ストライカー探すチェルシー、財政難に苦しむインテルのルカクに3度目のオファーか
2021.08.03 11:58 Tue
チェルシーがインテルのベルギー代表FWロメル・ルカク(28)に3度目のオファーを出すかもしれない。イギリス『ミラー』が伝えている。
チェルシーは今夏、ミランにフランス代表FWオリヴィエ・ジルー(34)を放出。昨夏獲得したドイツ代表FWティモ・ヴェルナー(25)は決定力に難を抱え、イングランド代表FWタミー・エイブラハム(23)はトーマス・トゥヘル監督からの評価が低いという事情もあり、クラブは新たなストライカー探しに着手している。
トップターゲットは、ドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ハーランド(21)だったが、莫大な移籍金が生じることに加えて、少なくとも選手本人は来夏までチームに留まることを口にしており、別の候補を探していた。
そこでチェルシーが目をつけたのが、バイエルンのポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキ(32)だ。5000万ポンド(約75億8000万円)のオファーを出したとされていたが、バイエルンが簡単にエースを手放すわけもなく、難しい状況に。路線変更したチェルシーは、かつてクラブに所属していた過去もあるルカクに手を伸ばした。
昨シーズンはインテルで公式戦44試合出場30ゴール10アシストの成績を残しており、クラブの11年ぶりのスクデット獲得に多大な貢献を果たしていた。チェルシー時代は輝ききれなかったルカクだが、その後のキャリアでストライカーとして価値を証明し続けている。
イギリス『アスレティック』によると、チェルシーはすでに2度のオファーをインテルに提出したが、いずれも断られたという。しかし、チェルシーに諦めるつもりはなく、3度目のオファーも用意しているようだ。
かつてチェルシーに在籍した際はアピールができないままクラブを去ったルカクが、古巣にカムバックを果たす可能性はあるのか、去就が注目されている。
チェルシーは今夏、ミランにフランス代表FWオリヴィエ・ジルー(34)を放出。昨夏獲得したドイツ代表FWティモ・ヴェルナー(25)は決定力に難を抱え、イングランド代表FWタミー・エイブラハム(23)はトーマス・トゥヘル監督からの評価が低いという事情もあり、クラブは新たなストライカー探しに着手している。
トップターゲットは、ドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ハーランド(21)だったが、莫大な移籍金が生じることに加えて、少なくとも選手本人は来夏までチームに留まることを口にしており、別の候補を探していた。
昨シーズンはインテルで公式戦44試合出場30ゴール10アシストの成績を残しており、クラブの11年ぶりのスクデット獲得に多大な貢献を果たしていた。チェルシー時代は輝ききれなかったルカクだが、その後のキャリアでストライカーとして価値を証明し続けている。
ルカク本人はインテルへの愛着を事あるごとに語っている一方で、インテルは新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大の影響を受け財政難に陥っており、すでにアントニオ・コンテ監督が退任したほか、モロッコ代表DFアクラフ・ハキミをパリ・サンジェルマン(PSG)に放出。ルカクについても、高額なオファーが提示されれば売却に踏み切る可能性はありそうだ。
イギリス『アスレティック』によると、チェルシーはすでに2度のオファーをインテルに提出したが、いずれも断られたという。しかし、チェルシーに諦めるつもりはなく、3度目のオファーも用意しているようだ。
かつてチェルシーに在籍した際はアピールができないままクラブを去ったルカクが、古巣にカムバックを果たす可能性はあるのか、去就が注目されている。
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