「上田の代役ではない」1年ぶり招集の古橋亨梧に森保一監督が招集理由と期待を口に「選ぶべき選手」「ゴール前での良さを」
2024.11.07 16:20 Thu
2023年10月以来の日本代表招集となった古橋亨梧
日本代表の森保一監督が、11月の2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選に向けた日本代表メンバーを発表。約1年ぶりの招集となったFW古橋亨梧(セルティック)について言及した。
7日、11月のインドネシア代表戦、中国代表戦とアウェイでの連戦に向けたメンバー27名を発表。10月から大きな変更はなかった中、FW上田綺世(フェイエノールト)が負傷離脱し、FWとして古橋が招集を受けた。
2023年10月以来の招集となった古橋。約1年ぶりに日本代表のメンバーに選ばれた中、セルティックではエースとして活躍。2023-24シーズンは公式戦50試合で19ゴール5アシストを記録。今シーズンも15試合で6ゴール3アシストを記録している。
森保監督は古橋について、上田の代役ではないと明言。セルティックでのパフォーマンスを見て決めたとし、期待することについても語った。
「代表への招集はなかなかここ最近はできていませんが、彼のプレーは常に行ける限りスタッフがセルティックの試合を現地で観て、毎試合映像を通して確認はしてきている中で、私が言うまでもなく、彼がここまでセルティックでヨーロッパで結果を残している。チームを勝たせる存在感あるプレーをしているということで、今回選ばせて頂きました」
「彼の特徴としては、ゴール前でピンポイントで合わせてゴールを奪い切る、仕留めることができるという選手だと思っています。まずはそこの、彼のゴール前での良さを出してもらえればと思いますし、チームとしても彼の良さを活かせるように、これまでやってきた戦い方と合わせて、双方にとって幅を広げられるように活動していければと思います」
「亨梧もゴール前でゴールに向かう仕事だけではなく、セルティックでは中盤、前線の起点となって、もう1回ゴール前に侵入していくということを求められてプレーしていることも確認できています。我々にとっても一番の良さである得点を取ってもらえる環境作りをしたいですが、チームとして起点になる部分、前線からの守備はセルティックでやっていることを代表でも活かしてもらいたいと思いますし、活かせるようにチームとしても良い準備をしたいと思います」
活躍に期待がかかる古橋。FW小川航基(NECナイメヘン)、FW前田大然(セルティック)、FW大橋祐紀(ブラックバーン)とのポジション争いもある。
ここまでも最終予選でエースとして活躍してきた上田。不在の中での戦い方について、それぞれの特長を活かしていくとしながらも、チームとしての戦い方を変えるつもりはないと語った。
「チームとしての戦い方はFWのタイプで言うと、上田綺世、小川航基、大橋祐紀、古橋亨梧、前田大然もできるかもしれないですが、ターゲットタイプと背後に抜け出すタイプ、クロスに合わせるタイプがいる」
「一番得意なことは変わってくるかもしれませんが、チームとしての戦い方は変わらないと思っています。それは、ボールを奪った瞬間から相手のゴールに向かって攻める、動き出す、配球すると言うことは変わらないので、そこに関しては、誰が出ても変わらないかなと思います」
「小川航基と綺世は同じようで実は違いますがポストプレータイプ。もし亨梧が試合に出れば、クロスから点で合わせることがあったりというのが特長だと思いますが、チームとしての優先順位は相手の背後を取る、ゴールに向かってプレーできなければ起点になるプレーをするということは全ての選手に求めていきたいと思うので、チームとしての戦い方は変わると思っていません」
「逆に違う特徴の選手は中盤にもいると思いますので、ベースとしてチームとしての戦い方やコンセプトを持ちながらも、特長を活かしていけるようなオプションをチームとして持ちたいですし、戦い方も幅を持っていきたいと思います」
7日、11月のインドネシア代表戦、中国代表戦とアウェイでの連戦に向けたメンバー27名を発表。10月から大きな変更はなかった中、FW上田綺世(フェイエノールト)が負傷離脱し、FWとして古橋が招集を受けた。
2023年10月以来の招集となった古橋。約1年ぶりに日本代表のメンバーに選ばれた中、セルティックではエースとして活躍。2023-24シーズンは公式戦50試合で19ゴール5アシストを記録。今シーズンも15試合で6ゴール3アシストを記録している。
