10人のビジャレアルに完敗のエイバルが10戦勝利なし…6試合ぶり先発の乾は前半で交代《ラ・リーガ》
2021.03.15 04:40 Mon
エイバルは14日、ラ・リーガ第27節でビジャレアルと対戦し1-3で敗戦した。エイバルのMF乾貴士は前半のみプレー、FW武藤嘉紀は招集外となっている。
リーグ戦9試合勝利のない19位エイバル(勝ち点22)が、8試合勝利のない7位ビジャレアル(勝ち点37)をホームに迎えた一戦。エイバルの乾は6試合ぶりの左MFで先発出場、武藤はベンチ外となった。
エイバルは開始早々に失点する。1分、パレホのロングパスをバイタルエリア右手前で収めたジェラール・モレノがラストパスを供給すると、これに反応したモイ・ゴメスがボックス中央左からシュートを流し込んだ。
その後は一進一退の展開が続く中、エイバルは20分に左CKから三次攻撃までつなげると、アルビージャの右クロスをニアのパウロ・オリベイラがダイビングヘッドで合わせたが、これは相手GKは正面でキャッチ。さらに21分には、左クロスのクリアボールをボックス内で拾ったパペ・ディオプが決定機を迎えたが、シュートはGKアセンホの好セーブに防がれた。
徐々に攻勢を強めるエイバルだったが、一瞬の隙からビジャレアルに追加点を許す。34分、中盤でブルゴスからボールを奪ったトリゲロスが前線へスルーパスを送ると、これに反応したジェラール・モレノがボックス右手前から斜めに折り返しを供給。最後はゴールエリア左まで駆け上がったバッカがダイレクトシュートでゴールネットを揺らした。
迎えた後半、エイバルは乾とアレイクス・ガルシアを下げてセルジ・エンリクとケヴィン・ロドリゲスを投入する2枚替えを敢行。[4-2-3-1]から[4-4-2]へ布陣を変更した。
するとエイバルは55分、エスポジトのパスをボックス左で受けたセルジ・エンリクがカットインからシュート。これはGKアセンホがキャッチしたかと思われたが、わずかにゴールラインを割っており、VARの末にゴールが認められた。
1点を返したエイバルは、67分にも左サイドを抜け出したラファ・ソアレスのクロスからセルジ・エンリクがヘディングシュートを放ったが、これはGKアセンホが正面でセーブに防がれた。
膠着状態が続く中、ビジャレアルは80分にパスカットされたキャプーがロストボールを回収しようとしたが、目測を誤まりパペ・ディオプにアフター気味のスライディングタックルを見舞うと、レッドカードで一発退場に。
数的優位となったエイバルだったが、87分にビジャレアルのロングカウンターが炸裂する。自陣ボックス手前でボールを回収したトリゲロスのパスを中盤で受けたジェラール・モレノが素早く前線のスペースへスルーパス。これに反応したペドラサがドリブルでボックス内まで持ち上がりシュート。一度はGKドミトロビッチが弾いたが、こぼれ球を再びペドラサが流し込んだ。
結局、試合はそのまま1-3で終了。ビジャレアルがリーグ戦9試合ぶりの白星を飾った。一方、敗れたエイバルはリーグ戦10試合勝利なしとなっている。
リーグ戦9試合勝利のない19位エイバル(勝ち点22)が、8試合勝利のない7位ビジャレアル(勝ち点37)をホームに迎えた一戦。エイバルの乾は6試合ぶりの左MFで先発出場、武藤はベンチ外となった。
エイバルは開始早々に失点する。1分、パレホのロングパスをバイタルエリア右手前で収めたジェラール・モレノがラストパスを供給すると、これに反応したモイ・ゴメスがボックス中央左からシュートを流し込んだ。
徐々に攻勢を強めるエイバルだったが、一瞬の隙からビジャレアルに追加点を許す。34分、中盤でブルゴスからボールを奪ったトリゲロスが前線へスルーパスを送ると、これに反応したジェラール・モレノがボックス右手前から斜めに折り返しを供給。最後はゴールエリア左まで駆け上がったバッカがダイレクトシュートでゴールネットを揺らした。
追加点を許したエイバルは41分、右サイドを抜け出したアルビージャのクロスがブロックしようとしたエストゥピニャンの左腕に当たると、VARの末にPKを獲得。しかし、ブルゴスのPKはGKアセンホの好セーブに阻まれ、前半のうちに点を返すことはできず。ビジャレアルの2点リードで後半へ折り返した。
