スパーズが今季レンヌで21ゴールの快足FWテリエに関心か? 同胞アンリも絶賛のアタッカー

2022.05.18 00:31 Wed
Getty Images
トッテナムスタッド・レンヌのフランス人FWマルタン・テリエ(25)の獲得に興味を示しているようだ。フランス『フット・メルカート』が報じている。

今週末の最終節を残してトップ4フィニッシュに大きく近づくトッテナム。これにより、アントニオ・コンテ監督の続投と共にチャンピオンズリーグ(CL)との二足の草鞋に向けた積極補強の可能性が取り沙汰される。

そういった中、オランダ代表FWステーフェン・ベルフワインの退団が濃厚となり、さらに手薄な前線の補強候補として、先日のフランス・全国プロサッカー選手連合(UNFP)の年間表彰でリーグ・アンのベストイレブンに輝いた快足FWへの関心を強めているようだ。
リールの下部組織出身のテリエは2016年にトップチームデビュー。レンタル先のストラスブールでブレイクを果たすと、2018年夏にリヨンへ正式加入。左ウイングを主戦場に、公式戦77試合17ゴールの数字を残したが、多士済々のアタッカーが揃う中、メインキャストを担うことはできなかった。そして、2020年夏に総額1500万ユーロ(約20億4000万円)の移籍金でレンヌへ5年契約で完全移籍していた。

そのレンヌでは加入2年目となった今シーズン、ブルーノ・ジェネジオ監督の下でストライカーとしての才能が完全に開花。左ウイングと2トップの一角でプレーした中、シーズン終盤戦で7試合連続ゴールを記録するなど、リーグ戦36試合の出場でキャリアハイの21ゴールを記録。
この活躍を受け、フランス代表のレジェンドであるティエリ・アンリ氏は、カタール・ワールドカップに向けて同選手を招集すべきと主張するなど以下のように絶賛していた。

「我々は彼がやってきたことより少ない数字で、他のプレーヤーがフランス代表や他の代表チームに、招集されるのを見てきた。もし彼が代表に選ばれたとしても、それに値しないと思うことはない」

「私はこのプレーヤーがとても好きだ。いずれにせよ、まだ終わっていないとはいえ、今シーズンの活躍を称えよう」

プレミアリーグへの順応は未知数だが、左右のウイングにセンターフォワードでもプレー可能なユーティリティー性、リーグ・アンでもトップクラスのスピードを生かした突破力。加えて、多彩さを増すフィニッシュワークという特長を考えれば、前線のバックアップや攻撃的なウイングバックを探すトッテナムの補強ポイントに合致したプロフィールの持ち主と言える。

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苦境スパーズが4位フィニッシュでR16ストレートイン! スカーレットら若武者3人がトップチーム初ゴールの大仕事【EL】

ヨーロッパリーグ(EL)のリーグフェーズ最終節、トッテナムvsエルフスボリが30日にトッテナム・ホットスパースタジアムで行われ、ホームのトッテナムが3-0で勝利した。 トッテナムは前節、ホッフェンハイムとのアウェイゲームに3-2で勝利。ストレートイン圏内の6位に浮上した。来月にプレーオフ回避へ勝ち点3必須の最終節ではプレーオフ圏内ギリギリの20位エルフスボリをホームで迎え撃った。 直近のリーグ戦で7連敗中のレスター・シティにホームで1-2の逆転負けとなり、リーグ4連敗と苦境が続くポステコグルーのチームは、。その一戦から先発3人を変更。GKにオースティンを起用したほか、ドラグシンとクルゼフスキに代えて負傷明けのファン・デ・フェン、ムーアを起用した。 後ろ重心のエルフスボリに対して、立ち上がりから相手陣内でハーフコートゲームを展開していくトッテナム。左サイドに入ったソン・フンミンが1枚あるいは2枚で対応する相手の守備に対して質的優位を保って再三のフィニッシュ、セットプレーに繋げていく。 以降もトッテナムのアタッキングサード攻略に主眼が置かれて試合が進むなか、引き続きソン・フンミンの個人技に加え、右のムーアの仕掛けやカウンタープレスでチャンスを窺う。 30分過ぎにはボックス内でサール、ソン・フンミン、ムーアと決定的なシュートを枠に飛ばしたが、相手GKの見事なファインセーブや守備陣の決死のゴールカバーに阻まれ、80%以上のボール保持に10本以上のシュートと攻勢も実らず。ゴールレスで前半を終えた。 迎えた後半、ポステコグルー監督はハーフタイムに3枚替えを敢行。ファン・デ・フェン、ベンタンクール、ソン・フンミンを下げてドラグシン、ビスマ、クルゼフスキを投入。主力のプレータイムをコントロールしつつ、異なる特徴を持った選手に勝利を託す。 立ち上がりは決定機を許すなど少しバタついたが、、時間の経過とともに前半同様のハーフコートゲームに持ち込んでいく。58分、右のハーフスペースで仕掛けたペドロ・ポロがサイドに流れて上げた正確なクロスをゴール前のベリヴァルがダイビングヘッドで合わすが、これはGKの好守に遭う。 後半も1点が遠い状況のなかでスパーズにアクシデント発生。ドラグシンが右ヒザを痛めてプレー続行不可能となり、スカーレットをスクランブル投入。これでベン・デイビスをグレイの相棒にサールを本職ではない左サイドバックに回した。 しかし、結果的にこのアクシデントが待望の先制点をもたらした。70分、右サイドで押し込んでマイナスのパスを受けたクルゼフスキがボックス手前右角で左足インスウィングの絶妙なクロスを供給すると、ゴール前に飛び込んだスカーレットがダイビングヘッドで合わせた。 今冬オックスフォードから早期ローンバックで復帰した生え抜き20歳FWの値千金のトップチーム初ゴールによって先制に成功したトッテナム。直後の72分にもボックス右で仕掛けたムーアの鋭いシュートで2点目にも迫っていく。 その後、80分過ぎにはリシャルリソンを下げて19歳FWアジャイを最後の交代カードとして切ると、この交代策がものの見事に嵌った。84分、相手陣内右サイドでボールを受けたアジャイが鋭いカットインを仕掛けると、ボックス内でゴールを背にしたスカーレットに預けて受け直したリターンパスを左足シュートでゴール右隅に流し込み、トップチームデビュー戦でのデビューゴールとした。 さらに、試合終了間際には中盤でルーズボールを拾ったムーアが鮮やかなドリブルシュートを突き刺し、スカーレット、アジャイに続いてこの試合3人目となるトップチーム初ゴールを達成した。 そして、頼もしい若武者の3ゴールによって勝ち切ったトッテナムはリーグフェーズを4位でフィニッシュし、プレーオフ回避のラウンド16ストレートインを達成した。敗れたエルフスボリは26位での敗退となった。 トッテナム 3-0 エルフスボリ 【トッテナム】 デーン・スカーレット(後25) オインダモラ・アジャイ(後39) マイキー・ムーア(後49) 2025.01.31 07:04 Fri

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