「代表への招集はなかなかここ最近はできていませんが、彼のプレーは常に行ける限りスタッフがセルティックの試合を現地で観て、毎試合映像を通して確認はしてきている中で、私が言うまでもなく、彼がここまでセルティックでヨーロッパで結果を残している。チームを勝たせる存在感あるプレーをしているということで、今回選ばせて頂きました」
「ケガの上田の代わりということも考えられるかもしれないですが、全く代わりということではなく、普段から候補選手を見ている中で、今回選ぶべき選手だということで選ばせていただいています」
「彼の特徴としては、ゴール前でピンポイントで合わせてゴールを奪い切る、仕留めることができるという選手だと思っています。まずはそこの、彼のゴール前での良さを出してもらえればと思いますし、チームとしても彼の良さを活かせるように、これまでやってきた戦い方と合わせて、双方にとって幅を広げられるように活動していければと思います」
「亨梧もゴール前でゴールに向かう仕事だけではなく、セルティックでは中盤、前線の起点となって、もう1回ゴール前に侵入していくということを求められてプレーしていることも確認できています。我々にとっても一番の良さである得点を取ってもらえる環境作りをしたいですが、チームとして起点になる部分、前線からの守備はセルティックでやっていることを代表でも活かしてもらいたいと思いますし、活かせるようにチームとしても良い準備をしたいと思います」
活躍に期待がかかる古橋。FW小川航基(NECナイメヘン)、FW前田大然(セルティック)、FW大橋祐紀(ブラックバーン)とのポジション争いもある。
ここまでも最終予選でエースとして活躍してきた上田。不在の中での戦い方について、それぞれの特長を活かしていくとしながらも、チームとしての戦い方を変えるつもりはないと語った。
「チームとしての戦い方はFWのタイプで言うと、上田綺世、小川航基、大橋祐紀、古橋亨梧、前田大然もできるかもしれないですが、ターゲットタイプと背後に抜け出すタイプ、クロスに合わせるタイプがいる」
「一番得意なことは変わってくるかもしれませんが、チームとしての戦い方は変わらないと思っています。それは、ボールを奪った瞬間から相手のゴールに向かって攻める、動き出す、配球すると言うことは変わらないので、そこに関しては、誰が出ても変わらないかなと思います」
「小川航基と綺世は同じようで実は違いますがポストプレータイプ。もし亨梧が試合に出れば、クロスから点で合わせることがあったりというのが特長だと思いますが、チームとしての優先順位は相手の背後を取る、ゴールに向かってプレーできなければ起点になるプレーをするということは全ての選手に求めていきたいと思うので、チームとしての戦い方は変わると思っていません」
「逆に違う特徴の選手は中盤にもいると思いますので、ベースとしてチームとしての戦い方やコンセプトを持ちながらも、特長を活かしていけるようなオプションをチームとして持ちたいですし、戦い方も幅を持っていきたいと思います」
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【現地対談】日本代表が“南米の壁”に挑んだ90分 北健一郎×難波拓未が語るパラグアイ戦
10月10日、パナソニックスタジアム吹田で行われたキリンチャレンジカップ2025、日本代表対パラグアイ代表。 日本は後半アディショナルタイムに上田綺世の同点弾で追いつき、2-2の引き分けに終わった。 ワールドカップに向けて残り9カ月、ケガ人続出の中で挑んだ南米勢との一戦を、現地で取材した超WORLDサッカー!編集部の北健一郎と難波拓未の2人が振り返る。 ■W杯優勝を目指すチームとして 北:日本代表、パラグアイとの国際親善試合は2-2の引き分けでしたね。どんな印象を持ちましたか? 難波:正直、勝ってほしかったです。W杯アジア予選は順調に突破して、「史上最強の日本代表」と言われていますが、メキシコやアメリカには勝てなかった。今回の試合は結果で示してほしいという気持ちがありましたね。もちろんケガ人が多いという事情はありますが、優勝を目指すチームとしては物足りない結果だったと思います。 北:確かに。最終予選を早々に突破して以降は、完全にワールドカップを見据えた準備期間に入っています。