迎えた後半、エイバルは乾とアレイクス・ガルシアを下げてセルジ・エンリクとケヴィン・ロドリゲスを投入する2枚替えを敢行。[4-2-3-1]から[4-4-2]へ布陣を変更した。
するとエイバルは55分、エスポジトのパスをボックス左で受けたセルジ・エンリクがカットインからシュート。これはGKアセンホがキャッチしたかと思われたが、わずかにゴールラインを割っており、VARの末にゴールが認められた。
1点を返したエイバルは、67分にも左サイドを抜け出したラファ・ソアレスのクロスからセルジ・エンリクがヘディングシュートを放ったが、これはGKアセンホが正面でセーブに防がれた。
膠着状態が続く中、ビジャレアルは80分にパスカットされたキャプーがロストボールを回収しようとしたが、目測を誤まりパペ・ディオプにアフター気味のスライディングタックルを見舞うと、レッドカードで一発退場に。
数的優位となったエイバルだったが、87分にビジャレアルのロングカウンターが炸裂する。自陣ボックス手前でボールを回収したトリゲロスのパスを中盤で受けたジェラール・モレノが素早く前線のスペースへスルーパス。これに反応したペドラサがドリブルでボックス内まで持ち上がりシュート。一度はGKドミトロビッチが弾いたが、こぼれ球を再びペドラサが流し込んだ。
結局、試合はそのまま1-3で終了。ビジャレアルがリーグ戦9試合ぶりの白星を飾った。一方、敗れたエイバルはリーグ戦10試合勝利なしとなっている。
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Images<hr></div>プレミアリーグ出場試合数:24(先発:23)ゴール数:2 FAカップ出場試合数:3(先発:2)ゴール数:0 EFLカップ出場試合数:1(先発:1)ゴール数:0 評価: <span style="color:#ff3300">★★</span>☆☆☆ ◆ディフェンスリーダー移籍で初の残留争い ▽サウサンプトンでの6シーズン目はチーム共々苦しいシーズンとなった。ディフェンスリーダーのファン・ダイクを欠いたチームは低空飛行を続け、吉田加入後では初となる残留争いに巻き込まれた。3月には監督交代もあった中、シーズン終盤にレギュラーの座を取り戻した吉田だが、残り3試合となったエバートン戦で退場するなどチームの力になりきることはできなかった。 ★乾貴士[エイバル]<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20180523_52_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>リーガエスパニョーラ出場試合数:34(先発:31)ゴール数:5 コパ・デル・レイ出場試合数:1(先発:0)ゴール数:0 評価: <span style="color:#ff3300">★★★</span>☆☆ ◆絶対的レギュラーの座を確立 ▽エイバルでの3シーズン目を迎えた乾は、絶対的レギュラーの座を確立した。不動の左サイドとして君臨した乾は、守備のタスクをこなしつつ、ゴールに絡むプレーを続けた。乾の活躍もあってエイバルはシーズン序盤の躓きをものともせず、楽々と残留。目標を果たした乾は来季、ヨーロッパリーグに出場するベティスへの移籍が濃厚となっている。 ★柴崎岳[ヘタフェ]<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20180523_53_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>リーガエスパニョーラ出場試合数:22(先発:12)ゴール数:1 コパ・デル・レイ出場試合数:0 評価: <span style="color:#ff3300">★</span>☆☆☆☆ ◆バルサ戦でゴラッソも悔しい長期離脱 ▽昇格プレーオフを戦った相手のヘタフェに加入してプリメーラ初挑戦となった柴崎は、トップ下の位置で開幕スタメンの座をつかむと、第4節バルセロナ戦で強烈な左足ボレーによるゴラッソを叩き込んだ。華々しいスタートを切った柴崎だったが、そのバルセロナ戦で左足中足骨を骨折し、約2カ月半戦列を離れることになってしまった。