【ブンデスリーガ日本人選手】浅野先発ボーフムが今季2勝目を飾る!

2023.12.04 07:00 Mon
Getty Images
ブンデスリーガ第10節が週末にドイツ各所で行われた。

今シーズンのブンデスリーガにはボルシアMGのDF板倉滉フライブルクのMF堂安律フランクフルトのDF長谷部誠らに加え、アウグスブルクに加入したMF奥川雅也が2季ぶりに1部に復帰した。
今シーズンも多くの選手が活躍する中、第13節では堂安、浅野が先発出場した。

浅野拓磨が左ウイングで先発したボーフムは、ホームでヴォルフスブルクと対戦。立ち上がりからボーフムが押し込むと19分、左クロスのルーズボールをボックス中央で拾ったオスターヘッジがDFをうまくかわしてシュートを蹴り込んだ。

先制したボーフムは38分にもセットプレーからベルナルドがヘディングシュートを流し込んで追加点を奪う。前半終了間際に1点を返されたボーフムだったが、87分にGKリエマンのフィードからクワーテンがヘッドで逸らすと、ディフェンスライン裏を取ったアントウィ=アジェイがGKとの一対一を制し、試合を決定づける3点目を奪った。
結局、試合は3-1でボーフムが勝利。今季2勝目を挙げ、5試合負けなしとした。

★板倉滉[ボルシアMG]
▽12/2
ボルシアMG 2-1 ホッフェンハイム
◆ケガのため欠場

★長谷部誠[フランクフルト]
▽12/3
アウグスブルク 2-1 フランクフルト
◆ベンチ入りも出場せず

★奥川雅也[アウグスブルク]
▽12/3
アウグスブルク 2-1 フランクフルト
◆ベンチ入りも出場せず

★堂安律[フライブルク]
▽12/3
マインツ 0-1 フライブルク
◆84分までプレー

伊藤洋輝[シュツットガルト]
▽12/2
シュツットガルト 2-0 ブレーメン
◆ケガのため欠場

原口元気[シュツットガルト]
▽12/2
シュツットガルト 2-0 ブレーメン
◆ベンチ入りも出場せず

★浅野拓磨[ボーフム]
▽12/2
ボーフム 3-1 ヴォルフスブルク
◆72分までプレー

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ブライトンMFダフードがフランクフルトに完全移籍…シュツットガルトへの半年ローンを経て

フランクフルトは30日、ブライトン&ホーヴ・アルビオンからシリア代表MFマハムド・ダフード(28)の獲得を発表した。契約は2026年夏までの2年。背番号「18」をつける。 かつてはボルシアMGやドルトムントでもプレーしたダフート。2020年10月にドイツ代表デビューも果たし、2023年夏のブライトン入りでイングランドに渡ったが、思うようにいかず、昨季後半戦からシュツットガルトにレンタル移籍した。 その後に代表キャリアでシリアの招集に応じる決断を下したなか、シュツットガルトで公式戦14試合1ゴールの数字を残したが、ブライトンにレンタルバック。オスカー・ホイルンドの負傷で新たな中盤を探るフランクフルトが獲得に漕ぎつけた。 28歳は「無事に到着し、すごく温かい歓迎を受け、こうしてアイントラハトに来られて幸せだ。僕は熱意とチームスピリット、そして情熱を示していくつもり。常に勝ちたい」と意気込んだ。 2024.08.31 13:40 Sat
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シュツットガルトの快足FWがCL出場のツルヴェナ・ズヴェズダに加入

ツルヴェナ・ズヴェズダは3日、シュツットガルトからDRコンゴ代表FWサイラス・カトンパ・ムヴァンパ(25)を1年間のレンタル移籍で獲得したことを発表した。 2019年8月にパリFCからシュツットガルトへ加入したサイラス。加入当時は元代理人の策略により、サイラス・ワマンギトゥカとの偽名を使用し、後に不正を認めてドイツサッカー連盟(DFB)からの処分を受けた過去もあった。 ただ、ピッチ内では卓越した身体能力とスピードを武器に、ここまで公式戦132試合35ゴール21アシスト。ただ、昨シーズンは絶好調のFWセール・ギラシー、FWデニス・ウンダブに主役の座を譲り、ブンデスリーガでは27試合5ゴール5アシストの成績に終わっていた。 なお、チャンピオンズリーグに参戦するセルビア屈指の名門は同日、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFラデ・クルニッチ(30)、セルビア代表FWネマニャ・ラドニッチ(28)の2選手を獲得。欧州主要リーグの移籍市場が閉幕を迎えた中で余剰人員を賢く補強している。 2024.09.04 13:45 Wed
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「満足はしていない」ついにブンデスデビューのチェイス・アンリ、第一歩を踏み出し意気込み「スタメンを狙っていきたい」

シュツットガルトのDFチェイス・アンリがブンデスリーガデビューを果たした。 尚志高校から2022年7月にシュッツトガルトへ加入したチェイス・アンリ。セカンドチームでのプレーが続いていた中、ファーストチームでもベンチ入りを経験していた。 今シーズンからファーストチーム登録となると、迎えた24日の開幕戦となったフライブルク戦でベンチ入り。65分にアタカン・カラソルに代わって出場した。 積極的にシュートも狙った中、チームは3-1のまま敗戦。黒星スタートとなったが、それでもついにファーストチームデビューを果たした。 試合後、『ABEMA』のインタビューに応じたチェイス・アンリは、デビュー戦を振り返った。 「僕も本当にやっとトップの試合に出られましたが、満足はしていないです」 「これは当たり前のことですし、僕も若くはないので、こういった試合は出なければいけない責任はあります」 加入して2年、22歳でのブンデスリーガデビューとなったが、若くないと語るチェイス・アンリ。自身のプレーについても振り返った。 「カウンターの対応は改善しなければいけないですし、相手の守備も固く、カウンターの部分は改善しないといけないです」 守備面の反省もあった中、シュートも狙っていった。 「ボールはこぼれてきそうだと思って、絶対に打とうと思っていました。あと少しでした」 ついに第一歩を踏み出したチェイス・アンリ。この先の出番を増やすことを目指すと目標を語った。 「セカンドチームで出ることはあると思いますが、トップでもっと試合に出て、スタメンを狙っていきたいです。頑張るので、応援してもらいたいです」 2024.08.25 08:55 Sun

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