今回のパラグアイ戦はその流れの中で行われたわけですが、ケガ人が多く、攻撃陣も久保建英(ベンチ入りしたものの出場なし)や三笘薫が不在という状況でした。その中で新戦力のテストというより、「どうやって底上げを図るか」という難しい位置づけの試合でしたね。 ■鈴木淳之介の落ち着きと勇敢さ 北:守備陣のケガが特に深刻でした。本来のレギュラーである板倉滉、富安健洋、伊藤洋輝、町田浩樹、高井幸大といった主力が軒並み不在。そんな中で、DFラインは平均出場数の少ないメンバー構成でした。守備の出来はどう見ましたか? 難波:初めて組む選手が多かったと思いますが、その中でも個人でどれだけ守れるかが問われる試合でした。攻撃的なウイングバックを採用するなら、センターバックが1対1で耐える力は必須。その意味で渡辺剛や鈴木淳之介の奮闘は評価できます。特に鈴木は勇敢でしたね。タックルにも迷いがなく、アグレッシブな守備が最後まで見られました。 北:鈴木淳之介がスタメンというのは少しサプライズでしたね。代表でのプレーは2試合目でしたが、森保一監督が「センターバックの新しい軸」を探す中でトライした起用だと思います。試合後の会見でも監督の評価は高かった。前半はやや硬さがありましたが、後半になるにつれて持ち味のビルドアップや前への推進力が出てきました。 難波:そうですね。前でボールを奪いに行く判断が良くて、迷いがない。行くと決めたらやり切る。だから味方も連動しやすかった。守備面でも、相手を自由にさせず、球際で何度も潰していました。 北:彼の魅力は、相手の動きを読むセンス。プレスの矢印を外すビルドアップも秀逸でした。顔を上げたまま両足で運べるので、どちらにも展開できる。冷静さと強気さが同居しているタイプですよね。 難波:メンタルの強さも印象的でした。ミスしても引きずらない。どんな相手でも堂々とプレーしていた。ワールドカップの舞台が想像できる選手だと思います。 ■佐野海舟が放った存在感 北:次にボランチの佐野海舟。今回は遠藤航と守田英正が不在の中で出場機会を得ましたが、ようやく「代表でも自分のプレーが出せた」という印象でした。 難波:自分も同じように思いました。ボール奪取の強さに加えて、奪った後の前進が素晴らしかった。バックパスではなく前に運ぶ意識が常にあって、リズムを生み出していました。身体をぶつけながらキープする場面も多く、クラブで見せていた躍動感をそのまま代表で再現できた試合だったと思います。 北:ボールを奪ったあとの判断が速い。インターセプトから一気に前進して、テンポを変える。1点目の起点になったプレーも象徴的でしたね。 難波:あのルーズボールを相手よりも一瞬早く触ってワンタッチで小川航基に送った判断は絶妙でした。彼のプレーからチーム全体が押し上がる流れが生まれていました。 北:ボランチの層は厚いですが、彼のように守備と推進力を兼ね備えたタイプは貴重。ワールドカップまでの9カ月で、遠藤航の代役ではなく“共存”できる選手として位置づけられるかもしれませんね。 ■フィニッシャー・小川航基 北:攻撃面で言えば、小川航基の同点弾も印象的でした。本人も「入るとは思っていなかった」と話していましたが、あの右足の振り抜きは見事でした。 難波:そうですね。距離もありましたし、あの一瞬の判断力はストライカーならでは。もともと小川は途中出場が多く、“ジョーカー的存在”としての印象が強かったですが、今回は先発で85分間プレーし、センターフォワードとしての役割を全うしました。 北:現状、上田綺世が絶対的な存在ですが、タイプが異なる。小川はペナルティエリア内で勝負する純粋なフィニッシャー。足元の技術は突出していないものの、ゴール前での嗅覚と決定力は代表の中でもトップクラスです。 難波:今日もクロスに合わせる動きが何度も見られました。中村敬斗や伊東純也のクロスにタイミング良く飛び込む姿は、チームに新たなオプションを与えたと思います。 北:現体制のプランBとして、彼の存在は重要ですね。相手が守備を固める時に、クロスから高さで勝負できる武器を持っている。今日の試合でその有効性が証明されたと思います。 ■空回りだった斉藤光毅 北:後半は交代策がポイントでしたね。南野拓実や中村に代えて鎌田大地と斉藤光毅を投入、さらに町野修斗や相馬勇紀を入れて攻撃のバリエーションを増やした。 難波:そうですね。特に斉藤光毅はA代表デビュー戦でしたが、少し空回りした印象でした。ドリブルで仕掛ける場面はあったものの、ボールロストやミスが目立ち、本人も「全然ダメでした」と反省していました。 