この負傷が響き、シーズンを通してコンスタントに出場機会を得ることができなかった。チームはヨーロッパリーグ出場権争いに絡む良いシーズンを過ごしたが、柴崎にとっては悔しいシーズンとなった。 ★香川真司[ドルトムント]<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20180523_54_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>ブンデスリーガ出場試合数:19(先発:12)ゴール数:5 チャンピオンズリーグ出場試合数:5(先発:5)ゴール数:0 DFBポカール出場試合数:3(先発:2)ゴール数:1 評価: <span style="color:#ff3300">★★</span>☆☆☆ ◆負傷でシーズン終盤を棒に ▽12月に就任したシュティーガー監督によってゴールにつながるプレーが増え、復調した感のあった香川。だが、2月に左足首を負傷すると、そこから復帰までにかなりの時間を要してしまった。結局、復帰できたのが最終節と、チャンピオンズリーグ出場権争いをしていたチームを助ける働きはできなかった。ワールドカップに向けて大きな不安の残るシーズンとなっている。 ★大迫勇也[ケルン]<div 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アラベスは17日、エイバルからスペイン人FWストイチコフ(30)の完全移籍加入を発表した。契約は2027年夏までとなる。 前線の複数ポジションでプレー可能なストイチコフは、これまで母国の下部リーグを転々としており、ジブラルタルでのプレーも経験。2021年に、セグンダ・ディビシオン(スペイン2部)のエイバルへ加入した。 エイバルでは得点源として活躍しており、在籍3シーズンで126試合出場46ゴール12アシストを記録。昨シーズンもセグンダ・ディビシオンで39試合に出場して12ゴール7アシストの成績を残したが、チームは昇格プレーオフで敗れラ・リーガ昇格を逃していた。 2024.07.18 09:30 Thu3
エイバル乾貴士、ついに契約延長で合意か
▽スペイン『マルカ』は26日、エイバルに所属する日本代表MF乾貴士(29)の契約延長合意を報じた。 ▽乾は、エイバルと新たに2年契約+1年の延長オプションでサイン。給与面においても、MFペドロ・レオン、FWセルジ・エンリクに次ぐチーム3番目の高額年俸を手にすることになるという。その乾を巡っては、メジャーリーグサッカー(MLS)の複数クラブも高額な金銭面を用意して関心。だが、乾自身はスペインでのプレーを優先したとみられる。 ▽乾は2007年に横浜F・マリノスでプロデビュー後、セレッソ大阪、ボーフム、フランクフルトを経て、2015年夏からエイバルでプレー。今シーズンのここまでリーガエスパニョーラでわずか1試合を欠場した以外、全試合に先発出場(3ゴール)をしていることが示すとおり、主力としての地位を確立している。 2018.02.27 12:50 Tue4
バルサ、エイバルが購入したDFククレジャを倍額で買い戻し
バルセロナは16日、エイバルのU-21スペイン代表DFマルク・ククレジャ(20)を買い戻したことを発表した。 ククレジャは、エスパニョールのユースから2012年7月にバルセロナの下部組織に入団。2018年7月にトップチームへと昇格すると、同年8月にエイバルへとレンタル移籍する。 2018-19シーズンはエイバルでレギュラーとしてプレー。リーガエスパニョーラで31試合に出場し1ゴール2アシストを記録。左サイドバックや左サイドハーフなどでプレーすると、エイバルが200万ユーロ(約2億4300万円)の買い取りオプションを行使していた。 しかし、この度バルセロナが400万ユーロ(約4億8500万円)に設定された買い戻し条項を発動させ、エイバルから買い戻すことに成功している。 ククレジャは2017-18シーズンのコパ・デル・レイ、レアル・ムルシア戦でバルセロナのトップチームデビュー。しかし、それ以降は出場せず、Bチームでは2シーズンで公式戦54試合に出場し1ゴール8アシストを記録していた。 2019.07.16 23:50 Tue5
