴールとした。そして、上位対決を制した琉球は5戦無敗で3位に浮上した。
その他の試合ではAC長野パルセイロが得点ランキング単独トップとなる11点目に到達した浮田健誠、途中出場で古巣相手に躍動した進昂平の2ゴールずつの活躍でY.S.C.C.横浜に4-0の大勝を収めている。また、松本山雅FCはゴール直後の相手キックオフを撥ね返して2度もゴールを陥れ、村越凱光の2ゴールの活躍などで4-0の圧勝を収めた。
◆明治安田J3リーグ第16節
▽6/8(土)
AC長野パルセイロ 4-0 Y.S.C.C.横浜
奈良クラブ 2-1 SC相模原
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附木雄也
荒木大吾
田口裕也
徳永晃太郎
鈴木拳士郎
津久井匠海
柳町魁耀
川又堅碁
小谷祐喜
藤沼拓夢
嫁阪翔太
岡田優希
高野遼
岩上祐三
平松昇
高木大輔
浮田健誠
進昂平
村越凱光
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