北:彼のポテンシャルは高いですが、代表でのタスク整理に戸惑いが見えましたね。所属クラブではアタッカーですが、代表ではウイングバックとしての役割を求められた。守備も攻撃も両立しなければならないポジションなので、難しいデビューになりました。 難波:試合後には名波浩コーチから声をかけられていました。「1人目を抜いて2人目も抜きに行ったシーンについて、中央には2人FWがいたのでクロスを上げた方がチャンスになる」というアドバイスをもらったそうです。でも、ドリブル突破を止められる回数が少なくなかった中で、「一度に2人を抜き切れば、(うまくいかなかったプレーのことを)誰も言わないと思う」と言っていて、自分の判断で強気な選択をしたようです。「クロスを上げてチャンスメイクできれば、そっちが正解になったと思いますけど、自分が正しいと思う選択をしていきたい」とチームと個人の結果の両立も消化していました。うまくいかなくてもトライを続けた。そのメンタリティは海外で磨いたものなのかなと思いますし、ここでの経験が今後に生きるはずです。 ■ブラジル戦に向けて 北:次は14日に東京スタジアムでのブラジル代表戦ですね。間違いなく今日より厳しい相手になります。 難波:そうですね。韓国を5-0で下したばかりのチームですから。守備ではどれだけ粘れるか、そして少ないチャンスをいかに決め切るかが鍵になります。堂安選手も言っていましたが、「ゴール前でのアイディアやひらめき」が必要です。 北:パラグアイが“ベスト16の壁”なら、ブラジルは“ベスト8以上の壁”。失点の仕方を考えても、ワンプレーでやられる脆さが残っていました。まずは簡単に先制を許さないこと。守備陣がどこまで踏ん張れるかが試金石になるでしょう。 難波:そうですね。攻撃では久保建英の復帰にも期待です。彼が入ることで、右サイドのコンビネーションがどう変化するか。現状のベストメンバーで世界トップにどれだけ通用するかを試す絶好の機会になると思います。 北:結局、守備の安定と攻撃の質、その両輪をどれだけ高められるか。ブラジル戦は、森保ジャパンが“世界で戦うための現在地”を示す一戦になりそうですね。 2025.10.11 21:00 Sat2
日本代表スタメン発表! 1トップは上田綺世、久保建英や堂安律ら順当にスタメンに【2026W杯アジア最終予選】
20日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第7節のバーレーン代表戦に臨む日本代表のスターティングメンバーが発表された。 ここまで6試合を戦い、5勝1分けの無敗で首位を独走している日本。バーレーンに勝利すれば8大会連続8度目のW杯出場が決定。3試合を残しての決定は史上最速となる。 ホームでの一戦となるバーレーン戦は順当に主力組がスタメンに並ぶことに。GKは鈴木彩艶、3バックは板倉滉、瀬古歩夢、伊藤洋輝が並んだ。 ボランチは遠藤航と守田英正となり、右ウイングバックに堂安律、左に三笘薫が入り、シャドーは久保建英と南野拓実。1トップは上田綺世となった。 なお、DF長友佑都、DF関根大輝、MF藤田譲瑠チマ、FW古橋亨梧がベンチ外となっている。 バーレーン戦はこの後19時35分キックオフ。テレビ朝日系列で地上波生中継、『DAZN』でもライブ配信される。 <h3>◆日本代表スタメン</h3> GK 鈴木彩艶(パルマ) DF 板倉滉(ボルシアMG) 伊藤洋輝(バイエルン) 瀬古歩夢(グラスホッパー) MF 遠藤航(リバプール) 南野拓実(モナコ) 守田英正(スポルティングCP) 三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン) 堂安律(フライブルク) 久保建英(レアル・ソシエダ) FW 上田綺世(フェイエノールト) <h3>◆ベンチ入りメンバー</h3> GK 大迫敬介(サンフレッチェ広島) 谷晃生(FC町田ゼルビア) DF 菅原由勢(サウサンプトン) 高井幸大(川崎フロンターレ) 中山雄太(FC町田ゼルビア) MF 鎌田大地(クリスタル・パレス) 旗手怜央(セルティック) 伊東純也(スタッド・ランス) 田中碧(リーズ・ユナイテッド) FW 前田大然(セルティック) 中村敬斗(スタッド・ランス) 町野修斗(ホルシュタイン・キール) <h3>◆メンバー外</h3> 長友佑都(FC東京) 関根大輝(スタッド・ランス) 藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン) 古橋亨梧(スタッド・レンヌ) 2025.03.20 18:53 Thu3
日本代表スタメン発表! ターンオーバーで中国戦は5名変更、伊東純也&中村敬斗のランスコンビや久保建英がスタメン【2026W杯アジア最終予選】
19日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第6節の中国代表戦に臨む日本代表のスターティングメンバーが発表された。 ここまで5試合を戦い、4勝1分けの無敗で首位を独走している日本。15日にはアウェイでインドネシア代表と対戦し、0-4で勝利を収めていた。 中国戦に勝利すれば、3月にもW杯出場が決まる可能性がある日本。ホームでは7-0と圧勝を収めていた中、森保一監督はインドネシア戦から5名を変更しターンオーバーを敢行してきた。 中国戦で新たに起用された5名は、DF瀬古歩夢(グラスホッパー)、MF田中碧(リーズ・ユナイテッド)、MF伊東純也(スタッド・ランス)、MF久保建英(レアル・ソシエダ)、MF中村敬斗(スタッド・ランス)となった。 また、ベンチ外はインドネシア戦と同様。DF長友佑都(FC東京)、DF関根大輝(柏レイソル)、DF高井幸大(川崎フロンターレ)、MF藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)となった。 中国戦はこの後21時キックオフ。『DAZN』で独占配信される。 <h3>◆日本代表スタメン</h3> GK 鈴木彩艶(パルマ) DF 板倉滉(ボルシアMG) 町田浩樹(ユニオン・サン=ジロワーズ) 瀬古歩夢(グラスホッパー) MF 遠藤航(リバプール) 南野拓実(モナコ) 中村敬斗(スタッド・ランス) 伊東純也(スタッド・ランス) 田中碧(リーズ・ユナイテッド) 久保建英(レアル・ソシエダ) FW 小川航基(NECナイメヘン) <h3>◆ベンチ入りメンバー</h3> GK 大迫敬介(サンフレッチェ広島) 谷晃生(FC町田ゼルビア) DF 菅原由勢(サウサンプトン) 橋岡大樹(ルートン・タウン) MF 守田英正(スポルティングCP) 三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン) 堂安律(フライブルク) 前田大然(セルティック) 鎌田大地(クリスタル・パレス) 旗手怜央(セルティック) FW 古橋亨梧(セルティック) 大橋祐紀(ブラックバーン) <h3>◆メンバー外</h3> 長友佑都(FC東京) 関根大輝(柏レイソル) 高井幸大(川崎フロンターレ) 藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン) 2024.11.19 19:49 Tue4
W杯優勝に向けて強化がスタート! 日本代表が10月、11月にキリンチャレンジカップを開催… 大阪、愛知、東京で開催
日本サッカー協会(JFA)は21日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)の出場を決めた日本代表が、10月、11月とキリンチャレンジカップ2025で4試合を戦うことを発表した。 20日、北中米W杯アジア最終予選を戦った日本。埼玉スタジアム2002でバーレーン代表と対戦し、鎌田大地、久保建英のゴールで2-0で勝利を収め、8大会連続8度目のW杯出場が決定。3試合を残しての決定は史上最速であり、開催国以外では世界最速での出場決定となった。 3月にはサウジアラビア代表との試合が25日に残り、6月にもオーストラリア代表、インドネシア代表との戦いが残っている中、W杯優勝を目指すチームの強化試合がスタートする。 10月には10日(金)にパナソニック スタジアム 吹田で、14日(火)に東京スタジアムで試合。11月には14日(金)に豊田スタジアムで、18日(火)には国立競技場で試合を行う。 なお、対戦相手やキックオフ時間、テレビ放送などは全て未定となっている。 ただ、ヨーロッパのW杯予選は10月、11月に2試合ずつが行われるために対戦はなく、アフリカ予選も10月、11月に実施のために難しい状況。一方で、南米予選は9月で終了し、予選のないアメリカ代表、カナダ代表、メキシコ代表も対戦相手の候補となりそうだ。 2025.03.21 15:10 Fri5